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Mac OS 8.5 関連
Macintosh トラブルニュース項目


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Triangle Mac OS 8.5 について本編
Triangle 目次(記事項目)
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目次(記事項目)


Macintosh トラブルニュース項目



アップデート後の日本語表示

Mac OS 8.5.1 アップデート

Mac OS 8.5.1 アップデート後,システムが認識されない?

Appearance Manager

Adaptec PowerDomain と Mac OS 8.5
PPP Menu の Mac OS 8.5 での不具合

Word 6 と日本語入力変換プログラム: EGBRIDGE でも発生
市販日本語入力変換プログラムでスペースが入力できない
MS Office 98:差し込み印刷でのハング
フロッピーの一時的に取り出しは可能
LaserWriter ドライバの互換
Illustrator 環境設定: Mac OS 8.5 をクラッシュさせる?

YAMAHA ルータの自動接続
エルゴソフト Mac OS 8.5 対応一覧の更新
ニフティマネージャ従来バージョンの非互換
Speed Doubler 8.1.2 日本語版アップデータ

ATOK11 と Microsoft Word 6 の Mac OS 8.5 での問題:回避法
デスクトップへのボリュームマウント順と変更法
よもやま(その二): Sherlock 索引

Drive Setup 1.6.2 : Apple TIL の文書 3 種
CANVAS 5 のプルダウンメニュー

Sherlock プロキシサーバ対応は不完全
Chinese Language kit の問題
マルチモニタでのデスクトップ配置の仕様変更
ウインドウのプリントでアイコンがプリントされない

Mac OS 8.5.1 Update
Drive Setup 1.6.2 での Norton Disk Doctor エラー報告の改善

File Exchange と DOS フロッピーの認識についていくつか
フロッピーの一時的に取り出しの廃止
Mac OS 8.5 のディスク損傷は Mac OS 8.5 に関係ない?

Mac OS 8.5.1

Mac OS 8.5 でのメモリ増大: Sherlock/日本語解析エンジンとの関連?
ソフトウェア・トゥーの Mac OS 8.5 対応表

インターネットロケーションファイルとテキストクリッピングに関する問題
Adobe PSPrinter 8.5.1 とのコンフリクト
Sherlock :インターネット設定とのコンフリクト

Sherlock と HTTP Proxy Server :回避策のひとつ
Engineer DIRECT

Mac OS 8.5 は安定している
QuickTime 3.0.2 日本語版の動作安定
Mac OS 8.5 での ATOK11 の安定性
Mac OS 8.5 と ATOK8 :白い空白
デスクトップでのボリュームのマウント順

フォルダ名 "-" マイナーバグ Sherlock でフォルダ指定検索を行うフリーウェア

外部入力と外部マイクの違い
サーバのリスト表示の異常
NT サーバでのマイナーバグ
Apple Fax の Quick Fax でテキスト本文が送信できない
Microsoft Office 98 Mac OS 8.5 対応プログラム

Tip:ディスクイメージによる Sherlock の索引作成

QuickDraw の最適化は PPC ネイティブということではない

QuickTime Pro キー
Tome ソースファイルのためインストールできない

Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイルの損傷はない
ファイルメーカーPro と Mac OS 8.5 のディスクキャッシュでフリーズ
SCSI Device Pro 2.2.1
MenuChoice は Mac OS 8.5 で使用可能

アイコン消失現象その後と取りあえずの回避法
ランチャー-192 エラー
PC カード認識の改善
ドライブ設定 1.6.1

Drive Setup 1.6.1
ドライブ設定 1.6: PowerBook の HD 回転停止の改善
ドライブ設定 1.6 : Color It! での障害改善

仮想記憶オフ後の Type 7 エラーの原因(続報)
Multilingual Internet Access とクラリスワークス
Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイル損傷?
FAQ :システムアップデート後,クラリスワークスで書類が開けない
よもやま: Sherlock の内容検索ほか

MacOS 8.5 で AutoStart 9805 は被害を及ぼさない
アプリケーションスイッチャーでの問題
アプリケーションスイッチャーの表示順序の変更法
Adobe PSPrinter 8.3.1との問題
Apple Telecom のサポートと既知の問題
ランチャー: -192 エラー
"Mac" of The Unicorn : Mac OS 8.5
ファイルメーカー Pro PPC 3.0v3 の不具合
File Exchange と OpenTpt Remote Access

OS インストール後のアプリケーションインストールによるトラブル
Mac OS 8.5 にしたら Netscape などインターネット関連でエラーが出る場合
インターネットコントロールパネルとインターネット設定機能拡張の関係
FAQ : Mac OS 8.5 での Microsoft Word 6 の障害
インタウェア Mac OS 8.x 日本語版対応一覧
ラトックシステム Mac OS 8.5 対応一覧
DynaFontをMac OS 8.5上で利用する際のご注意
Sherlock と HTTP Proxy Servers : Apple TIL
DVD Player のヘルプが起動しない( US 版のみ)
Sherlock の索引作成
フォントキャッシュはどこに
File Exchange の "起動時にマウント" での障害
AfterDark 4.0.3 パスワードでの問題
クラリスワークスほかメニューのマイナーバグ
SONY CD-ROM PRD650 起動 CD-ROM にならない
PC Compatibility Card ネットワーク機能を改善するパッチ
インターネット/File Exchange コントロールパネルでエラーが出る場合

アップルメニューオプションの起動時スローダウン
Apple Remote Access 3.0 の障害改善

スローダウンの原因:アップルメニュー内のエイリアス
ディスク損傷を避ける考え得る方法
PageMaker 6.5.3J アップデータ

PowerBook でのアイコン消失問題
仮想記憶オフ後の Type 7 エラー
Mac OS 8.5 上でのジャストシステム製品の動作について
Adaptec Macintosh製品のMacOS8.5対応について
Illustrator 5.x J のパレットの文字化け
Timbuktu 日本語版対応状況
Netscape プラグイン RealPlayer 5.0 での問題
システム CD のフリーズと SCSI
GoMac とコントロールバー他
Patchin' Patch for 8.5
システム CD から起動しない
ディスク損傷(継続)

EGBRIDGE 9 および EGWORD 8.0 の非互換
Hewlett-Packard LaserJet ドライバ非互換
Silverlining 5.8.3/Lite 2.2.1の互換について
ディスク損傷(継続)

インターネットダイアラの廃止
英語版システムの日本語化
デスクトップパターンの追加
GeoPort サポート
At Ease の使用は奨められない
Word 6 と ATOK11
AppleShare IP 6.0 との非互換
Sherlock インターネット検索後のブラウザエラー
PowerPC アップグレード 68k Macintosh での Mac OS 8.5 使用
LightWave 3D の Mac OS 8.5 での問題

抗ウィルスソフトとのネットワークでの問題(継続)
ことえりの削除は要注意
ハードディスク異常
起動時メモりチェック省略でクローンに問題?
MacOS 8.5 上での 4D の動作について
ファイルシンクロナイズ: Mac OS 8.5 では使えない
上書きインストール後の不調
インストールに失敗する
インストール後のシステム占有メモリが多すぎる

プルダウンメニューが白くなる問題が発生した経緯
フォントワークス ATM フォントでの不具合
Biblos 外字での問題
WXIII での変換候補一覧表表示の障害
B's Recorder Pro 4.03 での表示

アドビ システムズ「Mac OS 8.5」日本語版対応状況
OS 8.5日本語版にAdobe Acrobat 3.0J をインストールする際の注意点
AppleScript でのメモリリーク
QuickTime Pro 3 登録の問題
iMac での Speech Recognition 未対応

「システムアップデートの一般的注意 2nd ed」
UMA X, SuperMac で非互換のケース
各種ユーティリティの互換
プルダウンメニューが白くなる問題のパッチ
Mac OS ヘルプの Type 3 エラー
IXMicro ix3D UltimateRez ビデオカードの非互換
Microsoft Office 98 の対応状況
ことえりのカスタム削除とヘルプビューアの検索
Sherlock での索引作成時のトラブル
FinderPop 1.7.3
Click, there it is! 1.1b0

Mac OS 8.5 と Norton Antivirus: ネットワークサーバへのコピーの問題
メニューバークロックのフォント
Illustrator とアプリケーションスイッチャーのキーコマンド
プルダウンメニューが白い


Macintosh トラブルニュース項目


Mac OS 8.5 発売直後の Macintosh トラブルニュース Mac OS 8.5 関連項目を以下に転記する.

Mac OS 8.5 に関するトラブルその他で発売前までに判明していたものは Mac OS 8.5 について本編に記載されている.



[ 98/12/15]




[ 98/12/23]



● Mac OS 8.5.1 : アップデート後の日本語表示


桂木氏からお知らせいただいた. 8.5.1 アップデート後,再起動するとメニューの日本語が表示できなくなった.アピアランスコントロールパネルでの Finder表示フォント」以外の項目は英語フォントしか選択できない状態になった.機能拡張フォルダを調べたところ, "WorldScript II" が消失していた.

