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( 9/29 項目中でダミーフォルダの作成法としてのフォルダ名称の一部を誤って "Graphics Innoculator" と記述していた. "Graphics Accelerator" が正しい.文脈からお気づきになられた方がほとんどだと思うが,私の誤記述を信じられた方は訂正いただきたい)



[ 98/9/29]


●重要:ウイルス(トロイの木馬)警告: Graphics Accelerator

Info-Mac の gst/grf/ に一時的にウイルスが書き込まれた.現在削除されているが,ミラーには残っている可能性がある. Graphics Accelerator を見つけても入手してはならない.

Info-Mac には次の記録があり,書き込まれたことを示している.

Abstracts from files in info-mac/gst/grf as of Sun 27 Sep 1998

#### BINHEX graphics-accelerator.hqx ****

From: geronymakis@ath.forthnet.gr
Subject: Graphics Accelerator.sit.hqx

Enclosed you will find my custom Graphics Accelerator that helps PPC
macs speed graphics programs up that use 68k code. It uses a custom
blitting subroutine, and it should work on PPC apps as well.
Please include it in your Graphics/Utilities directory.
Thank you very much,
-- AVRANTINHS TASOS

Graphics Accelerator は機能拡張として読み込まれ,各アプリケーションに MDEFリソース(#128.他にも#112,#87 という情報もある) を書き込む.感染したアプリケーションではメニュー表示に障害 ( ffffff... と f が連続して表示される) が出るか,起動できなくなる.また,毎月 6 日または 12 日の午前 6 時から午前 7 時(6 時 59 分)の間に起動ディスクにあるアプリケーション以外のファイルを全て消去する.

感染したアプリケーションは機能拡張フォルダに Graphics Accelerator がない場合,新たに作成するので感染したアプリケーションのリソースを削除しない限り根絶できない.感染したアプリケーションについては同一のメニューリソースがある場合は修復が困難である.感染した場合はハードディスクを初期化し,バックアップに戻すことが確実である.

当然の事だが,現行の抗ウイルスプログラムは全て未対応である.予防法としてはダミーファイルをロックして機能拡張フォルダに入れておくことが提案されている. (ダミーファイルには文字コード001に続けて"Graphics Accelerator"をつける.フォルダでもよいという意見もある)

ウイルス警告についてはチェーンメール化しないよう,また,ネットニュースに不注意な表現で書き込まないようにご注意いただきたい.

参考:

MacNN
MacFixIt Graphics Accelerator Virus/Worm
MacInTouch "Graphics Accelerator" Virus Report

追記:
ダミーファイルにつける文字コード01は Geneva や New York、Chicago 等のフォントで□のような四角形である.( ASCII 16進数で 01の記号 )上記では機能拡張フォルダとしたが,ウイルスは "Extensions" を作成する可能性もある.これらは Rj 氏からご教示下さった.( "Extensions" は作成しないことが判明した)

この記号はウイルスが Macintosh 起動時に機能拡張の一番最初に読み込まれるようにするために使われている.

追記 2 :
Graphics Innoculator v1.0 というGraphics Accelerator 感染を予防するソフトが出た.これは機能拡張フォルダにダミーフォルダを入れる.上記のようにフォルダ名が重要であるので,インストールされたフォルダ名称を変更してはならない.試してみたが,日本語システムでは「機能拡張」フォルダにインストールされた. AppleScript なのでスクリプトを見ると,既に感染している場合 Graphics Accelerator 機能拡張を削除するように作られている.

ダミーフォルダは自分でも作ることができる.追記のようにすればいいわけだが,ワープロなどを開いて Geneva を指定して Control + A で ASCII 01 の記号を入力して"Graphics Accelerator" と続ける.(入力できない場合,キー配列を使えばよい)その文字列をコピーして新規作成したフォルダ名称にコピーする.日本語システムでは Osaka なので最初の四角形は表示されなくなる.このフォルダを ResEdit でロックして機能拡張フォルダに入れておけばよい.(一時フォルダ名称を間違えて記述していた.また,「情報を見る」ではロックできない)

Graphics Accelerator は機能拡張フォルダに巣くうなど, AutoStart に似た性質を持っている. AutoStart は Photoshop や Illustrator などの機能拡張フォルダにも複製を作成した.

このウイルスにネットワークや媒体間で感染する性質があるかどうかはまだ判らない.トロイの木馬であるとすれば,そのような性質はないはずでそれほど感染力は強くないだろうが,感染した場合はこれらの点についても確認する必要があるだろう.

追記 3 :
AntiGax という感染したアプリケーションを探し出すユーティリティが発表された.すでに書いたように,感染アプリケーションはウイルスを除去したとしても元のように正常に動作しない場合がある.感染したアプリケーションはバックアップのものに取り替えるか,新たにインストールし直す必要がある.

念のために付け加えるが, Graphics Innoculator はあくまで「 感染を予防する」ものであって,感染を修復するものではない.私の上記 Graphics Innoculator についての記述を誤って理解している方が多数おられるようだ.


● Outlook Express 4.01:メールの消失

Macintosh 用 Outlook Express 4.01でメールが消失する事が起きている. Microsoft では問題を修正した Outlook Express 4.02を配布している.なお,バッファオーバーフローセキュリティ問題についても 4.02 で解消しているとしている.


● Zip :死のクリック: Iomega の無償修理

Zip ドライブについて死のクリックと呼ばれた現象が出たドライブを無償修理すると Iomega が発表している.米国では最近 Iomega がこの問題について訴えられた.国内では日本アイオメガで受け付ける.日本アイオメガでは製品の 0.5 パーセントに発生するという見解のようだ.

参考:
98/2/14 項目「 Zip :「死のクリック」他 98/2/20,98/2/23,98/3/4 各項目
Iomega の発表
日本アイオメガ



● Mac OS 7.6.1:新しい障害報告

Apple は Tech Info Library にTIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information を追加した.これには Mac OS 7.6.1 で生じる様々な障害が初めて記されている.以下の各項目で紹介する.


● Mac OS 7.6.1 : 機能拡張マネージャが必要なものを外してしまう

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

Mac OS 7.6.1 の機能拡張マネージャで「 Mac OS 7.6.1 基本」あるいは「 Mac OS 7.6.1 すべて」を選択すると "Printing Lib" ( TIL の記載 機能拡張フォルダには "PrintingLib" がある) が外されてしまう.そのためプリントできない.また,「モニタ」も外してしまう.

これらが使用されるためには手動でチェックを入れる.


● Mac OS 7.6.1 : 赤外線コントロールパネルで -192 エラー

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

Mac OS 7.6.1 で赤外線機能のないコンピュータで赤外線コントロールパネルを選択すると,本来はそのコンピュータは赤外線通信に未対応であると表示されるところを, -192 エラーが発生する.


● Mac OS 7.6.1 : 3400 と Open Transport 1.1.2 の非互換でクラッシュ

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

PowerBook 3400 で Open Transport 1.1.2 使用時に AppleTalk から IrDA と LacalTalk を切り替えるとクラッシュする.回避法は 7.6.1 アップデート時に事前に Open Transport 1.1.2 をインストールし,その後で 7.6.1 にアップデートするとある.

常識的には Open Transport のそれ以上のバージョンをインストールすることでも回避できるのではないかと思われるが.


● Mac OS 7.6.1 : 1400 と Newer Ether カードとの非互換

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

PowerBook 1400 で Newer Technology 社 Ethernet カードを使用する場合, Ethernet driber 1.5 以上が必要である.1.5 より古いバージョンではクラッシュする.


● Mac OS 7.6.1 : 54xx/64xx でのプリンタ速度

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

200MHz 以下のクロックスピードの 54xx/64xx で 2次キャッシュを搭載していない場合, LocalTalk によるプリント速度に改善が見られない.回避法はまだない.( 2次キャッシュを搭載すればいい)


● Mac OS 7.6.1 : 040 マシンでの Apple TV Tuner card と Apple ビデオプレーヤ

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

040 Macintosh で Apple TV Tuner card を使用している場合, Apple ビデオプレーヤ のクローズドキャプションオプションを選択するとハングする. Apple ビデオプレーヤ 1.4 ( Mac OS 7.6 CD にある) を使用すると問題は出ない.


● Mac OS 7.6/7.6.1 : QuickTime MPEG カードと Apple ビデオプレーヤ

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

Mac OS 7.6 あるいは 7.6.1 で Apple ビデオプレーヤが QuickTime MPEG カードを認識できない.


● Mac OS 7.6.1 : 3400 に Apple ビデオプレーヤ 1.6 がインストールされない

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

PowerBook 3400 では Mac OS 7.6.1 アップデート時に Apple ビデオプレーヤ 1.6 がインストールされない. Apple FTP から入手できる.


● Mac OS 7.6.1 : 7100/80AV と Apple ビデオプレーヤ

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

7100/80AV でApple ビデオプレーヤでサウンドが消音になっているとスライダーが機能しない.消音をクリックしてApple ビデオプレーヤを終了して Macintosh を再起動することで正常になる.


● Mac OS 7.6.1 : AppleVison 1710 で ColorSync エラー

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

「ColorSync システム特性」コントロールパネルでインストールされたColorSync 特性ファイルの中から AppleVision 1710-9300を選択すると,「 ColorSync エラーのためリクエストを完了できません」と出る. AppleVision 1.5.1 をインストールすると解消する.(当初の記述を近田氏の御指摘で修正した)


● Mac OS 7.6.1 : 5500/6500 でのスピーカ

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

Mac OS 7.6.1 で 5500 と 6500 に外部スピーカを接続した後取り外すと,内蔵スピーカの音が消えたままとなる.マシンを再起動すると改善される.


● Mac OS 7.6.1 : 5500/6500 での MPEG ムービースクリーン再描画

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

Mac OS 7.6.1 で 5500 と 6500 において MPEG ムービーのウインドウが開いていると,ウインドウ内の再描画ができず白い画面となってしまう.

ATI MPEG extension 機能拡張を外すか,ムービーウインドウを操作すればよい.


● Mac OS 7.6.1 : 030/040 マシンで仮想記憶がオンにならない

TIL: 26139 : Mac OS 7.6.1 Update: Important Information

16 MB 以上の実メモリを搭載した 030/040 マシンでは Mac OS 7.6.1 インストール後に仮想記憶がオンにならないとある.

これは多分インストール後だけの問題であって,コントロールパネルでオンにできないということではないものと思われる.



[ 98/9/26]


98/9/23 項目内容に関連して以下の Tips & FAQs を公開した.

「 PRAM の内容とクリア」

「 PRAM と NVRAM のクリア」

「 PowerBook の PRAM クリア]

「 PowerBook PowerManager のリセット」

「内蔵バッテリについて」

「475, 6100, 600, 400 バッテリ切れの問題」


また,前回( 98/9/14 )公開した「1710,1710AV モニタの問題」に関連して以下の Tips & FAQs を公開した.

「モニタのトラブル」

「AV モニタのトラブル」



● PowerBook 2400, 3400, G3 : PC カードで " Card and Socket Services" エラー

PowerBook 2400, 3400, PowerBook G3 では Card & Sockets Service 3.0 を使用している.各 PC カードで独自のドライバが必要な場合そのドライバは Card & Sockets Service 3.0 に対応する必要がある.対応していない PC カードを使用すると「 カードソケットサービスがありません」というアラートが出る.

そのような未対応コンボカード(コンビネーションカード.Ethernet とモデムの両機能を使用できるなどの PC カード)ではモデムが機能しても Ethernet が使用できないというようなケースが起きる. PC カードメーカーによる最新のドライバで対応できているものを使用すること.ファームウェアアップデートが必要な場合がある.


●再起動するとサウンドの設定が元に戻る

ある日, Macintosh を起動するとサウンドの設定が異なってしまっている.例えば音が出なくなっている.モニタ&サウンドコントロールパネルを確認してみると消音にチェックが入っているのだがそのようにした憶えはないのでチェックをとっても,再起動するとまたチェックされ音が出なくなっている.

このような場合,モニタ&サウンド初期設定ファイルが損傷している可能性がある.同初期設定ファイルを捨てて再起動してみる.

上記以外の原因の場合,次のことを試みる.

PRAM クリア

G3 ではパーソナリティカードが確実に装着されているか確認する

システム CD-ROM から起動して同じ症状が出るか確かめる

追記:
木村氏からヘッドフォン用外部ステレオミニジャックの接点不良が原因でサウンドの消音がチェックされてしまう 症状が出ることをお知らせ下さった.



[ 98/9/23]


● G3 マシンと Apple AV モニタ:スリープ後の再起動時間

高橋氏からいただいた.氏は多くのメモリを搭載しているため,終了状態からの起動時メモリチェックに時間を要し,起動時間は長い.しかし,再起動時にそのようなことはないはずであるにもかからわず,再起動でも時間を要することがあるのに気が付かれた.

障害は PRAM クリアするとしばらく起きなくなるのであるが,使用し続けているうちにまた障害が発生するようになる.氏が探究された結果,スリープを行った後にこの障害が発生することを発見された.そのため現在はスクリーンセーバを使用している.( MT266+メモリ544MB/Apple Color Sync Display 17inch/Mac OS 8.1J)

障害が発生した場合はコールドブートからの PRAM クリアが必要だそうだ. PRAM クリアはウォームブートとコールドブートとで機能が異なる面がある.映像関連メモリの初期化はコールドブートからの PRAM クリアでなければならないことから考えると, Apple AV モニタに関連している障害の可能性をうかがわせる.

追記:
ウォームブート(ウォームスタート)とコールドブート(コールドスタート)については過去に何度か説明しているのでトラブルニュースデータベースを検索などでお調べいただきたい.


● MS Office 98 : Word 縦書き印刷の問題

千々岩氏からいただいた. Word 98 で大きいフォント(150ポイント程度)を使用した縦書き文書を印刷するとメモリ不足,シリアルポートがふさがっているというようなアラートが出て印刷できず,さらに使用し続けていると Type 2 エラーが発生するなどシステムが不安定になる. Office 以外のアプリケーションで問題は発生しない.また,横書きでは問題ない.( Word メモリ割り当て 20MB, Color Style Writer 2500)


● MS Office 98 : 特定キーで警告音暫定回避法

あべ氏から MS Office 98 について多くの問題をお知らせいただいた.項目を分けて項目にさせていただいている.

98/9/14 項目「 MS Office 98 for Macintosh : 特定キーで警告音」に関して,この障害が発生すると, delete キーなどにも影響が及び文字の削除などもできなくなる.回避法として氏の場合は esc キーを押せば改善されるそうである.( ATOK11 )


● MS Office 98 :インライン変換できなくなる

あべ氏によれば, Word 98 で文書編集中に時々インライン変換ができなくなる.新規文書を作成するといつの間にかインライン変換ができるようになるそうだ.( ATOK11 )


● MS Office 98 :「辞書ファイルがオープンできません」

あべ氏によれば, Word 98, Excel 98 で時々日本語変換中に「辞書ファイルがオープンできません」というメッセージが表示されることがある.えんぴつメニューから辞書ファイルを指定し直そうとしても「無効な辞書セットです」というメッセージが出て指定し直すことができない.ほかのアプリケーションでは普通に日本語変換ができるので Office 98 での問題と思われる .( ATOK11 )

追記:
齋藤氏から YooEdit, MS Outlook Express, PhotoShop でも同様のメッセージが出るとお知らせ下さった.一概に MS Office 98 の問題かどうか判らない.


● MS Office 98 : アバウト表示でのディスク容量表示の問題

あべ氏は Word 98, Excel 98 ででアップルメニューからのアバウト表示「○○について」で,システム情報の中のディスク情報がディスクの容量について誤って表示されていることを発見された.( 4GB が 1.9GB と表示されるそうである)


● MS Office 98 : Excel 98 : Win 版 Excel 97 読み込みフリーズ(継続)

あべ氏から 98/9/7 項目「 MS Office 98 : Excel 98 : Win 版 Excel 97 読み込みフリーズ」に関して,この問題は特定の文字が含まれるワークシートを開こうとすると発生するとお知らせいただいている.

氏の場合, Windows NT サーバ上のワークシートの中に「 ¥ 」があると起こる.しかし,この「 ¥ 」マークは同じサーバ上のワークシートとのリンクで使用する記号のため,ほかの文字に置き換えることはできない.このため,開くことはできても編集は一切できない.


● MS Office 98 : インライン追加機能拡張の必要

村本氏からお知らせいただいた.

「 インライン追加機能」機能拡張がシステムにない場合に Excel 98 で日本語が文字化けする.Excel 98 のみで発生し, PowerPoint 98 および, Word 98 では発生しない.

インライン関連機能拡張類はいくつかのコンフリクトの一方の原因となっているのでアプリケーションなどの使用の必要性から外している方もいるかと思われる.


● MS Office 98 : PowerPoint 98

山本氏からお知らせいただいた. PowerPoint98で −(マイナス記号,シフトJISコード817C),特殊記号 8840,8841 などが正常に入力されない.これらの文字を入力すると勝手に Times フォントに切り替わって下線が入力される.旧バージョンの PowerPoint から新バージョンの PowerPoint 98 にファイルを読み込んだ場合も,正常に読み込まれない.

マイクロソフトのサポートに連絡したところ,マイクロソフト側でもこの症状を確認した.現状では Word 98 で文章を作成して PowerPoint に貼りつけてほしいと回答されたそうである. PowerPoint単独で使用する場合での回避策はないとのこと.


● iMac のアップデータ 2種について

iMac Update 1.0日本語版」( iMac Update 1.0

Apple は iMac に標準装備されている Apple USB keyboard と Apple USB mouse 以外の USB 機器を接続する場合に iMac Update 1.0 が必要であるとしているが,最新の情報では Apple USB keyboard でも問題が発生するので,全ての iMac にはこのアップデータが必要ということになるかもしれない. Apple USB keyboard ではスペースキーが認識されないことがあるという.

iMac CD Update 1.0

9/14 項目にすぐ追記したのであるが,見落とした人がいるかも知れないので追記内容を再掲する.

必ずしも効果があるとは限らないようだ.中仙道氏によれば改善は見られない.また, CD-ROM のランプがつかなくなる.

Apple は以下の TIL を公開した.本アップデートアプリケーション動作中に iMac が不用意に停止させられた場合, CD-ROM ドライブに障害が発生するという警告が書かれている.

TIL: 26115 : iMac CD Firmware Update 1.0

本アップデータインストール後 CD-ROM が認識できなくなるという報告がいくつかある. Apple はそのような場合, CD-ROM 関連機能拡張類がオフになっていないか確かめ,システム CD-ROM から起動するか確かめると言っている.もし,システム CD から起動する場合はシステム上の障害であるので,システム CD-ROM から CD-ROM 関連の機能拡張類をカスタムインストールする.


ファームウェアアップデートは周辺機器のチップ内のプログラムを書き換えるものである. Macintosh のシステム上でソフトウェア的な修正を行うものと異なり,いったん書き換えたものを元に戻すには別のプログラムが必要である.従って,ファームウェア書き換えで問題が発生してもおいそれとは元に戻せない.本アップデータについては CD-ROM で顕著な問題が発生していない場合に用いる必要性はあまりない.


●未確認ウイルス情報: Screen Killer

匿名氏から情報をいただいている.情報をご提供下さった方もデマウイルスの可能性をご指摘であり,未確認である.デマウイルスであるとしても,デマウイルスの警報としてそれなりに項目にする意義があるため掲載した.

・ウィルス名: Screen Killer

・主な特徴 :画像ファイルにとりつき,この画像をレナトス(大日本スクリーン社製)の切り抜きソフト「ピクチャーシルエッタ」で開くと,レナトス自身がシステムダウン,またはシステム自体の破壊を受ける.

・感染経路 : Macintosh 上で, Photoshop 画像保存の際に,画像自体に感染.レナトスの「ピクチャーシルエッタ」で開くことにより発病.

情報をご提供下さった方は大日本スクリーンに問い合わせたが,大日本スクリーンでは知らないとの回答であった.

私としてはいくつかの点で懐疑的にならざるを得ない.画像ファイルにとりつくという点だが,単なる画像ファイルがウイルスとなる可能性は極めて低い.また,ウイルス名称についてどうも怪しい.通常ウイルス名称はウイルスのプログラム的な特徴や症状を示すものがほとんどであり,このようにセンセーショナルな語が使われる例をあまり知らないからである.また, AutoStart によって DTP 関連業者に甚大な被害が発生しているこの時期を考えあわせると,同時期に同じような分野をターゲットとしたウイルスが出現する確率も低いと言わざるを得ない.私はレナトスのシステムがどのようなものかよく知らないのでこれ以上は書けないが,発症の仕方についても疑問を感じる.



[ 98/9/21]


● iMac : モニタにうすい水平線

1024×768 の解像度にした場合,うすい水平線が画面に現れ,上から下に動く現象が複数のユーザから報告されている. Apple では問題を調査中である.

追記:
私の記載事項は米国の関係者から入手した情報であるが,いとう氏から氏の iMac でも発生するとお知らせいただいた.国内版でも発生するようだ.氏の場合,電源投入後, 10-20 分程度で発生し,その後 10 分程度上下し(スクロール速度は早くなったり遅くなったりする)その後消滅する.


● iMac : Apple Remote Access 3.0 の基本問題

米国の MacInTouch や MacFixIt といったサイトで最近 iMac に AppleTalk エラーが発生することが話題になっている.米国で iMac 発売と同時にユーザに起きていたことであり,私は把握していたのであるが, iMac の問題としてここで取り上げることはしていなかった.

iMac でネットワークに接続し AppleTalk を使用していると,接続が中断されたり,接続できなかったりすることが起きる.この問題は実は iMac 固有の問題ではなく, Apple Remote Access 3.0 以降の問題なのである.これまでも本ページでこの問題を指摘していることもあり, iMac の問題としては取り上げなかった.

過去に私は ARA と PPP が Mac OS 8.5 で統合されると聞いて危惧を感じていた.( 98/5/9項目) iMac ではそれが先取りされた形になっているのではなかろうか. Apple からはこの問題が解決されたというアナウンスはまだないままであり,このままでは ARA と PPP が統合される Mac OS 8.5 で困難な問題となることが予想される.

参考:

98/4/21項目「 Apple Remote Access 3.0 の問題」
98/5/9項目「 Apple Remote Access 3.0 の問題」
98/5/29項目「PowerBook 2400:PC カードで Ethernet 接続を維持できない」



● PowerBook :パスワード保護

PowerBook のパスワード保護はハードディスクのドライバレベルに書かれている.サービスプロバイダはこれを回避する方法を知っているそうだ.


● PowerBook G3 Series :温度センサーと温度表示ユーティリティ

PowerBook で発熱に関連するパーツは,バッテリ, PC カード,モデム,ハードディスク,プロセッサである. PowerBook G3 Series の温度センサーはたくさん装備されていて CPU だけではない.ファンの回転開始はこれらによっているのであり, CPU の温度センサーのみを参照しているわけではない.

バッテリは通常充電中温度が高くなる.従って AC アダブタ使用時の方が PowerBook の温度は上昇する. AC アダブタを接続するとすぐ温度が上昇する.そこで, Apple は TIL などで AC アダブタ使用中にメインバッテリを取り外すと若干であるが温度上昇の要因をひとつ取り除くことになるとしているが,実際どの程度の効果があるのか私には分からない.

これまで知られている PowerBook G3 Series の内部温度を表示するユーティリティは CPU 温度センサーをモニタしている.他のセンサーを用いるものはまだない.


● Apple のブラウザトラブルシューティング

TIL: 22019 : Troubleshooting Internet Connections

Tech Info Library にインターネット接続のトラブル回避法が発表されたので紹介する.ただし,特に新しいことは何もない.ほとんどがこれまで本ページで述べられていることである.

インターネットをブラウズしているとクラッシュしたりハングするときに以下のことを試みる.ただし,使用コンピュータ,サードパーティソフトウェア,モデム,モデムスクリプト,加入電話回線とインターネットサービスプロバイダといった要因が絡んでいるために解決は容易ではない.ことにユーザの管理できない問題(電話回線の不良,プロバイダ使用機器との相性,プロバイダの使用しているソフトウェアによる TCP/IP パケットの破損)がある場合はなおさらである.

・クリーンインストールされた, System 7.5.5, 7.6 またはそれ以降を使用し, Open Transport 1.1.1 か 1.1.2 を用いる.

・インターネット接続以外でもシステムに問題が起きる場合は通常のトラブルシュートを行う.

・クラッシュした場合,ファイルが損傷する可能性のある Netscape 初期設定フォルダ内のキャッシュフォルダと "Global History" ファイルを削除する.

・プラグインの数を制限し,ベータ版,アルファ版はどんなものでも使わない.

・可能ならプロバイダが使用しているソフトウェアを調べる.

・プロバイダのインターネット接続を調べる.

・プロバイダを変更する.

・ Navigator の初期設定で同時接続を 4 ,バッファを 32KB とし,キャッシュを 5MB以上に設定しない.

・電話回線をチェックし,別のモデムを使ってみる.

ブラウザは Netscape のことしか書かれていない.


● TIP :デスクトッププリンタがじゃま

デスクトッププリンタはデスクトップが乱雑になるので表示しないようにしたい場合がある.いくつもプリンタを使い分ける場合はなおさらだ.このような場合はアップルメニュー内などに移動させればよい.フォルダを作ってそこにまとめることもよい.ランチャーを使用している場合,ランチャー項目に移動させるか登録することもできる.

プリントすることがほとんどなくデスクトッププリンタそのものの必要がないのであれば,機能拡張マネージャでデスクトッププリンタ関連機能拡張類(デスクトップ・プリントモニタ,デスクトップ・プリンタ・スプーラ)を外して再起動してからデスクトップにある×印のついたデスクトッププリンタをゴミ箱に捨てればいいのであるが,もっと簡単な方法がある.

機能拡張フォルダにある該当するプリンタドライバをシステムフォルダの外(例えばデスクトップ)にいったん移動させればよい.再起動の必要はない.


[その他]

USB
Apple Mecanique: Macintosh News Navigator で MacSurfer の場所に登録した.




[ 98/9/19]


● AutoStart : Vimage Vpower 4400 G3/240 汚染

MacInTouch は Vimage Vpower 4400 G3/240 インストールディスクのごく初期のものが AutoStart に汚染されていたという Vimage 社からの話を載せている. Vimage によれば,迅速完全に対応できていて現在のものは全く安全であるという.


iMac サポートページ

iMac Tech Info Library 日本語版がある.

USB(Universal Serial Bus)について

iMac : CD-ROM ディスクのセットと取り出し

iMac : メモリの増設(1/2)

iMac : メモリの増設(2/2)

Ethernet による2台のコンピュータ間の情報交換

10/100Base-T Ethernetネットワークへの接続

インターネット接続に必要な設定


● Anarchie Pro 3.0 : 拡張子についてのアラート

田中(淳)氏からお知らせいただいた.

先日一旦 Internet Preferences を捨ててからIEを立ち上げて Internet Preferences を作らせて再設定したりしました.すると, Anarchie Pro を立ち上げると拡張子が違う,と言う内容のアラートが出ました.英語のため,意味が良く判らず Internet Config から Internet Preferences を作らせて再設定したところアラートも出なくなりました.

Anarchie Pro3.0 は Internet Configure (インターネット設定)に優先して動作する.この機能に関わって何らかのエラーが発生したのだろうか.アラートの「拡張子云々」については別に思い当たることがある.

