( 9/29 項目中でダミーフォルダの作成法としてのフォルダ名称の一部を誤って "Graphics Innoculator" と記述していた. "Graphics Accelerator" が正しい.文脈からお気づきになられた方がほとんどだと思うが,私の誤記述を信じられた方は訂正いただきたい)
[ 98/9/29]
●重要:ウイルス(トロイの木馬)警告: Graphics Accelerator
Info-Mac の gst/grf/ に一時的にウイルスが書き込まれた.現在削除されているが,ミラーには残っている可能性がある. Graphics Accelerator を見つけても入手してはならない.
Info-Mac には次の
記録があり,書き込まれたことを示している.
-
Abstracts from files in info-mac/gst/grf as of Sun 27 Sep 1998
#### BINHEX graphics-accelerator.hqx ****
From: geronymakis@ath.forthnet.gr
Subject: Graphics Accelerator.sit.hqx
Enclosed you will find my custom Graphics Accelerator that helps PPC
macs speed graphics programs up that use 68k code. It uses a custom
blitting subroutine, and it should work on PPC apps as well.
Please include it in your Graphics/Utilities directory.
Thank you very much,
--
AVRANTINHS TASOS
Graphics Accelerator は機能拡張として読み込まれ,各アプリケーションに MDEFリソース(#128.他にも#112,#87 という情報もある) を書き込む.感染したアプリケーションではメニュー表示に障害 ( ffffff... と f が連続して表示される) が出るか,起動できなくなる.また,毎月 6 日または 12 日の午前 6 時から午前 7 時(6 時 59 分)の間に起動ディスクにあるアプリケーション以外のファイルを全て消去する.
感染したアプリケーションは機能拡張フォルダに Graphics Accelerator がない場合,新たに作成するので感染したアプリケーションのリソースを削除しない限り根絶できない.感染したアプリケーションについては同一のメニューリソースがある場合は修復が困難である.感染した場合はハードディスクを初期化し,バックアップに戻すことが確実である.
当然の事だが,現行の抗ウイルスプログラムは全て未対応である.予防法としてはダミーファイルをロックして機能拡張フォルダに入れておくことが提案されている. (ダミーファイルには文字コード001に続けて"Graphics Accelerator"をつける.フォルダでもよいという意見もある)
ウイルス警告についてはチェーンメール化しないよう,また,ネットニュースに不注意な表現で書き込まないようにご注意いただきたい.
参考:
MacNN
MacFixIt Graphics Accelerator Virus/Worm
MacInTouch "Graphics Accelerator" Virus Report
追記:
ダミーファイルにつける文字コード01は Geneva や New York、Chicago 等のフォントで□のような四角形である.( ASCII 16進数で 01の記号 )上記では機能拡張フォルダとしたが,ウイルスは "Extensions" を作成する可能性もある.これらは Rj 氏からご教示下さった.( "Extensions" は作成しないことが判明した)
この記号はウイルスが Macintosh 起動時に機能拡張の一番最初に読み込まれるようにするために使われている.
追記 2 :
Graphics Innoculator v1.0 というGraphics Accelerator 感染を予防するソフトが出た.これは機能拡張フォルダにダミーフォルダを入れる.上記のようにフォルダ名が重要であるので,インストールされたフォルダ名称を変更してはならない.試してみたが,日本語システムでは「機能拡張」フォルダにインストールされた. AppleScript なのでスクリプトを見ると,既に感染している場合 Graphics Accelerator 機能拡張を削除するように作られている.
ダミーフォルダは自分でも作ることができる.追記のようにすればいいわけだが,ワープロなどを開いて Geneva を指定して Control + A で ASCII 01 の記号を入力して"Graphics Accelerator" と続ける.(入力できない場合,キー配列を使えばよい)その文字列をコピーして新規作成したフォルダ名称にコピーする.日本語システムでは Osaka なので最初の四角形は表示されなくなる.このフォルダを ResEdit でロックして機能拡張フォルダに入れておけばよい.(一時フォルダ名称を間違えて記述していた.また,「情報を見る」ではロックできない)
Graphics Accelerator は機能拡張フォルダに巣くうなど, AutoStart に似た性質を持っている. AutoStart は Photoshop や Illustrator などの機能拡張フォルダにも複製を作成した.
このウイルスにネットワークや媒体間で感染する性質があるかどうかはまだ判らない.トロイの木馬であるとすれば,そのような性質はないはずでそれほど感染力は強くないだろうが,感染した場合はこれらの点についても確認する必要があるだろう.
追記 3 :
AntiGax という感染したアプリケーションを探し出すユーティリティが発表された.すでに書いたように,感染アプリケーションはウイルスを除去したとしても元のように正常に動作しない場合がある.感染したアプリケーションはバックアップのものに取り替えるか,新たにインストールし直す必要がある.
念のために付け加えるが, Graphics Innoculator はあくまで「 感染を予防する」ものであって,感染を修復するものではない.私の上記 Graphics Innoculator についての記述を誤って理解している方が多数おられるようだ.
● Outlook Express 4.01:メールの消失
Macintosh 用 Outlook Express 4.01でメールが消失する事が起きている. Microsoft では問題を修正した
Outlook Express 4.02を配布している.なお,バッファオーバーフローセキュリティ問題についても 4.02 で解消しているとしている.
● Zip :死のクリック: Iomega の無償修理
Zip ドライブについて死のクリックと呼ばれた現象が出たドライブを無償修理すると Iomega が発表している.米国では最近 Iomega がこの問題について訴えられた.国内では日本アイオメガで受け付ける.日本アイオメガでは製品の 0.5 パーセントに発生するという見解のようだ.
参考:
98/2/14 項目「 Zip :「死のクリック」他 98/2/20,98/2/23,98/3/4 各項目
Iomega の発表
日本アイオメガ
● Mac OS 7.6.1:新しい障害報告
Apple は Tech Info Library に
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information を追加した.これには Mac OS 7.6.1 で生じる様々な障害が初めて記されている.以下の各項目で紹介する.
● Mac OS 7.6.1 : 機能拡張マネージャが必要なものを外してしまう
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
Mac OS 7.6.1 の機能拡張マネージャで「 Mac OS 7.6.1 基本」あるいは「 Mac OS 7.6.1 すべて」を選択すると "Printing Lib" ( TIL の記載 機能拡張フォルダには "PrintingLib" がある) が外されてしまう.そのためプリントできない.また,「モニタ」も外してしまう.
これらが使用されるためには手動でチェックを入れる.
● Mac OS 7.6.1 : 赤外線コントロールパネルで -192 エラー
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
Mac OS 7.6.1 で赤外線機能のないコンピュータで赤外線コントロールパネルを選択すると,本来はそのコンピュータは赤外線通信に未対応であると表示されるところを, -192 エラーが発生する.
● Mac OS 7.6.1 : 3400 と Open Transport 1.1.2 の非互換でクラッシュ
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
PowerBook 3400 で Open Transport 1.1.2 使用時に AppleTalk から IrDA と LacalTalk を切り替えるとクラッシュする.回避法は 7.6.1 アップデート時に事前に Open Transport 1.1.2 をインストールし,その後で 7.6.1 にアップデートするとある.
常識的には Open Transport のそれ以上のバージョンをインストールすることでも回避できるのではないかと思われるが.
● Mac OS 7.6.1 : 1400 と Newer Ether カードとの非互換
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
PowerBook 1400 で Newer Technology 社 Ethernet カードを使用する場合,
Ethernet driber 1.5 以上が必要である.1.5 より古いバージョンではクラッシュする.
● Mac OS 7.6.1 : 54xx/64xx でのプリンタ速度
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
200MHz 以下のクロックスピードの 54xx/64xx で 2次キャッシュを搭載していない場合, LocalTalk によるプリント速度に改善が見られない.回避法はまだない.( 2次キャッシュを搭載すればいい)
● Mac OS 7.6.1 : 040 マシンでの Apple TV Tuner card と Apple ビデオプレーヤ
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
040 Macintosh で Apple TV Tuner card を使用している場合, Apple ビデオプレーヤ のクローズドキャプションオプションを選択するとハングする. Apple ビデオプレーヤ 1.4 ( Mac OS 7.6 CD にある) を使用すると問題は出ない.