Mac OS 8.5 から "WorldScript II" をコピーすることで障害はなくなった.

Mac OS 8.5.1 で書き換えられた項目は以下のようなものである. Open Transport 関連の更新のせいだろうか, Fetch の書き込みなどネットワーク関連で速度が著しく向上した部分を感じた.

System (J1-8.5.1)
System Resources (J1-8.5.1)
WorldScript II (J1-7.5.6)
AppleScript (J1-1.3.4)
Open Tpt AppleTalk Library (J1-2.0.2)
Open Tpt Internet Library (J1-2.0.2)
Open Transport Library (J1-2.0.2)
OpenTptAppleTalkLib (J1-2.0.2)
OpenTptInternetLib (J1-2.0.2)
OpenTransportLib (J1-2.0.2)
Sherlock (J1-2.0.2)
ネットワーク設定機能拡張 (J2-1.0)

(ネットワーク設定機能拡張が J1-1.0 から J2-1.0 になると黒原氏からお知らせいただいた. J1 と J2 の違いはローカライズの際の日本語翻訳に関する修正であって,プログラム上の修正を含まない. Sherlock は Apple メニューに旧バージョンがないと更新されない)




[ 98/12/22]



Mac OS 8.5.1 アップデート


以下の Mac OS 8.5 の問題を修正する.

・ドライブ設定の不具合
・AppleScript のメモリリーク
・ファイルシステムのメモリの改善/Mac OS 拡張フォーマットの破損
・サードパーティ製 ADB 装置の認識の不具合
・Mac OS 8.5 CD からの起動に失敗する問題
・Sherlock のプロキシの制限
・Fontworks のフォントを表示できない問題
・一部のアプリケーションにおける文字幅の不具合
・ネットワーク設定スクリプトの不具合

先頃,米国で配布された 8.5.1 Update に日本語版独自の内容を含む. Mac OS 8.5.1アップデートによってアップデートされたシステムに対して Mac OS 8.5 CD からカスタムインストールを行うことができなくなるそうなので注意.

なお,や MacFixIt には英語版 Mac OS 8.5.1 の次のような不具合が掲載されている.

・ "ユーティリティ" フォルダが起動ボリューム第1階層にない場合,ドライブ設定が更新されない.

・ Sherlock がアップルメニューにない場合,や名称を変更していると更新されない.

・ Sherlock は SOCKS 未対応(本サイトで既報)

・ Norton Anti-Virus Auto Protect でクラッシュする.(私は障害を確認できなかった)

・仮想記憶オフかキャッシュサイズ 256K 以下にしないとクラッシュする.(確認できない.どうも英語版に多く起こる障害ではなかろうか)

・メモリリークはまだ残っている.

・アップデート後, "この起動ディスクはこのモデルでは起動できません" といったアラートが表示される(未確認)

・ Conflict Catcher 8.0.3 が非互換

・ TechTool Pro でのファイルテストが動作しない. DNA ファイルのアップデートが必要

など.



● Mac OS 8.5.1 アップデート後,システムが認識されない?


山崎氏は Mac OS 8.5.1 アップデート後,システムが認識されなくなった. CD-ROM から再起動後,ハードディスクのシステムフォルダ内に Installer Temp フォルダがあるので,その中の OS 8.5 システムスーツケースをシステムフォルダに戻すことで起動できるようになった.(OS8.5.1Jはゴミ箱へ)

私は問題なくアップデートできている.




[ 98/12/21]



● Mac OS 8.5 : Appearance Manager


Apple では Language Kit でアプリケーション切り替え時等にスローダウンする問題について,これを Appearance Manager に関する障害として,調査を始めた.これは同時にアップルメニュー,アップルメニューオプションにおけるフォント構築時の問題に関連している.



参考:
98/11/11項目「 G3 カードと 604 ベースマシンとの不親和」



● Adaptec PowerDomain と Mac OS 8.5


Adaptec PowerDomain 2940U2W については Mac OS 8.5 対応プログラムによってファームウェア書き換えにより対応しているが, PowerDomain 2940UW/3940UWD は未アナウンスである.

このためかどうか分からないが,立ち返り氏によれば 2940UW で次のような障害が出る.

・ FileSaver をインストールすると Finder 起動時にフリーズする

・ ramBunctious や Sidescape1.01J の動作不良

v3.0Jアップデートファイルにアップデート済み)



● PPP Menu の Mac OS 8.5 での不具合


宮崎氏からお知らせいただいた.氏は Mac OS 8.1 から Mac OS 8.5 US 版に移行して以来,ハードディスクから「カッコンカッコン」という音が数秒おきに聞こえてくるようになり,コントロールバーからハードディスクを停止しても数秒ですぐに動き出すようになった.また, Norton FileSaver (英語版) がシステムをインストールしているパーティションをスキャンできなくなった.

宮崎氏が探究したところ, FreePPP の PPP Menu を取り除くと障害が出なくなった.
(PowerBook2400c/240/80MB)




[ 98/12/19]



前回更新時の「 Mac OS 8.5 : YAMAHA ルータの自動接続」について原因等が明らかになり, 98/12/17 の項目に加筆,修正している.



● Mac OS 8.5 : Word 6 と日本語入力変換プログラム: EGBRIDGE でも発生

Mac OS 8.5 で ATOK11を日本語入力変換プログラムに設定して Microsoft Word 6 を起動するとマウスクリックが機能しない問題はこれまで何度かお知らせしている.特に 98/12/15項目 " ATOK11 と Microsoft Word 6 の Mac OS 8.5 での問題:回避法" では「"未確定入力文字列を文書に挿入モードで入力する" チェック ボックスをオフにする」という Microsoft の対応策を紹介した.しかし,その方法ではマウスは使えるようになるもののインライン入力ができなくなってしまう.

これらの問題について,同様の問題が ATOK11 だけでなく EGBRIDGE でも起きることと,とりあえず回避する方法を土屋氏からお知らせいただいた.

土屋氏は Mac OS 8.5 で EGBRIDGE 6.0 を使用していたが, Word 6 で ATOK11 と同様の症状が発生していた. EGBRIDGE 10 が発売になったのでアップグレードを行ったが,障害は解消しなかった.私のページで紹介した方法でマウス入力は可能となったが,インライン入力できない.このため,「Inline++TSM」(飯森氏作)を使用することでインライン入力可能にしている.



● Mac OS 8.5 :市販日本語入力変換プログラムでスペースが入力できない


上記土屋氏から. Mac OS 8.5 で「ことえり」以外の日本語入力変換プログラムを使用した場合,一部のアプリケーションにおいてスペースが入力できない問題(例 LOTUS NOTES )がある. EGBRIDGE10では修正されていたそうである.



● Mac OS 8.5 と MS Office 98:差し込み印刷でのハング


中村氏からいただいた. Microsoft Word 98 で差し込み印刷ヘルパーを起動し,新規ファイルに差し込もうとすると必ずハングアップする. Office 関連以外の非純正機能拡張を全てオフにしても改善されないため, Mac OS 8.5 との関わりと考えられる.

また,Sherlockが入っていると差し込み印刷ヘルパー内の項目を選ぶだけでハングアップすることが多かったそうである.



● Mac OS 8.5 :フロッピーの一時的に取り出しは可能


匿名希望の方から. 98/12/7 項目「 Mac OS 8.5 :フロッピーの一時的に取り出しの廃止」に関して,他の方法で可能であることをお知らせ下さった.

F キーが残っているようで,

command + shift + 1

のキーコンビネーションで「影を残して取り出す」ことができる.



● LaserWriter ドライバの互換


Mac OS 8.5 の LaserWriter ドライバに関しての Tech Info Library 二種.

TIL: 24755 : Mac OS 8.5: Printing To A LaserWriter With 8.2.3f Driver

Mac OS 8.5 アップデート後, LaserWriter 8.2.3f によるファックス出力可能な LaserWriter への出力で障害が発生している.回避法は以下の二つ.

・ 8.2.3f と 8.6 の両方を Fax とプリントで使い分ける.
・ LaserWriter 8.3.4 を使用する.ただし 8.3.4 は Fax エクストラ(アドレスブックなど)が使えない

TIL: 30874 : LaserWriter 8.6: HP LaserJet Reporting 40 MIO ERROR

Mac OS 8.5 の LaserWriter 8.6 から Hewlett-Packard LaserJet 4M Plus に出力後,プリンタの LCD パネルに「40 MIO ERROR」が表示され,プリンタの電源をリセットしないと出力できなくなる障害が起きる.プリンタ電源リセット以外ではプリンタを「AUTO CONT=ON」と設定するとエラー後にプリンタがリセットされる.



● Illustrator 環境設定: Mac OS 8.5 をクラッシュさせる?