Mac OS 8.5 ではあまり取り上げられていないところで重要な変更が行われている.日本語フォント関連など実際の使用にどの程度の支障があるのかないのか心配なところである.また, Finder フラッグに関して変更がある. icon badge と custom routing という二つの属性が追加される.

icon badge は AutoDoubler を使っていた方ならおなじみの機能で(圧縮されたファイルにはオリジナルのアイコンに DD という印がついた)アイコンに印(バッジ)を付加することができるようになる. Custom Routing は例えばコントロールパネルをシステムフォルダにドラッグ&ドロップするとコントロールパネルフォルダに自動的に振り分けられて収まるように,ファイルのルート処理を可能にする.

このファイルフォーマットの変更はインターネット上でのファイル転送に影響を与える.現在のデコードツールはこの二つの新フラッグに対応していないため,新しいフラッグは無視されてしまう. この新しいフラッグに対応するということはインターネットを利用してファイルを入手するユーザにかなりの変更を求めることになる. BinHex と MacBinary II ではこれらの新ファイルに対応できないと言えば重要性にお気づきになると思う.

さて,そのためインターネットでファイル転送をするプログラムは対応フォーマットである MacBinary III 対応となるべくアップデートする必要があるのだが, Anarchie Pro は当然その必要があるアプリケーションである. Anarchie Pro について私はよく知らないのだが,もし, 8.5 対応バージョンなどということであれば,今回の田中氏の情報にある Anarchie Pro が出すアラートの拡張子云々はこのことと関連しているかも知れない.


● PowerBook G3 Series : TIL FAQ

Tech Info Library の一連の PowerBook G3 Series FAQ が更新,追加されている.回答の方だけ簡単に紹介する.詳しい内容はオリジナルを参照してもらいたい.(私が最初に見たときに新しく公開されたのは一つだけだったので紹介し始めたのだが,後から後から更新分が追加されてきて私は大変なことになった)

この中では「 Apple は小型軽量の PowerBook の生産可能性を調査 (explore) し続けるだろう」という部分があって私には最も注目される.これは最近までの Apple トップ陣が表明していた見解とは異なるものである.

他には,システムバスクロックをダウングレードした理由,当初バックサイド 2次キャッシュを搭載しない機種があった理由と今回搭載した理由, Apple ロゴ(マーク)が逆さについている理由,パームレストが広い理由,蓋を閉めたまま起動できなくなった理由,解像度変更が液晶モニタで可能な仕組み,ミュートボタンが与える影響, Virtual PC のパフォーマンス, G3 に適したアプリケーションといった項目がある. また Pentium ノートのみならず, PowerBook 3400 との比較が随所に見られる.

回答内容としては,発熱問題はないと明言しているし,ファンは滅多に回転しないなどとも言っている点など,どうも多くのユーザとは異なる認識もあるようだ.ただし, Apple サポートが言っていることは熱暴走はないという事なのである.それに対してユーザは温度上昇それ自体を理由もなく不安に感じて問題にしていると私には思える.(最近は iMac ユーザからサポートに発熱に関しての問い合わせがよく入って来だしたようだ)実際に熱暴走の報告はまだ私は聞いていないのでこの点ではサポートの言っていることが正しい.(ファンはよく回転するようだ)

しかし,熱の問題はコンピュータでは一般的,切実な問題で,各パーツの耐用年数やエラー出現率に大変大きく影響する.従って,暴走がなければ問題がないという見地をそのまま鵜呑みにすることには賛成しかねる.

他では, PCMCIA カード互換の書き方は将来的なこの種のカードのサポートに不安を感じさせた. G3 に適したアプリケーションの説明は浮動小数点演算を多用するアプリケーションの実行に課題があること,つまり, Apple の最新ハイエンドマシンの欠如を自ら認めるようなものだ.

もっとも, TIL は私の印象では, Apple Support の数人で日々のサポートの中から特に必要があると感じたものを毎日適宜作成しているようなのだ.(彼らは信じられないような仕事量をこなしていると私には思える)従って,これらは Apple トップ陣の見解とは異なり,ユーザと身近に接する社員の素直な感想が出ている部分なのだろうとも思えた.従って,最初に述べた小型ノートの開発検討は実際に担当者あるいはプロジェクトが社内に存在するのにトップが異なった回答を述べているものと私には読みとれた.


「一般」

TIL: 24608 : PowerBook G3 Series: General FAQ

1. PowerBook G3 Series は大多数の Apple の顧客のニーズに応えた. Apple は小型軽量の PowerBook の生産可能性を調査し続けている.

2.バックサイドキャッシュは対プロセッサ比 2:1 である.233 MHzのプロセッサでのキャッシュスピードは 117MHz, 300 MHzのプロセッサでは 150 MHz である.

3. 1 次キャッシュは 64k で Pentium, Pentium II の 2 倍ある.

4.拡張ベイ用記憶メディアは全てホットスワップ(システム稼働中の交換)できる. CD-ROM , DVD-ROM , Zip ,フロッピーのような記憶メディアを交換するためにシステム終了したり,スリープする必要はないが,交換時にはアンマウントしておかなければならない.

5.拡張ベイに使用できるモジュールは, VST Technologies の Zip がある.http://www.apple.com/powerbook/accessories/other.htmlを参照せよ.

6. 5300, 1400, 3400 シリーズおよび最初の PowerBook G3 の拡張ベイモジュールは適合しない.

7.カードとしては 100BASE-T Ethernet, 複数モニタ用 IXMICRO Road Rocket , ビデオ入出力用ズームビデオカードが使用できる.上記 URL を参照のこと.

8. PCMCIA PCカードを使用できる.

9.ズームビデオカードは下スロットだけで利用できる.

10.品質確保について Apple は全デザイン過程で品質チェックしている.また,ユーザからのフィードバックを用いている.(CQF)試作品の事前評価がハードウェア,ソフトウェア,デザインに関して行われ,製品改良が行われている.また,出荷前の品質評価ボードがある.

11.Virtual PC を使った最初のテストで低速の Pentium プロセッサ使用ノートのレベルのパフォーマンスがあると判った.多くのユーザがパフォーマンスに非常に満足している.

12.付属ケーブル:
10BASE-T, モジュラーケーブル, VGA 用 Macintosh コネクタ, S-video ( 14.1インチ)

「バッテリ」
TIL: 24610 : PowerBook G3 Series: Battery FAQ

1.システム終了時あるいはスリープ時のバッテリ充電時間= 2 時間
一つのバッテリだけを充電できる.

2.スリープモード時のバッテリ交換に許容される時間= 2 分

3.バッテリ持続時間=最高 3時間半
(プロセッサ・サイクリングオンおよび,いくつかの基本的な電力保存機能を使用してのバッテリ 1 個での持続時間. 2 個で最高 7 時間)

4.リチウムバッテリ電力=49W

5. バッテリ製造メーカー名は明かせないが,リチウムイオンバッテリのキーメーカーである.

6.スリープ中にバッテリ充電はできる. 2 時間必要.

7.バッテリ横のライトはバッテリチャージインジケータである.ライト横のボタンによってバッテリ残量を知ることができる.各インジケータは 1/4 量を示す. AC アダブタ使用中には充電量を知らせるため明るく発光する.

8. PowerBook 3400 の電源アダブタを用いて G3 Series を使用したり,バッテリ充電することができる.充電時間はシステム稼働中かどうかに左右される.

9. PowerBook Duo とコネクタは共通で, G3 Series に電源アダブタを使用できるが,強力ではないのでバッテリ充電には長時間必要.このアダブタの使用は推奨できない.

10.ホットスワップ( PowerBook 使用中のバッテリ交換)は AC アダブタまたはバッテリを 2個使用中であれば可能である.バッテリを 1 個だけ使用している場合はスリープかシステム終了時に交換しなければならない.現在使用中の電源を取り外すとシステムはクラッシュする.

「機能,仕様,性能」

TIL: 24611 : PowerBook G3 Series: Features, Configurations, Performance FAQ

1.98/9/1 発表 PowerBook G3 Series 製品の概略

2.新仕様の概略

3. 98/5/1 発表製品は 9/1 発表製品によって置き換えられる. 12 インチ STN パッシブマトリックス仕様 PowerBook G3 は 1,999.ドルからとなる.

4. 12 インチ STN モデルに変化はなく,新しい機能は 14 インチモデルだけに付随する.

5. 5 月発売モデルの 83MHz システムバスが 66MHzになったのは,プロセッサクロックと 2次キャッシュの増加の方がシステムバス低下を上回る顕著な効果があると社内テストで判明したからである.例えば, 150MHz バックサイド 2次キャッシュの 300MHz PowerPC G3 は,146MHz バックサイド 2次キャッシュの 292MHz 300MHz PowerPC G3 に勝るテスト結果が出る.これはアプリケーションとサブシステムベンチマークの両方のテストで確認された.

6. バックサイド 2次キャッシュを搭載してないモデルがあるのは,PowerPC G3 シリーズが 2次キャッシュの有無に関わらず非常に速いことが判ったからである. 2次キャッシュなしの 233MHz PowerPC G3 は PowerBook 3400/240 より 30 パーセント高速だった.最初に PowerBook G3 Series を公表した以降の進展によって低コストの 2次キャッシュを使えるようになって,現在全ての仕様に使用されている.

7.画像解像度が 1024×768画素 (XGA) に加えて新たに 800 x 600 画素 (SVGA) と 640 x 480 画素 (VGA) が使えるようになり,よりスクリーン上のアイテムを大きく表示し読み易くできる.この機構は ATI Rage LT Pro ビデオコントローラによるものなので,それまでの機種をソフトウェアアップグレードすることはできない.

8. LCD ディスプレイは個々の液晶のドット数に依存し固定解像度であったが,今回 PowerBook では 1024×768画素を拡大して 800 x 600 と 640 x 480 表示を実現した.新しい大きい画像は固定の液晶画素に再配置される.この再配置された画像は画像補間とアンチエイリアス処理が行われている.そのため,元々の解像度ほど鮮明ではない

9.スクリーン解像度はハードウェアとソフトウェアの両方が相まって実現する.別のスクリーン解像度をさらに設定することはできない.

10.既存の PowerBook G3 Series ( 98/5 発売モデル)のプロセッサ,ビデオのアップグレードは現時点ではアナウンスしていない.

11. PowerBook G3 Series に発熱問題はない.高性能,大容量の今日的なノートはどれも発熱する. 社内のテストでは PowerBook は多くの Pentium II ノートより温度は低かった.

12.フロッピードライブは我々の調査では市場が急速に減退している.新しいリムーバブルメディアのスタンダードとファイルサイズの増加がこの変化を促している.ユーザは様々(省略)なホットスワップ可能モデュールを選択することもできるし,購入しないこともできる.

13. PowerBook G3 Series は依然として世界最速のノートである. 233 MHz の PowerPC G3 のプロセッサは Pentium II 300-MHz プロセッサ搭載の最も速いモバイルコンピュータを BYTEmark 整数インデックスで凌駕する.

14. Apple Store での BTO カスタマイズ( RAM ,プロセッサ,ハードディスク他)は 98/10 から可能である.

15.優れた整数計算能力を擁する PowerPC G3 プロセッサは, Photoshop や Microsoft Office のようなアプリケーションの実行に向いている.

「メモリ」

TIL: 24612 : PowerBook G3 Series: Memory FAQ

1.メモリ増設は可能である.二つのスロットのうち底面側は工場出荷時に 32-64 MB メモリが装着されている.上面スロットをユーザに使用できるようにしている.

2.システムは標準 64 メガビットベース SO-DIMM を使用すれば, 192 MB までをサポートしている.

3.メモリメーカーが対応していると発表していないメモリの使用は推奨できない.

4.最初の PowerBook G3 のメモリを PowerBook G3 Series に使用することはできない.

「デザイン」

TIL: 24613 : PowerBook G3 Series: Design Elements FAQ

1.拡張ベイ,電源アダプタ,メモリ,ハードディスク,バッテリを共有することで低価格にするために筐体を統一している.

2. Apple は白いマークに変更した.

3.システムが閉じられている時に Apple マークがユーザに正立するように Apple マークは倒立してつけられている.ラッチの場所が直感的にユーザに分かるように配慮された設計の結果である.

4. PowerBook G3 Series にリセットボタンがないのは,キーボードでハードウェアリセットができるからである.(Shift+Control+fn+Power)

5. Kensington 盗難防止スロット( cable lock slot ) は拡張ベイを左右に配す必要からシステム後部に置いた.

6. 右側拡張ベイは CD-ROM ドライブなどの 5.25または 3.5 インチ周辺装置を利用できる.左側拡張ベイはバッテリやフロッピードライブのような 3.5 インチモジュールを利用する.このため左右の拡張ベイは異なっている.

7.ハードディスクはセキュリティとサービスのためにハードディスクケースをとめている一本のネジをゆるめることで取り外しできる.ハードディスクをとめているネジはスモールパーツの紛失防止のためである.

8.キーボードは放熱面として利用されているので,蓋をしたままシステムを駆動することは推奨できない.そのため,そのような機能は組み込まなかった.

9.重量:バッテリ×1, CD-ROM を入れた状態で
  12.1 インチモデル = 3.27kg( 7.2 ポンド)
  14.1 インチモデル= 3.54kg( 7.8 ポンド)

10.大きさ:
幅:12.7 インチ (32.3 cm),高さ:2.0 インチ (5.1 cm,14.1インチモデルは 5.3 cm),奥行き:10.4 イン (26.4 cm)

11.トラックパッドはタップ,ダブルタップ可能.

12. Apple マークのある上面パネルも下部パネルとも取り外しできない.

13. Apple のドッキングステーションはないが, Newer Technologies は G3 BookEndzポートリプリケータを発表した.

14.ファンを内蔵している.他にもいろいろ放熱対策を施しているので極端な温度にならない限り,ファンは回転し始めない.

15. Apple のキーボードデザインの研究の結果,パームレストを広くした.

16.入出力インターフェース:
ADB, 高速シリアルバスRS222, SCSI HDI-30, 10BASE-T RJ-45, 24bit ビデオ出力 VGA, S-ビデオ出力(14.1 インチのみ), 16bit ステレオ入出力, 電源アダブタポート, モデム RJ-11, 赤外線コネクタ 4Mbps IrDA, Type I,II,III CardBus スロット(下スロットズームビデオサポート)

「ビデオ,グラフィック,サウンド」
TIL: 24614 : PowerBook G3 Series: Video, Graphics, And Sound FAQ

1.S-ビデオポートは PowerBook と TV のポートをケーブルで接続するだけで利用できる. TV が直接 S-ビデオポートを持たない場合, PowerBook 付属の S-video-to-composite ケーブルを利用することができる.両方がオンの状態で PowerBook のコントロールバーの解像度の項目で NTSC または PAL を選択する.

2. 14 インチ PowerBook G3 は ATI RAGE LT Pro ビデオチップが搭載され, 2D/3D グラフィックの速度が速い.

3. SGRAM は基板にハンダ付けされているのでアップグレードできない. 12 インチ STN モデルは 2MB, 14.1インチ TFT モデルは 4 MB である.

4. 12 インチ STN モデル解像度 800×600 32000色.14.1インチ TFT モデルは XGA ディスプレイで解像度 1024×768 フルカラーに対応できるが, 800× 600 または 640×480 に制限されている.

5.14.1インチ 4MB モデルは 外部 20 インチモニタで 1280×1024 32000色, 1152× 870 フルカラー表示可能.
PowerBook と外部モニタの同時表示(ミラー)には PowerBook を 14.1インチ 1024×768 ,12 インチ 800×600 表示にする必要がある.

6. ビデオ出力ポートを用いてプロジェクションが使用できる.

7. IXMICRO の Road Rocket CardBus カードを使えば複数モニタ表示が可能である.

8.モニタ製造会社は明らかにできないが,最高のメーカーのものである.

9.コントロールバーに使用中の解像度が表示されている.

10. 4 スピーカーの PowerBook 3400 に匹敵するサウンドである.

11. 3400 とは異なり,サブウーハーはない.

12.ステレオ入出力ポート(電源アダブタ横)を用いてスピーカーとマイクを使用できる.
外部音源はライン出力できれば使用できるかもしれない.オーディオ機器ライン出力からの入力にはアダブタが必要だろう.
Apple PlainTalk マイクロフォンは使用できるだろうが, Apple Omni マイクロフォンは非互換である.

13.キーボード上部のミュートボタンはライトボタンと同じように使える.

14.ミュートボタンで起動音も鳴らなくなる.

「ディスク」
TIL: 24615 : PowerBook G3 Series: DVD, CD-ROM, and Hard Drive FAQ

1. DVD-ROM 対応機種で DVD で映画を見ることができる. PowerBook DVD-Video Kit (北米のみ販売)を購入する事も可能である.

2. DVD-ROM は第二世代であり, DVD が 1.5倍速, CD が 12倍速である.

3. PowerBook DVD-Video Kit は PowerBook G3 Series より前の PowerBook では使えない. DVD を以前の PowerBook で使用するには外付けドライブを SCSI 接続し, Mac OS 8 が必要.

4. DVD-ROM で CD を使用できる.

5. CD-ROM ドライブは 12 倍速である.

6. PowerBook G3 Series 拡張ベイ用 CD-ROM ドライブは他の PowerBook の拡張ベイには入らない.

7.ハードディスクのメーカー名は明かせない.

8.ハードディスクは 2, 4, 8 MB を使用している.

「通信」
TIL: 24616 : PowerBook G3 Series: Communications FAQ

1.10BASE-T Ethernet はメインロジックボードのチップに依っている. K56flex/v.90 は別のカードである.

2.モデムメーカー名は明かせない.

3.モデムは V.90 対応であるのでアップグレードの必要はない.

4.モデムスピードは 56Kbps .データスピードは 56Kbps 以上.ファックススピードは 14.4kbps.

5. FaxソフトウェアとしてFAXstf が付いている.

6. PBX プロテクションがある.

7.内蔵モデムは携帯電話に接続できないが, CardBus 対応 PC カードモデムを購入すれば可能.

8.適当な電話線とコネクタがあれば,他の国でもモデムは動作する.

9.4 Mbps の IrDA が装備されている.


FaxSTF FAQ



[ 98/9/17]


iMac Update 1.0日本語版および iMac Modem Script 日本語版

山田氏からお知らせいただいた.

参考:
9/3 項目「 iMac Update 1.0 」
8/28 項目「 iMac :モデムでの問題: iMac v34 Only Modem Script 」
Epson プリンタアップデータ


● iMac : Timbukutu モデム初期化 AT コマンド

Timbukutu の iMac 対応 Modem Description ファイルはまだない.次の初期化コマンドを使用すればよい.

"AT&FE0Q0V1X4&C1&K3S95=1S7=75S0=0+MS=11,1¥13"


● MS Office 98: Excel 98 :インライン機能拡張がないと文字化け

三宅氏からいただいた. Mac OS のインライン機能拡張が入っていない場合, Excel 98 での文字入力が文字化けしてしまう.


●省エネルギー設定の問題:シリアルポート他の要因

Mac OS 8.x で省エネルギー設定による自動終了ができない場合がある問題について,新たな情報を得た.次の要因が関係していることがある.

・モデムソフトウェアなどシリアルポートを使用しているアプリケーションがインストールされている場合,終了できないことがある.

・ Hard Disk ToolKit (HDT) がハードディスクドライバに使用されている.(他にもドライバとの相性の可能性)

しかし,私は上記のどちらも使用していない場合でも障害が出る例を知っているのでこれら以外でも様々な要因が絡んでいるものと思われる.

参考:
97/2/11 項目「省エネルギー設定での自動起動,終了の問題」
98/3/26項目「省エネルギー設定で設定が保存されない:回避法」


● Norton Utilities for Macintosh 4.0

米国では HFS + 対応 Norton Utilities for Macintosh 4.0 が既に発売されている.カタログでは 040/System 7.5 以上となっているが実際には PPC 専用だという話が MacInTouch 他に載っている.


● CD-ROM が停止する理由

最近の Macintosh は CD-ROM へのアクセスが一定時間ないと, CD-ROM ドライブの回転が一時停止するようになっている.(そのためアクセス時に回転が安定するまで時間がかかり, CD-ROM 使用に支障が出る場合がある.これを改善するためにはディスクキャッシュを多く取る)

この点について Apple の関係者は回転が停止する理由を CD-ROM ドライブの耐用年数を延ばすためである言っている.


● WinGroove 問題

Macintosh とは直接関係ない.このページをご覧になっている方の中にも Win マシンを使用している方はいると思うことと, Win のみの問題だけにとどまらず,シェアウェア,インターネットのモラル等一般的な問題をはらんでいると思われるので取り上げた.

WinGroove Ver.0.9Fβ1〜Ver.0.9Fβ6 のユーザ登録を行う際,特定の不正ユーザIDと特定の不正パスワードを使用すると,ハードディスクの内容を消去する.

不正使用に対する対策として作者がソフトウェアにそのような機能を組み込んだものである.作者の説明では意図せず配布された事故としているが,それを疑う向きもある.正規ユーザであっても損害を被る可能性はある.

参考:
WinGroove のユーザー各位
WinGroove 問題についての作者からの説明とお詫び
ベクター掲載の WinGroove について

ウイルスではないとこれらのページでは断っているのだが,ウイルスとどちらがひどいのか私にはよく分からない.私には試験的にではあっても重大な結果を招くプログラムを意図して組み込んだ行いは信じ難いことだ.今回の問題はフリーウェア,シェアウェアの作家の名誉を著しく傷つけるものである.しかし,今回は特異なケースとして考えるべきで,多くのプログラマはこのような行為とは無関係であり,私たちは誤解を生じないようにしたい.

これらは Win の世界の話で起こるべくして起こったことであって Macintosh には関係がないという考えの方もいらっしゃるかもしれない.確かにこのようなことは Macintosh のフリーウェア,シェアウェアの文化,歴史からは考えられないことであるが,現実には Microsoft Office 98 に隠された機能(ユーザに無断で Microsoft 社にユーザが使用しているバージョン等の情報を自動的に知らせる)に類似した問題が含まれていると私には思える.このような機能はユーザの知られたくない情報を企業等が入手することを可能にするもので,実際に Panic 社の Transit FTP において,ユーザが使用しているシリアル番号を送信することが最近発見されている.( MacInTouch は投稿情報ページを作成した)これらは私たちが慣れ親しんできた文化,価値観とは異質なものである.

しかし,これは一方でユーザ側のモラルの問題でもある.ユーザが不正使用をしなければこのような問題も起こりにくいだろう.これも Win の世界により顕著なことで Macintosh ユーザ特に日本人ユーザの登録率は比較的高いと言われているが,次のような例もある.作者の承認を得ていない,著作権に関して疑問のある行為の結果が,一般ユーザに推奨されたり雑誌付録 CD-ROM に収録されたりしていることが日本だけで見られている.これは全く改善される様子がない.作者や著作権を尊重しないこれらの事柄は,結局は使用している者も含め,多くの人々の利益にならないことなのだ.

私も,断りもなく引用先を示されないまま私がここで発表した項目や知識を見ず知らずの方が使用する例を毎日のように見ては苦笑しているし,私や私の近い者のデザインが盗用された経験もあるので,あまり多くを語らないシェアウェア作家や企業でプログラムを制作されている方々のお気持ちは理解できるように思う.(上に書かれた実例は明らかに行きすぎあるいは問題行為であり,それらに理解を示すつもりはない.また,あまりにも利潤追求に結びつける一部企業とそれに迎合するマスコミの姿勢もコンピュータの文化を衰退させるものであり,ここで書いた理解とは別の次元のものとして区別すべき性質のものである. Apple 社が今回の新製品について行った広告やそれを取り上げたメディアの記事や報道が誤解を生むような内容を含んでいる場合もあると思う. Apple が一部企業と同じような方向に進まないよう期待したい)



[ 98/9/14]


本サイト内に次のファイルを置いた.

「デスクトップピクチャ Troubles & Tips」

ビギナー向けに新たに作成した.

・デスクトップピクチャに画像を加えたい
・デスクトップピクチャに使える画像フォーマット
・デスクトップピクチャの画像を置く場所
・デスクトップピクチャを設定したらハードディスクのマウント順が変だ
・デスクトップピクチャが元に戻ってしまう
・デスクトップピクチャコントロールパネルがコントロールパネルフォルダにないと表示される
・画像の表示が遅い

などの内容


「 1710,1710AV モニタの問題」

これまで本ページで発表された項目を元にまとめたもの


「 FileSaver FAQ 」

89/9/9 に掲載した項目を独立させた



iMac CD Update 1.0

iMac で CD-ROM ドライブの振動が大きくなり CD-ROM の読みとりが困難になるようなバランスの悪い CD-ROM に対処するファームウェア.

追記:
必ずしも効果があるとは限らないようだ.中仙道氏によれば改善は見られない.また, CD-ROM のランプがつかなくなる.

Apple は以下の TIL を公開した.本アップデートアプリケーション動作中に iMac が不用意に停止させられた場合, CD-ROM ドライブに障害が発生するという警告が書かれている.

TIL: 26115 : iMac CD Firmware Update 1.0


追記:
直江氏からご助言をいただいたので若干項目を改めている.( 「 CD-ROM にダメージ」を「 CD-ROM ドライブに障害」と改めた)
また,直江氏によると CD-ROM のアクセスランプが点灯しなくなるといった問題も関係しているのではないかとご指摘である.

追記2:
本アップデータインストール後 CD-ROM が認識できなくなるという報告がいくつかある. Apple Support はそのような場合, CD-ROM 関連機能拡張類がオフになっていないか確かめ,システム CD-ROM から起動するか確かめると言っている.もし,システム CD から起動する場合はシステム上の障害であるので,システム CD-ROM から CD-ROM 関連の機能拡張類をカスタムインストールする.


●ファイルシンクロナイズの問題:メモリエラーの表示

千々岩氏からいただいた. G3 マシンの「ファイルシンクロナイズ」(それまでの機種ではファイルアシスタント)により HFS ボリューム同士間でファイル同期させるとエラーが起きる.

数日前, PowerBook G3/250 を購入し,早速,これまで蓄えていた Power Mac6300/120(603e120) のデータを G3 に写し,その後, G3 とシンクロナイズしてみました.

この時,G3に標準で内蔵されている「ファイルシンクロナイズ」 というコントロールパネル(本当はアプリケーション.それまでの機種では,ファイルアシスタントというアプリケーションがついていたと思います)を使いました.

シリアルポートで,この二つの機種をつなぎ,データーを共有し,シンクロさせたのですが,「メモリが足りなくなってきた」というメッセージの後,タイプ 2 のエラーが起こり,「ファイルシンクロナイズ」は終了してしましました.(その後,システムが多少不安定になる)

いろいろとためしてみたのですが, PowerMac のデーターのある一定以上の量をペアに設定した瞬間に,「ファイルシンクロナイズ」はいかれてしまうみたいです.(その時点で,初期設定が開けなくなり,アップルメニュー の「ファイルシンクロナイズについて・・・」の表示がおかしくなります.)つまり,メモリの不足ではないようなのです.( 80MB くらいメモリを割り当てたけれども,うまくいきませんでした)(省略)(大容量でも, PowerBook G3 の CD との間では,この問題は起こらない)

なお, HFS + へのコピーではこのような問題は発生しないそうである.しかし, HFS と HFS + に関して警告された事柄(98/2/23 項目「注意: HFS + :ファイル同期の問題他」)があるので HFS + と HFS の間でのファイル同期は控えた方がよい.

ファイル同期で HFS + と HFS 間のコピーに問題が起きるのはファイル名を HFS + にする場合ユニコードに変換するためである.特に起動しているシステムのプライマリスクリプトに依存する場面があり,ファイルやフォルダを作成したのと同じ言語環境のシステムで起動しない場合に問題が起きる.これは US 以外の Mac OS を Shift 起動した場合でも同様の問題が発生する.