● Mac OS 7.6/7.6.1 : QuickTime MPEG カードと Apple ビデオプレーヤ
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
Mac OS 7.6 あるいは 7.6.1 で Apple ビデオプレーヤが QuickTime MPEG カードを認識できない.
● Mac OS 7.6.1 : 3400 に Apple ビデオプレーヤ 1.6 がインストールされない
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
PowerBook 3400 では Mac OS 7.6.1 アップデート時に Apple ビデオプレーヤ 1.6 がインストールされない. Apple FTP から入手できる.
● Mac OS 7.6.1 : 7100/80AV と Apple ビデオプレーヤ
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
7100/80AV でApple ビデオプレーヤでサウンドが消音になっているとスライダーが機能しない.消音をクリックしてApple ビデオプレーヤを終了して Macintosh を再起動することで正常になる.
● Mac OS 7.6.1 : AppleVison 1710 で ColorSync エラー
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
「ColorSync システム特性」コントロールパネルでインストールされたColorSync 特性ファイルの中から AppleVision 1710-9300を選択すると,「 ColorSync エラーのためリクエストを完了できません」と出る. AppleVision 1.5.1 をインストールすると解消する.(当初の記述を近田氏の御指摘で修正した)
● Mac OS 7.6.1 : 5500/6500 でのスピーカ
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
Mac OS 7.6.1 で 5500 と 6500 に外部スピーカを接続した後取り外すと,内蔵スピーカの音が消えたままとなる.マシンを再起動すると改善される.
● Mac OS 7.6.1 : 5500/6500 での MPEG ムービースクリーン再描画
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
Mac OS 7.6.1 で 5500 と 6500 において MPEG ムービーのウインドウが開いていると,ウインドウ内の再描画ができず白い画面となってしまう.
ATI MPEG extension 機能拡張を外すか,ムービーウインドウを操作すればよい.
● Mac OS 7.6.1 : 030/040 マシンで仮想記憶がオンにならない
TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information
16 MB 以上の実メモリを搭載した 030/040 マシンでは Mac OS 7.6.1 インストール後に仮想記憶がオンにならないとある.
これは多分インストール後だけの問題であって,コントロールパネルでオンにできないということではないものと思われる.
[ 98/9/26]
98/9/23 項目内容に関連して以下の Tips & FAQs を公開した.
「 PRAM の内容とクリア」
「 PRAM と NVRAM のクリア」
「 PowerBook の PRAM クリア]
「 PowerBook PowerManager のリセット」
「内蔵バッテリについて」
「475, 6100, 600, 400 バッテリ切れの問題」
また,前回( 98/9/14 )公開した
「1710,1710AV モニタの問題」に関連して以下の Tips & FAQs を公開した.
「モニタのトラブル」
「AV モニタのトラブル」
● PowerBook 2400, 3400, G3 : PC カードで " Card and Socket Services" エラー
PowerBook 2400, 3400, PowerBook G3 では Card & Sockets Service 3.0 を使用している.各 PC カードで独自のドライバが必要な場合そのドライバは Card & Sockets Service 3.0 に対応する必要がある.対応していない PC カードを使用すると「 カードソケットサービスがありません」というアラートが出る.
そのような未対応コンボカード(コンビネーションカード.Ethernet とモデムの両機能を使用できるなどの PC カード)ではモデムが機能しても Ethernet が使用できないというようなケースが起きる. PC カードメーカーによる最新のドライバで対応できているものを使用すること.ファームウェアアップデートが必要な場合がある.
●再起動するとサウンドの設定が元に戻る
ある日, Macintosh を起動するとサウンドの設定が異なってしまっている.例えば音が出なくなっている.モニタ&サウンドコントロールパネルを確認してみると消音にチェックが入っているのだがそのようにした憶えはないのでチェックをとっても,再起動するとまたチェックされ音が出なくなっている.
このような場合,モニタ&サウンド初期設定ファイルが損傷している可能性がある.同初期設定ファイルを捨てて再起動してみる.
上記以外の原因の場合,次のことを試みる.
-
PRAM クリア
G3 ではパーソナリティカードが確実に装着されているか確認する
システム CD-ROM から起動して同じ症状が出るか確かめる
追記:
木村氏からヘッドフォン用外部ステレオミニジャックの接点不良が原因でサウンドの消音がチェックされてしまう
症状が出ることをお知らせ下さった.
[ 98/9/23]
● G3 マシンと Apple AV モニタ:スリープ後の再起動時間
高橋氏からいただいた.氏は多くのメモリを搭載しているため,終了状態からの起動時メモリチェックに時間を要し,起動時間は長い.しかし,再起動時にそのようなことはないはずであるにもかからわず,再起動でも時間を要することがあるのに気が付かれた.
障害は PRAM クリアするとしばらく起きなくなるのであるが,使用し続けているうちにまた障害が発生するようになる.氏が探究された結果,スリープを行った後にこの障害が発生することを発見された.そのため現在はスクリーンセーバを使用している.
( MT266+メモリ544MB/Apple Color Sync Display 17inch/Mac OS 8.1J)
障害が発生した場合はコールドブートからの PRAM クリアが必要だそうだ. PRAM クリアはウォームブートとコールドブートとで機能が異なる面がある.映像関連メモリの初期化はコールドブートからの PRAM クリアでなければならないことから考えると, Apple AV モニタに関連している障害の可能性をうかがわせる.
追記:
ウォームブート(ウォームスタート)とコールドブート(コールドスタート)については過去に何度か説明しているのでトラブルニュースデータベースを検索などでお調べいただきたい.
● MS Office 98 : Word 縦書き印刷の問題
千々岩氏からいただいた. Word 98 で大きいフォント(150ポイント程度)を使用した縦書き文書を印刷するとメモリ不足,シリアルポートがふさがっているというようなアラートが出て印刷できず,さらに使用し続けていると Type 2 エラーが発生するなどシステムが不安定になる. Office 以外のアプリケーションで問題は発生しない.また,横書きでは問題ない.( Word メモリ割り当て 20MB, Color Style Writer 2500)
● MS Office 98 : 特定キーで警告音暫定回避法
あべ氏から MS Office 98 について多くの問題をお知らせいただいた.項目を分けて項目にさせていただいている.
98/9/14 項目「 MS Office 98 for Macintosh : 特定キーで警告音」に関して,この障害が発生すると, delete キーなどにも影響が及び文字の削除などもできなくなる.回避法として氏の場合は esc キーを押せば改善されるそうである.( ATOK11 )
● MS Office 98 :インライン変換できなくなる
あべ氏によれば, Word 98 で文書編集中に時々インライン変換ができなくなる.新規文書を作成するといつの間にかインライン変換ができるようになるそうだ.( ATOK11 )
● MS Office 98 :「辞書ファイルがオープンできません」
あべ氏によれば, Word 98, Excel 98 で時々日本語変換中に「辞書ファイルがオープンできません」というメッセージが表示されることがある.えんぴつメニューから辞書ファイルを指定し直そうとしても「無効な辞書セットです」というメッセージが出て指定し直すことができない.ほかのアプリケーションでは普通に日本語変換ができるので Office 98 での問題と思われる .( ATOK11 )
追記:
齋藤氏から YooEdit, MS Outlook Express, PhotoShop でも同様のメッセージが出るとお知らせ下さった.一概に MS Office 98 の問題かどうか判らない.
● MS Office 98 : アバウト表示でのディスク容量表示の問題
あべ氏は Word 98, Excel 98 ででアップルメニューからのアバウト表示「○○について」で,システム情報の中のディスク情報がディスクの容量について誤って表示されていることを発見された.( 4GB が 1.9GB と表示されるそうである)
● MS Office 98 : Excel 98 : Win 版 Excel 97 読み込みフリーズ(継続)
あべ氏から
98/9/7 項目「 MS Office 98 : Excel 98 : Win 版 Excel 97 読み込みフリーズ」に関して,この問題は特定の文字が含まれるワークシートを開こうとすると発生するとお知らせいただいている.
氏の場合, Windows NT サーバ上のワークシートの中に「 ¥ 」があると起こる.しかし,この「 ¥ 」マークは同じサーバ上のワークシートとのリンクで使用する記号のため,ほかの文字に置き換えることはできない.このため,開くことはできても編集は一切できない.