MacInTouch 12/15 は Adobe Illustrator 8.0 の環境設定が Mac OS 8.5 をクラッシュさせるという情報を載せている.その情報は Adobe も確認したとしている.また,別の情報として,これは Illustrator 7 でも起きるという. Illustrator 環境設定で角度の固定を頻繁に変更する人はスマートガイドの機能を代わりに使った方がよいという投稿も紹介されている.

MacFixIt 12/16 は環境設定を開くとクラッシュするとしている.サーバに Illustrator 8 のファイルを保存できないという情報も載せているが,これは少々怪しい.信じない方がいいだろう.

私はまだ Illustrator 8.0 が届いていないので 7.01 日本語版を Mac OS 8.5 上で試したが,クラッシュはなかった.米国での情報を日本で適用できないことは別に珍しいことではない.

Mac OS 8.5 にした後,私の所では Illustrator 7.0.1 で環境設定が保存できなかったり,プラグインフォルダの "Adobe Illustrator Startup" の設定が反映しなくなるということが起きた.システムフォルダ/初期設定フォルダの "Adobe Illustrator7.0J 初期設定" を捨てて再設定し, "Adobe Illustrator Startup" は Mac OS 8.1 時代のもののバックアップからコピーし直すことで改善された.

ただ,これは Mac OS 8 だったか 8.1 からだったか,あるいは 7.0.1 アップデート後だったか憶えていないのだが,それ以前では可能だったデフォルトの Font 指定が平成明朝以外に変えられなくなっている.仕様の変更だろうか.不便で仕方がない.

追記:
MacFixIt はサーバへの保存の問題はサーバの問題であることと,環境設定の問題は GAX Defender (抗ウイルスプログラム)との非互換のせいであるという投稿を紹介している.このため上記項目は削除しようかとも考えたが,いかにもクラッシュが必ず起きるというような誤情報が日本でも流されているのでこのままとしておく.




[ 98/12/17]



● Mac OS 8.5 : YAMAHA ルータの自動接続


久保田氏および川田氏のご努力で明らかになった.久保田氏は Mac OS 8.5 にアップデートしたときからYAMAHA RT-80i ダイアルアップルータでアプリケーションからの自動接続ができなくなってしまった.

ヤマハのサポートに問い合わせた結果,次のような回答があった.

「 OS 8.5になってスクリプトが変わってしまいましたので,今のところ対応はできません.将来ファームウェアで対応できるかも知れませんが,今のところ予定はありません.」

この点について,久保田氏はさらに YAMAHA のメーリングリストで問い合わせた結果,次のような点が明らかになったと川田氏からお知らせいただいた.

Mac OS 8.5 になってから起動時に Macintosh が DHCP サーバに対してアドレス割当を要求する DHCP パケットが規定より短くなってしまうことがあるらしいという未確認の情報がある.(そのため短いパケットを解さないルータで障害が起きることがある)

そのまま置いておくと,しばらくして正しい長さの DHCP パケットを Mac が再送するため,アドレスが割り当てられて接続できる.

ヤマハでは RT80i の次のリリースにおいて短いパケットでも RT がアドレスを割り当てられるよう対応する予定だそうだ. YAMAHA ルータに関しては Mac OS 8.5 になって障害が出る ( Ether 接続の障害など) という話は私もほかでも聞いていた.全く問題なく使用できている場合もある.杉谷氏は Mac OS 8.5 になって,TCP/IPの利用者モードの詳しい情報も設定にしてオプションで必要な時にのみロードのチェックを外すことで改善されている.

(本件は 12/16 に最初にここで公表されたものから大幅に書き直している)



●エルゴソフト Mac OS 8.5 対応一覧の更新


ある方からおしらせいただいた. EGBRIDGE や EGWORD などの開発元であるエルゴソフトの MacOS 8.5(日本語版)動作状況一覧のページが更新されている.

EGBRIDGE Ver.9.0 EGWORD Ver.8.0 など独立したページになって各ソフトウェアの対応状況が公開されている.

これら従来からのソフトウェアについては, Mac OS 8.5 発売当初エルゴソフトからの非対応というアナウンスから使えないという通念ができているのだが,これらのページに記されている不具合さえがまんすれば全く使えないということはない.事実,私の周囲の方はそのまま Mac OS 8.5 で使い続けている.

EGBRIDGE Ver.10 EGWORD Ver.9.0 に関しては Mac OS 8.5 の一部機能(メニューのプラチナ調,スマートスクロール,ナビゲーションサービスほか)が使えないと記されている.



● Mac OS 8.5 :ニフティマネージャ従来バージョンの非互換


上記項目と同じ方からの情報である. Mac OS 8.5上で Ver4.60 以前のニフティマネジャーを使用するとメールの表示,テキスト入力ほかで障害が発生する.この点について Nifty Serve はMac OS 8.5上でのニフティマネジャー動作についてを発表した.

最新の Ver4.70 を使用することで回避できる.CD-ROM郵送サービス(CD-ROMおよび郵送料無償)または直接ダウンロードできる.



Speed Doubler 8.1.2 日本語版アップデータ


Mac OS 8.5 に対応した.まだ一日しか使用していないが,今のところ,これまで問題だったコピー元およびコピー先ウインドウ内の項目が整頓されてしまう問題は起きていない.

追記:
以前のように頻繁ではないが,整頓が起きることがある.



● ATOK11 と Microsoft Word 6 の Mac OS 8.5 での問題:回避法


ある方からお教えいただいた. Mac OS 8.5 において,ATOK11 を日本語入力変換プログラムとして Microsoft Word 6 を起動するとマウスが操作を受け付けなくなる問題について, Microsoft 社はサポート技術情報として [M_WD6]OS8.5 上で ATOK11 使用時にマウスが使用できないというページを設けた.

それによると, Word 6 は Mac OS 8.5 で動作保証していないとしながらも,次のような回避法が書かれている.

回避方法

1.キーボードの command + space で入力状態を US モードに変更する.

2. "ツール" メニューの "オプション" を選択.

3. "編集" タブをクリックして選択し, "未確定入力文字列を文書に挿入モードで入力する" チェック ボックスをオフにする.

なお,これに伴い,ジャストシステムのページが更新されている.



● Mac OS 8.5 :デスクトップへのボリュームマウント順と変更法


Apple Tech Info Library に Mac OS 8.5 からのデスクトップのハードディスクなどのマウント順の解説と AppleScript による変更法が公開された.以下で紹介する AppleScript には追加の Script も掲載されていて,それにより,マウント順をたびたび変更するユーザに対応している.追加の Script 等詳しい情報はオリジナルページを参照願いたい.なお,マウント順の変更については同様の機能を持つ RestorePosition Ver1.0b1 が公開中である.

TIL: 30871 : Mac OS 8.5: Disk Positioning on Desktop after Startup

Mac OS 8.5 のデスクトップのパーティション表示順序

1.起動パーティション
2.非リムーバブルパーティション
3.リムーバブルパーティション(Zip, CD-ROM ほか)
4.マウントされたサーバ

起動パーティション以外はそれらのグループ内で各パーティションでの使用量順に表示される.従って,使用量の変化によっては順序が変わることがある.

マウント順は次の Apple Script を用いることで変更できる.(起動項目フォルダに入れておく)

--Begin AppleScript
property DiskNames : {}
property DiskLocations : {}

if DiskNames is {} then -- first time, initialize
--capture current values to persistent property variables
tell application "Finder"
set DiskNames to the name of every disk of the desktop
set DiskLocations to the position of every disk of the desktop
end tell
else
--set positions from retained values
repeat with i from 1 to number of DiskNames
set DiskName to item i of DiskNames
tell application "Finder"
if disk DiskName of desktop exists then --present now?
set the position of disk DiskName of desktop to item i of DiskLocations
end if
end tell
end repeat
end if
--End AppleScript



●よもやま(その二): Sherlock 索引


98/12/13 項目「よもやま(その一): HFS + でのパーティション」の続きである.

Sherlock 専用パーティションをようやく作成することができた.ここ数日は Sherlock 索引の作成にマシンの能力がほとんど割り当てられていた.以前にも,「よもやま」として記載した Sherlock だが,その後,日本語トークナイザの機能制限から,数字(日付なども)および 2 文字以下の英単語は調べられないことやスラッシュやピリオドがある場合は別の単語として扱われることが明らかになった.

参照:
98/11/9 項目「よもやま: Sherlock の内容検索ほか」
98/11/30 項目「 Engineer DIRECT」の日本語トークナイザの項

「索引不十分」

私がこれまで使用して気づいた点が他にも出てきた.

・索引化されないテキストデータがある?
・索引作成は一回では不十分ではないか?

最初から不審に思っていたのだが,ある種のテキストデータが索引化されていないのか,検索でヒットしないのである.例えば,私が作成して公開しているこれらページの HTML ファイルがほとんどヒットしない.私はこれらページを Jedit で作成,保存しているのであるが, Jedit 書類が索引化されないわけでもないようであるし, HTML 書類が索引化されないわけでもないので,原因がよく分からない.