追記:
当初本項目は HFS と HFS + の間での同期でエラーが出ると記述されたが,まちがいであることが判明したので修正した.また,本問題は Apple も問題を確認している.


● MS Office 98 for Macintosh :¥とバックスラッシュ他の設定

澤田氏から半角の¥を表示しようするとバックスラッシュが表示されてしまうとお知らせいただいた.この点に関して,山田氏からツールメニュー/初期設定/の互換性の項目中のオプション欄にある「バックスラッシュを円記号に変換しない」にチェックマークを入れれば「正常に」戻ることをお教えいただいた.その他にも書式メニューのオートフォーマット項目の設定は要注意だそうだ.

山田氏によれば,MS Office は設定が共通でないと動作が全く異なってしまうので,複数のマシンを授業や講習などで使うときに指示通りの結果にならず大変だそうだ. また,MS Office 98 の今回のバージョンは Windows 的な作法,動作の印象をお持ちである.


● MS Office 98 for Macintosh : 特定キーで警告音

MS Word 98 で shift キー, controll キーなどモディファイアキーを押し続けるとビープ音がするといくつか報告されている. ATOK11 との組み合わせのみか?

追記:
警告音が発生した場合, esc キーで抜け出せる.( 9/23 項目


WX3 for Mac Version 3.0.5 アップデーター

iMac のJISキーボードを正しく認識しない不具合を修正.




[ 98/9/11]


PowerBook G3 Series ( WallStreet )の K56flex モデムの V.90 へのファームウェアアップグレードが今週中に発表できるだろうと先日書いたのだが,アップデータに若干の修正が必要となったため発表は延期された.関係者の見込みでは 数週間かかるだろうとのこと.


● iMac :メモリ上限搭載についての Apple Support の見解

Apple Support は iMac に関して,搭載メモリの上限と保証制限についてコメントしている.

それによれば, Apple は iMac の SO-DIMM は 64 MB までしかテストしていないので動作保証はそれ以上はしていない.しかし,それは 64 MB 以上の SO-DIMM が動作しないことを意味するのではない. Mac OS は 256 MB 以上のメモリをサポートしていて 256 MB よりはるかに上限は高い.(秋山注 2GB だったと思う)

アップルの品質保証が筐体を開けただけで無効になると理解しているユーザもいるが,そんなことはない.アップルの品質保証はユーザによるメモリ追加でも有効である.ただし,取り付けの際のユーザのミスによる故障, Apple 社製以外の不適切なメモリが原因する故障などユーザが引き起こした故障が保証されないのは当然である.


● iMac :発熱の許容範囲

iMac のプロセッサの発熱温度は通常の G3 チップと同じと考えてよい. Motorola の公表値では 0 - 105 度 C が通常の動作範囲となる.

G3 マシンのチップには温度センサーがついているそうだ.それを利用して CPU 温度を表示するには SpeedMeter や G3Strip を用いるようだ.( PowerBook 用 Jeremy's Temperature CSM は最初の PowerBook G3 までしか対応できていない)


● IrDA : iMac と 2400 での問題

Kawabata 氏から iMac と 2400 間の IrDA 通信の際の問題点についてお知らせいただいた.

「症状」

iMac と 2400/180 で赤外線利用の LAN で iMac をサーバとし 2400 でマウントした後, 2400 を赤外線到達範囲外に移動し再起動するとアイコンパレード中にフリーズ

「回避法」

マウント終了時 2400 の AppleTalk コントロールパネルから赤外線通信ポート以外を選んでおくこと.それから移動させる.

変更を忘れたためにフリーズした場合はシフトキーを押しながら起動し,機能拡張から IrLanScannerPPC, IrDALib をはずして再起動する.

IrDA については機種によって赤外線の有効範囲が広くないことがある. IrDA 接続がつながらない場合は 50cm 以内で試されたい. PowerBook 5300 などに採用された IrTalk との互換はない.また, Performa など一部機種にある赤外線受光ポートはこれらとはまったく関係ないので接続は不可能である. PC/AT 互換機との互換もない.

追記:
上杉氏は上記組み合わせ(Mac OS 8.1)で障害は発生しないそうである.


● iMac : Virtual PC と RAM Doubler のコンフリクト

MacFixIt 9/9 は上記の組み合わせで起動時にクラッシュするという投稿を紹介している.回避法は Virtual PC をいったん削除してから再インストールする.


●起動時に見たことのない画面になった: Open Firmware

TIL: 30575 : iMac: Open Firmware and Exiting to Mac OS

起動時に command+Option+O+F キーを押したままにすると Open Firmware の画面になる.例えば iMac では

Apple iMac Open Firmware X.XX built on XX/XX/98 at XX:XX:XX
Copyright 1994-1998 Apple Computer, Inc.
All Rights Reserved.
ok
0)


と画面に表示される.

iMac で Open Firmware から抜けるには "mac-boot" とタイプし,return キーを押す. Open Firmware はハードウェアをコントロールするクロスプラットフォームファームウェアの標準規格であり, PCI ベース Mac OS に使われている.

私の 2400/240 の場合は "boot" というコマンドで Mac OS 起動を継続する. "mac-boot" は受け付けなかった.


●よもやま:デスクトップのステレオグラム

私は 8 月のある日,気が付いた.デスクトップパターンは繰り返しだからステレオグラムになるのではないだろうか.

さっそくランダムパターン(名称「銀色」)で試して平行法で眺めたところ見事にステレオグラムとして澄みきった空間が現出した.細かいランダムパターンだけでなく繰り返しのパターンでさえあればもっと大きいものでも可能なはずだ.そこで Mac OS ロゴやらテディベアやらおなじみのパターンを次々に試していった.その結果,ほとんど全ての Mac OS 標準添付のパターンをステレオグラムとして知覚することができた.

後から判ったのであるが,きむら氏は DesktopTexture というデスクトップ・パターンを張り替えるソフトウェア(一種のフリーウェア)に付属していたパターンの一部にステレオグラムがあることを 5 年前に知っていた.それをヒントにきむら氏が作成したステレオグラムとなるデスクトップパターンが氏のページで公開されている.

Kimura's ppat 48

このページのパターンのうち,名称に 3D とついているものがそうである. DesktopTexture は,更新が止まってしまい, info-mac 等から削除されたため今では入手できないそうである.

既存のデスクトップパターンをステレオグラムとして眺めるのも新鮮なのでお試しいただきたい.



[ 98/9/10]


● PowerMacintosh G3:パーソナリティカードの問題

PowerMacintosh G3 でパーソナリティカードのためにモニタ出力がぼやけることがある問題( 7/15 項目参照)について, MacInTouch に Apple がパーソナリティカードを交換しているという読者からの情報を掲載している.サービスプロバイダにユーザから連絡を取ること.


● PowerBook G3 Series のスリープ復帰後のグラフィックパフォーマンス低下(現在の状況)

標記問題( 98/ 6/20 項目参照)について,修正プログラムはできているそうだがライセンスのことがあって遅れているらしいと関係者が言っている.


● MS Office 98 と EGBRIDGE 9

澤田氏からお知らせ下さった. EGBRIDGE9 r3 の CapsLock 切り替え機能による「全角入力 ←→ 半角英数入力 」のトグルがうまく働かないという.

Office98をインストールして最初の,アプリケーション起動時に CD キーを入力するダイアログが表示される.このときCapsLockを切り替えて半角入力しようとしても,全角の文字が入ってしまう.その入り方は通常のローマ字変換と違い,一文字入れると自動的に確定される(例を参照).

同じ現象が, Excel 98 のマクロ実行時に表示された入力促進ダイアログ( InputBox 関数を使用)の中で,半角英数を打ち込もうと CapsLock 切り替えした時に起きた.

(例)

入力内容:
abcdefg

ダイアログに表示される内容:
あbcでfg

この現象はいまのところ, Office 側から出すダイアログボックスにのみ確認している.通常のファイル保存用のダイアログやワークシート上のセルへの入力等では正常動作している.

(原因)

同じ環境で,ことえり2, VJE-DELTA の CapsLock 切り替えは正常に動作.たぶんに Office 製品は Apple ガイドラインに添ったプロダクトとは言い難いが,この場合は EGBRIDGE 9 r3 の方に原因があると思われる. CapsLock 切替えの振る舞いが,ことえり2, VJE-DELTA とは違う点(*1)が引っ掛かるのか? 私自身はそれほどシリアスな問題と感じていないので,エルゴにこの問題は問い合わせていない.

(対処)

command + space キーを押下して US モードに切り替える.いずれの IM も,インストール後のデフォルトでは「 CapsLock 切り替え機能を使わない」設定になっている.切り替え機能を使わないユーザーにはあまりたいした問題ではない.

(*1) たとえば,ことえり2, VJE-DELTA は変換中に CapsLock を押して入力モードを切り替えた場合「未確定文字」として半角英数が入力される.しかし, EGBRIDGE 9 r3 は CapsLock を押して入力モードを半角英数入力に切り替えて,半角英数文字を入力した場合,それまで入力していた内容が強制確定され,続いて半角英数が直接入力される.

参考:CapsLock切り替えによる半角英数入力のトグルの振る舞い

EGBRIDGE 9 r3 「押したとき」に半角英数入力
ことえり 2 「押したとき/上げたとき」のどちらかの設定を選べる
VJE-DELTA 「上げたとき」に半角英数入力
ATOK11 この機能はない(ATOK8 にはある)


追記:
澤田氏からの追加情報.

Word 98 の場合もっと深刻で,文書全体にわたり CapsLock 切り替え時の直接半角入力で以下の「一文字入れると自動的に確定」現象が起きてしまう.

(例)
入力内容:abcdefg
文書内に表示される内容:あbcでfg


● MS Office 98 :メモリ割り当て

長崎氏からは Word 98 のメモリ割り当てが少ない場合,様々なエラーが頻発するとお知らせいただいている.これは例えばラムチャージャーで新規ソフトは自動的に最小メモリで起動する設定になっている場合に起きる.


PageMaker 6.5.3 J アップデータ

98/3/31 項目「 PageMaker 6.5J のヘルプの問題(回避法)」での回避法を取っている場合,アップデータを使用する際に.ヘルプアプリケーション名を「 Quic kHelp 4.3.3J 」に戻す必要がある.また,アップデータ使用後,ヘルプアプリケーションを見失った状態にあるため, PageMakerの初期設定ファイルを削除する必要がある.長岡氏からお知らせ下さった.

バージョン6.53J では Help に関する問題が修正されているそうである.


● Mac OS 8.1 :サウンドの問題(継続)

マキ氏ほかから Mac OS 8.1 で起きるサウンドにまつわる問題についてご報告いただいている. 6/6 項目「 Mac OS 8.1 :サウンドの問題」で触れた問題の内, Twentieth Anniversary Macintosh については問題は解明されたが他の問題についての解決のアナウンスはまだない. Mac OS 8.5 の発表が目前に迫っているのでこの問題はこのまま放置されるのだろうか.

Mac OS 8.5 でこれらの問題が改善されるかどうかについて Apple は明言を避けている.また, QuickTime 自動再生の問題( AutoStart ウイルスを誘発した)については変更しない模様で,デフォルトで CD-ROM 自動再生がオンになっているという.


● ixMICRO ix3D Pro Rez と 8600/250

岩松氏によると上記の組み合わせにおいて,画面に色むらが発生する.アクセラレーション自体は確実に効いており,ドライバの読み込み等にも問題ないのだが,輝度の高いウィンドが画面の面積の 4 分の 1 を越えたあたりから急に輝度が下がり,色ムラが出る.スクロールすると色ムラが画面全体を波状に動き回るなどの症状も出る.スロットを変更したりドライバの再インストールでも症状の改善がないので,発売元で検査してもらったが, Power Macintosh 8500/132 & MAC OS 8 の環境では症状を確認できず,異常なしとの回答があった. Niftyの FMACUS 10 番会議室にコメントをアップしたところ,他にも 2 人同じ症状の経験者がいた. 共通点は, 8600/250 ユーザーである.

発売元の 8500 の動作確認による回答はこの場合 8600 であるので基板が異なり,方法として信頼性があると言えるのだろうか.

追記:
岩松氏から輸入元の担当者の話として「大部分の機種において問題は発生しないが,機種とモニタとの組み合わせによっておっしゃるような症状が若干認められる場合もある.特に低価格のモニタと組み合わせた場合に認めやすい....それが 8600 において特に目立つかどうかは動作確認を外部でおこなっているため、該当機種の手配がおくれて確認できていないためわからない」という回答があったことをお知らせいただいた.この症状は搭載するRAMDAC の構造により, Pro RezとMac Rocket にのみ認められる可能性があるもので, Ultimate においては発生しないそうである.なお,岩松氏のページでこの問題に触れている.


●トロイの木馬?: MacOs8.5 Tips&Tricks

MacInTouch 9/8 は MacOs8.5 Tips&Tricks というトロイの木馬について確認する投稿を掲載している. Hotline サーバに存在しているという.

追記:
MacInTouch はこのことについて Trojan Horses, AppleScript and Related Issues という投稿情報のページを作成した.上記ウイルスについては懐疑的見解が多数寄せられている.



[ 98/9/9]


PowerBook G3 Series ( WallStreet )の K56flex モデムの V.90 へのファームウェアアップグレードは今週中に発表できるだろうと関係者が言っている.

追記:
アップデータに若干の修正が必要となったため発表は延期された.関係者の見込みでは 数週間かかるだろうとのこと.


● FileSaver と Mac OS 8.1 の互換問題

8/24 項目「 FileSaver でディレクトリ情報が更新されない?」に関して, FileSaver Compatibility with MacOS 8.1 というファイルを発見した.

それによると, Norton Utilities 3.5.1 を含むそれ以前のバージョンの FileSaver について Mac OS 8.1 と非互換の部分があり,ディレクトリ情報が正常に保存されないことがあるようだ. Norton Utilities のバージョンに関しては 3.5 から 3.5.1 にアップデートする際実質的な内容のアップデートが行われたが,それ以降のアップデートは HFS + での問題に対処するための表面的パッチであると理解されていると思う.しかし, FileSaver に関してこの問題が目に付かない形で消極的ながら修正されていたことが判明した.

この文書によると, FileSaver の古いバージョンにはコントロールパネルで "Faster" と "More Compatible" が選択可能である.これによって UnErase と Volume Recover が用いるための消失ファイルを特定するデータを書き込む事ができる.しかし, Mac OS 8.1 の OS の変更のために "Faster" モードでの保存データの書き込みが適切にできなくなってしまったためであるとしている.

つまり, "Faster" モードにしていると FileSaver を用いていてもデータ回復はできないということだ.回避法としては 3.5.2 では "Faster" モードを選択できないようにしているので 3.5.2 以上に Norton Utilities をアップデートするか, 3.5.1 以前であれば FileSaver コントロールパネルで "Faster" モードを選択しないで "More Compatible" を選択すればよいということのようだ.


● FAQ : FileSaver

「 FileSaver が機能しない」

Q : FileSaver を入れたのに UnErase でファイルを十分取り出せない. FileSaver が機能していないようだ.

A : 次のような実例がある.

FileSaver コントロールパネルがオンになっていない

コントロールパネルに FileSaver が正しく入っていない

機能拡張マネージャで外されている

インストールされていない(ファイル検索で調べる)

「 回転する浮き輪のマークは何?」

Q : FileSaver をインストールしたら, Macintosh を操作していないときなど回転する浮き輪のマークが出るようになった.

A : FileSaver がディスクをスキャンして必要なデータを保存しているときにポインタのアイコンがこのような浮き輪のアイコンに変化する.デフォルトでは 15 分マウスやキーボードからの入力がないと起動する設定になっているようだ.

「 スキャン時のフリーズ」

Q : FileSaver がシステム終了時にスキャンを始めるが,フリーズする.

A : 次の可能性が考えられる.

FileSaver 初期設定の損傷(初期設定フォルダから初期設定を捨てる)

機能拡張類のコンフリクト

FileSaver ファイルの損傷
以下の不可視ファイルを可視化してから捨てる.

Norton FS Volume
Norton FS Volume 2
Norton FS Data
Norton FS Index
Norton FS Volume

「 スキャン速度の設定の機能差」

Q : FileSaver "低速スキャン / 高速スキャン" スライダーバーの設定によって何が変わるのか?ファイルデータが変化するようでは困る.

A : FileSaver が保存するデータ自体は変化しない. FileSaver が CPU 処理を専有する時間が多いか少ないかを設定する.したがって低速スキャン / 高速スキャンの設定は FileSaver のスキャン時間を左右すると同時に他のバックグラウンド処理に影響を及ぼす.

「 Speed Disk での最適化後に FileSaver のデータもアップデートすべきか」

Q : Speed Disk で最適化したボリュームはファイルが移動しているのだから, FileSaver を起動して記録し直したほうがいいのではないか.

A : Speed Disk は最適化後に FileSaver のデータも適切なかたちで書き換えるため,その必要はない.

「 Speed Disk で最適化直後に FileSaver が断片化を報告する」

Q : FileSaver でハードディスクの断片化が報告されたので Speed Disk で最適化した.しかし, FileSaver は依然として断片化を報告する.

A : Speed Disk の最適化の設定が「マルチメディア」に設定され最適化されるとこのように報告されるので,他の設定で最適化を行うか,気にしないでもよい.マルチメディアという最適化設定はファイルの移動をあまりせずにハードディスクに連続した空き領域を迅速に作成することを優先している.

「失われたファイルが FileSaver によって取り戻される原理」

Q : FileSaver を入れておくとファイルを誤って捨てたり,ハードディスクがクラッシュしたときになくしたデータを回復できるのはなぜ?

A : FileSaver は単独でそのような機能を実現するものではなく, UnErase や Volume Recover といった他のプログラムと協調して失われたデータを回復する働きを実現する.

Macintosh で作成したりしたデータはハードディスクなどのディスクに格納されている.これらディスクにあるデータは Macintosh が管理する仕方にそって配列される. Macintosh がファイルを検索したり,ウインドウにファイルやフォルダとしてユーザに見える形にしているのはデータ本体を参照するのではなくてこれらファイルの配列情報によっている.この配列情報を読みとってその部分を保存するのが FileSaver の役目である.

Macintosh でファイルをゴミ箱に捨てた場合,ハードディスク上の実データ(ファイル)部分はなくなるわけではなく,そのまま残っている.実データには触らずに, Macintosh は管理情報上にそこにはファイルが無いことになったと書き換えるだけなのである. ユーザは管理情報上でファイルの有無を知る仕組みになっているため,管理情報上でないものをユーザが扱うことができなくなり,実質なくなったのと同じ状態となる.管理情報がなければ,ハードディスクに実データは残っているにも関わらず,ユーザがデータを取り戻すことは非常に困難となる.

また,これら管理情報が壊れた場合も同様に実データは残っているのにファイルが無くなったようにユーザには思えることになる.

このようなときに書き換えられる前の管理情報があれば,それに基づいてファイルを取り戻すことができる.そのために事故前の管理情報を保存するのが FileSaver の役目である. UnErase や Volume Recover は FileSaver の残した管理情報を元にデータを回復する.

「 FileSaver を使っていてもファイルを取り戻せないことがあるか」

Q : FileSaver を使っていてもファイルを取り戻せないことがあるか

A : 次のような場合は取り戻せない.取り戻せないことは少なくない.取り戻したければ以下の 1 の項目にあるように事故後に上書きしてはいけない.

1.データを上書きしてしまった.

あくまでも実データがなければいくら管理情報があっても取り戻せない. FileSaver は最新の情報が必要である .FileSaver が作動した後に事故が起き,その後何かをハードディスクに書き込むと取り戻せないことがある.

2.SpeeDisk 以外のツールでハードディスクの最適化を行った.

最適化はファイルを書き換える.当然, FileSaver の管理情報とは異なった位置にデータが書き替えられてしまい, FileSaver の情報は役に立たなくなることがある.( SpeedDisk は FileSaver の情報も更新するので問題ない)

3.テープ媒体には対応していない.また, CD-ROM などの書き込みできない媒体も対応していない.

「 FileSaver 自体の事故を防ぐには」

Q : このサイトは FileSaver や Disk Doctor などの危険性について警告しているが,そうならないようにするにはどのような点に注意すればいいのか.

A : 次の点に留意すべきである

1 . SCSI 機器などの周辺機器の接続や設定をしっかりしていること

2 . FileSaver 動作中にクラッシュしないように日頃から安定したシステムを作成していること

3 .停電などが FileSaver 動作中に起きないように環境を整えること

4 . Macintosh のハードディスク管理の概略を理解して FileSaver の原理を知って使用すること

FileSaver は使用法によっては有益なユーティリティである.しかし,一方で事故などにより稀にではあるが逆にデータを失うケースが発生することがある.上に書いたような SCSI 機器の不良によっては大切なデータ上に FileSaver が管理情報を上書きしてしまう.そして, SCSI 機器にまともなものはないと認識することは教訓として悪いことでない.また, FileSaver 自身が様々な問題の要因となるケースは少なくない.

FileSaver の世話になるような事態は年に一回発生するかしないかだろう.そのために FileSaver を常時使用することは新たに別のトラブルの発生源を抱え込むことになる.各ユーザは FileSaver が解決して取り戻せるデータの価値と常時使用時のリスクやトラブルあるいは作業効率の低下などとを天秤にかけて,使用するかどうか判断することになる.

私は 68k のころには使っていたこともあるが,ハードディスクの容量が大きくなるにつれてスキャン時間と書き込み(カタログツリーをスキャンする)が長くなり作業効率が低下するのに困り, PPC Macintosh になってから現在まで使っていない.私が信頼するのは頻繁なバックアップだ.

FileSaver と関連して....

昨年 Mac OS 8 発売直後に私は本ページで Norton CrashGuard を使用しない方がよいと記述した.多くの方は使用されていないと思うのだが,中にはその後私のページを参照されるようになったユーザで使用している方もいるかも知れない. CrashGuard はあまり役に立たないどころかエラーの発生源となっているので外した方がいいだろう.


● Netscape 4.x : Java Accelerator for PowerPC はなぜアプリケーションルートにあるか

Netscape Communicator/Navigator 4.x ではアプリケーション本体の入った Netscape Navigator Folder 内に "Java Accelerator for PowerPC" という機能拡張のアイコンをしたファイルがインストールされる.これは機能拡張の形のアイコンをしているのにシステム機能拡張フォルダに入れる必要はないのだろうか.

このファイルのファイルタイプを調べてみると "shlb" であり,共有ライブラリであることが分かる.しかし,この共有ライブラリは Netscape アプリケーションだけでしか利用しないものであるので,システム機能拡張内に入れて Macintosh 起動時に読み込む必要はないものである.


● FAQ : Netscape 4.x は 68k マシンで Java 未サポート

Q : Netscape 4.x を 68k Macintosh で使っている.初期設定で「 Java を可能にする」が選択できない

A : Netscape 4.x は 68k Macintosh で Java をサポートしていない



[ 98/9/8]


● AutoStart 9805 駆除時の注意

AutoStart 9805 の被害は拡大し続けている.私のところへの深刻な被害状況のご報告やお問い合わせは一向に減少しない.(お問い合わせに関しましてはお応えする時間がございませんのでご容赦下さい)

トラブルニュースの毎日の更新部分の上にある AutoStart トラブルニュースデータベースへのリンクから正しい知識をご理解いただき対処願いたい.

これまで書いたことも含めて駆除時の注意として思いつくものを書いてみる.

「感染源の特定」

どこから感染したか特定する.外部のフロッピーなどの媒体のことが多い.取引先などであれば再び被害に遭う.協力して完全に駆除すること.

「感染の可能性のあるところへの速やかな通知」

媒体をやりとりしている感染の可能性のある取引先に通知し,完全に対処する.だまって自分のところだけ対処するのは間違いである.感染したことは今回の場合信用をそれほど傷つけない.それよりも黙っていることの方が信用を傷つける.自宅のマシンに媒体を持ち帰っているなどの可能性があればそれも見逃してはならない.

「媒体」

CD-ROM を含め感染前後から使用した可能性のある全ての媒体を徹底的に検査する.一枚でも残っていたら苦労が水の泡になることもある.

「ネットワーク」

ネットワーク上のマシンに感染する. PC にも感染するという報告がある.ネットワークに接続されたマシン全てに該当のファイルがないか検査する.

「機能拡張フォルダ」

Photoshop , Illustrator のアプリケーションのあるフォルダの機能拡張フォルダにも感染する.いくつかの抗ウイルスプログラムはこれを見逃す.

「駆除中の感染」

駆除しているマシン上でウイルスプログラムが実行状態であれば駆除している時間中に他に(あるいは自マシンの駆除済み領域に)感染する. shift 起動によって Macintosh を起動してから駆除する.

「フォルダ,媒体コピー」

不可視ウイルスを含んだフォルダや媒体をコピーしたものはウイルスもコピーされる.

「イメージファイル」

媒体やハードディスクをイメージディスク化したイメージファイルにはウイルスがそのまま記録される.これらも忘れずに検査する.イメージファイルそのままではファイル検索で発見できない.マウントする必要があるが,それは同時に感染への引き金ともなるので注意.

「圧縮,エンコードファイル」

ウイルスの潜んだ媒体やフォルダを圧縮したり,エンコードしたものはファイル検索では検出できない.面倒でも復元して調べる.( StuffIt など圧縮ファイルを圧縮したまま不可視ファイルも含めて調べるユーティリティ,アプリケーションもある)


圧縮ファイルやイメージファイルなどでウイルスが潜んでいた場合はそれらを削除する.これら圧縮されていたりした場合はウイルスは起動しないので感染の恐れはないが,イメージファイルはマウントすることにより感染可能となる.削除したデータについては作成し直すことになるが,元のファイルは必ず感染していたことになるのでそれらも駆除されたことを確認して作成し直すこと.



[ 98/9/7]


● iMac :強制再起動とインタラプトスイッチ

河本氏によれば, iMac のキーボードリセットは通常は利くが,エラー発生時などでは利かないことが多い.そのため本体横のリセットホールを細いもので押せばいいのだが,実際には穴が上下に 2 つあり,上のホールでリセットがかかるが,下のホールは「>」のマークが表示されたウインドウが画面に表示される.

このことから判断すると,下のホールはインタラプトスイッチ(プログラマーズスイッチ)となっているものと思われる.河本氏からお知らせいただいているホール横のアイコンもそれを示している.

このインタラプトスイッチを押すと「>」のマークが表示されたウインドウが画面に表示され,プログラマーズモードに移行する.(現在の多くの Macintosh では command + パワーオンキーによってプログラマーズモードに移行する)この「>」マークの後に入れるコマンドに関しては MacsBug と使用法に触れられたのと同じ緊急回避コマンドラインが使用できる.( MacsBug が起動するのではなく ROM 内のデバッガが起動する)

簡単に紹介すると,

"g" ( "" 内の文字だけ)を入力して return キー = Finer 復帰
( 表示は大文字の"G"となる )
もしも,これらのボタンを押すのがそれほど困難でなければいったん下のインタラプトスイッチを押して上記を試し,改善がなければ上のリセットスイッチを使うという方法をとることができるだろう.(なにせ,私は iMac を所有していないし,現在四国に 2 軒ある販売店のデモ機で試すことははばかれるのでよく分からないまま書いている)

参考:
8/17 項目「 iMac :強制再起動の方法」


追記:
河本氏によると上記コマンドでは変化は起きなかったそうである.

追記 2 :
大野氏からお示し下さった Product Info には,このホールを「プログラマボタン」と書いてある.まちがいなくインタラプトスイッチである.

コマンドラインについては当初 MacsBug と同じように上記 "es" 以下の記述が有効だと思ってそのように記述したが "g" しか利かないことを田中氏ほか複数の方からご指摘いただいたので上記項目は修正している.