● MS Office 98 : インライン追加機能拡張の必要
村本氏からお知らせいただいた.
「 インライン追加機能」機能拡張がシステムにない場合に Excel 98 で日本語が文字化けする.Excel 98 のみで発生し, PowerPoint 98 および, Word 98 では発生しない.
インライン関連機能拡張類はいくつかのコンフリクトの一方の原因となっているのでアプリケーションなどの使用の必要性から外している方もいるかと思われる.
● MS Office 98 : PowerPoint 98
山本氏からお知らせいただいた. PowerPoint98で −(マイナス記号,シフトJISコード817C),特殊記号 8840,8841 などが正常に入力されない.これらの文字を入力すると勝手に Times フォントに切り替わって下線が入力される.旧バージョンの PowerPoint から新バージョンの PowerPoint 98 にファイルを読み込んだ場合も,正常に読み込まれない.
マイクロソフトのサポートに連絡したところ,マイクロソフト側でもこの症状を確認した.現状では Word 98 で文章を作成して PowerPoint に貼りつけてほしいと回答されたそうである. PowerPoint単独で使用する場合での回避策はないとのこと.
● iMac のアップデータ 2種について
「
iMac Update 1.0日本語版」(
iMac Update 1.0 )
Apple は iMac に標準装備されている Apple USB keyboard と Apple USB mouse 以外の USB 機器を接続する場合に iMac Update 1.0 が必要であるとしているが,最新の情報では Apple USB keyboard でも問題が発生するので,全ての iMac にはこのアップデータが必要ということになるかもしれない. Apple USB keyboard ではスペースキーが認識されないことがあるという.
「
iMac CD Update 1.0 」
9/14 項目にすぐ追記したのであるが,見落とした人がいるかも知れないので追記内容を再掲する.
-
必ずしも効果があるとは限らないようだ.中仙道氏によれば改善は見られない.また, CD-ROM のランプがつかなくなる.
Apple は以下の TIL を公開した.本アップデートアプリケーション動作中に iMac が不用意に停止させられた場合, CD-ROM ドライブに障害が発生するという警告が書かれている.
TIL: 26115 : iMac CD Firmware Update 1.0
本アップデータインストール後 CD-ROM が認識できなくなるという報告がいくつかある. Apple はそのような場合, CD-ROM 関連機能拡張類がオフになっていないか確かめ,システム CD-ROM から起動するか確かめると言っている.もし,システム CD から起動する場合はシステム上の障害であるので,システム CD-ROM から CD-ROM 関連の機能拡張類をカスタムインストールする.
ファームウェアアップデートは周辺機器のチップ内のプログラムを書き換えるものである. Macintosh のシステム上でソフトウェア的な修正を行うものと異なり,いったん書き換えたものを元に戻すには別のプログラムが必要である.従って,ファームウェア書き換えで問題が発生してもおいそれとは元に戻せない.本アップデータについては CD-ROM で顕著な問題が発生していない場合に用いる必要性はあまりない.
●未確認ウイルス情報: Screen Killer
匿名氏から情報をいただいている.情報をご提供下さった方もデマウイルスの可能性をご指摘であり,未確認である.デマウイルスであるとしても,デマウイルスの警報としてそれなりに項目にする意義があるため掲載した.
-
・ウィルス名: Screen Killer
・主な特徴 :画像ファイルにとりつき,この画像をレナトス(大日本スクリーン社製)の切り抜きソフト「ピクチャーシルエッタ」で開くと,レナトス自身がシステムダウン,またはシステム自体の破壊を受ける.
・感染経路 : Macintosh 上で, Photoshop 画像保存の際に,画像自体に感染.レナトスの「ピクチャーシルエッタ」で開くことにより発病.
情報をご提供下さった方は大日本スクリーンに問い合わせたが,大日本スクリーンでは知らないとの回答であった.
私としてはいくつかの点で懐疑的にならざるを得ない.画像ファイルにとりつくという点だが,単なる画像ファイルがウイルスとなる可能性は極めて低い.また,ウイルス名称についてどうも怪しい.通常ウイルス名称はウイルスのプログラム的な特徴や症状を示すものがほとんどであり,このようにセンセーショナルな語が使われる例をあまり知らないからである.また, AutoStart によって DTP 関連業者に甚大な被害が発生しているこの時期を考えあわせると,同時期に同じような分野をターゲットとしたウイルスが出現する確率も低いと言わざるを得ない.私はレナトスのシステムがどのようなものかよく知らないのでこれ以上は書けないが,発症の仕方についても疑問を感じる.
[ 98/9/21]
● iMac : モニタにうすい水平線
1024×768 の解像度にした場合,うすい水平線が画面に現れ,上から下に動く現象が複数のユーザから報告されている. Apple では問題を調査中である.
追記:
私の記載事項は米国の関係者から入手した情報であるが,
いとう氏から氏の iMac でも発生するとお知らせいただいた.国内版でも発生するようだ.氏の場合,電源投入後, 10-20 分程度で発生し,その後 10 分程度上下し(スクロール速度は早くなったり遅くなったりする)その後消滅する.
● iMac : Apple Remote Access 3.0 の基本問題
米国の MacInTouch や MacFixIt といったサイトで最近 iMac に AppleTalk エラーが発生することが話題になっている.米国で iMac 発売と同時にユーザに起きていたことであり,私は把握していたのであるが, iMac の問題としてここで取り上げることはしていなかった.
iMac でネットワークに接続し AppleTalk を使用していると,接続が中断されたり,接続できなかったりすることが起きる.この問題は実は iMac 固有の問題ではなく, Apple Remote Access 3.0 以降の問題なのである.これまでも本ページでこの問題を指摘していることもあり, iMac の問題としては取り上げなかった.
過去に私は ARA と PPP が Mac OS 8.5 で統合されると聞いて危惧を感じていた.(
98/5/9項目) iMac ではそれが先取りされた形になっているのではなかろうか. Apple からはこの問題が解決されたというアナウンスはまだないままであり,このままでは ARA と PPP が統合される Mac OS 8.5 で困難な問題となることが予想される.
参考:
98/4/21項目「 Apple Remote Access 3.0 の問題」
98/5/9項目「 Apple Remote Access 3.0 の問題」
98/5/29項目「PowerBook 2400:PC カードで Ethernet 接続を維持できない」
● PowerBook :パスワード保護
PowerBook のパスワード保護はハードディスクのドライバレベルに書かれている.サービスプロバイダはこれを回避する方法を知っているそうだ.
● PowerBook G3 Series :温度センサーと温度表示ユーティリティ
PowerBook で発熱に関連するパーツは,バッテリ, PC カード,モデム,ハードディスク,プロセッサである. PowerBook G3 Series の温度センサーはたくさん装備されていて CPU だけではない.ファンの回転開始はこれらによっているのであり, CPU の温度センサーのみを参照しているわけではない.
バッテリは通常充電中温度が高くなる.従って AC アダブタ使用時の方が PowerBook の温度は上昇する. AC アダブタを接続するとすぐ温度が上昇する.そこで, Apple は TIL などで AC アダブタ使用中にメインバッテリを取り外すと若干であるが温度上昇の要因をひとつ取り除くことになるとしているが,実際どの程度の効果があるのか私には分からない.
これまで知られている PowerBook G3 Series の内部温度を表示するユーティリティは CPU 温度センサーをモニタしている.他のセンサーを用いるものはまだない.
● Apple のブラウザトラブルシューティング
TIL: 22019 : Troubleshooting Internet Connections
Tech Info Library にインターネット接続のトラブル回避法が発表されたので紹介する.ただし,特に新しいことは何もない.ほとんどがこれまで本ページで述べられていることである.
-
インターネットをブラウズしているとクラッシュしたりハングするときに以下のことを試みる.ただし,使用コンピュータ,サードパーティソフトウェア,モデム,モデムスクリプト,加入電話回線とインターネットサービスプロバイダといった要因が絡んでいるために解決は容易ではない.ことにユーザの管理できない問題(電話回線の不良,プロバイダ使用機器との相性,プロバイダの使用しているソフトウェアによる TCP/IP パケットの破損)がある場合はなおさらである.
・クリーンインストールされた, System 7.5.5, 7.6 またはそれ以降を使用し, Open Transport 1.1.1 か 1.1.2 を用いる.