(対象ファイルが絞られている場合は Jedit のマルチファイル検索の方が便利なので,もともと私は Sherlock を私のページのファイルの検索に使用していないのであるが)

また,作成された索引は一回作成しただけでは不十分ではないのだろうか.というのは,一回目に作成した索引の容量が少ないのではないかと思って,更新をすると倍近くの容量になったからである.このことが分かった結果,私は一回目の作成が終了してもそのまま続けて 2 度索引の更新をしなければ気が済まなくなった.

「索引のバックアップ」

索引データは簡単にバックアップすることができない.バックアップするためにはボリュームをディスクイメージとして保存しなければならないだろう.試みに不可視ファイルを可視化してバックアップして,それを初期化したディスクに戻して不可視にしたところ,索引が壊れているといわれて使えなかった.

場合によっては作成するためにコンピュータの処理能力のほとんどを何日もそのために振り向けなければならないようなものを通常の方法でバックアップできないというのは改善されるべきではなかろうか.

「索引から除外するファイル指定」

このことは検索フォルダを開くと誰でも分かることだと思って項目にしてこなかったのだが,案外知られていないようだ.

索引化を除外するファイルは機能拡張フォルダの "検索" フォルダにある "StopExts" と "StopTypes" というファイルによってそれぞれ拡張子とファイルタイプが指定されている.これらのファイルはエディタで開くことができるので,追加したいファイルの種類がある場合,ファイルタイプなどをこれらに追加し,クリエータを変更しないようにして保存すればよい.

私は Sherlock がどうも和文 ATM のファイルを索引化している可能性があるように思えたので "ATMJ" と,先の "StopTypes" ファイルに記載のない "mlts" のファイルタイプ( CCL ファイル)を付け加えている.

「その他」

・索引作成中の状態を見るには,プログレスバー以外に方法がある. Sherlock の「ボリュームの索引作成」ウインドウをいったん閉じて,再び「ボリュームの索引作成」を表示させると,索引の最新のデータ容量と保存日時を知るができる.

・索引作成を中断してもう一度行うと更新となり最初から走査し直すため,索引を作成し始めたら索引作成終了までコンピュータは点けっぱなしにする.スリープは支障がない.

・索引作成中はできるだけマシンでの他の作業を避ける.私の場合,索引作成中に同時に何かの作業をしていると,バックグラウンドで Eudora Pro のサーバへのアクセスがあったときや,ファイル共有が動作するときに何度かフリーズした.その度に最初から索引を更新し直さなければならなくなった.

索引作成にはコンピュータの能力の多くが要求される.初期設定で索引作成を速く設定している場合,そのコンピュータでの作業には支障が出る.かといって,索引作成を遅くしているといつまでたっても索引はできない.

・索引作成中にフリーズなどで再起動すると, OS の使用メモリが増大したままとなる. RAM ディスク等に索引作成して正常に索引作成を終了させることでメモリを正常に戻すことができる.
(参照: 98/12/3 項目「 Mac OS 8.5 でのメモリ増大: Sherlock/日本語解析エンジンとの関連?」)




[ 98/12/13]



● Drive Setup 1.6.2 : Apple TIL の文書 3 種


Tech Info Library でいくつか Drive Setup 1.6.2 に関する文書が公開されている.ドライバ以外でアプリケーションに変更があったということ以外,特に必要な点が明らかにされていず. Drive Setup 1.6.2 が何をするのか具体的には何も書かれていない.アップデートについては Mac OS 8.5 インストール後アップデートすべきだと書かれているのだが,これは Drive Setup (ドライブ設定)1.6 ユーザはアップデートすべきであるということであって, Mac OS 8.5 ユーザはとか Drive Setup 1.6.1 ユーザはとかとは書かれていない.しかしながら,TIL 30870 は読みようによってはドライババージョンは変わらないけれどインストールすべきだとも解釈できる.

では,どうすればいのだろうか.ハードディスク損傷問題について修正したという Drive Setup であるのだから,ドライババージョンが変わらなくてもインストールしてよいと私には思える.たとえドライババージョンが変わらなくてもドライバ更新を実行することによって何の害もないはずだ.ドライバ更新を実行することでドライバを書き換える以外の何らかの変更を行っているのではなかろうか.そして,それが, Read Me の「パッチ」の意味なのではなかろうか.

( MacInTouch 12/11 は, TIL の記述は矛盾するとし,ドライバパーティションではなく, Apple パーティションを変更するのではないかと書いている)

「 TIL の内容」

TIL: 30867 : Drive Setup 1.6.2: Mac OS 8.5 Downgrades my Hard Disk Driver

これは Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新をしても,後で Mac OS 8.5 システム CD から何かをインストールすると CD-ROM の古いバージョンのドライバが上書きされ元に戻ってしまうという内容.

このような場合は事前に CD からインストールする際にドライバ更新しない設定とする.もし,ダウングレードされた場合にはもう一度 Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新すればよい.

なお, Drive Setup 1.6.1 および,1.6.2 でインストールされるドライババージョンは次の通り

ATA v3.14
SCSI v8.1.1 (TIL では 8.1.0 だが誤りであろう)

TIL: 30868 Mac OS 8.5.1 Update: What Do I Do With Drive Setup 1.6.2?
TIL: 30870 Drive Setup 1.6.2: Hard Disk Drivers Not Updated from 1.6.1

Drive Setup 1.6.2 は 1.6.1 と比較して,インストールするドライバは変化していないが,アプリケーション自体に変更があった.

Mac OS 8.5 のユーザは Drive Setup 1.6.2 があれば,より古いバージョンの Drive Setup は必要ない. Mac OS 8.5 インストール後,1.6.2 でドライバ更新すべきであると書いてあるほかに目新しいことは見つからない.



● Mac OS 8.5 : CANVAS 5 のプルダウンメニュー


白水氏からお知らせいただいた.Mac OS 8.5 で CANVAS 5 を使用するとプルダウンメニューの表示が乱れることがある.回避法はアピアランスのコントロールパネルでフォントのスムージングをオフにする.




[ 98/12/11]



● Mac OS 8.5.1 : Sherlock プロキシサーバ対応は不完全

Mac OS 8.5.1 で改善された Sherlock インターネット検索であるが, SOCKS など未対応のプロキシサーバがあり,依然インターネット検索ができない場合があるようだ. Apple では次期バージョンで対応する予定.



● Mac OS 8.5 : Chinese Language kit の問題

Mac OS 8.5 で Traditional または Simpified Chinese Language kit をインストールした場合,文字入力等で問題が発生する. Apple も障害が起きることを確認した.



● Mac OS 8.5 :フォントアップデータとフォント名の字数

和嶋氏からお知らせいただいた. Mac OS 8.5 で長い名前の和文フォントをアップデートしようとすると -37 のエラーになり続行できないらしい.

例えば,‘DF平成丸ゴシック体 W4’というフォントの場合,そのフォントのあるディスクの第一階層に‘オリジナル DF平成丸ゴシック体W4’というフォルダを作り自動的にバックアップをとる(フォント自体と丸漢ファイル)のですが,その‘オリジナル DF平成丸ゴシック体W4’というファイル名が長いためにどうやらフォルダを作ることができずエラーになるというものです.

和嶋氏によれば,フォント名を短くすると回避できるようで,例の場合‘DF平成丸ゴ体W4’という名前に変えてみたところアップデートされたそうである.



● Mac OS 8.5 :マルチモニタでのデスクトップ配置の仕様変更

Go Kimura 氏からお知らせいただいた. Mac OS 8.5 になって,それまでの Mac OS 8.1 からマルチモニタに関して仕様変更がある.以下大変興味深いので引用する.氏も御指摘なのだが, Mac OS 8.5 のデスクトップのボリュームマウント順の変更に関連しているように思える.

私は仕事柄3台のモニタを接続して使っておりますが,Macintosh はそれぞれの配置を終了時に初期設定ファイルに記憶し,起動時に引き戻します.そして Finder のスタート時にメインモニタに対する相対位置でアイコンやフォルダ,各種ウインドウを再配置します.(と私は理解しています)

ところが,この「アイコンや各種ウインドウの再配置」が 8.1 までと異なり,再現性に問題が出てきました.通常に,起動・終了・再起動をしている分には元通り再現されるのですが

1. デスクトップをグリッドに沿う設定にしている場合で
2. 手動ないしユーティリティ等でアイコン類を再配置した場合に
3. 再起動時に各モニタの配置が正確に再現されない.

のです.
各モニタの位置は,あたかもモニタ自身が「グリッドに沿う」かのように,メインモニタに対して上下・あるいは左右に「一定のずれ」を生じます.(「モニタ&サウンド」コントロールパネルを開けても,そのように変更されている)その結果,「アイコンや各種ウインドウ類」はモニタからはみ出す,あるいは強制的にメインモニタに引き戻し配置される,などの弊害が出ます.