追記 3 :
玉木氏から次のコマンドで Finder 復帰できるとお知らせいただいている.

1) "SM 0 A9F4" リターン

2) "G 0" リターン


● メニューバークロックの 24 時間表示の問題

上記河本氏からのお知らせによる. iMac でも起きるが,他の Macintosh でも発生する.

メニューバークロックに Chicago などの欧文フォントを指定すると 24 時間表示できず, 12 時間表示にしかできない.

この他, iMac でも省エネルギー設定からのシステム終了時間設定が機能しない問題が起きるようだ.


● MS Office 98 : Word 5.1a 書類との非互換

Microsoft Office 98 for Macintosh について山本氏からお知らせいただいている.

MS Word 5.1a を MS Word 98 で読み込もうとしても,下付きのみ上部に現れテキストはずっと下の方に飛んで行った状態になって読めない.

サポートセンターに連絡したところ,5.1a は英語版なので,この Office 98 日本語版では, 5.1a を普通の Word 文書保存したものではちゃんと読めず,RTF formatで保存して下さいといわれた.

このような前バージョンの文書が読めないとか同じバージョンの Win 書類が読めないなどというケースは Word 6 日本語版でもあった問題で,その場合は一年後にサービスパックとして有料バグフィックスされたことが過去にある.


● MS Office 98 : Word 6 の EPS ファイルリンクでクラッシュ?

fj.sys.mac に,図 ( EPS ) をファイルリンクさせた Word 6.0 J 文書を Word 98 で開いて図を見ようとすると Word あるいは OS がクラッシュする場合があるという報告がされている.


● MS Office 98 : Excel 98 : Win 版 Excel 97 読み込みフリーズ

Microsoft Office 98 for Macintosh Excel 98 と Visual Basic との問題について澤田聖司氏からいただいた.

(現象)

Windows 側で生成した「 Visual Basic のモジュールが入った」ファイルの読み込み時に下記のエラーを検知し,その後 Excel 98 を終了しようとするとフリーズする.

このファイルには,現在使用中のコードページに変換できない文字が含まれています.いくつかのデータが失われた可能性があるため,こ のブックは読み取り専用に設定されます.

(原因)

Windows 側の Excel 97 でファイルを保存する際に「 Excel 97 および 5.0/95 ブック」での保存を勧められるので,たいていこの形式で保存を行う.ところがマック側の Excel 98 で読もうとすると前述のエラーが発生する.この現象は「 Visual Basic のモジュールが入った」ファイル全てに起きるわけではない.問題なく開けるファイルもある.

(対処)

Windows 側の Excel 97 でファイルを保存する際に「 Excel 5.0/95 ブック」あるいは「 Excel 97 ブック」のどちらか一方の形式で保存する.そうすると Excel 98 で正常に開くことができた.

補足: Excel 98 側で「 Excel 97/98 および 5.0/95 ブック」で保存したものは, Windows 側の Excel 97 で正常に読むことができた.


追記:
Windows 版で作成したワークシートに特定の記号が含まれる場合に発生する.( 98/9/23 項目「 MS Office 98 : Excel 98 : Win 版 Excel 97 読み込みフリーズ(継続)」参照)


● MS Office 98 : Visual Basic Editor の問題

上記同様,澤田聖司氏からいただいた Visual Basic Editor に関する問題点 2 点.

(現象 1 )

Visual Basic Editor でデバック機能が不十分.変数を自動表示する「ローカル・ウインドウ」や計算式を指定して表示する「ウォッチ・ウインドウ」が表示できない.したがって,デバック時に状態の遷移を追うことができない→事実上デバック不可能.

(現象 2 )

Windows 側の Excel 97 の Visual Basic Editor に在る,自動メンバ表示・自動クイックヒント・自動データヒントが,最初から実装されていない.プログラム作成時に非常に便利な機能だけに残念.

上記2点は,英語版 Office 98 はどうなのか知りたいところです.前のバージョンである Excel 5 for Macでは「ウォッチ・ウインドウ」が装備されていて,自分が見たい変数を見ることはできました.


● AutoStart : CD-ROM からの感染

98/8/10 項目「 AutoStart 9805 F 」内で触れた AutoStart 感染 CD-ROM が現実のものとなってきている.最近,米国で発売された CD-ROM のいくつかが感染していたと報告されている.

8/10 項目でも書いたように商用 CD-ROM だけでなく,個人や会社で作成した CD-ROM でもその可能性がある.外部からのメディアを使用する際には QuickTime 設定がきちんと予防されているマシンでできればスタンドアローンのマシンで試すような慎重さが必要である.


●アプリケーション起動時の異常:ネットワーク共用プリンタ要因

Takahashi 氏から iMac で起きた興味深いトラブルをご紹介いただいた.氏はある時クラリスワークスの起動時に新規書類が表示されるまで 1分半ほどかかるようになったことに気が付いた.調べてみると Photoshop, Illustrator でもフリーズしたようになってしまう.システムも不安定になった.

AppleTalk を切ると問題は現れないので AppleTalk に関連した問題であると思われた.(氏は iMac と既存 Macintosh をクロスケーブル直結 Ether 環境で使っている)しかし, AppleTalk を組み込んだ最小限のシステムからの起動では問題が出てこない.

原因は既存 Macintosh ( 8500 )側にシリアル接続してある Color StyleWriter 2400 を iMac 側でネットワークプリンタとして使用した後,何らかの理由で共有元の他方の Macintosh の共有設定のチェックが外れていたことが原因であった.

iMac によって家庭内 LAN などの環境を構築するケースも増えると思われる.このようなネットワークに関連したトラブルを経験する機会も増大するだろう.なお,フロッピーや SCSI 機器の接続の困難な iMac でもネットワークや感染 CD-ROM からの AutoStart 感染の可能性はある. QuickTime 設定で CD-ROM の自動再生のチェックは必ず切るようにしたい.( AutoStart 感染はファイル検索で目に見えない項目として "DB" などを検索することによって検出できる.現在のところ抗ウィルスソフトに頼ることは問題があるケースがある)


● Apple マニュアル類の公開

Apple は自社製品の各種マニュアルを以下の WWW サポートページで公開している.

Product Documentation Archive

Apple Support

「Support by Product 」と「 Support Resouces 」の項目から「 Apple Manuals 」を選択する.


● PowerBook :キーボードの同時認識

Apple によれば, PowerBook のキーボードは Power Manager への信号の制限のため,同時に二つのキーを読みとるには制限があるそうだ. PowerBook に外部キーボードを接続する際, Apple スタンダードキーボードは PowerBook のキーボードと同じために一方のキーを使用している間は他方を使用できないことになる.これは同様に例えばゲームのキーパッドなどを併用する際にキーパッドの種類によっては支障が出ることになる. Apple 拡張キーボードは同時に複数のキーストロークができるそうだ.


Type/Creator Database v3.2



[ 98/9/5]


● Speed Doubler 8.1 の問題点

Speed Doubler 8.1.1 Update が出ている.このアップデータは Mac OS 8.5 に対応したものであるが,日本語版に対応していないものと思われる.添付されている Speed Doubler 8 Update Read Me に,8.1.1 が 8.1 から改善される事項が書かれている.これはそのまま現行 8.1 の問題ということになる.以下に Faster File Copying のうちいくつか抜き出してみる.

・ Mac OS Easy Open との問題の改善

・ FinderPop などユーティリティに備わっている Finder 以外からコピーする機能を使用する際の問題

・ StuffIt SpaceSaver との問題の改善

・ロックされた項目がゴミ箱にあるときに空にするとクラッシュする可能性の修正

・ Mac OS 7 でデスクトップ再構築の際にクラッシュする可能性の修正

・ ARA または PPP によるネットワーク接続切断直後にマシンを終了するとハングすることがまれに起きる可能性の修正

これらは初めて聞くような問題ばかりであり,私自身は Mac OS Easy Open, StuffIt SpaceSaver を使用していないこともあり,経験したことがない.


● HDT 2.5.x J: Mac OS 8.1 :ディスクユーティリティで問題報告

高橋氏から Hard Disk ToolKit ( HDT )2.5.2 J についてトラブルではないかという情報をいただいている. HDT 2.5.1/2.5.2 J でフォーマットしたディスクを Mac OS 8.1 で Disk First Aid や Nortn Disk Doctor で検査するとマスターブロックディレクトリ異常などを報告される.

私も追試したところ,同様のエラーが出ることを確認した.私の追試した環境は LC 475/Mac OS 8.1/Quantum ProDrive LPS 270 ( Apple ROM ) / Disk First Aid 8.2, Norton Disk Doctor 3.5.2 である.ただ, HDT 2.5.2 J では同じ問題が出るのだが, HDT 2.5.1J では最初に作成したパーティションボリュームには問題が報告されず, 2 番目以降のボリュームに異常が報告された.( HDT では最初に一つのボリュームを作成してからパーティションを次に作成する)

Silverlining Lite 2.2.1 では Disk First Aid で MDB マイナートラブルが報告されるが修復可能である. Norton では問題が検出されない.Drive 7 v4.3.3 には今回のような問題は全くなかった.

HDT で問題が出たヴォリューム間で 20 MB 程度のフォルダをコピーしたが表面的には問題はないように思える.


追記:
林氏,平林氏から PC Exchange コントロールパネルとのコンフリクトであるとお知らせいただいた.林氏からはこの件については本トラブルニュースデータベースにあり,それで回避できるということもお教えいただいた.

該当の項目は 98/2/10 項目「 Mac OS 8.1 : PC Exchange 2.2 の問題」である.

Hard Disk ToolKit 2.5 と PC Exchange 2.2 の組み合わせが場合によってディスクエラーを報告するとし,Norton Disk Doctor 3.5.2 がマスターディレクトリブロックエラーを返すことと,回避法としては PC Exchange 2.2 を外すか, Mac OS 8 の v2.11に戻すことが書かれている.

どうも自分で書いた項目なのに記憶していなかった.申し訳ない.トラブルニュースデータベースは "HDT" で検索したのだが,当該項目は PC Exchange に焦点が当たっていて, Hard Disk ToolKit はあっても HDT はなかった.本日項目は大幅に部分削除させていただいた.

追記 2 :
nozaki 氏からは PC Exchange を使用しているが問題は起きないとお知らせいただいている.今吉 氏からは MO 使用時にディレクトリ異常など様々な問題が PC Exchange 2.2.1J が入っていると起きることをご報告いただき,ディスクドライバとの関連をご指摘になっている.


● PowerBook 2400/240 CardBus 対応正式アナウンス

TIL: 30140 : PowerBook 2400 Series: Frequently Asked Questions

上記 TIL が 9/2 付けで変更された.以前の 97/10/3 付けの TIL と比較すると, 2400 は CardBus に非対応であるとなっていた部分が 2400c/240 は対応していると変更されていた.( 2400c/180 は非対応であり,今後アップグレードする予定はない)数日前に Apple Support がこの事実を認め, TIL で公開するとしていたものと思われる.

追記:
さらに記述は変更された.対応していないと戻っている.


● Photoshop 5.0 と Painter 5.0 のファイルの非互換

Painter 5.0 で Photoshop 5.0 のファイルを開くとノイズが出る. Photoshop 3.0 から利用できるようになったレイヤーを保存できる Photoshop フォーマット( ".PSD" )であるが,将来を見越していくつかの機能が埋め込まれていた.今回, 5.0 では Unicode 対応のためこれまで 3.0, 4.0 では使用しなかった一部の機能を使用した. Painter 5.0 は Photoshop 4.0 までのファイルを読み込むことは可能であるが,全ての PSD ファイルフォーマットをサポートできていないため,今回の 5.0 PSD フォーマットと非互換である.

当面の回避法としては Photoshop 4.0 のフォーマットで保存して読み込ませる.

参考:Photoshop 5.0 file format compatibility issues


● FAQ :アップルメニューオプションのサブメニューが出なくなった

システムフォルダ/初期設定にある "Apple Menu Options Prefs" を捨てて再起動する.


Global Village x2 および flex modem 用 V.90 アップグレードファームウェア他

● iMac : AOL 36.6k 接続の方法と初期化コマンド

TIL: 22239 : iMac: AOL and 33.6 kbps Modem Initialization String



[ 98/9/3]


iMac Update 1.0

iMac の USB のバグを修正する.プリンタなど USB 対応機種の使用で問題が起きていた. Apple は当初 iMac 側には問題がないと言っていた.

Apple によれば iMac に標準装備されている Apple USB keyboard と Apple USB mouse 以外の USB 機器を接続する場合に iMac Update 1.0 が必要である.

EPSON の USB 対応プリンタについてはドライバがアップデートされている.


● iMac : Greenhouse 社製 GH-SDG 128M メモリ不良は初期ロットのみ

8/31 項目「iMac : Greenhouse 社製 GH-SDG 128M メモリの不動作?」について,アニーズ・クラフト案浦氏からお知らせいただいた. Greenhouse 社製 GH-SDG 128M メモリは初期ロットに問題があったが,現在は実機で確認しているので問題ないそうだ,とのこと.


追記:
この件についてグリーンハウス社よりお知らせをいただいた.初期ロットのみ不良が発見され,現在出荷されている製品(98/8/29以降出荷)は対応できているので問題はない.また,ロット不良の製品は交換しているので連絡してもらいたいとのことである.


不良ロット出荷総数:250枚

出荷日/数量:
平成10年8月27日・・100枚
平成10年8月28日・・150枚

不良の原因

E2P-ROMのデータ書き込み不良

連絡先

ユーザーインフォメーション

TEL:03-5421-2255
FAX:03-5421-2266
support@green-house.co.jp

不良が発生した原因は,製造協力工場内でのE2P-ROMのデータ書き込みを行う時点でのプログラム入力ミスと断定されたそうである.出荷時での製品テストでは実機ではなくテスターによるオープンショートテスト( PC との適合性テストではなくメモリ自体の動作テスト)のみが行われ評価をパスしてしまったため出荷されてしまったそうである.


● PLL 機能について

上記グリーンハウス社からは 8/31 投稿記事内の PLL 機能についてご説明をいただいているので掲載する.

PLLとは「 Phase Locked Loop 」の事で,コンピュータ内部ではクロックの発生に使用します. iMAC ( SO-DIMM 使用機 ) の場合,マザーボードからメモリに供給されるクロックは 2 本あるのですが,その 1 本で供給できるデバイスの数は 4 個までと規定されています.ということは全部で 8 個のデバイスまで供給できることになります. 64MB の SO-DIMM までは, 8 個のデバイスを搭載している為,この PLL 機能を搭載する必要がありませんでしたが, 128MB の SO-DIMM になると 16 個のデバイスが実装されている為,駆動できなくなってしまいます.そこでこの PLL 機能を搭載することによりモジュール基板上でクロックを補ってあげる必要が出てくるわけです.ただしこれは 64Mbit チップを搭載した場合の話で, 128Mbit チップを搭載すると,従来の 64MB モジュールと同じ個数のチップで済むので, PLL 機能を搭載する必要が無くなります.( 弊社メモリ GH-SDG128M も 64Mbit チップを搭載しているため PLL を搭載しております.)



[ 98/9/2]


実は私のミスで以下の 9/2 付け作成中の項目を一日早く公開してしまった.元に戻したところで 1 日の違いであるのでこのまま公開するが,作成中のどの段階で公開してしまったかよく分からない.不十分な段階の項目を読まれた方もいらっしゃるかも知れない.


● Mac OS 8.5 と DOS Compatibility Card

MacInTouch 8/31 に Mac OS 8.5 は DOS Compatibility Card をサポートしていないという読者からの情報を紹介している.

追記:
MacInTouch の記事には変更が加えられ,「PC Networking Extension」の部分だけが新しい OpenTransport 2.0 と非互換と訂正されている. Windows 環境下でのネットワーク使用ができない.


● iMac :Tip :既存 Macintosh との Ether 接続

iMac を購入された方で,これまで Ethernet での LAN を組んでいなくても PowerMacintosh や PowerBook などの Ethernet ポートのある Macintosh を既に持っていた方は,HUB など購入しなくても,直接 iMac と既存 Macintosh を Ethernet ケーブルで直接接続してデータをやりとりすることができる.

Ethernet ケーブルには通常使われるストレートケーブルと直接接続するときなどに使用されるクロスケーブルがある.それぞれケーブル結線が一部異なっているだけであるが,このうちのクロスケーブルで互いの Macintosh の Ether ポートに接続すればよい.

しかし,ケーブルは外から見ただけでは区別が付きにくい.そのうち HUB など購入して LAN を構築する場合もあるかも知れず,その場合はケーブルの扱いが混乱する可能性がある.私は Ether ケーブルはほとんど全てをストレートケーブルにして,クロスにする必要がある場合はクロスに変換するアダブタを使用しているのでお試しいただきたい.つまり,ストレートケーブルとクロス変換アダブタを購入すればよい.

各 Macintosh 上でのファイルの転送についてはシステムに備わっている AppleShare によるファイル共有を利用すればよい.( iMac 他のマニュアルを参照のこと)


●オーディオ CD 再生中に音楽が停止する

オーディオ CD 再生中に Apple システム・プロフィールを起動した場合に音楽が停止するのは正常である. Apple システム・プロフィールは周辺機器の情報を得る必要がありチェックしているが,そのときに周辺機器で動作しているものが停止することがある.

AutoStart 感染 Macintosh ではオーディオ CD の再生が中断するという症状が出る.

Mac OS 8.1 で Enhanced CD をオーディオ CD プレーヤ再生中にハードディスクや Zip など他のディスクにアクセスすると再生終了してしまうというユーザがいるようで, Apple に複数の問い合わせがある.それに対して Support はそれは 8.1 の既知の問題であると回答している.しかし,私の Macintosh ではそのような現象は確認できなかった.

追記:
最後の Mac OS 8.1 既知の問題とは 5/12 項目および 6/9 項目で述べた問題であることが判明した.


● ATOK11 :「ゐ」「ゑ」変換時の問題

畠山氏からいただいた.環境設定で記号の半角変換をオンにしていると「ゐ」「ゑ」が半角カナの「イ」 「エ」になってしまう.(カタカナでも同様)ジャストシステムに障害を報告したところ次のような回答を得た.

回答

・現象が発生する条件
環境設定−入力・変換1にて,「半角変換−記号」にチェックを入れ,「入力中文字への適応拡張」を選択されている場合に発生

・原因
ATOK11での「入力中文字への適応」における仕様・制限

「入力中文字への適応」が「する」の場合,「ゐ」「ゑ」は,半角変換の対象となる

・対処方法
「入力中文字への適応」を外して使用する


●トライコーポレーションのマウス JUSTY

樽角氏からお知らせいただいた.トライコーポレーションのマウス JUSTY について,ゆっくり動かすと数ドット単位で動いてしまい,操作が困難である.そのため購入店を通じてメーカーに問い合わせたところ仕様であると回答された.樽角氏の購入店では返金に応じるそうである.


● PowerBook 液晶モニタのトラブル

PowerBook の液晶モニタで画面が出なくなったとか,縦に分割される幅広のラインが出る,画面の何分かの一が縦に分割されて表示されない,ぼんやりした縦線がモニタ全面に出る,色が変わってしまった,帯状に色が変わる,などの症状の多くがディスプレイケーブルまたは接続の不良である.殊にディスプレイケーブルの接触不良,コネクタ部の差込不完全がその原因の大多数である.私の印象では PowerBook の AppleSupport への液晶モニタの不具合に関する苦情に対して十中八九 Apple はそのように回答している.

ことにモニタパネルの角度を変えることで画面に変化があるようであれば,まずまちがいなくケーブルの問題だと言えるだろう.

「 Power Book 5300cs の液晶パネルのトラブル」はそのような経験をもとに作成されたページのようである.このページでは 5300 と 190 に限定しているが,私が書いたような同様のトラブルはこれら機種以外にも起きる.最近の PowerBook G3 Series でも結構見られる.


●よもやま: PowerBook 2400 の PC カードなど

私の PowerBook 2400/240 ではネットワーク接続に Logitec LPM-LAN/FM3 PCカードを使用している.大学と自宅で Ethernet と PPP を切り替えて使用するような使い方ではこのようなコンボカードは大変便利だ.ところが, Ethernet 接続では問題が起きないのだが,モデムの環境では問題が起きることがある.接続中に突然切れるという問題である.問題の所在はよく分かっている. PC カードモデムの熱暴走である.

当初 2400 の内部温度が摂氏 63度になると接続が切断されていた.その時点での私の 2400 は 64 度まで発熱していた. Logitec のコンボカードについては発売当初パルスでの発信ができないとか, 2400 について下側の PC カードスロットに問題があって LAN カードを入れて起動するとクラッシュすると言われていた.しかし,これらの問題に対策されたものを入手したためか,私の環境ではこのようなことは確認できず,比較的快適に使用できた.問題は温度の問題だけで,それも悪い状態で上記の温度に達したときに発生するのみという状況だったため,多少気をつけることで通常は回避でき,多くの皆さんが経験されているほど問題とも思っていなかった.

ところが,購入後 2 ヶ月程度経過後, 2400 がロジックボード,ハードディスク交換を要する故障を起こすことがあり,その後状況が変わってしまった. NCR での修理から帰ってきてから,モデム接続の切断が頻繁に起きるようになってしまったのだ.

NCR での修理後,発熱温度自体はかなり改善され,修理前 64 度まで上がった 2400 は 58 度までしか発熱しなくなっていた.ところが,以前 63 度まで大丈夫だった同じカードが今度はどうも温度がそれ以下の 57 度になると切断されるようになってしまったのだ.これらは一見矛盾するようだが,そうではない可能性もなりたつ.

NCR できちんと丁寧に 2400 の発熱対策をしていただいた結果,放熱が以前より良好になったため 2400 の温度上昇が抑えられた.しかし,その結果,放熱のために他の部分への熱伝導がよくなり, PC カードなどにも熱が伝わりやすくなったために PC カード自体の温度は上がったと考えることもできる.こころなしか,修理後の PowerBook の底面は以前より温度が高いように思う.(内部温度が具体的にどの場所の温度なのかがはっきりしないのが困る.今回の経験では CPU 近くではないかと思われるのだが)

CPU の熱暴走は困るが,一般に言われているように放熱がよく行われて CPU の発熱が抑えられれば抑えられるほどよいわけでもないということを私は勉強できた.放熱材などの熱伝導の経路のレイアウトも大切だ.分解して,何とか直そうかとも思うのだが,分解するのは面倒だ.(実際には分解より組立がいやだ)

この PC カードは Ether 環境では問題はないのだが,モデム接続でこの熱問題が起きる.(他に,コネクタが外れやすい,ケーブルが長すぎるなど)その結果,人ごとのように思えていた熱対策を私も人並みに(モデムについてだが)考えざるをえなくなってしまった.

対策は下スロットの方が温度が上がるようなので上スロットで使うことと,アイスノンである.アイスノンは効果絶大だ.(温度の上がらないキーボードがこんなに気持ちがいいとは思わなかった)モデム使用前まで冷蔵庫で PC カードを冷やしておくというのも効果があった. PC カードスロットの下側スロットは空けたままにせず何か別の PC カードを挿入しておいた方が放熱の結果はよくなる.

また, PowerBook を横にして本を開いたようにして立てて使うのも効果があるが,これでは使いにくい.アイスノンも効果絶大だが PowerBook の下に敷くとキータイプしにくくなるし,キーボートの上に置くとキータイプしにくくなるどころではない.

これらのことから考えた方法は,冷やした別の PC カードを併用するというものである. CPU 温度を常に監視していて,危ない温度に達しかけたら直前まで「冷凍」しておいた別の PC カードを下スロットに挿入して上側のモデムカードを冷やそうというのである.ところが,いいアイデアだと思えたこの方法は効果は確かにあるのだが効果持続時間があまりにも短かった.そのため何枚か不要な PC カードを用意し取り替えながら使う必要がある.使わなくなった PC カードが 2 枚あるのでそれをあててみたがそれでは足りない.今度日本橋に出る際にはジャンクの PC カードをこの目的のために探すつもりであるが,頻繁に取り替えるのも面倒なので,ネットワークに接続する時間が比較的長い私にはあまりこの方法は有望ではない.接続時間があまり長くない方には使える方法かも知れないのでお試しいただいてもいいかも知れない.

とにかく,私の環境では現在のところアイスノンに優る方法は見つからない.(私が使っているのはクールスターという製品である) 2番目に持続時間が長かったのはモデムカード自体を事前に冷凍しておくものであったが,結露など心配であまりやりたくない.よく言われる底面下に空間を空けて使用することもいくらかは効果があるがモデムにどの程度の効果があるのかは分からない.私の好みでは大きい放熱板やファンはなるべく使いたくない.また寝転がって使うことができない方法も困る.アイスノンの欠点はこれだ.そのため, PC カードスロットに入れる放熱板あるいはアイスノンというような製品をどこかで発売してくれないかとか,早く冬が来ないかと思ったりして毎日を過ごしている.

PowerBook でのモデムの熱暴走は 2400 に限らずよく聞く問題だ.モデムが突然切断するという問題が PowerBook で起きる場合,この可能性を常に考慮しなければならない.

最近私はデスクトップ機の CD-ROM ドライブでこのような熱暴走が起きることがあるということを聞いた.症状は再生中に突然切れ,再起動では問題は継続するが,システム終了後 1 時間というようにある程度 Macintosh を終了した状態から起動すると直っている.いろいろなケースで熱に関連した問題と疑われる症状の基本だ.

別の PC カードのことに話を変える.最近になって購入した VIMAGE 2 のカードだが,よく調べないで購入したのも悪いのだが, TV コンバータケーブルは 2400 には「現在対応していない」ということが購入後判明した.「現在」対応していないという言い方は希望がもてるので早く対応してもらいたい.性能についてはもう少し速い描画速度を期待していた. Photoshop で画像をスクロールするとリドローがうまくできない.(ウインドウシェードを使っていちいち描き直させることになる)

PowerBook 2400/240 自体は概ね満足している.メモリ搭載上限にやや不満があるのと,パワーマネージャに時折不可解なことが発生すること,また,携帯中にメインバッテリが動くのかバックアップバッテリに切り替わってしまい気が付かないうちにバックアップバッテリが消耗してしまうことがあること,分解が面倒なこと( 8500や 7100 と同様な程度 2400 の分解は気が進まない), 2400 に限った話ではなく PowerBook 一般の問題であるが,満足できるサードパーティ製ハードディスクフォーマッタがないこと, ASCII キーボードでなく JIS キーボードであること,などが気になる程度である. iMac ではないが,フロッピードライブは不要だと思う.

ハードディスクフォーマッタの御三家と私が勝手に思っているもののうち, HDT と Drive 7 は SCSI ディスクモードに対応していない( HDT はマニュアルに対応しているかのような記述があるのだが,アップデータや FWB のページでは対応していないと書いてある.私が試した結果では対応できていない). Silverlining Lite は SCSI ディスクモードには対応しているのだが,いかんせん転送速度が他のフォーマッタの三分の二程度の能力しかない. Silverlining は未だに他のフォーマッタが追いつけない優れた部分がまだいくつもあるのにライセンス問題など最近の状況は残念だ. Apple のドライブ設定はネイティブでないのだが,私が計測した範囲では HDT や Drive 7 との速度差は出なかったので(以前は結構差があった)まあしょうがないかと思って Drive Setup1.5 で HFS + にして使っているという現状である.

OS 8.1 起動フロッピー( 2400 ではスマートメディアをその用途に使用してる)のスクリプト問題が解明された今,私に HFS + アレルギーはない.よく Norton Disk Doctor が未対応という意見も聞くが,これまで Disk First Aid だけで用は足りている.確かに Norton は有益な場合もあるけれど, Norton は万能ではない.私のようによく分からない者がディスクユーティリティを多用するのは考えものだ.私が信頼しているものは複数のバックアップである.