・インターネット接続以外でもシステムに問題が起きる場合は通常のトラブルシュートを行う.
・クラッシュした場合,ファイルが損傷する可能性のある Netscape 初期設定フォルダ内のキャッシュフォルダと "Global History" ファイルを削除する.
・プラグインの数を制限し,ベータ版,アルファ版はどんなものでも使わない.
・可能ならプロバイダが使用しているソフトウェアを調べる.
・プロバイダのインターネット接続を調べる.
・プロバイダを変更する.
・ Navigator の初期設定で同時接続を 4 ,バッファを 32KB とし,キャッシュを 5MB以上に設定しない.
・電話回線をチェックし,別のモデムを使ってみる.
ブラウザは Netscape のことしか書かれていない.
● TIP :デスクトッププリンタがじゃま
デスクトッププリンタはデスクトップが乱雑になるので表示しないようにしたい場合がある.いくつもプリンタを使い分ける場合はなおさらだ.このような場合はアップルメニュー内などに移動させればよい.フォルダを作ってそこにまとめることもよい.ランチャーを使用している場合,ランチャー項目に移動させるか登録することもできる.
プリントすることがほとんどなくデスクトッププリンタそのものの必要がないのであれば,機能拡張マネージャでデスクトッププリンタ関連機能拡張類(デスクトップ・プリントモニタ,デスクトップ・プリンタ・スプーラ)を外して再起動してからデスクトップにある×印のついたデスクトッププリンタをゴミ箱に捨てればいいのであるが,もっと簡単な方法がある.
機能拡張フォルダにある該当するプリンタドライバをシステムフォルダの外(例えばデスクトップ)にいったん移動させればよい.再起動の必要はない.
[その他]
USB
Apple Mecanique: Macintosh News Navigator で MacSurfer の場所に登録した.
[ 98/9/19]
● AutoStart : Vimage Vpower 4400 G3/240 汚染
MacInTouch は Vimage Vpower 4400 G3/240 インストールディスクのごく初期のものが AutoStart に汚染されていたという Vimage 社からの話を載せている. Vimage によれば,迅速完全に対応できていて現在のものは全く安全であるという.
●
iMac サポートページ
iMac Tech Info Library 日本語版がある.
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USB(Universal Serial Bus)について
iMac : CD-ROM ディスクのセットと取り出し
iMac : メモリの増設(1/2)
iMac : メモリの増設(2/2)
Ethernet による2台のコンピュータ間の情報交換
10/100Base-T Ethernetネットワークへの接続
インターネット接続に必要な設定
● Anarchie Pro 3.0 : 拡張子についてのアラート
田中(淳)氏からお知らせいただいた.
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先日一旦 Internet Preferences を捨ててからIEを立ち上げて Internet Preferences を作らせて再設定したりしました.すると, Anarchie Pro を立ち上げると拡張子が違う,と言う内容のアラートが出ました.英語のため,意味が良く判らず Internet Config から Internet Preferences を作らせて再設定したところアラートも出なくなりました.
Anarchie Pro3.0 は Internet Configure (インターネット設定)に優先して動作する.この機能に関わって何らかのエラーが発生したのだろうか.アラートの「拡張子云々」については別に思い当たることがある.
Mac OS 8.5 ではあまり取り上げられていないところで重要な変更が行われている.日本語フォント関連など実際の使用にどの程度の支障があるのかないのか心配なところである.また, Finder フラッグに関して変更がある. icon badge と custom routing という二つの属性が追加される.
icon badge は AutoDoubler を使っていた方ならおなじみの機能で(圧縮されたファイルにはオリジナルのアイコンに DD という印がついた)アイコンに印(バッジ)を付加することができるようになる. Custom Routing は例えばコントロールパネルをシステムフォルダにドラッグ&ドロップするとコントロールパネルフォルダに自動的に振り分けられて収まるように,ファイルのルート処理を可能にする.
このファイルフォーマットの変更はインターネット上でのファイル転送に影響を与える.現在のデコードツールはこの二つの新フラッグに対応していないため,新しいフラッグは無視されてしまう. この新しいフラッグに対応するということはインターネットを利用してファイルを入手するユーザにかなりの変更を求めることになる. BinHex と MacBinary II ではこれらの新ファイルに対応できないと言えば重要性にお気づきになると思う.
さて,そのためインターネットでファイル転送をするプログラムは対応フォーマットである MacBinary III 対応となるべくアップデートする必要があるのだが, Anarchie Pro は当然その必要があるアプリケーションである. Anarchie Pro について私はよく知らないのだが,もし, 8.5 対応バージョンなどということであれば,今回の田中氏の情報にある Anarchie Pro が出すアラートの拡張子云々はこのことと関連しているかも知れない.
● PowerBook G3 Series : TIL FAQ
Tech Info Library の一連の PowerBook G3 Series FAQ が更新,追加されている.回答の方だけ簡単に紹介する.詳しい内容はオリジナルを参照してもらいたい.(私が最初に見たときに新しく公開されたのは一つだけだったので紹介し始めたのだが,後から後から更新分が追加されてきて私は大変なことになった)
この中では「 Apple は小型軽量の PowerBook の生産可能性を調査 (explore) し続けるだろう」という部分があって私には最も注目される.これは最近までの Apple トップ陣が表明していた見解とは異なるものである.
他には,システムバスクロックをダウングレードした理由,当初バックサイド 2次キャッシュを搭載しない機種があった理由と今回搭載した理由, Apple ロゴ(マーク)が逆さについている理由,パームレストが広い理由,蓋を閉めたまま起動できなくなった理由,解像度変更が液晶モニタで可能な仕組み,ミュートボタンが与える影響, Virtual PC のパフォーマンス, G3 に適したアプリケーションといった項目がある. また Pentium ノートのみならず, PowerBook 3400 との比較が随所に見られる.
回答内容としては,発熱問題はないと明言しているし,ファンは滅多に回転しないなどとも言っている点など,どうも多くのユーザとは異なる認識もあるようだ.ただし, Apple サポートが言っていることは熱暴走はないという事なのである.それに対してユーザは温度上昇それ自体を理由もなく不安に感じて問題にしていると私には思える.(最近は iMac ユーザからサポートに発熱に関しての問い合わせがよく入って来だしたようだ)実際に熱暴走の報告はまだ私は聞いていないのでこの点ではサポートの言っていることが正しい.(ファンはよく回転するようだ)
しかし,熱の問題はコンピュータでは一般的,切実な問題で,各パーツの耐用年数やエラー出現率に大変大きく影響する.従って,暴走がなければ問題がないという見地をそのまま鵜呑みにすることには賛成しかねる.
他では, PCMCIA カード互換の書き方は将来的なこの種のカードのサポートに不安を感じさせた. G3 に適したアプリケーションの説明は浮動小数点演算を多用するアプリケーションの実行に課題があること,つまり, Apple の最新ハイエンドマシンの欠如を自ら認めるようなものだ.
もっとも, TIL は私の印象では, Apple Support の数人で日々のサポートの中から特に必要があると感じたものを毎日適宜作成しているようなのだ.(彼らは信じられないような仕事量をこなしていると私には思える)従って,これらは Apple トップ陣の見解とは異なり,ユーザと身近に接する社員の素直な感想が出ている部分なのだろうとも思えた.従って,最初に述べた小型ノートの開発検討は実際に担当者あるいはプロジェクトが社内に存在するのにトップが異なった回答を述べているものと私には読みとれた.
「一般」
TIL: 24608 : PowerBook G3 Series: General FAQ -
1. PowerBook G3 Series は大多数の Apple の顧客のニーズに応えた. Apple は小型軽量の PowerBook の生産可能性を調査し続けている.
2.バックサイドキャッシュは対プロセッサ比 2:1 である.233 MHzのプロセッサでのキャッシュスピードは 117MHz, 300 MHzのプロセッサでは 150 MHz である.
3. 1 次キャッシュは 64k で Pentium, Pentium II の 2 倍ある.
4.拡張ベイ用記憶メディアは全てホットスワップ(システム稼働中の交換)できる. CD-ROM , DVD-ROM , Zip ,フロッピーのような記憶メディアを交換するためにシステム終了したり,スリープする必要はないが,交換時にはアンマウントしておかなければならない.