つまり, 8.1までのマルチモニタ時環境下では

・「デスクトップ配置」が優先し,それに応じて「アイコンや各種ウインドウ」を配置する

という理に叶った仕様だったのが,Mac OS 8.5 では逆に

・「アイコン等の記憶された位置」を納めるべくモニタ位置を調整し直した「デスクトップ配置」が行われ
・その新しいモニタ配置に,(0.0)からの相対位置で前回終了時のアイコンやウインドウ類を再配置しようとする

ようなのです.この現象は 2. で述べたようなアイコン類の再配置を行わない限り(Finderに任せたままなら)発生しません.

(中略)

この現象は,Mac OS 8.5 からモニタ関連の初期設定が増えた事と,例のマウントデバイス表示順が変わった事に関連深いように思えます.

氏はデバイスの表示順を変更するスクリプトを組んで「起動項目」に入れていたため,この現象にすぐ気が付いたそうである.なお,この件に関して,アップルに問い合わせたところ,アップルジャパンでは「そのような現象は報告されていない」との事だったそうである.



● Mac OS 8.5 :ウインドウのプリントでアイコンがプリントされない

TIL: 30859 : Mac OS 8.5: Print Window and Icons may get clipped

Mac OS 8.5 で LaserWriter と Color StyleWriter 2500 から Finder のファイルメニューの "ウインドウのプリント... " からプリントした場合,アイコンが全くか一部プリンとされないことが起きる場合があるようだ.(私が試したときには正常にプリントされた)

そのような場合,ウインドウの整頓( Finder の "表示" メニューから "整頓する" )を行うか,リスト表示,アイコンの大きさを変える等すれば直ることがあるようだ.




[ 98/12/9]



● Mac OS 8.5.1 Update

Apple から Mac OS 8.5.1 Update が公開された.これは Mac OS 8.5 のバグ修正を主な目的としたもので,すでに本ページで既報したとおりである.

このアップデートは US 版 Mac OS 8.5 にあてられるものであり,日本語版にアップデート可能とは考えられない.しかし, Drive Setup 1.6.2 に関しては各国語版対応は言語表記だけの問題だと思われるので,使用することができる.後述するように,これ以前の1.6/1.6.1 は稀であるにしても深刻な問題を起こす可能性があるので,新たに Mac OS 8.5 をインストールしようという場合には 1.6.2 を使用したほうがよいだろう.

以下に Mac OS 8.5.1 の説明が出ているので,かいつまんで紹介する.

TIL: 26165 : About Mac OS 8.5.1 Update

顧客と開発者から,ドライブ設定でデータ喪失,損傷が起きることを報告され,改善するためにアップデートを提供した.

Mac OS 8.5.1 Update は AppleScript のメモリリーク,ファイルシステムのメモリ問題, Mac OS 拡張フォーマット損傷問題,多くのサードパーティ ADB 機器の使用, Sherlock でのインターネットプロキシファイアウォールから出られない問題を修正する.

また, Sherlock プラグインを多く含んでいる. Mac OS 8.5 を使用している場合はこのアップデートを推奨する.このアップデートは Mac OS 8.5 は北米 Mac OS 8.5 英語バージョンが必要

「Drive Setup 1.6.2」

これまでの Drive Setup のバージョンは,対象ドライブが望ましくないパーティションであった場合, Mac OS 標準フォーマット (HFS) の小領域に上書きしてしまった.そのため,稀ではあるが,ディスク診断修復ユーティリティがブロック 0 に問題報告するか,ドライブがデスクトップに現れなくなることが起きた.

これまでの Drive Setup で初期化されたかドライバ更新されたボリュームには必ずしもハードディスクにパッチがインストールされるとは限らない.これらのパッチは全てのディスクにインストールされる.
(私にはこの部分が何のことかよく分からない)

「AppleScriptメモリリーク」

ある状況で AppleScript を実行すると AppleScript 1.3.2 はメモリーリーク(使用メモリを終了後も解放しない)を起こした.

「非同期ファイル I/0」

HFS + または HFS ボリュームに大量の非同期書き込みをするとメモリエラーが生じ,再起動が必要となった.ファイルメーカー Pro 3.0 およびそれ以降, 2.0 およびそれ以降を使用しているユーザは大量のレコードのあるデータベースでこの問題を経験するかも知れない.

「サードパーティADB 」

Mac OS 8.5 による変更のため,多くのサードパーティドングルとジョイスティックが使えなくなった.

「 OpenTransport 2.0.2 」

Open Transport のバグのため,稀に Mac OS 8.5 CD からの起動に問題が起きた.

「 Sherlock プロキシ制限」

省略

ローカライズバージョンは今月後半に公表されるだろう.

追記:
Drive Setup の説明でのパッチ云々が何を意味しているのかに関して,淡路氏からもご教示いただいているが,パッチというのはドライバ更新時にドライバを更新する以外に何らかのパッチが当てられるということであろうか.次項目のように Drive Setup 1.6.2 でインストールされるドライババージョンは ATA v.3.14 であり,ドライブ設定 1.6.1 と同じである.米国 Apple ではサポートがこれまでのバージョンを使用しているユーザーにドライバ更新を行うように勧めているそうだ.だとすれば,バージョンが同じドライバなのでドライバの書き換え以外に何かを行っているということになるかも知れない.



● Drive Setup 1.6.2 での Norton Disk Doctor エラー報告の改善

三枝氏からお知らせいただいた. Mac OS 8.5 のドライブ設定 1.6/1.6.1 でドライバ更新したハードディスクにNorton Disk Doctor が次のような障害報告をしていた.それが, Drive Setup 1.6.2 でドライバ更新したところ障害報告をしなくなったそうである.

パーティションマップ検査

ドライバ記述子マップ で重度のエラーが見つかりました。
ドライバ数が無効です。(3,1,4)

Disk Doctor に修復させると,解決したと報告するが,再度検査すると同様の障害報告がある.実際には使用に支障は出ていなかったそうである.
(PB1400/133.日立 4G ハードディスクを 4 パーティション)

Norton Disk Doctor 4.0.1 のこの報告については,他の方からもお知らせいただいていたのであるが,私の手近の Macintosh ではパーティションされている,いないに関わらず,出なかったため,項目としていなかった. Drive Setup 1.6.2 でインストールされるドライババージョンは ATA v.3.14 であり,ドライブ設定 1.6.1 と同じである.ドライバ更新が他の部分でも何らかの変更をしているのであろうか.




[ 98/12/7]



● File Exchange と DOS フロッピーの認識についていくつか

Mac OS 8.5 になって,それまでの "PC Exchange" と "Mac OS Easy Open" を統合した " File Exchange " だが,いくつかの問題が起きている.

それまで認識していた PC フォーマットのフロッピーが Mac OS 8.5 になって認識できなくなったという場合, Macintosh でフォーマットしたものは問題ないが PC でフォーマットしたものがだめだということをお知らせいただいている.回避法は " File Exchange " を外して,以前の "PC Exchange" に入れ換える方法が知られている.

TIL: 24742 : Mac OS 8.5: Crash When Using 720K DOS Diskettes

720K DOS フロッピーが Mac OS 8.5 の " File Exchange " で Macintosh をクラッシュさせる. 2.1.1 を含むそれ以前の PC Exchange でフォーマットされたフロッピーでも同様になる.回避法は PC 上でフロッピーを再フォーマットするか, " File Exchange " を外して起動した Macintosh でフロッピーを 800K フォーマットする.


TIL: 24741 : Mac OS 8.5: Disabling File Exchange Without Restarting

ここでは File Exchange コントロールパネルが機能をオンオフできるボタン等がないことについて AppleScript によってオンオフする方法が述べられている.単に機能拡張マネージャまたは手動で外したり加えたりしても同じだが,その場合は再起動が必要である.


これら以外では, SCSI 機器等の認識に関して問題が生じることがある場合,本コントロールパネルの "起動時のマウント" のチェックをとることによって改善することがあることをすでに紹介している.



● Mac OS 8.5 :フロッピーの一時的に取り出しの廃止

TIL: 24745 : Mac OS 8.5: Eject And Leave Behind No Longer Available

Mac OS 8.5 からはフロッピーを影を残して取り出す機能はサポートしなくなった. Mac OS 8.1 まではオプションキーを押しながら特別メニューからこのコマンドが選択できていた.



● Mac OS 8.5 のディスク損傷は Mac OS 8.5 に関係ない?

MacFixIt 12/5 は Mac OS 8.5 で稀に発生するとして話題になったディスク損傷の問題について,その問題を最初に発表した UMAX の技術者からのハードディスクのハードウェアによる障害があったという報告を紹介し,結局, Mac OS 8.5 の問題ではなかったという報告ではないかとしている.

この問題については MacInTouch が先頃, 2-3-4-6 GB Firmware Utility が効果があったという投稿を紹介していた.このことも OS の問題でないことを示唆している.

この問題については私のところに都合 3 つの障害報告をいただいているので,障害は実際に Mac OS 8.5 アップデート時に起きていると思われる.原因については依然不明である.