現状で HFS + について私が困ると思っているのはフラグメンテーションである.対応している製品もあるのだが,私は持っていない(あるいはアップグレードしていない)のだ.バックアップしてもう一度戻せば断片化を解消できるのは分かっているが,結構時間がかかるのでなかなかそうはできない.ハードディスクのインストール時に断片化しにくいアプリケーションなどから入れ,頻繁に書き換えられそうなものを後に入れるとか Netscape の初期設定など特に頻繁に書き換えられるもの,作成中の文書を RAM ディスクや 16MB スマートメディアに入れて使用し,Speed Disk が対応するのを待っている.(最初の話題から随分外れてしまった)

追記:
高山氏から 2400 の発熱問題に関して, CPU 熱暴走は 70 度を境に起きることが多いという話と近々バード電子からインタークーラーという製品が発売されるので改善される期待ができるとお教えいただいた.(上記項目は 2400 の熱暴走ではなくて,モデムの熱暴走についてである.)


[その他]
Mac 初心者から Mac 初心者へ 私もこのようなページを作りたいものだと長年思い続けている.




[ 98/8/31]


● iMac : Greenhouse 社製 GH-SDG 128M メモリの不動作?

大木氏からいただいた. Greenhouse 社製の GH-SDG 128M は iMac では動作するとメーカー発表であるが,実際には問題が発生するという.本メモリは PowerBook G3 用であり, Apple の発表では iMac と PowerBook G3 用メモリは互換があるということになっているので注意が必要であろう.

昨日,友人 2 人と計 3 人でイケショップにて iMac と 128M SO-DIMM,4MB SGRM を購入したのですが, 3 人が 3 人ともメモリを増設すると起動しない,という現象に遭遇しました.

症状としては,以下のうち複数の症状がランダムに発生.

・電源投入後,電源ランプがオレンジから緑にならないまま.画面は真っ黒.
・ MacOS の画面が出た直後に爆弾.
・ HappyMac が出て, MacOS のマークが出,「起動中」の画面までは進むものの,そのままプログレスバーが進行せずフリーズ状態.
・起動直後 OpenFirmware error と,グレーバックの DOS 風の画面.
・ 1 名のみ,CD-ROM からの起動が可能.他の 2 名は shift を押しての起動も CD-ROM か ら起動も駄目.
・ PRAM クリアも解決せず.

3 名とも,128MB SO-DIMMを外すと問題なく起動しました.

イケショップで購入したSO-DIMMはgreenhouse社製のGH-SDG128M(本来はG3PB Series用). http://www.green-house.co.jp/News/news082798b.htmによると,greenhouse社としては 128MB は Apple の動作保証外ながらも動作を確認,とあります. ところが,3名のうち1名がMacpeople誌の編集者だったため,他の人間が別のシ ョップで購入した ADTEC 社製 128MB SO-DIMM を取り付けてみたところ,問題なく起動しました.(ADTEC社のSO-DIMMはPBG3用ではなく,iMac用となっています.また,「 iMac 用」の下に「 PLL 機能搭載」と書いてあります. PLL とは何でしょう?)

また,本日イケショップに行って症状を報告したところ,すぐに ADTEC 社製と交換してくれました.

樽角氏から ADTEC 社製メモリの互換を確認するお知らせをいただいている.

追記:
大木氏から追加情報を得た.

互換性の問題としては, PLL( Phase-Lock Loo p)じゃなくてSPD( Serial Presence Detect )って方が問題かもしれない,とのことです. SPD というのはメモリ構成を知らせるための ROM のことらしいのですが,どうもこの仕様がちゃんと満たされていなかったのではないか,と件の友人である MacPeople 誌編集者が申しておりました.

続報:

アニーズ・クラフト案浦氏からお知らせいただいた. Greenhouse 社製 GH-SDG 128M メモリは初期ロットに問題があったが,現在は実機で確認しているので問題ないそうだ,とのこと.

グリーンハウス社から確認と現在は問題ないことをお知らせいただいている. 9/3 項目を参照願いたい.


ATOK11 for Macintosh iMac/Macintosh Power Book G3 Series 対応モジュール

iMac および PowerBook G3 Seriesで起きる以下の現象に対応した.それ以外の機種のユーザには不要である.(以前のMacintosh Power Book G3 Series対応モジュールと同一のものと思われる)

簡易インストールで、JISキーボード用のスタイルファイルを設定できない現象
ATOK11キー設定(JIS)のスタイルを選択していてもATOK本体でキートップ通り入力出来ない現象



[ 98/8/30]


iMac を見てきたが,クラリスワークスでの登録時の問題は日本版でも起きるようだ.( 98/8/20 項目「 iMac : TIL でのいろいろ」を参照のこと)強制再起動のキーコンビネーションが利かないという米国ユーザの話もあるようなのだが,私が試した時には効いた.( 8/17 項目「 iMac :強制再起動の方法」参照)

米国では PowerBook G3 Series の最初のモデルの入手難について,予約がキャンセルされる代わりに新型 PowerBook G3 Series が割り当てられているという話がある.

AutoStart と iMac 関連項目をまとめてみた.


● AutoStart 9805 : Early Bird 1.1 での除去はできない?

大塚氏から Early Bird 1.1 について,日本語機能拡張フォルダをスキャンしないのではないかとお知らせ下さった.特に Shift 起動では問題がある.(通常の起動だと RAM 内の感染を検知することはできる.つまり,感染状態でのみ有効)


● iMac : 1時間遅れの時刻設定

河本氏は iMac のデフォルトの時刻設定が 1 時間遅れているとお知らせ下さった.日本向けiMacの製造工場があるシンガポール時刻がそのまま設定されているのではないかと指摘されている.

アップルメニュー内コントロールパネルの日付&時刻で設定できる.


EGBRIDGE9.0 アップデータ

iMac 付属の Apple USB JIS キーボードに対応させる.具体的には以下に対応した.

iMacの Apple USB JIS キーボードでローマ字入力時に,「」[]\ が正しく入力されない.

iMacで環境設定のキーボード配列を切り替えるとビープ音が鳴る.

これまでのアップデート内容も含んでいる.


● Twentieth Anniversary Macintosh のサウンド問題

Apple は 8/27 に Twentieth Anniversary Macintosh で起きるサウンドの問題について, 9 月から各サービスプロバイダで対応することができるようになるので,連絡をとって欲しいとしている.結局,システムソフトウェアなどのパッチなどだけで解決できるような問題ではなくハードウェアも改善しなければならない問題だったということだろう.
(米国での状況であるので,日本での対応は不明である)

追記:
TIL でも同様のことが発表された.ここにはサービスが受けられるのは米国とカナダと書かれている.

TIL: 30719 : Twentieth Anniversary Macintosh: Static or Buzzing Noise


国内でも受け付けているのでサービスプロバイダに連絡されたい.


モグラたたキーアップデータ


● Netscape のブックマークウインドウ異常: Netscape 初期設定の引継ぎ

Netscape のブックマークを独立のウインドウとして表示させた場合,分割されたウインドウが表示され上側部分でのみ表示されるという問題がまれに起きる.このことは 97/4/6 項目 「 Netscape Communicator 4.0.1の問題」内でも触れたとおりである.これが最近私の 4.06 で起きたのでレポートしてみたい.

Netscape 社は Macintosh Bookmarks として, Macintosh で起きるブックマークの問題に触れている.ここでいう問題はブックマークメニュー内のフォルダの中身が表示されないというもので,私が出会った問題とは異なったものである.

ちなみに, Netscape 社の提示している回避法は以下のものである.

1. Bookmark が壊れているかもしれないので, Netscape 初期設定中の Bookmark をいったんデスクトップに移動し, Netscape のブックマークウインドウを出し,ファイルメニューからブックマークの取り込みを実行し,デスクトップに移動した Bookmark を読み込む.

2.ブックマークの登録数が多すぎる.項目がいくつ以上だと問題が起きるかは不明であるが,数百というような数では問題が起きる.ブックマークを分割して使い分ける必要がある.


過去にも記したようにブックマークウインドウが分割される問題は "Netscape Preferences" の異常から起きる. Netscape 初期設定フォルダの "Netscape Preferences" を捨てて起動し直せばこの問題は解決する.

しかし,問題は初期設定をし直さなければならないことだ.私は JPEG や GIF ファイルを Photoshop のファイル形式(クリエータ)で保存するようにしているなどいろいろ設定しているの.これをまたいちいち設定し直すのはぞっとする. "Netscape Preferences" をバックアップに取り替えたところそれも壊れていた.それより古いバックアップもあるが必要な項目が書き変わっているかも知れずいちいち点検するのは新しくするのと同じくらい面倒だ.初期設定を新しくするしかない.(皆さんもバックアップは時間差をおいて複数とっていますか?)

「 Netscape 初期設定の引継ぎ」

このような場合,私は次のようにして新しい初期設定に以前の壊れた初期設定の内容を書き込んで使用を継続しているので紹介する.

壊れた(古い) "Netscape Preferences" を初期設定フォルダから別のところに移動する


Netscape を起動してすぐ終了する.こうすることで新しい "Netscape Preferences" ができる


古いものと新しいものの両方の "Netscape Preferences" を Jedit などのエディタで開く.これらのエディタは保存時にクリエータを変更しないものが望ましい.


新しい "Netscape Preferences" の中の "user_pref" となっている以下の行を全て削除し,以前の "Netscape Preferences" の "user_pref" 以下の全ての行からコピーする


保存する.このときクリエータが変更される場合は, ResEdit などで "MOSS" に戻す.

壊れた初期設定のヘッダを新しいもののヘッダに書き換えて古い初期設定を使い続けるという方法もあると思うが,試したことはない."Netscape Preferences" の異常時に常にこの方法で引き継げるとは限らないのである程度ファイルの内容を検討して必要な部分が壊れていないか確認するステップは必要かと思う.

"Netscape Preferences" の "user_pref" による定義にはいろいろ興味深いものがあって,アプリケーションのメニューの設定には現れない項目もある.



[ 98/8/28]


● iMac : USB 対応 EPSON プリンタでの問題

iMac で EPSON の USB プリンタを接続すると認識しない,途中までしか印刷できないなどの問題が起きると Apple に多数の苦情が寄せられている.

EPSON のサポートがユーザからの問い合わせに対して次のように回避法を伝えていると 8/20 に報告を受け取っている.

iMac とプリンタの電源を切る

プリンタを USB ポートから外す

iMac を起動し,デスクトップが現れるまで待つ

プリンタの電源を入れる

USB ポートに再接続する

8/25 に MacInTouch に投稿された回避法も同じものと思われる.

追記:
この問題については項目9/3 項目
「 iMac Update 1.0 」によって改善された.


● iMac : Japanese Language kit 動作

Apple は 8/25 ,米国で発売された iMac にJapanese Language kit をインストールして正常に動作すると述べている.


● iMac :モデムでの問題: iMac v34 Only Modem Script

MacWEEK などで, iMac のモデム接続で問題が起き問題が拡大していると報じられている.しかし,私にはそのようにセンセーショナルに扱うべき問題とは思われない.( iMac がビギナーに簡単に接続できないなどといううわさが立つとなればゆゆしき問題だが) 確かに Apple にはここのところモデム接続に関する問い合わせが急増している.しかし,そこで扱われている内容はこれまでもあったし,これからもあるであろう 56k モデムの基本的な FAQ の類であり, iMac ゆえの問題とは思われない.

現在全てのインターネットサービスプロバイダが 56k モデムに対応しているわけではない.(むしろ少数である)本規格については複数の規格が競っていてプロバイダが個別にどれかの規格を採用していた時期がある.現在の V.90 の規格に統一されたのは比較的最近のことであり,各プロバイダの対応は遅れている. 56k 対応プロバイダが少ない上,対応しているといっても V.90 規格ではないこともある.従って,未対応プロバイダに未対応のプロトコルで接続しようとして接続できないのはこの場合当たり前である.

また,対応しているプロバイダに正しいプロトコルで接続した場合に56k で接続できなくても不思議ではない.正しく接続の設定ができていてもなお接続できないこともある.回線特にユーザの使用環境の影響が大きく,速度について 56k 出ることの方がむしろ稀である.接続できない,接続がすぐ切れるというような症状もこれが原因である.接続している回線の環境を改善できない場合は 56k 以下の速度で接続した方がよい.このようなことは iMac 以外でもこれまで起こっている問題である. iMac も同様に問題が起きる.

(私も 56k モデムを持っているが,接続先が対応していないのでそれ以下のスピードで接続している.接続は安定している.)

ということかどうかわからないが, Apple は iMac 用の 36.6kbps 接続モデムスクリプトを公開した.このスクリプトでは安定して接続できるが, 36.6kbps 以下の速度となる. iMac の場合,ネットワーク接続できないユーザに配布するわけなのだが,どうやって入手することになるのだろうか?多少の経験者であれば,スクリプトを入手しなくても変更することは可能であるのだが.

参考:
TIL: 58046 : iMac: ISP Compatibility With V.90 Specification

TIL: 30729 : Apple Modem Script Generator 1.0a1: Read Me/FONT>

iMacInTouch モデムスクリプトの作成法の投稿を紹介している.( iMacMLのホームページには iMacInTouch で紹介された方法を推奨している)

Apple はどうしてもつながらない場合,"AT&FE0Q0V1X4&C1&K3S95=1S7=75S0=0+MS=11113" 初期化 AT コマンドを推奨している.


Hard Disk ToolKit 2.5.2日本語版 アップデータ


AdaptecToast 3.5.5J アップデータ


[その他]
iMac 販売店一覧




[ 98/8/26]


● PowerBook G3 Series : FaxSTF :スリープ復帰後音が出ない

TIL: 30724 : PowerBook G3 Series: No sound after sleep

着信に応答する設定になっている FaxSTF で送受信した後で PowerBook G3 Series をスリープさせると,スリープから復帰した後音が出なくなる.回避法は FaxSTF の Fax Browser 設定で応答しないようにするか,再度 PowerBook をスリープさせ復帰させるかする.


●シンプル Finder :ショートカットの制限

Finder 設定がシンプル Finder になっていると command + W などの基本的なショートカットも利かなくなる.

このところ米国 Apple には iMac でシンプル Finder 故に起きる問題がよく問い合わされている. これもそのひとつ.他にも,スリープがメニューになく,スリープできないなど同じ原因による同種の問い合わせが入っている. iMac はシンプル Finder がデフォルトになっているのだろうか.


● iMac 使用メモリ

TIL: 58007 : iMac: Type of Memory to Order to Upgrade RAM and VRAM

iMac の RAM は SO-DIMM と呼ばれる種類でこれまでの PowerMacintosh に使用されているものとは異なる,EDO およびファーストページモード RAM は非互換, PowerBook G3 Series と同じ形式, VRAM は G3 と共通であるなど.

RAM

DRAM Form Factor - SO-DIMM
DRAM タイプ - SDRAM
DRAM Speed - 10 ns 以上
最大サポートSO-DIMM - 64 MB
Total DRAM Supported - 128 MB

VRAM

Form Factor - SO-DIMM
RAM タイプ - SGRAM
Power Macintosh G3 互換


● iMac :既存プリンタの使用

Apple は既存の EPSON インクジェットプリンタを使用する方法としてプリンタが接続された Macintosh とストレートケーブルで接続し,プリンタを共有する方法と, Stalker Software を使用する方法を示している.

参考:TIL: 24551 : iMac: Sharing Peripherals Over A Network


ARA 3.0.1 Updater

PowerBook G3 Series で Apple Remote Access 3.0 使用時にスリープから復帰した際に再接続できなくなる問題( 98/7/11 項目「 PowerBook G3 :スリープ後 ARA 接続できない」)を修正する.

追記:
PowerBook G3 Series でのスリープ復帰時の問題に対応するだけであり,従来問題となっている Ethernet 接続時に AppleTalk の接続が時折切れる問題には対処できていない. Ethernet での ARA の問題は現時点では未解決である.



[ 98/8/24]


Power Macintosh 4400 Update 1.0

Apple はTIL: 30721 (Power Macintosh 4400: "System Enabler 4400" in About This Computer)で, TANZANIA マザーボード使用機種 ( 4400, 7220, Starmax など)で Mac OS 8.1 から起動できない問題を解決するアップデータを公開した.

アップデータには上記を修正する"System Enabler 4400 Update" と ATA Manager のバグによるハングを修正する "4400 ATA INIT" が含まれている.


● Twentieth Anniversary Macintosh のサウンド問題

Apple は標記問題について, 原因を突き止め,修正がされようとしていることを認めた. MacInTouch ほかではこの問題が解決されアップデータが明日にも出るという噂が数日前に載っていたが,その時点では Apple はそのことを否定していた.


● EGBRIDGE :Photoshop 5.0 カナ入力でショートカットが利かない(継続)

8/17 項目について宮崎氏からお教えいただいた.また,元項目の情報をご提供下さった宮本氏からも同様のご確認,( Adobe, エルゴソフト双方で確認している)をいただいている.

・ Adobe Photoshop 4.0 と EGBRIDGE8.0 ( かな入力 ) から上記の問題が発生していた.

・エルゴソフトは年末まで にEGBRIDGE のバージョンアップを考えており,この時にこの対策をする

・この原因は Adobe Photoshop の日本語入力まわりを,従来と変えてしまったために発生している. (Adobe サポート )


● ATOK11 : Eudora Pro 3.11-Jr2:単語登録時のメニュー異常

近田氏からお知らせいただいた. ATOK11 の単語登録の際の品詞設定のプルダウン・メニューとEudoraのメニューとがメニュー ID の競合を起こし,表示が異常になる(品詞メニューではなくEudoraのメニューが表示される.)ばかりか,競合が起きるメニューを表示させるとその後も入力を続けているとフリーズする.ジャストでも確認したとの回答があったそうである.


● Mac OS 7.6.1 : Eudora Pro 4.0.1-J と ATOK11

近田氏からいただいた. OS 7.6.1J でEudora 4.0.1-J をインストールすると、「 Appearance 」コ ンパネと「 Appearance Manager 」機能拡張もインストールされ,このため, ATOK11 での単語登録や文字パレットの操作ができなくなる障害が起きている.近田氏によれば, Appearance 関係の機能を使用するアプリケーションでは同様に問題が発生する可能性がある.


● QuarkXPress 4.0 と ATM Delux 4.0.3J の問題(続報)

7/23 項目「 QuarkXPress 4.0 と ATM Delux 4.0.3J の問題」( ATM Delux で QuarkXPress 4.0 を使用すると用紙設定でクラッシュする)について,中村氏から,この問題は ATM Delux に限らずマスタージャグラーでも起きることがあり,原因は ASL Font など丸漢フォントを伴わないフォントをインストールしてあると用紙設定で障害が起きることにあるそうである.

元項目の情報をご提供下さった山岸氏からは全く新しいボリュームに システム・ Quark ・ ATM Delux のクリーンインストールをしてみると動作するとお知らせいただいた.(既存ボリュームへの各々の新規インストールでは問題は解決しない)

回避された事例は中村氏からお教えいただいたフォントの問題のようにも思えるが,山岸氏によれば,不思議なことにその新たに作成したファイルをこれまでのシステム,アプリケーションで開いても正常に動作するという.

中村氏はクォークジャパンに問い合わせたところ,同様の苦情が寄せられているという事でこれから検証してみるとの回答であった.

私も ASL Font に関しては様々な問題を経験したことが過去にある.例えば Illustrator で縦書き時にフォントによっては文字が出なかったり,横書き時に縦書きフォントが表示されるなどの事例を経験している. ASL Font はアプリケーションによってはインストール時に自動的にフォントフォルダにインストールすることがある.トラブルを防ぐためにはインストール専用システムやマシンを用意し,そこで試すというような方法を私は本ページで推奨している.


● Mac OS 8.1 :AppleShare:ゴミ箱で直ちに消去

lion 氏からいただいた. Mac OS 8.1 でネットワークボリュームをマウントしその中のファイルをクライアント上でゴミ箱に捨てると,「"(ファイル名)"をゴミ箱から取り出すことが出来ません。これを直ちに消去しますか?」というダイアログが出る. OK するとそのまま消去されることがある. Mac OS 8.0 ではゴミ箱が膨れるだけである.

私もこの症状はよく経験する.このようなことが発生した直後にそのネットワークボリュームの他のファイルをすてるとゴミ箱が膨れることもあり,どのような条件下で発生するのか不明である.また,最近配布された AppleShare 3.8 (J) でも問題は解決されていない.


● FileSaver でディレクトリ情報が更新されない?

近藤氏からいただいた.

ノートンユーティリティの FileSaver についてなのですが,時々バックグラウンドで検査をしているようなのですが,これまた,あるときアンイレースを起動させたとき多分なのですが BeOS をインストールした日時から(ハードディスクを全部初期化してOS8.1を入れるついでにほぼ同一日時で BeOS もインストールしたので,)ファイル情報が更新されておらずそのままの状態では,消したファイルが検索できず復活できないという状況になりました.

追記:
この問題は FileSaver が 3.5.1 を含めたそれ以前のバージョンで起きる. 98/9/9 項目「 FileSaver と Mac OS 8.1 の互換問題」を参照いただきたい.


●アロケーションブロックサイズが変化しない?

本項目は削除した.


[ 98/8/21]


● AutoStart 変種の最近の状況

AutoStart 9805 には変種が次々と現れ,初期型に有効であった QuickTime による CD-ROM 自動再生をオフにする対処法にもかかわらず感染する例があると報告されいる.これまで私のページでお伝えしたように,このやっかいな変種が日本でも感染していると私に報告されている. ( 7/13 項目「 AutoStart 9805:いくつかの事例」など) AutoStart 9805 ウイルス(ワーム.項目にしたようにこのウイルス?は新しい種類なので呼び方に困る)の予防法として QuickTime コントロールパネルの自動再生を切ることは必要なことであるが,もはや万全ではないことになる.

一方で, DELDB および F と呼ばれる変種があるとされている.これらは MacInTouch が当初 F として記述したが,最近では DELDB と呼んでいると思われる.(この点は明確ではない.)F 型については 8/10 本項目「 AutoStart 9805 F」でお知らせしたように Virex で確認されている.

MacInTouch では当初 F 型について QuickTime 機能拡張がオフでも感染すると記述されていたが,その後の DELDB について触れたページにはそのような記述が見あたらない. QuickTime 機能拡張によらないで感染するとすればブートブロックでの感染が有力である.しかし,それら QuickTime 機能拡張なしで感染するといわれるタイプが F 型あるいは DELDB 型かどうかはっきりしないのである. F 型あるいは DELDB 型の特徴は次の項目の通りなのだが,これらが同時にブートブロックに関連するのかそうではない別の型なのかは私が最近調べた範囲では不明である.

もしも当初考えられたような QuickTime 機能拡張なしに感染するタイプでブートブロックに巣くうタイプがあるとすればこれまでの対処法は全く役に立たない場合もある.(少なくともこれまでの対処法で大丈夫ということはなくなる)

これまでの情報の流れからは DELDB あるいは F 型が QuickTime 機能拡張によらないで感染すると思われる紹介のされ方が行われていたふしがあるが,現在では MacInTouch は分離しているようだ.また,私が調べて現時点まで入手した DELDB あるいは F 型の情報からもどうもその可能性は考えにくい.


● AutoStart DELDB

上述のように MacInTouch で明らかにされているこのタイプはブートブロックに巣くうタイプかどうかはっきりしない.(上記のようにその可能性は薄いように思っている)

「 DELDB の特色」

"DELDB" または "DBDesktop Printer Spooler" を作成する

AutoStart 初期型の特徴であった初回感染時のマシンの再起動は起きないという報告がある.

「 DELEB の発見と削除」

ファイル検索によるこれまで本ページで発表された方法が有効である.ただし,後述するように発見,削除中にも感染する場合が考えられるので, shift 起動または, CD-ROM から起動して行う.また,仮にブートブロックに潜むとすればこの方法は一部にしか有効でしかなくなる.

「抗ウイルスソフトの対応状況」

AutoStart 9805 が報告された当初比較的早期に抗ウイルスソフトウェアがいくつか出たのだが,状況が次々に変化するため,初期のバージョンはもちろんのこと,最新のバージョンであっても最新のウイルスには対応できていない場合がある.

最近の DELDB については現在のところ対応できているのは Virex, Wormscanner, Wormfood と次に紹介する Early Bird 1.1のようだ.( Virex は 7/20 以降のアップデータで AutoStart 9805 F に対応したとなっている. 8/10 本項目「 AutoStart 9805 F」参照).SUM は対応できていない. ( 7/13 項目「 AutoStart 9805:いくつかの事例」,MacInTouch への読者投稿など ) Norton Anti-Virus については auto repair をオフにしていればよいとの情報もある. Autostart Hunter J-1.0 b3 は不明である. Early Bird 1.1のページによれば, Early Bird 1.1以外は RAM 内をスキャンしないため不十分であるとしている.

「 shift キー起動:削除時の注意」

また,最近のハードディスクの大容量化に伴い抗ウイルスプログラムによってはディスクスキャンに場合によって数時間かかることがあり,ディスクをスキャンしている間にスキャン済みの領域に感染することが起きることも報告されている.抗ウイルスプログラムを使用する際には shift キー起動(本日の別項目で改めて説明している)などを行って実行することが望ましい.

追記:
Autostart Hunter J-1.0 b3 は対応できていないとお知らせをいただいている.


●抗 AutoStart プログラム: Early Bird 1.1

RAM 内をスキャンして怪しいプログラムを発見すると機能拡張をロックするという.そのため,機能拡張オフでの起動( shift 起動)を必要としないようにも思えるが, Read Me には shift 起動での実行が手順として書かれている.これまで発表された他の同種のプログラムに比較して詳細にウイルスを走査するように思える.

追記:
大塚氏から日本語機能拡張フォルダをスキャンしないのではないかとお知らせ下さった.特に Shift 起動では問題がある.(通常の起動だと RAM 内の感染を検知することはできる.つまり,感染状態でのみ有効)


● Macintosh の shift 起動

AutoStart 関連で抗ウイルスプログラムの使用法としてこの用語がでてきたのでビギナーの方などのために説明する.

Macintosh はシステムに後から新たなプログラムを拡張できるようになっている.当初 Apple は自社での利用を考えこの機能を Macintosh OS に組み入れたが,サードパーティ,フリーウェア作者などが注目し各種の拡張プログラムを発表し今日に至っている.当初それらのファイルは INIT/cdev と呼ばれたが今日では機能拡張と総称されている.これらの機能により Macintosh のカスタマイズを可能としたが,多くのシステムエラーの原因ともなり,良くも悪くも Macintosh を特徴づけた機能であった.

shift 起動は, このようなシステムを拡張するプログラムを読み込まないで Macintosh を起動する方法である. Macintosh が起動しないとか機能拡張のコンフリクトの発見などトラブルシューティングに有効であり,私のページではよく使われる用語である.最近では CD-ROM からの起動によるトラブルシューティングも広く行われるようになったが, CD-ROM で問題があることもあり,基本的な起動方法として知っておくとよいだろう.

「 shift 起動の方法」

Macintosh 起動時にパワーオンキーで起動した直後,キーボードの shift キーを押して起動する.


ハピーマックが消え,スタートアップスクリーンに「機能拡張は読み込まれません」と表示されるまで押し続ける.