5.拡張ベイに使用できるモジュールは, VST Technologies の Zip がある.http://www.apple.com/powerbook/accessories/other.htmlを参照せよ.
6. 5300, 1400, 3400 シリーズおよび最初の PowerBook G3 の拡張ベイモジュールは適合しない.
7.カードとしては 100BASE-T Ethernet, 複数モニタ用 IXMICRO Road Rocket , ビデオ入出力用ズームビデオカードが使用できる.上記 URL を参照のこと.
8. PCMCIA PCカードを使用できる.
9.ズームビデオカードは下スロットだけで利用できる.
10.品質確保について Apple は全デザイン過程で品質チェックしている.また,ユーザからのフィードバックを用いている.(CQF)試作品の事前評価がハードウェア,ソフトウェア,デザインに関して行われ,製品改良が行われている.また,出荷前の品質評価ボードがある.
11.Virtual PC を使った最初のテストで低速の Pentium プロセッサ使用ノートのレベルのパフォーマンスがあると判った.多くのユーザがパフォーマンスに非常に満足している.
12.付属ケーブル:
10BASE-T, モジュラーケーブル, VGA 用 Macintosh コネクタ, S-video ( 14.1インチ)
「バッテリ」
TIL: 24610 : PowerBook G3 Series: Battery FAQ -
1.システム終了時あるいはスリープ時のバッテリ充電時間= 2 時間
一つのバッテリだけを充電できる.
2.スリープモード時のバッテリ交換に許容される時間= 2 分
3.バッテリ持続時間=最高 3時間半
(プロセッサ・サイクリングオンおよび,いくつかの基本的な電力保存機能を使用してのバッテリ 1 個での持続時間. 2 個で最高 7 時間)
4.リチウムバッテリ電力=49W
5. バッテリ製造メーカー名は明かせないが,リチウムイオンバッテリのキーメーカーである.
6.スリープ中にバッテリ充電はできる. 2 時間必要.
7.バッテリ横のライトはバッテリチャージインジケータである.ライト横のボタンによってバッテリ残量を知ることができる.各インジケータは 1/4 量を示す. AC アダブタ使用中には充電量を知らせるため明るく発光する.
8. PowerBook 3400 の電源アダブタを用いて G3 Series を使用したり,バッテリ充電することができる.充電時間はシステム稼働中かどうかに左右される.
9. PowerBook Duo とコネクタは共通で, G3 Series に電源アダブタを使用できるが,強力ではないのでバッテリ充電には長時間必要.このアダブタの使用は推奨できない.
10.ホットスワップ( PowerBook 使用中のバッテリ交換)は AC アダブタまたはバッテリを 2個使用中であれば可能である.バッテリを 1 個だけ使用している場合はスリープかシステム終了時に交換しなければならない.現在使用中の電源を取り外すとシステムはクラッシュする.
「機能,仕様,性能」
TIL: 24611 : PowerBook G3 Series: Features, Configurations, Performance FAQ-
1.98/9/1 発表 PowerBook G3 Series 製品の概略
2.新仕様の概略
3. 98/5/1 発表製品は 9/1 発表製品によって置き換えられる. 12 インチ STN パッシブマトリックス仕様 PowerBook G3 は 1,999.ドルからとなる.
4. 12 インチ STN モデルに変化はなく,新しい機能は 14 インチモデルだけに付随する.
5. 5 月発売モデルの 83MHz システムバスが 66MHzになったのは,プロセッサクロックと 2次キャッシュの増加の方がシステムバス低下を上回る顕著な効果があると社内テストで判明したからである.例えば, 150MHz バックサイド 2次キャッシュの 300MHz PowerPC G3 は,146MHz バックサイド 2次キャッシュの 292MHz 300MHz PowerPC G3 に勝るテスト結果が出る.これはアプリケーションとサブシステムベンチマークの両方のテストで確認された.
6. バックサイド 2次キャッシュを搭載してないモデルがあるのは,PowerPC G3 シリーズが 2次キャッシュの有無に関わらず非常に速いことが判ったからである. 2次キャッシュなしの 233MHz PowerPC G3 は PowerBook 3400/240 より 30 パーセント高速だった.最初に PowerBook G3 Series を公表した以降の進展によって低コストの 2次キャッシュを使えるようになって,現在全ての仕様に使用されている.
7.画像解像度が 1024×768画素 (XGA) に加えて新たに 800 x 600 画素 (SVGA) と 640 x 480 画素 (VGA) が使えるようになり,よりスクリーン上のアイテムを大きく表示し読み易くできる.この機構は ATI Rage LT Pro ビデオコントローラによるものなので,それまでの機種をソフトウェアアップグレードすることはできない.
8. LCD ディスプレイは個々の液晶のドット数に依存し固定解像度であったが,今回 PowerBook では 1024×768画素を拡大して 800 x 600 と 640 x 480 表示を実現した.新しい大きい画像は固定の液晶画素に再配置される.この再配置された画像は画像補間とアンチエイリアス処理が行われている.そのため,元々の解像度ほど鮮明ではない
9.スクリーン解像度はハードウェアとソフトウェアの両方が相まって実現する.別のスクリーン解像度をさらに設定することはできない.
10.既存の PowerBook G3 Series ( 98/5 発売モデル)のプロセッサ,ビデオのアップグレードは現時点ではアナウンスしていない.
11. PowerBook G3 Series に発熱問題はない.高性能,大容量の今日的なノートはどれも発熱する. 社内のテストでは PowerBook は多くの Pentium II ノートより温度は低かった.
12.フロッピードライブは我々の調査では市場が急速に減退している.新しいリムーバブルメディアのスタンダードとファイルサイズの増加がこの変化を促している.ユーザは様々(省略)なホットスワップ可能モデュールを選択することもできるし,購入しないこともできる.
13. PowerBook G3 Series は依然として世界最速のノートである. 233 MHz の PowerPC G3 のプロセッサは Pentium II 300-MHz プロセッサ搭載の最も速いモバイルコンピュータを BYTEmark 整数インデックスで凌駕する.
14. Apple Store での BTO カスタマイズ( RAM ,プロセッサ,ハードディスク他)は 98/10 から可能である.
15.優れた整数計算能力を擁する PowerPC G3 プロセッサは, Photoshop や Microsoft Office のようなアプリケーションの実行に向いている.
「メモリ」
TIL: 24612 : PowerBook G3 Series: Memory FAQ-
1.メモリ増設は可能である.二つのスロットのうち底面側は工場出荷時に 32-64 MB メモリが装着されている.上面スロットをユーザに使用できるようにしている.
2.システムは標準 64 メガビットベース SO-DIMM を使用すれば, 192 MB までをサポートしている.
3.メモリメーカーが対応していると発表していないメモリの使用は推奨できない.
4.最初の PowerBook G3 のメモリを PowerBook G3 Series に使用することはできない.
「デザイン」
TIL: 24613 : PowerBook G3 Series: Design Elements FAQ-
1.拡張ベイ,電源アダプタ,メモリ,ハードディスク,バッテリを共有することで低価格にするために筐体を統一している.
2. Apple は白いマークに変更した.
3.システムが閉じられている時に Apple マークがユーザに正立するように Apple マークは倒立してつけられている.ラッチの場所が直感的にユーザに分かるように配慮された設計の結果である.
4. PowerBook G3 Series にリセットボタンがないのは,キーボードでハードウェアリセットができるからである.(Shift+Control+fn+Power)
5. Kensington 盗難防止スロット( cable lock slot ) は拡張ベイを左右に配す必要からシステム後部に置いた.
6. 右側拡張ベイは CD-ROM ドライブなどの 5.25または 3.5 インチ周辺装置を利用できる.左側拡張ベイはバッテリやフロッピードライブのような 3.5 インチモジュールを利用する.このため左右の拡張ベイは異なっている.
7.ハードディスクはセキュリティとサービスのためにハードディスクケースをとめている一本のネジをゆるめることで取り外しできる.ハードディスクをとめているネジはスモールパーツの紛失防止のためである.
8.キーボードは放熱面として利用されているので,蓋をしたままシステムを駆動することは推奨できない.そのため,そのような機能は組み込まなかった.