なお, MacFixIt は Mac OS 8.5.1 アップデータが 米国時間の 7 日遅くに出るという項目を出している.




[ 98/12/4]



● Mac OS 8.5.1


MacWEEK は今月中に Mac OS 8.5.1 アップデータが公表されるだろうとした.

記事によると,次のような対応を含んでいる.

Drive Setup 1.6.2 (ディスクがマウントされない問題に対応)
AppleScript (メモリリーク改善)
非同期のファイルI/O (一部ファイルメーカProなどでの問題に対応 )
一部 ADB ドングルでの問題
Sherlock インターネット検索のプロキシサーバ対応

追記:
日本語訳




[ 98/12/3]



● Mac OS 8.5 でのメモリ増大: Sherlock/日本語解析エンジンとの関連?


これは私が最近経験したことだ. Mac OS 8.5 ではシステム使用メモリが増大したと言われている.なかには Mac OS 8.1 から 10 MB 以上増加したという報告がある. Mac OS 8.5 ではいろいろな機能が付加されたため使用メモリが増大したものと思えるが, 10 MB 以上増えるのは見当がつかなかった.それが私にも起きたのだ.

問題の生じたシステムは,通常の起動時には 24 MB であり,これは Mac OS 8.1 のときよりむしろ減っている.ところが,ある日システム使用メモリが起動時でもそれまでから 8MB ほど増えていて, 32MB になっていることに気がついた.
(仮想記憶オン. RAM ディスク 6 MB, ATM キャッシュ 1MB, ディスクキャッシュ 2.3 MB を含む)

よい機会であったので仮想記憶やディスクキャッシュのオンオフなどいろいろやってみたのだが改善されなかった.( PRAM クリアは嫌いなので行わなかった.) PRAM クリア以外にはもう思いつかなかったので,実は当初から予想していたのだが, Sherlock の索引作成を RAM ディスクに対して行ってみた.予想通りと言おうか,索引作成終了後,メモリは通常のレベルに戻った.

Sherlock が原因であるかどうかこれだけでははっきりは分からないが,私が Sherlock に関係しているのではないかと最初から見当をつけたのは,増大した分が Sherlock 索引作成時のシステムヒープ増大分と同じ程度であったからだ.システムメモリ使用量が通常より増大している場合は Sherlock または日本語解析エンジンとなんらかの関連がある可能性がある.

回避法として Sherlock の索引作成を RAM ディスクに対して行ったのは,索引作成が終了するまでの時間を短くするためである.ハードディスクに小さいイメージディスクを作成してそれに対して行ってもよい.

参照:
98/10/23 項目「インストール後のシステム占有メモリが多すぎる」

私はあまり自分のマシンや環境について語りたくない.しかし,今回は障害報告なのでしかたなく一部記した.私のシステム構成や使用法は少なからずの影響もあるようなので,少々注釈をつけておきたい.

当該システムで私が仮想メモリを使用しているのは搭載メモリの上限の厳しい PowerBook 2400 であるためである.仮想メモリは 8.1 から大幅に改善されている.( Mac OS 8.5 からではない.)私は 8.1 から 2400 では仮想記憶を用いている.しかし,これは我慢できる範囲ということでしかなく,やはり仮想記憶を使用するとマシンは重い.他のマシンでは仮想記憶は用いていない.(メモリを効率よく使用するために仮想記憶を用いる場合は仮想記憶の設定量は最小にする)

ディスクキャッシュは Mac OS 8.5 では動作速度に関係がなく最小でよいという意見も聞くが,私の場合は明らかにマシン速度に差が出る.できるだけ大きく取りたいのだがメモリ上限があってできない現状だ.また, Mac OS 8/8.1 で大変効果のあった Finder メモリ増大は Mac OS 8.5 では必要ないようだ.



●ソフトウェア・トゥーの Mac OS 8.5 対応表




[ 98/12/2]



● Mac OS 8.5:インターネットロケーションファイルとテキストクリッピングに関する問題


手塚氏から Mac OS 8.5 からの機能であるインターネットロケーションファイルの機能について通常のクリッピングテキストが正しく記述できない場合があるとお知らせいただいた.テキストクリッピングを作成する際に 2 バイト文字を 1 バイトづつ解釈するため,インターネットロケーションファイルと誤って解釈される問題が発生することがある.

特定の 2 バイト文字(たとえば「法」という漢字)のように, 1 バイト文字で表示したときに「@」を含むコードがあると,クリッピングに際してその文字列はメールアドレスであると判断されてしまう.このようにして作成されたファイルはテキストクリッピングではなく,インターネットロケーションファイルと解釈されてしまう.

ResEdit などでこのリソースを調べてみると,通常のクリッピングファイルと異なることがわかります.通常のクリッピングファイルでは「drag」「TEXT」「styl」という 3 種類のリソースができますが,@を含む文字列をDrag and Dropしてできたファイルでは「drag」「TEXT」「url」というリソースができます.このurlリソースには,クリップしたテキストの前に「mailto:」という文字列が挿入されています.このようなことが起きるため,単純にDrag and Dropでテキストを分割してしまおうと思ってもうまくいかないことが起こります.現在のところ,文字列のいかんにかかわらず単純にテキストクリッピングファイルとする方法が見つけられずにおります.

追記:
塚原氏から ClippingFKEY(隅谷孝洋氏作の ClippingConverter に付属)によりテキストクリッピングを作成することで回避できているとお知らせいただいた.



● Mac OS 8.5: Adobe PSPrinter 8.5.1 とのコンフリクト


TIL: 30847 : Mac OS 8.5: Adobe PSPrinter 8.5.1 Driver Conflict

Adobe PSPrinter 8.5.1 をインストールすると PrintingLib の古いバージョンがインストールされるため Mac OS 8.5 の LaserWriter 8 (8.6) とコンフリクトし,プリントの様々な場面で問題が発生する.

Hewlett-Packard などのサードパーティ製 PostScript プリンタ用ドライバは Adobe PSPrinter 8.5.1 である(名称は異なっていても同一のものであることがある)と思われるので,それらがインストールする PrintingLib が古いものでないか確かめる必要がある. Mac OS 8.5 の PrintingLib 機能拡張のバージョンは 8.6 である.

書き換えられている場合は Mac OS 8.5 CD からカスタムインストールによって戻すことができる.



● Sherlock :インターネット設定とのコンフリクト


TIL: 24736 : Sherlock: Internet Config Conflict

Sherlock のインターネット検索で「ネットワークのエラーが起きました.ネットワークの接続と設定を確認して再び行って下さい」というエラーメッセージが出る場合の原因はたくさん考えられる.インターネット設定の関連で問題が起きることがあり,ひとつはインターネット設定が 1.3 などの古いバージョンである場合である.しかし,それ以外でインターネット設定に由来する場合がある.

" Internet Preferences" (kICUseHTTPProxy. TIL には " Internet Config preference " と記載されている) はブーリアン ( 1 バイト) で定義されるが,アプリケーションによって文字 ( 2 バイト) で記述するものがあり,そのような場合, Sherlock が 1 バイトでインターネット設定を参照する際に問題が起きる.

回避法

( "インターネット" コントロールパネルの編集メニューの利用者モードを "詳しい情報も指定" にした状態で)
"インターネット" コントロールパネルで "詳細設定" の "ファイアウォール" からプロキシサーバの "Web" のチェックを入れてファイルメニューで設定を保存する.

再び "Web" のチェックをとってもう一度設定を保存し直す

この操作によって, kICUseHTTPProxy Internet Config preference が 1 バイトになる.




[ 98/11/30]



● Sherlock と HTTP Proxy Server :回避策のひとつ


Sherlock でプロキシサーバがある場合インターネット検索ができないことがある問題に関して,小川氏から考え得るひとつの回避策をいただいている.

Proxy Server でのトラブルの件ですが,その昔mosaicが2バイト文字を扱えなかった時2バイト変換用の Proxy Server をURLの前につけて使っていたことがあります.その方法が使えないか探ってみてはいかがでしょう.

例えば,
http://192.168.1.4:81/-_-http://www.yahoo.co.jp/
のように Proxy Server を頭につけたURLを,プラグインに仕込みます.私のところでは,"インターネット" コントロールパネルを設定すれば繋がるProxy Server なのですが,それでは上記の方法が使えました.問題のある Proxy Server で試してみると良いと思います.



Engineer DIRECT


アップルは「日本語 Mac OS エンジニアリングチームから」というページを設けた.そこに記載されている事柄で目に付いたものや記されている項目を紹介したい.