この起動法では現在までの日本語版 OS では Finder のメニューなどの和文が文字化けするが差し支えない.(丸漢サポートとWorldScript,フォントなど日本語表示に必要なシステムファイルが読み込まれないためである)文字化けした状態でも再起動ができるよう,特別メニューとそこでの再起動の項目の位置を覚えておくこと.

shift 起動では全ての機能拡張とコントロールパネルが読み込まれないようになると一般に理解されているかも知れないが,他のシステムファイルの多くも読み込まれない(起動項目,コントロールバー項目,初期設定などなど.フォントフォルダは読み込まれる).また,機能拡張のうち「Appearance 機能拡張」と「 Text Encoding Converter 」は OS 8.1 では shift 起動でもオフになっていない. shift 起動で問題が解消するからといって,問題がコントロールパネルと機能拡張であるという理解はこの二つの点で誤っている.

また,トラブルシューティングの shift 起動でも問題が発生する場合にコンフリクトではないと判断することも一概に正しいとは言えない.ドライバなどは読み込まれているわけで,それと OS やアプリケーション,機能拡張とのコンフリクトあるいはこれら同士のコンフリクトの可能性は依然として残る.従って shift 起動で起動しない, shift 起動でも問題が発生するというような症状がそのままハードウェアに起因する問題であると捉えることはできない.


Apple Spec 8-98

ファイルは FileMaker Pro 用であるが日本語版ファイルメーカ Pro 4.0 で読むためには,各ファイルをファイルメーカ Pro にドラッグ&ドロップするか,ファイルのクリエータを "FMJ3" に変更してからダブルクリックするなどの方法をとればよい.

今回のバージョンには iMac が収録されている.



[ 98/8/20]


● iMac の可変ファンの問題

iMac の可変ファン(従来のいくつかの機種で採用されているように,マシン内の温度によってファンの回転速度が変化する)はメニューからスリープに入っても回転し続けるそうだ.


● iMac : TIL でのいろいろ

ここのところ Tech Info Library に集中的に iMac の項目が発表されている. iMac 発売前からも既に発表されていたのだが,いくつかはサポートに入ったユーザからの質問が元になっているようだ.

TIL: 30666 : iMac: Difference Between Install CD and Restore CD

iMac には 2 枚の CD-ROM ディスクが入っていて, iMac Install はソフトウェアを個別にインストールすることができるようになっている.

TIL: 22229 : iMac: Transferring Files Modem to Modem

モデムを介してデータを交換する方法

TIL: 58042 : iMac: Blinking Question Mark at Startup

かつて Alchemy マシンで見られた起動時に一瞬?マークが出るのと同じ現象が iMac でもあるようだ.起動ディスクコントロールパネルで内蔵ハードディスクを指定することで回避できる.(ハードディスクに深刻な事態の発生する?マーク問題の方ではなく,起動ディスクを探すタイムロスによる一瞬の?マーク表示の問題の方である.もちろん起動 30 秒問題でもない)

TIL: 30633 : iMac: PlainTalk Speech Recognition v1.5 Not Supported

iMac は PlainTalk Speech Recognition が使えない.

TIL: 22230 : iMac: Where is the PPP Control Panel?

iMac では PPP コントロールパネルが廃され, Remote Access コントロールパネルに統合された. Remote Access コントロールパネルから PPP 接続する方法が書かれている.モデムコントロールパネルの「経由先」は「内蔵モデム」にセットされ,「設定」の「モデム」が「 iMac 内蔵 56k 」となる. TCP/IP の経由先は「 PPP 」である.

もし,問題が起きる場合, AppleTalk コントロールパネルを開き,「経由先」を「リモートのみ」として接続し直してみる.

TIL: 32030 : iMac: Print to Your StyleWriter

既存の StyleWriter を iMac に接続するには,二つの方法がある.

1.ネットワーク上の他の Macintosh に接続した StyleWriter を ColorShare/GrayShare を用いて使用する.
2.サードパーティ製 Ethernet / LocalTalk 変換製品を使う.

TIL: 8044 : iMac: No Sound or Startup Chime Heard

iMac では起動音の音量もモニタ&サウンドコントロールパネルでの設定によって変えられる.もし,起動音がしない場合,モニタ&サウンドコントロールパネルで消音になっている.

TIL: 22231 : iMac: Game Controller Support

ある種のゲームで USB マウスが機能しなかったり,ジョイスティックを使用するには InputSprocket 機能拡張が必要である.
これは具体的には Quake でマウスが動かないというサポートへのユーザからのクレームに答えたものである.

TIL: 30702 : iMac: ClarisWorks Registration Information

バンドルされたクラリスワークスを開くと登録画面が出るが,無視して次からダイアログが出ないように「 Never 」を選択する.登録は iMac を登録することで行われる.クラリスワークスのシリアル番号は製品にないのだがどうしたものかという質問に答えたもの.これもサポートに質問が入っていた.


● TIL 訂正: iMac バンドル QuickTime

TIL: 43030 : iMac: Can I Use My Older Software? に最初, iMac に QuickTime 3 Pro が Mac OS 8.1 に含まれていると書かれていたが, QuickTime 3.0 の誤りである.現在は訂正されている.



[ 98/8/17]


● G3 MT:スリープ中の警告音

G3 ミニタワー初期型の AV カードに問題があるものがあり,スリープ中にビープ音がするという症状が出ることがある.サービスプロバイダで交換しているそうである.


● AutoStart 9805:日本での C , DELDB など変種の感染

私のところに AutoStart 9805 A 以外の変種,特に C 以降の感染報告が届いている.当初 A 型以外の感染は日本ではほとんどなかったと思われるが,現在は変種についても注意する必要がある.以下 5/22 項目の一部を再掲する

● AutoStart 9805-C

Virex は Auto Start 9805-Cの警告をした.

それによると, Auto Start 9805-C は Auto Start 9805 の変種で他のものと違って,ファイルに損害を与えない.特徴は次.

・ "DELDB" および "DELDesktop Print Spooler" という名称のアプリケーションである

・ 10 分毎に他のボリュームに感染する

・ 他の AutoStart ウイルスに置き換わる

・ 意図的に他のファイルに損害を与えようとはしない

・ 1998年6月8日以後,自己と他の AutoStart 変種を削除する

これら以外の最近の変種については MO などドライバにとりつくタイプがあるのではないかと言われている.(特にこれまでのものと区別して DELDB と呼ばれることがあるようだ)これまで QuickTime 機能拡張を外したり, QuickTime 設定コントロールパネルで CD-ROM 自動再生をオフにしても感染する報告などはこの可能性がある.


● AutoStart 9805 :感染後のディスク修復の必要性

MacInTouch 8/13 は, AutoStart 9805 によって感染したディスクは修復後にもブートブロックに損傷した痕跡が残るため, Disk First Aid などのディスク修復プログラムで修復する必要があるという投稿を紹介している.もしも,感染し処理を行った後に ? マーク点滅が起きる場合は特にあてはまるかもしれない.これまで確認されている QuickTime 設定の設定法で感染を防ぐことのできるタイプでは,このような修復の必要性は高くないと思われるが,一応感染ディスクについては修復プログラムを使用するのもいいだろう.


● AutoStart 9805 :PC フォーマットディスクへの感染

上記同様 MacInTouch 8/13 は AutoStart が PC フォーマットのフロッピーにも感染するという複数の読者からの投稿を紹介している.

このことについて ichikawa 氏からメールをいただいている.掲載させていただくが,私にはよく分からない.感染し,サンプルがある場合は試してみるのがてっとり早いだろう.

DOSフォーマットの FD でも,Macintoshで認識される以上は AutoStart に感染し得るとは思います.問題は,そのDOSフォーマットのFDが介在したPCがキャリアになり得る可能性についてご意見を伺いたいと思います.

68040 以下の Macintosh では, AutoStart は活動できる環境ではないものの,感染しキャリアになり得ます.サーバ機が Windows NT でクライアント機に Macintosh という環境下で, Macintosh の対策を何度してもAutoStart がなくならないという事例があり,取引先とのメディアを介してのやり取りの中で感染しているのだとばかり思っていたのですが….


● Eudora 4.0-J : Web フォームからのメールの受信問題

法林氏からいただいた.特定の形式で送信されたメールが受け取れないという問題が確認されている.
以前から, Eudora 3.1.1-Jr2 を使っていたのですが,4.0-J が発売されたのを機会に,バージョンアップしました.それから2日目,プロバイダーのサーバーにメールがあることは確認できるのに,ダウンロードできない事態になりました.

送信はできるので,試しに自分宛のメールを送ったら,なんとメールの数は一つ増えるのに,ダウンロードができない.いろいろ手を尽くしてもだめなので,予備機に 3.1.1-Jr2 を入れてダウンロードしたら,なんと,自分宛のメールを含めて,ぞろっと出てくるではないですか.仕方がないので,4.0-J を捨てて,3.1.1-Jr2 をインストール仕直しして,とりあえず3.1.1-Jr2 で使うことにしました.さっそくクニリサーチに問い合わせたところ,

フォームによる送信メールなどの特定のメールが受信できず,その後のメールが取得できない現象は確認しております.

との回答があり,とりあえず,3.1.1-Jr2 を使っていてほしい,とのこと.

わたくしの場合,障害がおきてから,別のマシンの3.1.1-Jr2 でダウンロードしましたので,そのトップにあったのが「特定のメール」かとも思いますが,それは,わたくしのホームページに設定してある入力フォームで発信されたもので,その内容が添付書類になっておりました.


● Xclaimシリーズなど ATI 製ビデオカード:ドライバアップデートの注意

千葉氏からいただいた.参考になると思われるので引用させていただく.

Xclaimシリーズ等,ATI製のビデオカードの日本語版ドライバが,以下のサイトからダウンロードできるようになっています.

http://www.atitech.co.jp/

Performa6410 に旧 XclaimVR を挿して使用していたところ,画面上から 1/3 前後の部分でアスペクト比が狂う ( 縦 / 横 =1:1.3 くらいになる)という症状に悩まされていましたが,ドライバのアップデートにより解消しました.とはいえ, Mac->VGA,VGA->NEC と2つのアダプタと,さらにディスプレイ切り替え器を介して接続していることもあって,この症状が再現性のあるものなのか,改善が本当にドライバのアップデートのためなのかは不明です.

また,過去に掲示のあった Performa 64xx の内蔵モデムの速度ブーストの件ですが,当該アップデータで「 Express モデム」コントロールパネルのバージョンを 3.1.1に上げたところ,確かに33.6kbpsで使用することができるようになりました.

インストール時の注意点は,

・「 Express モデム」コントロールパネルを「 Express Modem 」とリネームしておかないと,アップデータが認識できない.

・「 GeoPort Telecom Adapter 」と「 GeoPort テレコムアダプタ」のように,機能拡張書類がダブってインストールされてしまう.

(モデム速度の一般的注意として以下のこともお書き下さっている - 秋山注)

・モジュラジャックから Macintosh までの回線状態に左右されやすくなり,ふたまたに分けたりすると 12〜14.4kbps 程度でしかつながらない.

・認定機器として扱われれない可能性


● EGBRIDGE :Photoshop 5.0 カナ入力でショートカットが利かない

宮本氏からいただいた.

EGBRIDGE 9.0R3 と,フォトショップ5.0Jの組み合わせで起こるバグがあります.すべてのショートカットキーが使えなくなるというバグです。ただし,日本語入力でカナ入力を選んでいるときのみ起こります。

当方で調べたところ, Power Macintosh 9600/300, Performa 5410, PowerBook 2400/180 のすべてで起こりました.調査環境は Mac OS 8.1と EGWORD , EGBRIDGE のみという環境で行いました。(中略)サポートセンターもあまり乗り気ではない聞き方でした.


●Tip:Photoshop 仮想記憶ディスクの一時ファイルの捨て方

Photoshop がフリーズなどしたときに,仮想記憶ディスクに一時ファイルが残ったままとなり,そのため仮想記憶ディスクの空きがなくなることがある. Norton Speed Disk などで見ることができるが,捨てることが困難であると感じる場合もあるだろう.

ボリュームを初期化すれば簡単だし,根本的な対処法となるが,パーティションされたうちの一つだけのボリュームを選択して初期化できるフォーマッタは限られている.また,そのようなフォーマッタを使用したとしても,初期化できるような一時記憶専用ボリュームを作成していない場合もある.ここでは別の方法として File Budy を用いる方法を紹介する.

「 File Budy を用いる方法」

1. File Budy を起動して "Cleaning" メニューの "Find Invisible Items ..." を選択し,仮想記憶ディスクを指定して検索する.

2. "Temporary Items"(だったと思うが)という項目があればそれを選択し, " File Budy Info" から "invisible" のチェックをとってから "Move to Trash" ボタンを押す.

3. Finder からゴミ箱を空にする.

もっといい方法があるかも知れないが,私の身近で起きた時にはこの方法に依った.

( File Budy の日本語パッチなるものがあるようだが,それらを使用したり紹介するような行為は慎むべきである.MuON の日本語版はこれとは無関係である)

追記:
先田氏から次の方法をご教示いただいた.

「ファイル検索を用いる方法」

「ファイル検索」を起動する


仮想記憶ディスクのドライブを指定する


「名前が」"temp" 「を含む」で検索する

検索結果で数十 MB 以上のファイルがあればそれが目的の仮想ファイルなので,それをゴミ箱にドラッグしてゴミ箱を空にする


iMac Support

さっそくユーザからサポートに連絡がはいっているようだ.


● iMac :強制再起動の方法

TIL: 24532 : iMac: How To Force a Restart

iMac では, command + control + パワーオンキー のキーコンビネーションの機能はこれまでと多少異なっている.それらが利かない場合, iMac 側面の入出力カバーを開けて, Ethernet とモデムポートの間にあるリセットホールに針金を差し込んでリセットする.

さらにそれでもリセットできない場合は,電源ケーブルを抜き,少なくとも 30 秒待ってから再接続して起動する.


● G3 シリーズ: Network Assistant とプリンタ共有の問題

TIL: 22224 : Power Macintosh G3: Network Assistant & Printer Share



[ 98/8/10]


● AppleVision 1710 モニタ:品質保証プログラムの延長

TIL: 58001 : AppleVision 1710: Quality Program Extended

AppleVision 1710 および 1710 AV モニタについての品質保証プログラムの期間を 1998/8/1 から 1998/12/31 まで延長する.製造番号が SG522xxxxxx から SG628xxxxxx の製品でモニタに何も映らない症状の場合,無償修理となる.

LED が点灯してもモニタに何も映らない症状については次の操作で回復する場合がある.

1.AppleVision version 1.5.5 かそれ以降のソフトウェアがインストールされた PowerMacintosh に接続する.

2.電源,ビデオ, ADB の各ケーブルを PowerMacintosh に接続する.

3. Command + Option + A + V キーを押したままコンピュータを起動し,システムビープ音がなるまでキーを押したままにする.

4.システムビープ音はモニタがリセットされたことを示す.

AppleVision 1710 および 1710 AV モニタには問題があり,これまでにも本ページで何度か取り上げたことがある.トラブルニュースデータベースを参照してもらいたい.なお,上記項目は米国 Apple 社の TIL の記載事項であり,アップル社が同様の措置を適用するかどうかは明らかでないのでご注意いただきたい.

追記:
一応はサービスプロバイダに上記項目を元に相談するといいかも知れない.


● Disk Copy 6.3:-50 エラー

TIL: 58004 : Disk Copy 6.3: -50 Error When Making Image of CD or Hard Drive

Disk Copy 6.3 で CD-ROM やハードディスクのイメージを作成する場合,処理が完了できず -50エラーが発生することが確認されている.回避法は次.

1.読み込み専用以外のメディアでは最後のブロックを空き領域にする.

2.ボリュームをディスクイメージとしてセーブする時に若干大きいサイズに変更する.


● PowerBook :バッテリ充電での問題(継続)

7/21 項目「 PowerBook :バッテリ充電での問題」(起動中に充電されない)について,本体 AC アダブタ差し込み口内部の銅のシールド (EMIシールド) をピンのようなものを突っ込んで若干ずらすことにより正常になるというユーザの報告がある.しかし,私はアップルの正規サービスプロバイダに持ち込むことを推奨したい.

追記:
推奨しないことを重ねて書くのも変な話だが,シールドを金属性の棒状のもので動かした場合,他の接点とショートしてマザーボードが破損した例がある.プラスチック製のものでなければ大変リスクを伴う.


● G3 シリーズ: Iomega ドライバの CD-ROM 収録パス

TIL: 22226 : Power Macintosh G3 & Finding Iomega Zip Driver on CD

PowerMacintosh G3 シリーズのシステム CD-ROM の Iomega 機能拡張ドライバは初期のものと Rev.2 と呼ばれる製品に入っている 8.1 CD-ROM とで異なる.

Rev.2 では Full Install Pieces / Software Installers / System Software / Power Macintosh G3 Update / Parts / Iomega Driver である.

この TIL では Rev.2 の出荷は 8 月からとなっているが,実際には 5 月末あるいは 6 月初めから出荷されている.


●バッファオーバーフローセキュリティ問題: Outlook Express

フィンランドのテスターが Microsoft Outlook, Outlook Express および Netscape Messenger のメールに重大なセキュリティホールがあることを発表した.( Oulun yliopisto

CIAC (Computer Incident Advisory Capability), I-077A: Mime Name Vulnerability in Outlook and Messengerによれば,電子メールやニュースリーダーにおいて悪意あるプログラム(ハードディスクのフォーマット,メール爆弾の実行など)を実行できる可能性がある. 200 文字以上あるファイル名をもった,最後に悪意のあるプログラムを含む添付ファイルを電子メールで送信することができるという.ただし,このセキュリティホールは可能性が指摘されただけであり,実際にそのような悪意あるプログラムが存在しているわけではない.

Macintosh の場合,確認されている影響を受けるメーラは Outlook Express だけであり,他のメーラで問題が起きるという話はまだない.

Netscape 社では Long Filename Mail Vulnerability において Macintosh 版 Communicator には影響はないとしている.

Eudora Pro / Light について Qualcomm 社は発表日本語訳「バッファオーバーフローセキュリティ問題につい て」)で影響を受けないとしている.日本語版についても同様と思われるが,クニリサーチでは念のために調査中である.


● AutoStart 9805 F

Virex Virus Updater (7/20)の Read Me には AutoStart 9805-F に対応したとある.また, Web 上ではこれ以外にいくつかの変種が発生しているのではないかと言われている.それらのうち, MO のドライバにとりつくという変種については QuickTime 設定で CD-ROM の自動再生をオフにするだけでは感染をふせぐことができない.

MacInTouch では AutoStart に汚染された CD-ROM が製作される可能性を示唆する投稿を紹介している.商用の CD-ROM だろうが何だろうが汚染された環境で製作された CD-ROM ディスクは感染している可能性が高い.それら感染した CD-ROM を介しての感染にも気を配らなければならない.


AppleShare Client 3.8

動作には Mac OS 7.6 かそれ以降で Open Transport 1.1.2 かそれ以降が必要.


● Office Manager と AppleShare 3.7

上記 Read Me には Microsoft Office Manager が AppleShare 3.7 で AppleShare ファイルサーバに接続しようとするとクラッシュすると書いてある.回避法は Microsoft からのアップデータをインストールするとある.


DV 25 - Setting Port Speed on a Modem Port



[ 98/7/27]


8 月上旬のページの更新をしばらくお休みさせていただきます.


● 16 MB スマートメディアの互換性

OLYMPUS から 7/10 に発売された 16 MB 3.3V スマートメディアについては, 16MB 以上のスマートメディアの標準化規格が 8MB 以下のスマートメディアの規格から変更になっている.そのため,規格変更以前に製作,製造された関連製品は 16MB スマートメディアと非互換である.

例えば, OLYMPUS C-820L/C-420L、C-1400L/C-1000Lは非互換であり,使用できない.これらは PC カードアダブタについても言える.

参考:キャメディアシリーズQ&A[スマートメディア・PCカードアダプタ]


QuickTime 3.0.1 日本語版


ATOK11 for Macintosh Power Book G3 Series対応モジュール

次の問題に対応した.

簡易インストールで JIS キーボード用のスタイルファイルを設定 できない現象
ATOK11 キー設定 (JIS) のスタイルを選択していても ATOK 本体及びカスタマイザでキートップ通り入力出来ない現象


● PowerBook G3 :外部モニタ使用時 PowerBook は開けておくこと

Apple は PowerBook G3 で外部モニタを使用する場合, PowerBook の液晶モニタを閉じて使用することはできないとしている.


AppleShare Memory Manager INIT extension 1.0

Mac OS 7.6 - 8.1 で AppleShare IP 5.0x-6.0 サーバがランダムにフリーズする状態を修正する.「この Macintosh について」でメモリ使用量が 3.9 GB と表示される問題には対処していない.

訂正:メモリ使用量の単位が当初 MB と表記したが誤りであったので GB に訂正している. TERO 氏からご指摘いただいた.


[その他]
サポート Q&A
アップルによるページ( Mac News Netより)




[ 98/7/25]


● ATOK11 : PowerBook G3 Series の問題の修正

新型 PowerBook で ATOK11 を使用するとキー配列が JIS キーボードと異なってしまう問題について,ジャストシステムは 7/27 からモジュールを配布するとアナウンスした


● Iomega J1-6.0

Oishi は氏の G3 DT/233 (160M/4G) に以前から使っていた Iomega Zip を外部 SCSI 接続したところディスクエラーが頻発した.コピーでは 7-8 割の確率でエラーが発生する. G3 には Iomega J1-6.0 がインストールされていたので,これを英語版に取り替えたところ問題はなくなった.日本語版の Iomega J1-6.0 に問題があるとしか考えられないそうだ.


● QuickTime MPEG 機能拡張と MPEG 再生カードの非互換

TIL: 24506 : QuickTime MPEG Extension: Incompatibility With Third-Party Cards

QuickTime MPEG 機能拡張とサードパーティ製 MPEG 再生カードは非互換である. MPEG 再生カードを使用したい場合は QuickTime MPEG 機能拡張を外すこと.


● PowerBook G3 のバックアップバッテリ持続時間

TIL: 30580 :PowerBook G3 Series: Backup Battery Life

PowerBook G3 Series のスリープ中のバックアップバッテリ持続時間は電源アダブタおよびメインバッテリなしでは 4 分である.電源アダブタおよびメインバッテリなしの状態で(システム終了状態で) PRAM ,日付時間のデータが維持される時間は 5 時間である.


● Communicator と Hewlett-Packard プリンタ

Printing causes crashes in Mac Communicator

Communicator と Hewlett-Packard Laser プリンタを LaserWriter 8 を用いてプリントすると Type 1 エラーが出る.回避法は他のドライバを選択する.


● Netscape 社の一般的な Macintosh トラブルシュート

General Macintosh troubleshooting

Macintosh と Netscape を使用する際の一般的なトラブル解決法.

1.コンフリクトテスト
コンフリクトをテストするため, Netscape が動作する最小限のシステムを機能拡張マネージャで構成して試す

2. Netscape のメモリ割り当ての増加
3.メモリ増加プログラムの使用中止( RAM Doubler, 仮想記憶, OptiMen )
4.ディスクキャッシュの増加
5.System 7.5.3 以降のモダンメモリマネージャの使用中止
6.MacTCP, Open Transport のアップデート
7. Netscape Preferences を捨てる
8.デスクトップ再構築
9.ディスク診断修復ユーティリティの使用
10.システムのクリーンインストール
11. PRAM クリア


● TCP/IP ネットワークトラブルシューティング

TIL: 30626 : TCP/IP: Network Troubleshooting

Tech Info Library で TCP/IP ネットワークトラブルについてネットワークを組んだ Macintosh ユーザ向けのトラブルシューティングが述べられている.簡単に内容を紹介する.

クライアントが接続できないという場合 IP 接続を確かめる.これまで接続できていたと言っても次のようなケースがある.

TCP/IP 設定が何らかの理由で変わった.
ルータダウン.
DNS サービスダウン.
ネットワーク上で IP アドレスが重複している
アドレスサーバ( DHCP, BootP )が機能していない
システムファイルか TCP/IP 初期設定ファイルの損傷

「 IP 接続を確かめる方法」

1. IP アドレスで Ping する.

ユーティリティ( MacTCP Watcher, WhatRoute など)を使用する.成功すればクライアントとサーバの接続に問題はない.

2.ドメインネームで Ping する

失敗するようだと,ルータか DNS サーバの問題.

3.ローカルサブネット内での IP アドレスの Ping

ルータ, DNS サーバを要しないので,成功すればサブネット内のマシンの接続に問題はないこと,ルータ, DNS サーバなど外部の問題であることが判る.

問題が出る場合はサブネット内の他のマシンに Ping して調べるなどして,やはり問題が出るようだと, TCP/IP の設定特に「802.3」がチェックされていないか調べる.

4.ネットワーク接続の確認

接触不良の確認.
ネットワーク機器を交換してみる.
AppleTalk が可能なら試してみる.

これらに問題ない場合

PRAM クリア.
TCP/IP 初期設定と MacTCP DNR を捨てて再設定する.
Mac OS 以外の機能拡張をオフにする.
Open Transport かシステムフォルダを再インストールする.

5.ルータに Ping する

6. DNS サーバに Ping する


● StuffIt 既知の問題

97/12/9 項目「 StuffIt Deluxe 4.5 英語版で一部 BinHex ファイルがデコードできない」

StuffIt Deluxe 4.5 英語版を使用して一部 BinHex ファイルがデコードできないことがある.これは,エンコードの際に日本語版の DropStuff4.0 を使用した BinHex ファイルをデコードしようとして発生する.

日本語版の DropStuff4.0 などでエンコードした BinHex ファイルは(このファイルは BinHex4.0 で変換される必要があります。) という日本語ヘッダがつけられてしまう.本来この部分は "This file must be converted with BinHex 4.0" でなければならない. StuffIt Deluxe4.5 英語版が理解できないのはそのためである.

原因は, StuffIt Deluxe4.5 英語版にあるというよりも,日本語版の DropStuff4.0 のローカライズの問題である.ところが,問題をややこしくしている要因があって,それは StuffIt Expander 4.0.x はこの日本語ヘッダを理解するのでこれまで問題が起きなかったという点である.そのためどうしても StuffIt Deluxe 4.5 英語版あるいは StuffIt Expander 4.5 がおかしいのではないかと思えてしまう.

回避法は復元できない BinHex ファイルを適当なテキストエディタで開き,"このファイルは BinHex4.0 で変換される必要があります。" の部分を"This file must be converted with BinHex 4.0" に置き換えて保存し,復元し直すか, StuffIt Expander 4.0.x を使用する.なお,この問題が日本語版でも同様に起きるかどうかは私にはわからない.

過去に触れた内容でも重要だと思われる項目についてはこのように再度取り上げることがある.



[ 98/7/23]


● Office 98 のセキュリティ問題(1):マクロウイルスの放置

Office 98 について日本での発売期日が決まり,私のところにも Microsoft から電子メールによるお知らせが届いた.多くの人が使うアプリケーションについてとやかく言いたくはないのだが(私自身 Excel ユーザである),これまで Office 98 については特に MacInTouch がセキュリティに関して問題を指摘している.

それらの指摘があるにもかかわらずこれまで私がこのページで触れてこなかったのは,単に日本で未発売であったこともあるが(先行する英語版で問題が発生しても日本語版で問題が修正されることは多くのベンダーでありうる.しかし, Microsoft についてその可能性がどうかはわからない),セキュリティについて私とは多少考え方が異なる点があるように思ったからだ.

一番指摘されている問題についてはその扱い方に釈然としない面がある.私自身は Microsoft が仕様として組み込んだ機能の方が問題のように感じる.(次項目参照)しかし,それ以上に私は今回のセキュリティ問題の陰でかえって重大な問題が指摘されにくいままになっていると思う.さらに重大な問題とはマクロウイルスのことである.