9.重量:バッテリ×1, CD-ROM を入れた状態で
12.1 インチモデル = 3.27kg( 7.2 ポンド)
14.1 インチモデル= 3.54kg( 7.8 ポンド)
10.大きさ:
幅:12.7 インチ (32.3 cm),高さ:2.0 インチ (5.1 cm,14.1インチモデルは 5.3 cm),奥行き:10.4 イン (26.4 cm)
11.トラックパッドはタップ,ダブルタップ可能.
12. Apple マークのある上面パネルも下部パネルとも取り外しできない.
13. Apple のドッキングステーションはないが, Newer Technologies は G3 BookEndzポートリプリケータを発表した.
14.ファンを内蔵している.他にもいろいろ放熱対策を施しているので極端な温度にならない限り,ファンは回転し始めない.
15. Apple のキーボードデザインの研究の結果,パームレストを広くした.
16.入出力インターフェース:
ADB, 高速シリアルバスRS222, SCSI HDI-30, 10BASE-T RJ-45, 24bit ビデオ出力 VGA, S-ビデオ出力(14.1 インチのみ), 16bit ステレオ入出力, 電源アダブタポート, モデム RJ-11, 赤外線コネクタ 4Mbps IrDA, Type I,II,III CardBus スロット(下スロットズームビデオサポート)
「ビデオ,グラフィック,サウンド」
TIL: 24614 : PowerBook G3 Series: Video, Graphics, And Sound FAQ -
1.S-ビデオポートは PowerBook と TV のポートをケーブルで接続するだけで利用できる. TV が直接 S-ビデオポートを持たない場合, PowerBook 付属の S-video-to-composite ケーブルを利用することができる.両方がオンの状態で PowerBook のコントロールバーの解像度の項目で NTSC または PAL を選択する.
2. 14 インチ PowerBook G3 は ATI RAGE LT Pro ビデオチップが搭載され, 2D/3D グラフィックの速度が速い.
3. SGRAM は基板にハンダ付けされているのでアップグレードできない. 12 インチ STN モデルは 2MB, 14.1インチ TFT モデルは 4 MB である.
4. 12 インチ STN モデル解像度 800×600 32000色.14.1インチ TFT モデルは XGA ディスプレイで解像度 1024×768 フルカラーに対応できるが, 800× 600 または 640×480 に制限されている.
5.14.1インチ 4MB モデルは 外部 20 インチモニタで 1280×1024 32000色, 1152× 870 フルカラー表示可能.
PowerBook と外部モニタの同時表示(ミラー)には PowerBook を 14.1インチ 1024×768 ,12 インチ 800×600 表示にする必要がある.
6. ビデオ出力ポートを用いてプロジェクションが使用できる.
7. IXMICRO の Road Rocket CardBus カードを使えば複数モニタ表示が可能である.
8.モニタ製造会社は明らかにできないが,最高のメーカーのものである.
9.コントロールバーに使用中の解像度が表示されている.
10. 4 スピーカーの PowerBook 3400 に匹敵するサウンドである.
11. 3400 とは異なり,サブウーハーはない.
12.ステレオ入出力ポート(電源アダブタ横)を用いてスピーカーとマイクを使用できる.
外部音源はライン出力できれば使用できるかもしれない.オーディオ機器ライン出力からの入力にはアダブタが必要だろう.
Apple PlainTalk マイクロフォンは使用できるだろうが, Apple Omni マイクロフォンは非互換である.
13.キーボード上部のミュートボタンはライトボタンと同じように使える.
14.ミュートボタンで起動音も鳴らなくなる.
「ディスク」
TIL: 24615 : PowerBook G3 Series: DVD, CD-ROM, and Hard Drive FAQ-
1. DVD-ROM 対応機種で DVD で映画を見ることができる. PowerBook DVD-Video Kit (北米のみ販売)を購入する事も可能である.
2. DVD-ROM は第二世代であり, DVD が 1.5倍速, CD が 12倍速である.
3. PowerBook DVD-Video Kit は PowerBook G3 Series より前の PowerBook では使えない. DVD を以前の PowerBook で使用するには外付けドライブを SCSI 接続し, Mac OS 8 が必要.
4. DVD-ROM で CD を使用できる.
5. CD-ROM ドライブは 12 倍速である.
6. PowerBook G3 Series 拡張ベイ用 CD-ROM ドライブは他の PowerBook の拡張ベイには入らない.
7.ハードディスクのメーカー名は明かせない.
8.ハードディスクは 2, 4, 8 MB を使用している.
「通信」
TIL: 24616 : PowerBook G3 Series: Communications FAQ
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1.10BASE-T Ethernet はメインロジックボードのチップに依っている. K56flex/v.90 は別のカードである.
2.モデムメーカー名は明かせない.
3.モデムは V.90 対応であるのでアップグレードの必要はない.
4.モデムスピードは 56Kbps .データスピードは 56Kbps 以上.ファックススピードは 14.4kbps.
5. FaxソフトウェアとしてFAXstf が付いている.
6. PBX プロテクションがある.
7.内蔵モデムは携帯電話に接続できないが, CardBus 対応 PC カードモデムを購入すれば可能.
8.適当な電話線とコネクタがあれば,他の国でもモデムは動作する.
9.4 Mbps の IrDA が装備されている.
●
FaxSTF FAQ
[ 98/9/17]
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iMac Update 1.0日本語版および
iMac Modem Script 日本語版
山田氏からお知らせいただいた.
参考:
9/3 項目「 iMac Update 1.0 」
8/28 項目「 iMac :モデムでの問題: iMac v34 Only Modem Script 」
Epson プリンタアップデータ
● iMac : Timbukutu モデム初期化 AT コマンド
Timbukutu の iMac 対応 Modem Description ファイルはまだない.次の初期化コマンドを使用すればよい.
"AT&FE0Q0V1X4&C1&K3S95=1S7=75S0=0+MS=11,1¥13"
● MS Office 98: Excel 98 :インライン機能拡張がないと文字化け
三宅氏からいただいた. Mac OS のインライン機能拡張が入っていない場合, Excel 98 での文字入力が文字化けしてしまう.
●省エネルギー設定の問題:シリアルポート他の要因
Mac OS 8.x で省エネルギー設定による自動終了ができない場合がある問題について,新たな情報を得た.次の要因が関係していることがある.
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・モデムソフトウェアなどシリアルポートを使用しているアプリケーションがインストールされている場合,終了できないことがある.
・ Hard Disk ToolKit (HDT) がハードディスクドライバに使用されている.(他にもドライバとの相性の可能性)
しかし,私は上記のどちらも使用していない場合でも障害が出る例を知っているのでこれら以外でも様々な要因が絡んでいるものと思われる.
参考:
97/2/11 項目「省エネルギー設定での自動起動,終了の問題」
98/3/26項目「省エネルギー設定で設定が保存されない:回避法」
● Norton Utilities for Macintosh 4.0
米国では HFS + 対応 Norton Utilities for Macintosh 4.0 が既に発売されている.カタログでは 040/System 7.5 以上となっているが実際には PPC 専用だという話が
MacInTouch 他に載っている.
● CD-ROM が停止する理由
最近の Macintosh は CD-ROM へのアクセスが一定時間ないと, CD-ROM ドライブの回転が一時停止するようになっている.(そのためアクセス時に回転が安定するまで時間がかかり, CD-ROM 使用に支障が出る場合がある.これを改善するためにはディスクキャッシュを多く取る)
この点について Apple の関係者は回転が停止する理由を CD-ROM ドライブの耐用年数を延ばすためである言っている.
● WinGroove 問題
Macintosh とは直接関係ない.このページをご覧になっている方の中にも Win マシンを使用している方はいると思うことと, Win のみの問題だけにとどまらず,シェアウェア,インターネットのモラル等一般的な問題をはらんでいると思われるので取り上げた.
WinGroove Ver.0.9Fβ1〜Ver.0.9Fβ6 のユーザ登録を行う際,特定の不正ユーザIDと特定の不正パスワードを使用すると,ハードディスクの内容を消去する.
不正使用に対する対策として作者がソフトウェアにそのような機能を組み込んだものである.作者の説明では意図せず配布された事故としているが,それを疑う向きもある.正規ユーザであっても損害を被る可能性はある.