「ことえり」

・辞書アイコンが消えることがある.次期バージョンで修正予定

・2-3 文字の短いフレーズを入力して候補を選びなおした場合には学習されない他,意図的に学習を制限している.短いフレーズに対して学習を強く効かせるとその文字列が含まれる様々な文章の変換で悪影響が出ることがあるため

・ユーザ辞書に登録できない文字がある

・なるべく長い文章を一括して変換するとうまく変換できる

・ことえりの候補ウインドウにおかしな変換候補が表示される

・文字種を変換する時に、アプリケーションが終了してしまう
環境設定パレットの「候補表示」のところで "ウインドウ表示までの変換キーの回数" を "表示なし" に設定している場合に発生する.次期バージョンで修正予定

「日本語トークナイザ」

日本語トークナイザは Sherlock の "内容で検索" に関連した技術.このページでは "内容で検索" 機能のしくみや注意点が記されている.しくみについてはここで要約するには無理があるのでぜひページをあたっていただきたい.ここでは使用上の注意点と Q & A の項目の一部を紹介する.

・辞書や言語解析ライブラリ等以下のファイルが必要

"コンテンツ検索"
"言語解析ライブラリ"
"日本語解析プラグイン"
Apple 日本語辞書フォルダの中の辞書群
検索フォルダの中のファイルすべて

・ 索引作成がうまくできないとき

大きなボリュームの索引作成ができないような場合,"コンテンツ検索索引作成" の使用メモリを増やす.使用メモリの増大は 4MB まで増やせば一般的なボリュームの処理はできると想定しているが,それ以上必要な場合もある

サードパーティ製機能拡張類を使用している場合は,それらを外し,既に作成されている索引を削除してみて,索引作成を行ってみる.

RAM ディスクなどに索引を作成してみてシステムの問題か特定ボリュームの問題なのかを切り分ける. RAMディスクでも起きるような場合,上述の必要なファイルを確認する.また, "FBC 索引作成初期設定", "検索初期設定" ファイルを捨ててみる. RAM ディスクで問題が起きないようであれば,特定ボリュームを診断したり, "コンテンツ検索索引作成" メモリを増大させたり,壊れているファイルがないか調べるなどする.

・ 2 文字以下の英単語は調べられない

・数字(日付なども)は調べられない

・ URL や "DOS/V" などのようにスラッシュやピリオドがある場合は別の単語として扱われる

・ユーザ辞書の内容は索引化されない

・ファイル名は必ず索引化される

・カタカナ表記の揺れ(バイオリンとヴァイオリンなど)には未対応

「日本語解析」

「日本語フォント」

ATSUI サポート,Osaka ファミリーデザインコンセプト, Q&A などからなる.フォントに興味のある方はお読みいただくとおもしろい内容である.

Osaka の18, 24pt と平成角ゴシックの 9, 10, 12, 14, 18pt, Osaka-等幅の 9pt のビットマップが追加された.

"丸漢コンパチビリティ" とは

古い Osaka の丸漢ファイルそのもの.これまで表示に 0saka 丸漢を使用することのあったアプリケーションやフォントのためのファイル

「その他」

アプリケーションのメニューが白くなったことについてなど.




[ 98/11/27]



Mac OS 8.5 は,ここまで一ヶ月程度使用した範囲から言うと,これまでで最も安定したバージョンではないかと感じている.また,特にAutoStart への耐性は評価すべきものである.

米国などの Web 情報による ATM や Quark,Acrobat での障害などは私の日本語環境では全く起きないにも関わらず, Mac OS 8.5 発売直後,日本のネット上で喧伝され,あたかも Mac OS 8.5 日本語環境でも問題があるかのように報じられたのは残念である.また,様々な問題がユーザーのインストール法に起因しているにも関わらず,これも Mac OS 8.5 のせいにさせられ,訂正がなされないままだ.それらを信じた方々は誤情報であると思われるので認識を改められたい.

障害が発生する場合は Mac OS 8.5 システム CD から起動して確認されたい.それで障害が発生しない場合はユーザ-の管理に問題がある.また,テキスト周りに問題がある場合はMac OS 8.5 アップデートを施していることを確認されたい.



● Mac OS 8.5 での QuickTime 3.0.2 日本語版の動作安定


かつて QuickTime 3 日本語版について Netscape でエラーが発生する他, Macintosh の動作が不安定になると書いたが, Mac OS 8.5 では今のところ全く問題がない. 3.0.1 バージョンまでは不安定だったので, 3.0.2 は改善されていると思われる.



● Mac OS 8.5 での ATOK11 の安定性


ネット上で ATOK11 と Mac OS 8.5 との相性が取りざたされているのを見ることがあるが,私自身の環境では以前からあった問題以外に何の問題もない.以下にジャストシステムが公表した障害を記すが,私はそのような使用法をしていないので支障はない.

本ページでも何度も触れているが,以下の記述以外で ATOK11 で問題が発生するというのはインストール法に問題があるのではなかろうか.
98/11/5 項目「 Mac OS 8.5 : OS インストール後のアプリケーションインストールによるトラブル」ほか参照のこと)

「ジャストシステムの障害報告」

ジャストシステムでは ATOK11 の Mac OS 8.5 での動作を確認した.ただし,以下の点で問題がある.

・SimpleText使用中,単語登録ダイアログの起動終了でえんぴつアイコンが表示されなくなることがある.

復帰法:いったんFinderに切り替えてから再度SimpleTextに切り替える

.えんぴつメニューから「単語登録」「文字パレット表示」の順に実行したとき、マウスクリックが無効になることがある.

回復法:えんぴつメニューから「文字パレット消去」を実行する

回避法:文字パレットで表示した文字を利用して単語登録を行う場合は「辞書ユーティリティ」を利用して登録する.

・Mac OS 8.5+Microsoft Word Version 6+ATOK11 for Macintosh の組み合わせで、マウス操作が無効になる.

回避法はない.



● Mac OS 8.5 と ATOK8 :白い空白


Mac OS 8.5 で ATOK8 を使用するとデスクトップ左上部分,メニュー下のデスクトップパターンまたはデスクトップピクチャ中に白い空白が現れる.ウインドウを開いてから移動させるなどして再描画させると空白は埋められる.



● Mac OS 8.5 :デスクトップでのボリュームのマウント順


Mac OS 8.5 発売直後から,何人かの人からハードディスクなどのボリュームアイコンがデスクトップに現れる順序がこれまでと変わったとお知らせいただいていた.この点について,独断と偏見の Macintosh Dailyに,起動ディスクの次にはボリュームの使用量の多い順に表示されると発表され,多くの方が確認している.

私は Mac OS 8.5 を都合 7 パッケージ所有してるのであるが, Mac OS 8.5 をインストールしたマシンは検証用マシンとインターネット用の PowerBook だけである.( Speed Doubler 日本語版が未対応のため差分コピーができないことが理由.)検証用はいつも起動ボリュームを切り替えて検証に使用しているためマウント順は全く気づかなかった.しかし,メインマシンでは気になるものだろう.

私が現在最もよく使うのは PowerBook なのだが,パーティションはせずに 4GB 単一パーティションである.使っていてもう一つパーティションがあってもいいなと思うことはあるが,単一で使っている.単一にしている理由はハードディスク容量を効率的に使いたいからだが.他のところにも書いているように事故時の復帰可能性の高さというのもある.




[ 98/11/24]



● Mac OS 8.5 :フォルダ名 "-" マイナーバグ


名称の最初の 1 バイトが "-" (欧文ハイフン) で始まるフォルダ内のフォルダを開いた場合,そのウインドウのタイトルバーの command+クリックで "- " 名称のついたフォルダに戻れない.また,これはナビゲーション・サービスウインドウでも同様となる. Mac OS 8.1 までは問題ない. Apple でもこの問題を認めて調査中である.



● Sherlock でフォルダ指定検索を行うフリーウェア


小川氏は先日の私の Sherlock についての記事に関して, Sherlock の内容検索の際にフォルダを指定できるようにする AppleScript を作って下さった.

小川氏作成フリーウェアページ

「使用方法」

入手した AppleScript をダブルクリックするとスクリプト編集プログラムによりスクリプト編集画面が現れる. 4 行目の "ogawa:" の "ogawa" 部分を自分のハードディスクボリューム名にし,検索したいフォルダのある場所まで ":" (コロン)でつなげていく.(例: "Macintosh HD:書類:名称未設定フォルダ" など)

ファイルメニューから別名で保存とし,適切な名称にして,アプリケーションとして "初期画面を表示しない" にチェックして保存する.使用する際には保存された AppleScript をダブルクリックすればよい.

検索したいフォルダ毎に作成してもよいし,一つ作成して次からは作成された AppleScript を実行した際に出てくるウインドウの「フォルダ指定」ボタンから指定してもよい.

フォルダやファイルの指定検索は Mac OS 8.1 以前のファイル検索からの機能で, Sherlock でも "Finder 上で選択されているもの" というラジオボタンがある.