多くの雑誌, Web でこのことが指摘されていない.その陰でマクロウイルスを理由として Office をアップデートしない,あるいは使用していない企業はたくさんあるはずだ.ある省庁でマクロウイルスに感染したファイルが配布された事件も,その省庁ではマクロウイルス対策のため Excel は 4 バージョンのままであったのにたった一台のマシンでのみ使用されていた 5 のバージョンのためにセキュリティホールが生まれ,マクロウイルス感染が起きたと私は聞いている.

この例に漏れず,マクロウイルスの被害は深刻である.その対策についてもっとも完全かつコストのかからない対策はマクロを使用しない旧バージョンを使用し続けるか, Microsoft 製品を使用しないことなのである.

幸い Macintosh ユーザにはほとんどのマクロウイルスが機能しないか不十分に機能するだけである.しかし,スタンドアローンで使われるコンピュータは最近ではあまりない.現在のところ深刻な被害がない Macintosh であるが,かえってそのことが PC と混在するネットワーク環境ではセキュリティホールとなる可能性がある.私としては他のユーザから送られてきた Word や Excel の該当バージョンのファイルについていちいち気を配らないといけないのは結構迷惑である.

複数のコンピュータやネットワークでマクロウイルス対策を講じる費用や労力も莫大なものであるはずで,それだけの対費用効果が Microsoft 該当製品やアップデートにあるかどうか考えるべきである.仮に PC でいくつかの凶悪なマクロウイルスに感染した場合の被害は甚大である.それらのリスク,その場合の回復の費用なども当然考えに入れるべきだ.

今回のアップデートで私は Microsoft がマクロウイルス対策をどのように講じるか注目していた.私にはマクロウイルスが Microsoft の将来を左右しかねないほどに重要な問題だと思われたからである.ところが, Microsoft は全く対策を講じないばかりか,将来に渡って変更する意志のないことを明らかにした.

多くのコンピュータ関連雑誌,マスコミではこうした問題を指摘しない.ある公共性の強い TV 局はかつてマクロウイルスについて取り上げた特集番組で,マクロウイルスがコンピュータ全体の一般的問題であるかのように扱い,特定のアプリケーションでのみ起きることや根本的な解決法( Office を使用しない)についてついに指摘しないままで 20 分の番組を終えた.

他の放送局のニュースなど私の目にした TV 番組は多かれ少なかれ同様である.この傾向は,多くの納得できる内容の記事を掲げている TidBITS についてさえあてはまる.私にはこれらのことが意図的に行われている(あるいは行われていない)という以外に理由を考えることは難しい.

(先の放送局はまだ取り上げただけでも評価するべきなのかもしれない.最近見た同放送局のニュースではさすがに製品を特定していたので多少は是正されているかもしれない.しかし Office を使わないという効果的対策は伝えなかった)

長々と書いたが, Office 98 には解決されていない深刻かつ重大で広範囲に多大な影響を与え続けているマクロウイルスの問題が持ち越されている. Office 98 を新たに導入する,またはアップデートするユーザはそのソフトとその新しい機能にマクロウイルスの危険(例えば C ドライブの内容を全て消去するといった)をおかすだけのメリットがあると判断したと思いたい.

Macintosh の Office ユーザは次のことを知っておくとよいだろう.

Win ユーザからのファイル(電子メール添付ファイルももちろん含まれる)でも感染する場合がある

Macintosh で症状がなくても Win ユーザに渡した感染ファイルは元通り凶悪なファイルとなりうる

Word マクロウィルスの場合,Macintosh 上で感染ファイルは全てテンプレートとなり,感染ファイルのアイコンが変化する
( Excel にはあてはまらない.この部分,澤畠氏のご指摘により加筆した)

そして最後に,
Office または Excel 5, Word 6 以降を使うのは常に感染と隣り合わせとなる

Microsoft 製品にとりつくマクロウイルスについては「 Macintosh のコンピュータウイルス」を参照願いたい.また,Virtual PC,SoftWindows ユーザ, Pentiumプロセッサカードユーザはその環境では Macintosh の環境でなく, Windows 環境と同様のマクロウイルス対策を講じる必要があることも付け加えたい.


● Office 98 のセキュリティ問題(2): Word のセキュリティ問題

ネット上で最近指摘されているものは,主に MacInTouch で取り上げられ指摘された問題である.これまで以下のようなところで指摘された.

Office 98: Security Issues
Troubleshooting Microsoft Office 98
AutoStartとWord 98の隠し機能は警戒が必要
MacWEEK-J「 Word 98 のセキュリティ問題 」
セキュリティへの注意を促すAutoStartとOffice
OLE の副作用:文書のセキュリティを考える
Office 98 Macintosh Edition Known Issues

問題は二つ指摘されている.

ひとつめは Word 98 で保存したファイルにユーザのコンピュータのパス名やハードディスク,メモリの内容が書き加えられているということである. Word の書類を保存したときにユーザが最近消去した他のファイルが書き加えられてしまうという.

Microsoft は patch for Office 98 というパッチを最近配布した.日本語版がどのような状況で発売されるかは不明である.

この問題は Microsoft OLE の問題であると指摘されている.そのため Office 98 では Word 以外でもこの問題が起こり, Office 98 以前のバージョンの Microsoft 製品でも起きると言われている. Microsoft は Mac OS の問題から発生すると言っているようだが, Windows でも発生すると指摘されている. Microsoft OLE の機能であるので問題はこれを利用する他のアプリケーション( PageMaker など)でも起きる.

私が確認した範囲( Word 6. PageMaker )ではハードディスクのパスなどが判ったが,メモリやハードディスクの一部ファイルが付け加えられることは確認できなかった.私は実は Microsoft の機能拡張類はそのほとんどをアプリケーションルートに置いて,システムに読み込まないようにしている.そのことが関係しているのだろうか.(だとすれば,簡単な対策かもしれない)

この問題は私が試して出たようなハードディスクの名称が判る程度であるとすれば,結構いろいろなケースがいろいろなアプリケーションのファイルであるので,これほど問題にするべきものかどうかと私も思うところがある.(私のテストが足りないかもしれないことは強調しておく)

パッチを使う以外でこれまで伝えられている回避法は,全く新しく初期化したディスクにファイルを新規保存することである.

もうひとつの指摘されているセキュリティ問題は Microsoft がユーザに隠して意図して組み込んだ仕様であり Microsoft がこれを改める気はないようだ.

Word 98 で HTML ファイルを開くと Word 98 はインターネットを通じてユーザのアプリケーションのバージョンとコンピュータのホスト名(または IP アドレス) を密かに Microsoft 社に報告するようになっているという.アプリケーションが古いバージョンであれば Microsoft は新しいバージョンのアプリケーションがあるという通知を行う. HTML を Word 98 で開いたときにメニューに「 AutoUpdate 」という項目が現れるという.


● PowerBook G3:音量最大で音が出ない

Apple は外部スピーカを接続していない PowerBook G3 で音量を最大かそれに近くしている場合,音が出ないか音がつまづく( stutter )としている. Mac OS 8.1 で音源がなしか内蔵マイクになっていると起き, 8.0 では起きない.回避法はコントロールバーなどを利用して,音量を下げるか音源を他のものにする.次期 OS で対応する.


● HFS + : Finder メニューの初期化とドライブ設定の初期化

TIL: 30621 : Mac OS Extended (HFS+): Erase Disk vs. Initialize

HFS + にするためには二つの方法がある. Finder メニューからのディスクの初期化は選択されたパーティションを初期化するだけであるのに対して,ドライブ設定の初期化はパーティションマップやブートブロックを作成する.

サードパーティのハードディスクソフトウェアで HFS + を使用する場合は, HFS + フォーマットとの互換性を説明書で確かめるか,各ベンダーに連絡を取ること.


● QuarkXPress 4.0 と ATM Delux 4.0.3J の問題

山岸氏からお知らせいただいた. QuarkXPress 4.0J と ATM Delux 4.0.3J を使用していると, Quark で用紙設定を開くとアプリが突然終了する. ATM Delux 4.0.3J を ATM 4.0.2Jと入れ替えると問題ない.また, QuarkXPress 3.31r7J とATM Delux 4.0.3J では問題は発生しないそうだ.

私は ATM Delux は使っていない.いくつか Quark や他のアプリケーションにも問題が起きることを聞いている. ATM Deluxe Preferences やフォントが壊れているということも可能性としてはある.また, Quark は LaserWriter ドライバのバージョンによっては用紙設定で上記のような問題を起こすことがあるようだ.

追記:
山岸氏から全く新しいボリュームに システム・ Quark ・ ATM Delux のクリーンインストールをしてみると動作するとお知らせいただいた.(既存ボリュームへの各々の新規インストールでは問題は解決しない)

中村氏からは,この問題は ATM Delux に限らずマスタージャグラーでも起きることがあり,原因は ASL Font など丸漢フォントを伴わないフォントをインストールしてあると用紙設定で障害が起きることにあるそうである.私も ASL Font に関しては様々な問題を経験したことが過去にある.

上記の項目,および,回避された事例はこれらフォントの問題のようにも思えるが,山岸氏によれば,不思議なことにその新たに作成したファイルをこれまでのシステム,アプリケーションで開いても正常に動作するという.

中村氏はクォークジャパンに問い合わせたところ,同様の苦情が寄せられているという事でこれから検証してみるとの回答であった.


● Mac OS 8.1 : 4400 の起動問題:TIL

TIL: 30627 : Power Macintosh 4400: Mac OS 8.1 Installation Issue

4400 と 7220 で起きている Mac OS 8.1 での起動問題(ハピーマックでハングする)について Apple が Tech Info Library で公表した.内容的には新しいものはあまりなく,メモリが壊れているという以上に原因を述べていないのでかえって誤解を生むのではなかろうか.

症状として,ハッピーマックでハングする以外にそれ以後の起動シーケンス中にハングする場合があることが述べられている.それはメモリの不良領域がどこに出現するかに依存すると述べられている.

この問題の詳しい原因については 6/26 項目「 4400 /Mac OS 8.1 の起動問題: Apple の説明」に書いてある.


● HP DeskJet 850C とキーボード設定

浦田氏からいただいた.Mac OS 8.1 で「キーボード」コントロールパネルの設定の「繰り返すまでの遅れ」を切ると Hewlett-Packard DeskJet 850C で複数ページをプレビューすると 2 ページ以降の表示に極端に時間がかかるようになる.

追記:
当初項目を Design Jet としたが,DeskJet 850C の誤りであった.上記項目は訂正している.


Be'sCrew 2.1.3アップデータ

G3 Rev.II の IDE マスタースレーブ接続に対応など.B's Crew 2.1.1 では Macintosh 再起動後に内蔵 ATA ドライブのライトキャッシュがオフになるという問題があったが,改善されているかどうかは不明.


[その他]
Disk Copy 6.3 Scripts.smiセルフマウント形式のイメージファイルを作成する AppleScript など




[ 98/7/21]


● Netscape の初期設定を RAM ディスクに入れる方法

7/17 項目「 Netscape 社による Macintosh でクラッシュを防ぐ方法」の中で記した Netscape の初期設定全てを RAMディスクに入れる方法を記す.

注意したい要素がある.

・ Netscape のバージョンによって必要な初期設定フォルダが異なる

・ インターネット設定機能拡張の設定によっては予期しない問題が生じる

・ RAM ディスクの使用について注意が必要

しかし,よく理解して行えば問題はないし,特別に難しいこともないと思う.私自身はこの方法によって 96 年から安定して使い続けている. 方法は二つある.

「 User Profile Manager での機能利用」

まず,簡易な方法として 4.0x 以降備わった複数ユーザ使用環境のための機能を利用して RAM ディスクに初期設定の一部を作成する方法がある.これは Netscape Navigator などのフォルダ内の「 User Profile Manager 」(または,システムフォルダ内初期設定フォルダの「Netscape Users」の「 User Profiles 」)をダブルクリックして新しいユーザを登録する際に保存先を RAM ディスクにすればいい.

この方法は 4.0x 以降のバージョンでなければ使えない.アプリケーション本体から起動できる利点があるが,通常なら起動時にいちいちユーザを選択しなければならない.それを避けるには, RAM ディスク内に作成された初期設定フォルダ内の「 Netscape Preferences 」から起動すればいいのだが,そうすると次の方法とほとんど変わらなくなり,アプリケーションからの起動ができなくなってしまう.

この方法でアプリケーションから起動する際に何も聞かれずに起動するには,新しくクリーンインストールされたシステムで Netscape をインストール後起動する際のユーザ登録時に保存先を RAM ディスクにするか,これまで使っていたシステムの初期設定フォルダ内のこれまでの Netscape 関連フォルダをバックアップしてから全て捨てて Netscape 本体から起動し,ユーザ登録時に保存先を RAM ディスクにしてその後バックアップ内のファイルを移動する.

判りにくいと思われるので以下に整理して記す.

「初期設定の一部を RAM ディスクに入れる方法」- Netscape 4.0xバージョン以降の場合

システムフォルダ内初期設定フォルダに「 Netscape 」で始まる名称のフォルダがないことを確認する

もし,「Netscape Users」や「Netscapeト」がある場合は他の場所にコピーしてバックアップしてからそれらをゴミ箱に入れて空にする.(移動するだけでは問題が出る)


Netscape 4.0x 以降を起動し,登録時のユーザ初期設定保存先を RAM ディスクに指定する

Netscape をそのコンピュータで初めて使用する場合はここまででよい.そうでない場合,(既に Netscape か関連フォルダが初期設定フォルダにあった場合)は以下を続けて行う.


Netscape をいったん終了する.


RAM ディスク内にできたフォルダ名称をコピーしてからゴミ箱に入れて空にする


最初に保存しておいた「 Netscape ト」フォルダ(「 Netscape ト」フォルダがある場合)または,「Netscape Users」内のフォルダ(「 Netscape ト」フォルダがない場合.エイリアスでないことを確認すること)を RAM ディスクに移動する


RAM ディスクのフォルダ名称をひとつ前のステップでコピーした名称にペーストして変更する

Netscape の 3.0 バージョンや Internet Explorer が起動してしまう場合は起動ディスクのインターネット/インターネットアプリケーション/InternetConfig-13J/インターネット設定を起動し,ヘルパーでの設定が Netscape の希望するバージョンに指定されているか確認する.

「手動での方法」(より一般的方法)

この方法は,要するにシステムフォルダの初期設定フォルダ内の Netscape 関連初期設定フォルダを全て RAM ディスクに移して,そこの「 Netscape Preferences 」から起動するというものである. User Profile Manager を使用しないため 3.0x 以前のバージョンでも利用できる一般的方法である.

以下の説明は主に特に 4.0x の場合であるが,それより前のバージョンについては必要な場合に記している.

1.初期設定フォルダの統合

事態を容易にするために Netscape の初期設定を統合する.

システムフォルダの初期設定フォルダには人によって異なった初期設定フォルダが入っている.

3.0x までのユーザ=「Netscapeト」フォルダ

4.0x ユーザ=「Netscape Users」フォルダ単一または「Netscape Users」フォルダと「Netscapeト」フォルダ

クリーンインストールした OS で初めて Netscape 4.0x を使用したユーザは初期設定に「Netscape Users」フォルダだけができる.これに対して,それ以前のバージョンの Netscape を使っていたユーザは「Netscapeト」フォルダが残されている.

「Netscape Users」フォルダと「Netscapeト」フォルダの両方ができているユーザは「Netscape Users」内のユーザ登録時のユーザ名称のフォルダがエイリアスになっている.これは実は「Netscapeト」のエイリアスで,名称が変わっているだけである.従って,「Netscape Users」フォルダ内のユーザ名のエイリアスフォルダを捨てて「Netscapeト」をそこに移動し,先ほど捨てたエイリアスフォルダの名称に付け替え,フォルダを統合することができる.

2.統合した「Netscape Users」フォルダを RAM ディスクに移動する.

3.0x までのユーザは「Netscapeト」フォルダを移動する.

3・ Netscape の起動法

起動はアプリケーション本体からでなく, RAMディスク内の「Netscape Users」内のユーザ名フォルダ内の「Netscape Preferences」をダブルクリックする.(3.0x までのユーザは「Netscapeト」フォルダ内)

「 Netscape Preferences 」からの起動は「インターネット設定」を標準インストールする最近の OS では,インターネット設定できちんとヘルパーを指定していないと意図しないバージョンの Netscape が開くことがあり,インターネット設定で Netscape の希望するアプリケーション本体を指定しておく必要がある.(私はインターネット設定関連ファイルは読み込まないようにしている)

この方法の欠点はアプリケーション本体や HTML ファイルのダブルクリックからは望むように起動できない点である.インターネット設定機能拡張をインストールしている場合,設定で「Netscape Preferences」を工夫して指定できればいいかもしれないが,私はインターネット設定機能拡張を使用していないので試してみていない.(インターネット設定でアプリケーション以外を指定することは通常はできない)

「 RAM ディスクのバックアップ」

上記どちらの方法を採るにせよ, 7/17 項目中でも書いた通り,バックアップの体制を整えない限り RAM ディスクの内容は失われやすいので注意したい.各種 RAM ディスクユーティリティを使用する方法もあるが,私は OS 純正の RAM ディスクを使用し, AppleScript を併用している. 7/17 記事を参照願いたい.

参考:John's RAM Disk Backup

追記:
システムフォルダの初期設定フォルダには削除しても「Netscape Registry」と「Netscape Users」が再びできる.それらはそのままにしておけばよい.「Netscape Registry」はフォルダではないので上記記述では触れなかった.そのままにしておいてよい.


● PowerBook :バッテリ充電での問題

PowerBook 3400 や G3 Series で, PowerBook 駆動中に内部バッテリ( internal battery )が充電されず,システム終了またはスリープ状態で充電されるという症状がいくつか報告されている. Apple はシールドの問題としている.

追記:
本体 AC アダブタ差し込み口内部の銅のシールドをピンのようなものを突っ込んで若干ずらすことにより正常になるというユーザの報告がある).しかし,私はアップルの正規サービスプロバイダに持ち込むことを推奨したい.


● PowerBook :音声出力

TIL: 30375 : PowerBook: Audio Playthrough Support

PowerBook でサウンド入力ポートからオーディオを PowerBook のスピーカーから出力できるのは PowerBook 3400,2400 以降の機種であり,それ以前の機種にこの機能はない.



[ 98/7/19]


● Adaptec SCSI カードと PowerForce G3 カードの問題

Powerlogix は PowerForce G3 FAQ で稀であるとしながらも Adaptec SCSI カードと PowerForce G3 カードに非互換の場合があることを認めている.


● PowerBook G3 Series と発熱

TIL: 30612 : PowerBook G3 Series: Operating Temperature

PowerBook を長時間使用すると底面の温度が大変上がるため,身体的接触を避けなければならない.

机やトレーのような硬いものの上で使用するようにし,底面の通気をよくする.タオルや枕などは空気の流れが遮断されるのでよくない.

省エネルギー設定コントロールパネルでプロセッサ・サイクリングをオンにすることは発熱を押さえる効果がある.さらにプロセッサの減速とハードディスクのスリープ時間を短くすることも効果がある.バッテリ充電も若干の発熱があるので,充電されていないバッテリを外すとわずかに効果がある.

PowerBook G3 の発熱は各種規格の許容量以下であり問題はない. PowerBook 用の温度を計るユーティリティは内部温度を報告しているのであって外部温度ではなく,実際のケースの外部温度はかなり低い.

PowerBook G3 の CPU 温度の上限,許容温度,ファンの回転開始温度などについては 98/6/16記事「新型 PowerBook G3 の CPU 温度」で具体的に触れているので参照願いたい.


● PowerMacintosh G3 300 : LaserWriter 300 と仮想記憶オフ

TIL: 30597 : Power Macintosh G3 300MHz: Printing to LW 300 w/ VM off

LaserWriter 300 を PowerMacintosh G3 300 MHz モデルで仮想記憶をオフにして使用すると次のような症状が起きることが確認されたとしている.

・「 LaserWriter 300 プリンタとの通信エラー.システムペリフェラル-8 ケーブル の接続を確認して再度プリントして下さい」( "Communication error with the LaserWriter 300 printer has occurred. Please check the Peripheral 8 cable connections and try printing again." )というメッセージが出る

・エラーは出ないが,白紙しかプリントしない

・エラーは出ないが,縦方向が圧縮されてプリントされる

回避法は,仮想記憶をオンにする.

最近, Apple Support は,メモリフラグメンテーション(メモリの未解放問題)を改善する,速度が 8.1 から顕著に改善されている,などを理由に仮想記憶をオンにすることを推奨しているようだ.


● PowerMacintosh G3 : Zip 搭載機のスリープ復帰後のフリーズ

Apple は Zip ドライブを搭載した PowerMacintosh G3 でスリープ復帰後にフリーズすると言われている問題について, Zip はスリープから復帰するのに時間がかかるのでそれをフリーズと思われているのではないかとしている.対策としては,

Zip のスリープに入る時間を長くとる
ディスクキャッシュを多く取る

としている.

Iomaga の機能拡張が損傷しているか非互換ということがあるので, Iomega 機能拡張をオフにして起動し問題が起きるかどうか試し,問題が起きなければ新しいバージョンのものに取り替えるとしている.もし,オフにしても問題が発生する場合は機能拡張マネージャで Mac OS 8.1 全てとして問題が起きるかどうか確認し,起きない場合,省エネルギー設定初期設定を捨てて, Macintosh をいったんシステム終了させ(再起動でないことに注意 - 秋山)起動時に PRAM クリアしてから省エネルギー設定を再設定しテストしてみると述べている.


● MDEF 9806 ウイルス

Symantec は MDEF 9806 ウイルスの告知を行った.

従来からある MDEF の変種.機能拡張フォルダ内に "666" という不可視ファイルを作成するので,発見は容易.


● PC compatibility card :100-base-T カードの未サポート

TIL: 28526 : Power Macintosh G3: PC Compatibility Card and 100-base-T PCI card compatibility

PC compatibility card は PC 環境で 100-base-T カードを認識するかのように見えるが, Apple は PC 環境での 100-base-T カードをサポートしていないし,その予定もないというような内容.



[ 98/7/17]


● PowerBook :ハードディスクの騒音

TIL: 30593 : PowerBook: Hard Drives and Noise

ハードディスクはクリック音と回転音を出す.
カチカチいうクリック音はドライブ上でヘッドが前後に動いている音で,ヘッドがパークするときにはより大きい音がする.ヘッドパークはプラター以外の場所にヘッドを移動することにより,ハードディスクを落としたり移動したりするときにデータ喪失を起きにくくする.

PowerBook では標準的な作業中に上部のカバー上で 39dBA 以上しないようになっている.

これは新型 PowerBook G3 Series でクリック音がするというクレームが出ていることに対する正式回答であると思われる.文中のプラターはディスク円盤のこと.


● Type 15 エラー ( Segment Loader Error)

このエラーは PPC ネイティブでないソフトウェアによって引き起こされることがほとんどである.非ネイティブソフトウェアがセグメントをロードする場合に正しくロードできないか,ロード中に他のアプリケーションが割り込むかした場合に起きる.

ここでいうソフトウェアはシステムソフトウェア,ハードディスク他ドライバを含むので, OS のクリーンインストール,ドライバの更新などが考えられる.


●「既に 64 個の TCP ストリームが開かれているため接続できません」

モデム接続時に "64 TCP streams are already open and no connection is made." というメッセージが出る場合, Open Transport の設定が正しくできていない. TCP/IP コントロールパネルで設定を確かめる.


● Apple ハードディスクドライバは非ネイティブ

Apple のドライバで PPC ネイティブのものは一つもない.


● Netscape 社による Macintosh でクラッシュを防ぐ方法

少し古い( 96/11/21)のだが, Netscape 社による「 Macintosh で Navigator のクラッシュの防止」(Preventing crashes in Navigator on Macintosh)というページがある.書かれていることを簡単に箇条書きにする.

・ Navigator の割り当てメモリの増大

・遅くなったり,メモリが足りませんというアラートが出たら Netscape を終了し,起動し直す

・キャッシュサイズを 0 にするか,キャッシュを RAM ディスクで行う

・ウインドウを複数開かず,一つだけにする.たくさん開くにはメモリを要しクラッシュの確率が増す

・ TCP/IP コントロールパネルの「必要なときのみロード」にチェックをする

・ Open Transport のバージョンを上げる. 1.1 は頻繁にクラッシュする

・ Mac OS のバージョンを 7.6.1 にする

クラッシュした場合の復帰法も書かれていて, command+option+esc,command+パワーオンキーで G リターン, command+control+パワーオンキー の順に試すと書かれている.

繰り返すが,内容には古いものがあるのでこのまま全てがあてはまるわけではない.しかし,今でも基本は同じというところがある.

私がこれまで本ページで紹介した Netscape の使い方は多くの人に使われ,スタンダード化していると思う.キャッシュを RAM ディスクに指定するなど皆さんが今では常識だと思っている使い方は私と木村氏で共同して考えて何年か前に Web で発表したものだ.

キャッシュについては RAM ディスクに保存する方法も書いたが,私はそれ以上に初期設定全部を RAMディスクに保存するほうを推奨したい.キャッシュだけ置くより速度が向上するはずだ.

キャッシュは 3-5 MB で十分だと思っている.上記 Netscape 社の書いているキャッシュ 0 はあまりにもパフォーマンスが低下するだろう.不安定な場合は時々クリアするとよいだろう.

RAM ディスクユーティリティを使用する方法もあるが,私自身は OS に最初から備わっている機能の RAMディスクを利用している.これが一番安定していると思う.ただし,システム終了時には内容が失われてしまうのでバックアップする AppleScript を使用する必要がある.最近の G3 マシンでは再起動でも必要だ. AppleScript を用いる具体的な方法は「初心者のための Macintosh セットアップ」中に記しているので参照願いたい.

私と木村氏が発表してきた方法は主に速度に焦点が当たっている.もちろん,安定して使用する方法も何度も触れてきているのでトラブルニュースデータベースなど参照願いたい.最近の Type 2 エラーについては Netscape のバージョンを落とす以外に根本的な解決法はない.ただし,私の使い方では Navigator 4.0.5 で言われているような Type 1-3 の不具合は出ない.私は自分の環境を公開するつもりはないが,デザイン室の標準的な学生の環境は上記「初心者のための Macintosh セットアップ」を研究すれば分かるだろう.学生も私同様に Navigator でエラーはほとんど起きない.


● Type 1, 2, 3,10エラーの頻発

上記のようにデザイン室の学生にエラーはほとんど起きないのであるが,最近ある学生のマシンで突然頻繁に Type 1, Type 2, Type 3, Type 10 エラーが発生するようになった. Netscape のブラウジング以外にメールでの入力中でも起きるので Font 関連や日本語入力変換プログラムかと思われた.

フォントキャッシュ,フォントフォルダ,フォント関連機能拡張,日本語入力変換プログラムの再インストールなど試みたがなかなか原因が分からなかった.原因は日本語入力変換プログラムのユーザ辞書の損傷であった.日本語入力変換プログラムの再インストールをしてもユーザ辞書は戻していたので分からなかったのである.学生がユーザ辞書も新しくする方がいいですかと聞いてきたことから分かった.

(今回はそうでなかったが, Type 1, 2, 3 などのエラーはその多くがアプリケーションの問題である)



[ 98/7/15]


● PowerMacintosh G3 :内蔵 Zip からの起動

TIL: 22216 : Power Macintosh G3: Starting Up From ZIP Cartridges

PowerMacintosh G3 Revision II ( Mac OS 8.1 がインストールされて出荷されているモデル.付属 CD-ROM が青い色)では Zip ドライブが ATA となっている.そのため,ドライバについて ATA , SCSI 両方に対応した Iomega 6.0 以降が必要である.ただし,ドライバを対応させても Zip からの起動はできない.