-
参考:
WinGroove のユーザー各位
WinGroove 問題についての作者からの説明とお詫び
ベクター掲載の WinGroove について
ウイルスではないとこれらのページでは断っているのだが,ウイルスとどちらがひどいのか私にはよく分からない.私には試験的にではあっても重大な結果を招くプログラムを意図して組み込んだ行いは信じ難いことだ.今回の問題はフリーウェア,シェアウェアの作家の名誉を著しく傷つけるものである.しかし,今回は特異なケースとして考えるべきで,多くのプログラマはこのような行為とは無関係であり,私たちは誤解を生じないようにしたい.
これらは Win の世界の話で起こるべくして起こったことであって Macintosh には関係がないという考えの方もいらっしゃるかもしれない.確かにこのようなことは Macintosh のフリーウェア,シェアウェアの文化,歴史からは考えられないことであるが,現実には Microsoft Office 98 に隠された機能(ユーザに無断で Microsoft 社にユーザが使用しているバージョン等の情報を自動的に知らせる)に類似した問題が含まれていると私には思える.このような機能はユーザの知られたくない情報を企業等が入手することを可能にするもので,実際に Panic 社の Transit FTP において,ユーザが使用しているシリアル番号を送信することが最近発見されている.(
MacInTouch は投稿情報ページを作成した)これらは私たちが慣れ親しんできた文化,価値観とは異質なものである.
しかし,これは一方でユーザ側のモラルの問題でもある.ユーザが不正使用をしなければこのような問題も起こりにくいだろう.これも Win の世界により顕著なことで Macintosh ユーザ特に日本人ユーザの登録率は比較的高いと言われているが,次のような例もある.作者の承認を得ていない,著作権に関して疑問のある行為の結果が,一般ユーザに推奨されたり雑誌付録 CD-ROM に収録されたりしていることが日本だけで見られている.これは全く改善される様子がない.作者や著作権を尊重しないこれらの事柄は,結局は使用している者も含め,多くの人々の利益にならないことなのだ.
私も,断りもなく引用先を示されないまま私がここで発表した項目や知識を見ず知らずの方が使用する例を毎日のように見ては苦笑しているし,私や私の近い者のデザインが盗用された経験もあるので,あまり多くを語らないシェアウェア作家や企業でプログラムを制作されている方々のお気持ちは理解できるように思う.(上に書かれた実例は明らかに行きすぎあるいは問題行為であり,それらに理解を示すつもりはない.また,あまりにも利潤追求に結びつける一部企業とそれに迎合するマスコミの姿勢もコンピュータの文化を衰退させるものであり,ここで書いた理解とは別の次元のものとして区別すべき性質のものである. Apple 社が今回の新製品について行った広告やそれを取り上げたメディアの記事や報道が誤解を生むような内容を含んでいる場合もあると思う. Apple が一部企業と同じような方向に進まないよう期待したい)
[ 98/9/14]
本サイト内に次のファイルを置いた.
「デスクトップピクチャ Troubles & Tips」-
ビギナー向けに新たに作成した.
・デスクトップピクチャに画像を加えたい
・デスクトップピクチャに使える画像フォーマット
・デスクトップピクチャの画像を置く場所
・デスクトップピクチャを設定したらハードディスクのマウント順が変だ
・デスクトップピクチャが元に戻ってしまう
・デスクトップピクチャコントロールパネルがコントロールパネルフォルダにないと表示される
・画像の表示が遅い
などの内容
「 1710,1710AV モニタの問題」-
これまで本ページで発表された項目を元にまとめたもの
「 FileSaver FAQ 」-
89/9/9 に掲載した項目を独立させた
●
iMac CD Update 1.0
iMac で CD-ROM ドライブの振動が大きくなり CD-ROM の読みとりが困難になるようなバランスの悪い CD-ROM に対処するファームウェア.
追記:
必ずしも効果があるとは限らないようだ.
中仙道氏によれば改善は見られない.また, CD-ROM のランプがつかなくなる.
Apple は以下の TIL を公開した.本アップデートアプリケーション動作中に iMac が不用意に停止させられた場合, CD-ROM ドライブに障害が発生するという警告が書かれている.
TIL: 26115 : iMac CD Firmware Update 1.0
追記:
直江氏からご助言をいただいたので若干項目を改めている.( 「 CD-ROM にダメージ」を「 CD-ROM ドライブに障害」と改めた)
また,直江氏によると CD-ROM のアクセスランプが点灯しなくなるといった問題も関係しているのではないかとご指摘である.
追記2:
本アップデータインストール後 CD-ROM が認識できなくなるという報告がいくつかある. Apple Support はそのような場合, CD-ROM 関連機能拡張類がオフになっていないか確かめ,システム CD-ROM から起動するか確かめると言っている.もし,システム CD から起動する場合はシステム上の障害であるので,システム CD-ROM から CD-ROM 関連の機能拡張類をカスタムインストールする.
●ファイルシンクロナイズの問題:メモリエラーの表示
千々岩氏からいただいた. G3 マシンの「ファイルシンクロナイズ」(それまでの機種ではファイルアシスタント)により HFS ボリューム同士間でファイル同期させるとエラーが起きる.
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数日前, PowerBook G3/250 を購入し,早速,これまで蓄えていた Power Mac6300/120(603e120) のデータを G3 に写し,その後, G3 とシンクロナイズしてみました.
この時,G3に標準で内蔵されている「ファイルシンクロナイズ」 というコントロールパネル(本当はアプリケーション.それまでの機種では,ファイルアシスタントというアプリケーションがついていたと思います)を使いました.
シリアルポートで,この二つの機種をつなぎ,データーを共有し,シンクロさせたのですが,「メモリが足りなくなってきた」というメッセージの後,タイプ 2 のエラーが起こり,「ファイルシンクロナイズ」は終了してしましました.(その後,システムが多少不安定になる)
いろいろとためしてみたのですが, PowerMac のデーターのある一定以上の量をペアに設定した瞬間に,「ファイルシンクロナイズ」はいかれてしまうみたいです.(その時点で,初期設定が開けなくなり,アップルメニュー
の「ファイルシンクロナイズについて・・・」の表示がおかしくなります.)つまり,メモリの不足ではないようなのです.( 80MB くらいメモリを割り当てたけれども,うまくいきませんでした)(省略)(大容量でも, PowerBook G3 の CD との間では,この問題は起こらない)
なお, HFS + へのコピーではこのような問題は発生しないそうである.しかし, HFS と HFS + に関して警告された事柄(
98/2/23 項目「注意: HFS + :ファイル同期の問題他」)があるので HFS + と HFS の間でのファイル同期は控えた方がよい.
ファイル同期で HFS + と HFS 間のコピーに問題が起きるのはファイル名を HFS + にする場合ユニコードに変換するためである.特に起動しているシステムのプライマリスクリプトに依存する場面があり,ファイルやフォルダを作成したのと同じ言語環境のシステムで起動しない場合に問題が起きる.これは US 以外の Mac OS を Shift 起動した場合でも同様の問題が発生する.
追記:
当初本項目は HFS と HFS + の間での同期でエラーが出ると記述されたが,まちがいであることが判明したので修正した.また,本問題は Apple も問題を確認している.
● MS Office 98 for Macintosh :¥とバックスラッシュ他の設定
澤田氏から半角の¥を表示しようするとバックスラッシュが表示されてしまうとお知らせいただいた.この点に関して,山田氏からツールメニュー/初期設定/の互換性の項目中のオプション欄にある「バックスラッシュを円記号に変換しない」にチェックマークを入れれば「正常に」戻ることをお教えいただいた.その他にも書式メニューのオートフォーマット項目の設定は要注意だそうだ.
山田氏によれば,MS Office は設定が共通でないと動作が全く異なってしまうので,複数のマシンを授業や講習などで使うときに指示通りの結果にならず大変だそうだ. また,MS Office 98 の今回のバージョンは Windows 的な作法,動作の印象をお持ちである.
● MS Office 98 for Macintosh : 特定キーで警告音
MS Word 98 で shift キー, controll キーなどモディファイアキーを押し続けるとビープ音がするといくつか報告されている. ATOK11 との組み合わせのみか?
追記:
警告音が発生した場合, esc キーで抜け出せる.(
9/23 項目)
●
WX3 for Mac Version 3.0.5 アップデーター
iMac のJISキーボードを正しく認識しない不具合を修正.