ATA バスに関して同一バスに CD-ROM をマスターとして Zip はスレーブとなっている.スレーブは仕様上起動ディスクとすることはできないからである. CD-ROM とマスタースレーブを交換するとできるだろうが,その場合は, CD-ROM からの起動ができなくなる.ハードディスクに接続されている ATA バスは別のバスであるが,こちらに Zip をマスター接続するためにはハードディスクをスレーブにしなければならず,ハードディスクからの起動ができなくなる.

追記:
HONDA 氏から Revision II ボードについて付属システム CD-ROM の色は白のものがあるとご指摘いただいた.上記 TIL で書かれている事態は日本ではあてはまらないようだ. HONDA 氏もお書きになっているが,確実な方法は Apple システム・プロフィールで「情報」メニューの「装置」を選択して ATA バスを確認することである. HONDA 氏によれば, CD-ROMが二重に現れるものが Revision II である.( Revision「 II 」の表記は TIL に従っている.)マザーボードでは ATI のビデオチップが「Rage Pro」のもの.以前のバージョンは「Rage II+」である.


● PowerMacintosh G3 :モニタ画像

MacInTouch の G3 Macs Special Report: Dim Video にパーソナリティカードを外すことで,モニタ画像が鮮明になったという投稿が複数載っている. G3 デスクトップではモニタ画像出力が不鮮明で薄いとクレームがあった.

追記:
西野氏から確かに効果があるとお教えいただいた.(三菱 Diamondtron RD17G III )ただし,サウンドは使えなくなり,縦線が鮮明になる代わりに文字の縦線も(ぼけないために)細くなりテキスト画面が白っぽく見えるそうである.


● Apple Studio ディスプレイ:モノクロモード非対応

TIL: 30585 : Apple Studio Display: No Black and White Video Support

Apple Studio ディスプレイはカラーのみ対応で,白黒モードには対応していない.


● PowerBook :スリープ中の ADB ケーブルの着脱

PowerBook でスリープ中に ADB 機器のケーブルを着脱できる.


● 日付 & 時刻が元に戻ってしまう

バックアップバッテリは十分電圧があるのに Macintosh を再起動するたびに日付と時間が元に戻ってしまう.このような場合,日付 & 時刻初期設定が損傷していることがある.日付 & 時刻初期設定を捨てて再起動することで改善されることがある.

PowerBook の場合はバックアップバッテリの電圧を調べるといってもおいそれとはできない. PowerBook の場合は電源アダブタを接続して丸一日から二日程度放置しておくことでバックアップバッテリに充電され 日付 & 時刻がリセットされることが改善されることがある.


●よもやま: AutoStart の分類?ほか

昨日の「トロイの木馬: StuffIt Deluxe 4.6 Update 」記事でこのファイルのインストーラを起動すると破壊的なプログラムが起動するという内容を書き加えた.ところで, AutoStart 9805 はまだまだ注意が必要で,なかなか下火にはならないようだ.

ウイルスの定義ではトロイの木馬はウイルスとはしない考え方がある.ウイルスは自己の複製を作るプログラムが内包され自動起動するのに対して,トロイの木馬は自身では起動できない.そのため,ユーザなどに起動させるようにアプリケーションのような装いをしている. StuffIt Deluxe 4.6 Update もインストーラを装ってユーザに起動させるのである.

AutoStart 9805 は当初トロイの木馬と言われた.これは QuickTime の自動再生機能を使用してプログラムを起動させる仕組みを持っていたためと考えられる.ユーザに起動させる代わりにコンピュータの自動起動プログラムを引き金に使ったわけである.

ところが, AutoStart 9805 は起動すると自己の複製を機能拡張フォルダに作る.これはトロイの木馬のもう一つの特徴とは一致しない.

ウイルスもトロイの木馬も一致する特徴がある.ユーザに予期しない現象をコンピュータにもたらす点である.これに対してワームという分類があり,ワームは自己の複製を作るが他には何もしないというように私は理解している.

AutoStart 9805 は自己複製を作ることがはっきりしてトロイの木馬という言い方をしなくなったが,次にワームと呼ばれた.この時期には AutoStart 9805 は実害がないと思われていたのでそのように分類されたのではなかろうか.ところが,すぐに実害(それも甚大な)があることが分かった.

このように見てみると, AutoStart 9805 はこれまでの分類に収まりきれない独自の特徴をもったウイルス(といっていいかどうか?)であることが分かる.

ウイルスにまつわる環境はいろいろと変わってきている.スクリプトレベルでの新しい種類つまりマクロウイルスの発生とネットワークによる感染ファイルの広範囲な配布などの事態である.このような事態を踏まえてウイルス対処法も変わらなくてはならないと思って作ったページが「 Macintosh のコンピュータウイルス」であった.そのように考えると,ネットワークのネガティブな側面が強調されるが,今回感じたのはそれとは逆の面である.

AutoStart 9805 はまだ蔓延しているようだし,破壊的な影響を受けたユーザもいる.しかし,一方で事前にこのウイルスのことを知り,予防法を講じていたために被害を被らなかった多くの方々がいる.もちろん,私のサイトでこの情報を入手されていた方々と私のページを知らないでもそれらの方々から予防法をお聞きになっていた方々である.私のページの情報はネット上で紹介されたり,メールでやりとりされ,短期間のうちに多くの方に知らされた.私はこうした方々からたくさんの感謝のメールをいただいている.

今回はたまたま私のページがお役に立っただけなのだが,インターネットがなかった場合, AutoStart 9805 がどうなったか考えるとぞっとさせられるものがある. AutoStart 9805 は主に出力センターなどからのディスクを介した伝染であった.従って,ネットと AutoStart 9805 の伝染速度との関連はあまりない.それに対して,もしもインターネットがなく,また私のもののようなページもなかったなら, AutoStart 9805 の存在,予防法,除去法の情報が雑誌などで紹介されるまでには今回の事態とは比べものにならないような被害が起きていたのではなかろうか.かく言う私も感染し原因も分からずおろおろしていただけかも知れない.

私はネットで多くの知識を得た.その一部でも恩返しするためにこのようなページを開いている.そのような振るまいはインターネットでは当然の事であったのだが,最近ある種のユーザの増加とそのためのモラルの低下などネットのネガティブな点ばかり目につくような気がしていた.しかし,今回の AutoStart 9805 の阻止については,ネットのポジティブな点を今一度認識したように思っている.

最後になるが,私のページで発表したファイル検索による検知と Finder 属性を変更して捨てるだけという AutoStart 9805 への対処法は,私自身感染していない状況で私がその時点で入手していた情報から推論した方法であった.かなりの自信を持って発表したものであるが,今から考えると薄氷ものであったかも知れない.私の考え出した対処法が間違っていた場合を想像するのもいやである.かといって,私がそれらの方法を失敗を恐れて書かなかった場合どうなっていたかも想像したくない.

また,その時点で私は AutoStart が最近になく感染が広まると確信めいたものを感じていた一方で,これほど蔓延するとも予想していなかった.そのため,私のウイルス告知をむやみにネット上で流さないように書いたのである.それがよかったかどうかいまだに私はよく判らない.

もっと言うならば,私のページの影響力が私の知らない別世界で起きていることのように私の手に負えないものになっていっているのではなかろうか.私はそのような重責に堪えられる能力を持ち合わせてはいない.私のページに過度の期待をいただいても私はお応えすることもできないのである.



[ 98/7/13]


● AutoStart 9805:いくつかの事例

馬場氏からお知らせいただいた.

「 SAM が駆除できない?」

私の管理範囲のあるマシンの場合は SAM4.5.1 の 6 月ウイルス定義ファイルで発見(機能拡張フォルダにありました)はできましたが,削除することができませんでした.「ファイルが使用中で削除できません」のようなメッセージだったと思います.曖昧ですいません.デスクトッププリントで使用中になってしまっていると私は思いました.
(中略)
システムを最小限で立ち上げて File Buddy で不可視状態を変更,ゴミ箱へ移動し再起動後,削除することができました.
(中略)
今後のことがあるので検証のために,AutoStart を FD に Copy したものに SAM を実行した場合には削除することができました. HD のシステム常駐させてまでは行いませんでした.

「 QuickTime 機能拡張なしでの感染?」

QuickTime は機能拡張から外し,HD内から削除しておいたようですが,AutoStart が入り込みました.ただしコントロールパネル にQuickTime はありましたが,機能拡張に QuickTime が無かったためコントロールパネル設定がどのようになっているかまでは確認できませんでした(時間の関係上).その本人曰く,「機能拡張に QT なければいいのではないのですか?」といっておりましたので機能拡張に QT がなくてもコントロールパネルの「 CD-ROM を自動的に・・・」がチェックがはいったまま状態の設定が残っているといけないのかと思いました.

後者の QuickTime なしでの感染に関連していると思われるのだが, MacInTouch 7/10 は QuickTime 設定コントロールパネルで CD-ROM の自動再生をオフにしていても感染したという事例を報告している.この報告の原文は AutoStart 9805 Worm (a.k.a. "Hong Kong" virus) に掲載されている.( John Oram 氏からの投稿."John Oram"で検索すればよい)


● RAM Doubler のパフォーマンス低下

MacInTouch は, RAM Doubler 2/8 を使用するとアプリケーションの 起動が 2 倍以上遅くなるという複数の読者からの投稿を紹介している.


● PowerBook G3 Series : SCSI 接続の問題

PowerBook G3 で SCSI 接続に問題が発生する場合があることが報告されている.現在のところ, Apple 純正の HDI - 30 ケーブルでは問題が発生しないようだ.


● PowerBook G3 Series :クリック音

新型 PowerBook G3 で内部からクリック音が聞こえるが,これは異常ではない. Apple はこの音について近々 Tech Info Library を公開する予定である.


● Macintosh からクリック音がする

Apple は, Mac OS 8.1 アップグレード後5260 で断続的なクリック音(マウスのクリック音に似ている)がするという質問に対して,次のようなクリック音が出るケースがあると答えている.

・ハードディスク
・モデム用機能拡張が読み込まれるときモデムが音を立てる
・イージーアクセスコントロールパネルの設定
( PRAM クリアで解除する)


●トロイの木馬: StuffIt Deluxe 4.6 Update

"StuffIt Deluxe 4.6 Update.sit" というトロイの木馬が発見されている.このことについて, Aladdin から警告が出ている. StuffIt Deluxe 4.6 というバージョンは存在しないし,そのようなインストーラがあっても入手したり起動しないようにというような内容.(インストーラを起動させることによって破壊的なプログラムが起動する)

追記:
act2 日本語ページ



[ 98/7/11]


● PowerBook G3 :日本語入力変換プログラムでのキーアサインの問題

新型 PowerBook G3シリーズで ATOK11 , EGBRIDGE 9.0 などの最新のサードパーティ製日本語入力変換プログラムを使用した場合,一部記号入力がキーに印刷されたものと異なる問題が起きている.例えば「”」が「@」,「(」が「*」となってしまうという.(「新型 PowerBook で ATOK が使えません.困った!」など)

この問題について Iwata 氏から EGBRIDGE 9.0 について次のような回避法をお教えいただいている.

1.EGBRIDGEの「環境設定」メニューから,「ローマ字設定」メニューを開く

2.そこの「キーボード配列」を一旦「カナ入力」にして,メニューを閉じる

3.再び同じメニューを開き,「キーボード配列」を「ローマ字入力」にする

このような問題はことえりでは起きないようだが, ATOK8 でも問題が報告されているようだ.また,問題が出ていても使用しているうちに気が付いたら解決していたというような状況も報告されている.

問題の症状は JIS キーボード配列のうち一部記号を入力すると ASCII 配列として入力されると言っていいのだろうか.このような問題はかつて, Mac OS 8 発売時に起きた問題に類似している.

Mac OS 8 から JIS キーボードの処理が変更され,そのために従来の KCHR リソースを参照する仕組みのサードパーティ製入力プログラムで支障が出た.( 97/11/10 記事「Mac OS 8で記号が一部正しく入力できない問題:仕様の変更」参照)当時の問題はサードパーティ製プログラムが Mac OS 8 の変更に対応しきれなかったことから生じたものである.今回の問題が出るケースは,その問題に対応しているはずのプログラムで起こっている.問題がないケースがあることから新キーボード配列の itlk リソースがないといった可能性は考えにくい.

Iwata 氏の回避法,いつのまにか解決してるケースなどから考えるに,日本語入力変換プログラムが場合によってマシンのキーボードの種別の認識に失敗しているケースがあるのかもしれない.新キーボード配列の itlk がうまく KCHR と連絡が取れていないのだろうか.そのため設定をし直すことで回避できる場合があるという解釈はできるだろう.

だとすれば, ATOK11 の場合,「環境設定 ... 」 / 「入力変換 1 」 / 「漢字入力モード」の設定をいったん「カナ漢」にして設定後再度「 R 漢」に戻す,または,初期設定を捨てて設定をやり直す,などの単純な方法では改善されないだろうか.

なお,このような問題が起きる場合に 7.6.1 以前のキーボード配列を System スーツケースにインストールしたり, KCHR リソースを追加変更したり(どちらも同じ事であるが)する回避法がよく提案されるが,ここで何度か触れたようにそれは本格的な回避法ではない.


● Photoshop 5.0 : sRGB の問題

Photoshop 5.0 ではデフォルトのカラーマネージメントが sRGB に設定されているため,従来のファイルを開くとデータの一部が反映されず,保存すると必要な色情報が失われてしまう場合があるようだ.

この問題については MacWEEK-J などでも指摘されている.( MacWEEK-J 7/6 「 Photoshop 5のカラー処理にユーザーからの不満」など)

このことについて, Adobe は Adobe Photoshop 5.0 for Macintosh Q&A および, Photoshop 5.0において推奨されるカラーマネージメントのワークフローを公開している.それを読む限り, Adobe がこの問題について改める様子は見られない.

これらのページでは sRGB を使用しない場合については,「RGB設定」ダイアログボックス上で「Apple RGB」,「ColorMatch RGB」など他の設定にすると述べられている.また, Photoshop 4.0 と同じようにするには

1. 4.0 のモニタ設定の値を RGB 設定に入れる(4.0のモニタ設定を保存して 5.0で読み込んでも可)

2.RGB設定の「モニタ補正を行って表示」のチェックボックスをオフにする

3.プロファイル設定で「初期設定プロファイル」の「RGB」を「なし」,「一致しないプロファイルの処理」を「無視」に設定する

と述べられている.

私自身はアップデータが未着であるので実際がよく把握できない.

追記:
Photoshop 5.0 をインストール後初めて使用する際は,アプリケーション本体から起動し,次の設定をする.

ファイルメニュー/カラー設定/RGB設定で「sRGB」を「Apple RGB」に変更する

米国 Adobe では Photoshop 5.0.2 アップデータを出し,ついに sRGB をデフォルトにすることを改めた.日本国内では 98 年中にはこのアップデータは出ていない.



● PowerBook G3 :スリープ後 ARA 接続できない

PowerBook G3 で Apple Remote Access を使用した場合, PowerBook がいったんスリープした後に使用しようとすると ARA がハングするという報告が入っている.

Apple はこれに対してこの問題は確認されていて現在技術チームが検討中であるとしている.現在のところ回避法はスリープしないようにするか,古いバージョンを使用するとしている.


SerialDMA 2.1

以下の Macintosh でシリアル接続の周辺機器で接続できないなどの問題がある場合に使用する.

インストールすべき Macintosh

4400, 5500, 6500, 7220, PowerBook 2400, 3400, Power Macintosh G3, PowerBook G3, PowerBook G3 Series , Twentieth Anniversary Macintosh

Read me には Mac OS 7.6.1, 8.0, or 8.1 の US バージョンで動作するとしている.

参考:
TIL: 30582 : Power Macintosh G3: Digital Camera Issue

追記:
インストーラが適合機種上でもインストールする必要がないというメッセージを出してインストールできない場合, option キーを押しながらインストーラを起動してカスタムインストールする.

追記 2 :
改田氏より Serial DMA 2.1 をインストールすることにより, LocalTalkPCI で起きていたプリンタがセレクタで見えなくなる問題が一時的に解決する場合があるとお知らせいただいた.(症状が戻ることもある)また,日本語 OS にインストールすることも可能のようである.


● PowerBook 1400 :バッテリ消費が早すぎる

TIL: 20763 : PowerBook 1400: Low Battery Warning Is Too Early

上記 TIL で記されている症状について Mac OS 8.1 ではこの問題は修正されてると, Apple が答えている.症状は, PowerBook 1400 の初期に出荷されたモデルで電源アダブタを使用しないでバッテリ駆動していると,30分(場合によっては 5-10 分)程度でバッテリ残量が少ないとアラートが出てスクリーンが減光され,さらに使用し続けると 5 分程度でファイルを保存するようにアラートが出た後システム終了してしまうことがあるというもの.新品のバッテリでも同様になってしまう.


[その他]
DIsk Copy 6.3
HFS + 対応となった.




[ 98/7/9]


● AutoStart 9805-D, E

Dr Solomon's の Virex Virus Update 07_02_98には対応ウイルスについて Autostart 9805-D と Autostart 9805-E が含まれている. Read me には詳細は書かれていず, Dr Solomon's の告知ページにも告知されていない.

The Autostart Virus および MacInTouch の AutoStart 9805 Worm (a.k.a. "Hong Kong" virus) にこの変種について投稿情報が掲載されている.それによると, AutoStart-D は AutoStart-C の変種で削除を始める期日が 1998年12月24日となっている点のみが異なっている.( AutoStart-C は, 1998年6月8日以後,自己と他の AutoStart 変種を削除する. 5/22 記事参照)また, AutoStart-E は AutoStart-A と B の間に作られたと思われる変種で,オーストラリアで発見された.不可視ファイル等ほとんど A と同様であるが,ダメージを与えるファイルについて,ファイル名の最後が "data", "cod", "csa" のいずれかで終 わりデータフォークが 100 バイト以上という A 型の特徴に加えてリソースフォークが 100 バイト以上という制限がある点が異なるのと,感染法が B 型と同じという点が特徴であるとされている.

いずれにしても,対処法や除去法はこれまでのものと同じである. Dr Solomon's が告知しないことから考えて大きい影響を与える新種とは考えられない.


● AutoStart 9805 :他の機能拡張フォルダへの侵入

MacFixIt 7/7 は,「機能拡張」("Extensions")という名称のフォルダに "Desktop Print Spooler" などのウイルス不可視ファイルが作成されるかもしれないという投稿を紹介している.

このような機能拡張という名称のフォルダはシステムフォルダ以外にも,例えば Photoshop や Illustrator などのプラグインフォルダ内に見つけることができる.その場合,抗ウイルスプログラムでは検知できない可能性もある.ファイル検索による方法が確実である.


● AutoStart 9805 :感染の特徴的症状

AutoStart の症状としてウイルスがボリュームを走査している間 Macintosh がスローダウンすることは私が報告したほか方々で告知されて知られていると思う.上記 MacFixIt 項目では,その時にユーザがフリーズであると考えて強制終了 ( command + optiion + esc )した場合に「 Desktop Print Spooler を強制終了しますか」というダイアログが出るとして,これをウイルス感染の特徴的な症状と考えている.


● PowerBook G3 Series :ファイル同期で問題?

新型 PowerBook G3 Series でファイル同期に問題が出るとにいくつか報告されているようだ.症状はファイル同期中にクラッシュし,メモリが足りませんというメッセージが出るというもの.


● PowerBook のカードバス対応

POWERBOOK NEWS は 7/7 項目で PowerBook 2400/240 がカードバスに対応しているという項目を載せている. PowerBook G3 Series からカードバス対応になっていた.



[ 98/7/6]


● ATOK11 :文字パレット表示の問題

私の 2400 で ATOK11 の文字パレットの表示に問題が出ることに気がついた.パレット上部のタブ等操作に関連する部分が Finder のメニューバーに隠れる状態で表示され,パレットの移動もできないため操作できず,実質使用不能である.

以前から他のモニタでも ATOK11 の文字パレットがことえりなど他の文字パレットのように移動できず,ウインドウのクローズボックスなども現れないことに気づいていたのだが,ずいぶんと不便な仕様だなと思っていただけであった. 2400 では使用に支障が出るのでこれはバグだと気がついた.

私の環境では以下のようにすることで,通常のクローズボックス付きのパレットになり,位置も移動できるようになるようだ.

文字パレットを表示させる


モニタのカラー階調を現在使用している色数からいったん落とす


パレットが正常な形式に変化することが確認できるので,再び元のカラー階調に戻す

(モニタの表示色数を変更するのであって,解像度ではないことに注意)

この問題はあまり大したことでもないと思って気にもとめず本記事にはしなかったのであるが,メールをいただいたので書いてみた.

メールは, Apple 13インチモニタで ATOK11 を使用した場合,えんぴつメニューの「文字パレット表示」が出ないという話を聞いたというものである.伝聞のため詳しい状況が把握できないのだが,上記問題のことなのか別の問題なのかはっきりしない.私が 13 インチモニタで確かめたところ何の問題もなかった.


● AutoStart 9805:不可視ファイルでない場合

滝沢氏から AutoStart 9805 (最初の型)に関して, "Desktop Prit Spooler" が不可視ではなく可視ファイルになっていてAutostart Hunter で駆除できなかったという実例をご報告いただいた.何らかの理由で可視になっていたようなのだが,人為的なものなのか,他に理由があるのか原因は不明である.


●新品の PowerBook が起動しない: FAQ

Apple に新型 PowerBook G3 を購入したが起動できないという問い合わせが入っている.これはバックアップバッテリの放電によるものである. 98/6/3 記事「 PowerBook :購入時他のバックアップバッテリの充電」および, 98/1/15 記事「 PowerBook バッテリ交換時のシステム終了」を参照いただきたい.

もし,購入した PowerBook でこのような問題が起きた場合次のようにして回避する.

1. PowerBook を電源アダブタとメインバッテリを装着したまま 1-2 時間置いておく

2. PowerManager をリセット(新型 PowerBook G3 では fn + shift + ctrl + パワーオンキー,それ以外はリセットボタン)し, 2-3 秒後にパワーオンキーから起動する

PowerBook では電源アダブタがない状態で何らかの理由によってメインバッテリの接続が確保されなくなるとバックアップバッテリが CPU に電力を供給する.例えば,スリープ中にメインバッテリを交換する事が可能なのはメインバッテリを交換時に抜き取っている間バックアップバッテリから電力が供給されているからである.

しかし,バックアップバッテリからの電力供給はきわめて短時間しか持続できず,そのまま放置するとバックアップバッテリが切れることになる.(完全に充電された状態でスリープ時で 5 分間持続する)新品の PowerBook ではメインバッテリが放電していることがあるほか,何らかの理由でメインバッテリが接触不良になっていることがあるとこのようなことも起きるのだろう.特に,新型 PowerBook G3 に関してこのような問題が起きるようである.( 6/16 記事「新型 PowerBook G3 のバッテリ挿入」参照)

メインバッテリ駆動中あるいはスリープ中に交換でもないのにメインバッテリに不用意に触れるとメインバッテリの接触不良を起こすことがある. 3400 初期型ではこの問題が特に発生したらしい.( 98/2/14 記事「 PowerBook Apple Discussion Board FAQ から」参照)

追記:
PowerBook G3 Series のバックアップバッテリの持続時間は 4 分である.TIL: 30580 :PowerBook G3 Series: Backup Battery Life


patch for Norton AntiVirus for Macintosh version 5.0.1

Norton AntiVirus for Macintosh の一部機能を Mac OS 8.1 で使用すると HFS ハードディスクのディレクトリに回復不能な損傷が発生する問題を解決する.
参照: 98/6/7 記事 6/25記事

追記:
MacFixIt 7/7 は Word の問題のないマクロを未知のウイルスとして検出する問題があるという投稿を紹介している.



[ 98/7/3]


● PowerMacintosh G3 :カード接触不良によるコントロールパネル表示への影響

TIL: 4503 : Power Macintosh G3: Loose I/O Card Affects Monitors & Sound Control Panel

PowerMacintosh G3 でパーソナリティカードと呼ばれている入出力カードがきちんとスロットに差し込まれずゆるいような場合,接触不良となりモニタ&サウンドコントロールパネルのサウンドで正しく表示されず,コントロールできないことが起きる.「サウンドの音量」または「サウンドのバランス」のスライダーバーがきちんと応答せず,画面のアイコンや文字の表示が乱れる.

G3 で報告されている,起動音がしないなど音が全く出ないとかとぎれとぎれになるとかの症状と一致する.このような場合,マシンを分解してカードをスロットにしっかり差し込むことで問題が改善する可能性がある.その場合は静電気に注意し,一番外側の PCI スロットの次にある小さいリセットボタンをおよそ 2-3 秒程度押して PRAM をクリアする.

TIL ではコントロールパネルの乱れた表示の例をサンプルとして掲げているので TIL を見ていただきたい.


● Mac OS 8/8.1:コントロールバーが出ない

TIL: 24497 : Mac OS 8.x: Control Strip Disappears

以下要約する.

Mac OS 8.1でコントロールバーを表示する設定になっているのに,起動するとコントロールバーが表示されないことが起きる.このような場合 QuickTime 初期設定が損傷していると起きることが分かっている. QuickTime 初期設定の損傷は QuickTime コントロールパネルを開こうとするとエラーを起こし,終了してしまう症状を伴う.

このような症状になる場合, QuickTime 初期設定を捨てて再起動することで修復できる.もし,それでもコントロールバーが現れない場合,別の障害が起きている.以下の項目を検証されたい.

・コントロールバーコントロールパネルが入っていてコントロールバーを表示する設定になっているか

・システムフォルダのコントロールバー項目にモジュールが入っているか

・コントロールバーが損傷している.(その場合,コントロールバーがグレイのタブになる)


● Apple Studio ディスプレイ:スリープしない

TIL: 24494 : Apple Studio Display: "No Computer Signal" Message

Apple Studio ディスプレイでスリープモードに入ろうとするとスリープせず,「信号がありません」( "No Computer Signal" )というメッセージが表示されることがある.このような場合, Apple Studio ディスプレイの内部メモリをリセットする必要がある. Apple Studio ディスプレイの前面のリセットボタン(三角の印のついた左のボタン)を LED が明滅( flash )するまで押す.


● Apple Studio ディスプレイ: 1024 x 768 72Hz 解像度で画像が出ない

TIL: 24499 : Apple Studio Display: No Video When 1024 x 768 At 72Hz Selectede

Apple Studio ディスプレイで 1024 x 768 72Hz 解像度を選択すると Power Macintosh 7500, 8500, 7600, 8600 で画像が出ず,"Signal out of Range" (信号が検出できない)というメッセージが出る.そのようになった場合は,パワーオンキーを押してリターンキーを押し Macintosh を再起動し, PRAM クリアを画像が出るまで行うと回復できる.

7500, 8500, 7600, 8600 では Apple Studio ディスプレイは 1024 x 768 72Hz をサポートしていないが上記のようにして使用できる. Apple Display Software 1.6 をインストールする前にこれらの作業を行わない場合は Apple Studio ディスプレイがその解像度を隠してしまう.


● ホームページ Pro 3.0 のスクロールが遅い

MacCentral Japan TODAY 6/29 記事によれば,製品の仕様であり,回避法を提供する予定は今のところないとサポートが言っているらしい.


Q&A集 <ATOK11 for Macintosh>


(C) Akiyama Satoru



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