[ 98/9/11]
PowerBook G3 Series ( WallStreet )の K56flex モデムの V.90 へのファームウェアアップグレードが今週中に発表できるだろうと先日書いたのだが,アップデータに若干の修正が必要となったため発表は延期された.関係者の見込みでは 数週間かかるだろうとのこと.
● iMac :メモリ上限搭載についての Apple Support の見解
Apple Support は iMac に関して,搭載メモリの上限と保証制限についてコメントしている.
それによれば, Apple は iMac の SO-DIMM は 64 MB までしかテストしていないので動作保証はそれ以上はしていない.しかし,それは 64 MB 以上の SO-DIMM が動作しないことを意味するのではない. Mac OS は 256 MB 以上のメモリをサポートしていて 256 MB よりはるかに上限は高い.(秋山注 2GB だったと思う)
アップルの品質保証が筐体を開けただけで無効になると理解しているユーザもいるが,そんなことはない.アップルの品質保証はユーザによるメモリ追加でも有効である.ただし,取り付けの際のユーザのミスによる故障, Apple 社製以外の不適切なメモリが原因する故障などユーザが引き起こした故障が保証されないのは当然である.
● iMac :発熱の許容範囲
iMac のプロセッサの発熱温度は通常の G3 チップと同じと考えてよい. Motorola の公表値では 0 - 105 度 C が通常の動作範囲となる.
G3 マシンのチップには温度センサーがついているそうだ.それを利用して CPU 温度を表示するには SpeedMeter や
G3Strip を用いるようだ.( PowerBook 用 Jeremy's Temperature CSM は最初の PowerBook G3 までしか対応できていない)
● IrDA : iMac と 2400 での問題
Kawabata 氏から iMac と 2400 間の IrDA 通信の際の問題点についてお知らせいただいた.
-
「症状」
iMac と 2400/180 で赤外線利用の LAN で iMac をサーバとし 2400 でマウントした後, 2400 を赤外線到達範囲外に移動し再起動するとアイコンパレード中にフリーズ
「回避法」
マウント終了時 2400 の AppleTalk コントロールパネルから赤外線通信ポート以外を選んでおくこと.それから移動させる.
変更を忘れたためにフリーズした場合はシフトキーを押しながら起動し,機能拡張から IrLanScannerPPC, IrDALib をはずして再起動する.
IrDA については機種によって赤外線の有効範囲が広くないことがある. IrDA 接続がつながらない場合は 50cm 以内で試されたい. PowerBook 5300 などに採用された IrTalk との互換はない.また, Performa など一部機種にある赤外線受光ポートはこれらとはまったく関係ないので接続は不可能である. PC/AT 互換機との互換もない.
追記:
上杉氏は上記組み合わせ(Mac OS 8.1)で障害は発生しないそうである.
● iMac : Virtual PC と RAM Doubler のコンフリクト
MacFixIt 9/9 は上記の組み合わせで起動時にクラッシュするという投稿を紹介している.回避法は Virtual PC をいったん削除してから再インストールする.
●起動時に見たことのない画面になった: Open Firmware
TIL: 30575 : iMac: Open Firmware and Exiting to Mac OS
起動時に command+Option+O+F キーを押したままにすると Open Firmware の画面になる.例えば iMac では
-
Apple iMac Open Firmware X.XX built on XX/XX/98 at XX:XX:XX
Copyright 1994-1998 Apple Computer, Inc.
All Rights Reserved.
ok
0)
と画面に表示される.
iMac で Open Firmware から抜けるには "mac-boot" とタイプし,return キーを押す. Open Firmware はハードウェアをコントロールするクロスプラットフォームファームウェアの標準規格であり, PCI ベース Mac OS に使われている.
私の 2400/240 の場合は "boot" というコマンドで Mac OS 起動を継続する. "mac-boot" は受け付けなかった.
●よもやま:デスクトップのステレオグラム
私は 8 月のある日,気が付いた.デスクトップパターンは繰り返しだからステレオグラムになるのではないだろうか.
さっそくランダムパターン(名称「銀色」)で試して平行法で眺めたところ見事にステレオグラムとして澄みきった空間が現出した.細かいランダムパターンだけでなく繰り返しのパターンでさえあればもっと大きいものでも可能なはずだ.そこで Mac OS ロゴやらテディベアやらおなじみのパターンを次々に試していった.その結果,ほとんど全ての Mac OS 標準添付のパターンをステレオグラムとして知覚することができた.
後から判ったのであるが,きむら氏は DesktopTexture というデスクトップ・パターンを張り替えるソフトウェア(一種のフリーウェア)に付属していたパターンの一部にステレオグラムがあることを 5 年前に知っていた.それをヒントにきむら氏が作成したステレオグラムとなるデスクトップパターンが氏のページで公開されている.
-
Kimura's ppat 48
このページのパターンのうち,名称に 3D とついているものがそうである. DesktopTexture は,更新が止まってしまい, info-mac 等から削除されたため今では入手できないそうである.
既存のデスクトップパターンをステレオグラムとして眺めるのも新鮮なのでお試しいただきたい.
[ 98/9/10]
● PowerMacintosh G3:パーソナリティカードの問題
PowerMacintosh G3 でパーソナリティカードのためにモニタ出力がぼやけることがある問題(
7/15 項目参照)について,
MacInTouch に Apple がパーソナリティカードを交換しているという読者からの情報を掲載している.サービスプロバイダにユーザから連絡を取ること.
● PowerBook G3 Series のスリープ復帰後のグラフィックパフォーマンス低下(現在の状況)
標記問題(
98/ 6/20 項目参照)について,修正プログラムはできているそうだがライセンスのことがあって遅れているらしいと関係者が言っている.
● MS Office 98 と EGBRIDGE 9
澤田氏からお知らせ下さった. EGBRIDGE9 r3 の CapsLock 切り替え機能による「全角入力 ←→ 半角英数入力
」のトグルがうまく働かないという.
-
Office98をインストールして最初の,アプリケーション起動時に CD キーを入力するダイアログが表示される.このときCapsLockを切り替えて半角入力しようとしても,全角の文字が入ってしまう.その入り方は通常のローマ字変換と違い,一文字入れると自動的に確定される(例を参照).
同じ現象が, Excel 98 のマクロ実行時に表示された入力促進ダイアログ( InputBox 関数を使用)の中で,半角英数を打ち込もうと CapsLock 切り替えした時に起きた.
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(例)
入力内容:
abcdefg
ダイアログに表示される内容:
あbcでfg
この現象はいまのところ, Office 側から出すダイアログボックスにのみ確認している.通常のファイル保存用のダイアログやワークシート上のセルへの入力等では正常動作している.
(原因)
同じ環境で,ことえり2, VJE-DELTA の CapsLock 切り替えは正常に動作.たぶんに Office 製品は Apple ガイドラインに添ったプロダクトとは言い難いが,この場合は EGBRIDGE 9 r3 の方に原因があると思われる. CapsLock 切替えの振る舞いが,ことえり2, VJE-DELTA とは違う点(*1)が引っ掛かるのか? 私自身はそれほどシリアスな問題と感じていないので,エルゴにこの問題は問い合わせていない.
(対処)
command + space キーを押下して US モードに切り替える.いずれの IM も,インストール後のデフォルトでは「 CapsLock 切り替え機能を使わない」設定になっている.切り替え機能を使わないユーザーにはあまりたいした問題ではない.
(*1) たとえば,ことえり2, VJE-DELTA は変換中に CapsLock を押して入力モードを切り替えた場合「未確定文字」として半角英数が入力される.しかし, EGBRIDGE 9 r3 は CapsLock を押して入力モードを半角英数入力に切り替えて,半角英数文字を入力した場合,それまで入力していた内容が強制確定され,続いて半角英数が直接入力される.
参考:CapsLock切り替えによる半角英数入力のトグルの振る舞い
| EGBRIDGE 9 r3 |
「押したとき」に半角英数入力 |
| ことえり 2 |
「押したとき/上げたとき」のどちらかの設定を選べる |
| VJE-DELTA |
「上げたとき」に半角英数入力 |
| ATOK11 |
この機能はない(ATOK8 にはある) |