[ 98/11/21]



● Mac OS 8.5 :外部入力と外部マイクの違い


TIL: 24723 : Mac OS 8.5: New Sound Input Option

Mac OS 8.5 の "モニタ & サウンド" コントロールパネルの "システムサウンド" のサウンド入力のポップアップメニューには "外部入力" と "外部マイク" という項目がある. Mac OS 8.1 では外部音声入力端子を使用する場合 "マイク" だったが,スピーカーから音が出るためハウリングを起こすことがあった.そのため Mac OS 8.5 では,スピーカーから音が出ない "外部マイク" という項目を追加し,改善した.



● Mac OS 8.1/8.5 :サーバのリスト表示の異常


松瀬氏からお寄せいただいた.Mac OS 8.1 からクライアントの Macintosh でサーバのドライブをリスト表示させると, 50 から 100 程度ファイルをリスト表示したところでまた最初のファイルからリスト表示を繰り返し,それが延々続いてしまうという現象が発生しているそうである.Mac OS 8.1, Mac OS 8.5 の68k Mac, PowerMac, Mac 互換機およびサーバとしては NT Server, CAP で確認されている.



● Mac OS 8.5 : NT サーバでのマイナーバグ


上記,松瀬氏から. Mac OS 8.5 になってからクライアントに Windows NT 4.0 のネットワークボリュームを表示させたときに,ウインドウタイトルバーの command+クリックによる階層表示ができなくなっている.



● Mac OS 8.5 で Apple Fax の Quick Fax でテキスト本文が送信できない


TIL: 24726 : Mac OS 8.5: Sending Quick Fax With AppleFax

Mac OS 8.5 で Apple Fax の Quick Fax で表紙は送れるのにテキスト本文が送信できない. Mac OS 8.5 と Apple Fax とが非互換であるためで,セレクタで Fax 送信を選択して Fax する書類を開き,その後プリントする.また, Control+Shift+Print のキーコンビネーションは Mac OS 8.5 では機能しない.



Microsoft Office 98 Mac OS 8.5 対応プログラム




[ 98/11/19]



● Tip:ディスクイメージによる Sherlock の索引作成


匿名の方からご提案をいただいている.先日の Sherlock に関するよもやま話の中で書いた索引をフォルダ毎など作成できない点に関して,ディスクイメージを作成してそこに索引を作成すれば可能であるというものである.

方法は Disk Copy 6.2 以降(現時点では英語版のみ)を用い, "image" メニューから "Create New Image" を選択し,ダイアログで作成先のハードディスクを選択し,適当な名称を入れる.名称には ".img" または ".image" の拡張子をつけておけば, Sherlock の索引作成から除外されるため,作成したい内容と既存のハードディスクの内容との重複を避けることができる.ダイアログでは "Size" を "Custom" として必要量を指定するほかはデフォルトでよい.必要量はこれからデータを追加する場合はそのことも考慮に入れて大きめに作成した方がよいだろう.こうして作成されたディスクイメージをダブルクリックすることにより,仮想のボリュームが作成される.

ディスクイメージによって作成されたボリュームはマウントされれば通常のボリュームと同様に使用できるので Sherlock で索引作成時に指定すればよい.索引を複数作成したい場合は複数のディスクイメージを作成することで対応できる.ディスクイメージを常にマウントさせておきたい場合は起動項目フォルダにハードディスク内に作成されたイメージファイルのエイリアスを入れておけばよい.

私のトラブルニュースのデータベースや Tips & FAQs をダウンロードして Jedit2 のマルチファイル検索を使用してデータベースとして利用されている方はこのようにして Sherlock で行うことも可能である.(それでもトラブルニュースデータベースの検索は Jedit2 のマルチファイル検索の方が向いているが, Tips & FAQs は Sherlock も便利だ)



● Mac OS 8.5 : QuickDraw の最適化は PPC ネイティブということではない


Mac OS 8.5 では QuickDraw が全面的に書き換えられて Power PC に最適化されたと TIL などには記載されている.最初これは QuickDraw がネイティブ化したものと思ったのだが,注意深く読み返すと決してそのようには書かれていなかった.ネイティブ化された場合はそのように表現されるものなのに QuickDraw に関しては最適化という別の表現だったのだ.

ディベロッパー向けの Technote が公開された時に最初に参照してみた.それには QuickDraw に関してはほとんど Power PC ネイティブになったが,Palette Manager と Picture Utilities はまだだと書かれていた.

Web 上や Macintosh 関連雑誌の記事では QuickDraw が全てネイティブ化されたと書かれている場合があるが,正確ではないようだ.




[ 98/11/17]



● QuickTime Pro キー


平井氏からお知らせいただいた. Apple のメールシステムに一部問題があったそうである.

ひらい氏は Mac OS 8.5 発売日( 98/10/17 ) にオンライン登録したがキーがこないため,都合 3 回登録した結果,アップルからキーがメールで送られてきた.そのメールには,「メール送信システムに一部不具合が発生した為,一部のお客さまにご迷惑お掛けいたしました」と記されていた.

追記:
Apple からは確実にキーを送付しているようだ.遅れているだけのことのようなので再登録の必要はないものと思われる.



● Mac OS 8.5 : Tome ソースファイルのためインストールできない


TIL: 30834 : Mac OS 8.5: Problems reading Installation Tome from CD-ROM

Mac OS 8.5 クリーンインストール中に「 "Installation Tome" ソースファイル読み込み中に問題が起きました.インストールを続けられません」というエラーメッセージが表示されインストールすることができないことがある.

これは "DesktopPrintersDB" 不可視ファイルが(インストール先のハードディスクに)ないことに関連している.もしユーザーが Mac OS 設定アシスタントを完了しないか,セレクタでプリンタを設定しない場合,このファイルは作成されない. CD-ROM からのインストール前にハードディスク上でセレクタでプリンタを選択するか, Mac OS 設定アシスタントを実行する.

ここまでが TIL の記述である.しかし,実際には初期化したハードディスクにクリーンインストールすることができているので, TIL がどこまであてはまるのか,また,日本でも同様なのかは不明である. CD-ROM からのインストールが途中で終了してしまうというご報告はいくつも受け取っているがそれがこのケースなのかどうかは分からない.




[ 98/11/15]



● Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイルの損傷はない


Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイルが損傷するのではないかという疑いに関して, MacFixIt 11/11 にユーザーが受け取った FileMaker 社のこの問題についての回答が紹介されている.

MacFixIt には FileMaker 2.1ファイル が Mac OS 8.5 上の FileMaker 3 v3 で読めずにコンバートできないという問題が 11/9 に報告されていた.そのケースかどうかは不明であるが, FileMaker 社は,報告されたケースは多分 Mac OS 8.5 のバグやファイルメーカーによるものではないとし, Mac OS 8.5 で FileMaker 2.1ファイル が FileMaker 3 v3 から見えないような問題はないと断言している.

報告されたケースの原因については,見えない 2.x ファイルはもともと損傷していたのではないかと回答は推定している.最初に報告された MacInTouch に具体例は書かれていない.



●ファイルメーカーPro と Mac OS 8.5 のディスクキャッシュでフリーズ


上記,記事中のユーザーへの FileMaker 社からの回答の中で, FileMaker 社は大きいファイルメーカーデータベースと Mac OS 8.5 のディスクキャッシュとの間には問題があり,ディスクキャッシュが初期設定値だと,ハードディスクに頻繁にアクセスするような処理,大量の非同期 I/O 処理を行った場合,マシンがフリーズするとし,調査中と回答している.

回避法については "メモリ" コントロールパネルのディスクキャッシュを 128K に設定すると述べている.( Mac OS 8.5 からはディスクキャッシュは 128K が設定できる最小値)



SCSI Device Pro 2.2.1


Yano 製ドライブ用 Mac OS 8.5 対応ドライバ.File Exchange に対応することで DOS フォーマットの MO ディスクをマウントできるようになった.対応したとされる 2.2 バージョンでは以下の機種に対応し切れていなかった.

・MOBILSHUTTLE Mini
・MO230i-PB
・RAMDISK YR833



● MenuChoice は Mac OS 8.5 で使用可能


MenuChoice は Mac OS 8.5 で表示に若干の問題はあるものの使用可能である.




[ 98/11/13]



●アイコン消失現象その後と取りあえずの回避法


Apple 関係者によると,アイコン消失現象( PowerBook などでハードディスク停止後,アイコンが現れにくくなる現象)について, Apple ではこの現象を認め,これを回避するためのプログラムを作成し始めた.その修正プログラムがいつになるかは分からない.

また,障害を一時的に回避するためには,ウインドウを最大サイズにして,閉じるという方法を語っていた.
(ウインドウシェードを使用してもよいらしい)

この問題は,当初 MacInTouch が考えていたような Mac OS 8.5 のハードディスク損傷問題とは異なるもののようだ.従って,ファイルの損傷や喪失につながるようなものではない.また, Mac OS 8.5 特有の問題でもないし, PowerBook だけにおきる現象でもない.

私はこの現象のことはよく分からないのだが,ハードディスク停止後再回転時にアイコン表示が遅い経験は以前からしている.もしそうだとすれば,これは「気にしない」という範疇のものだ.



● Mac OS 8.5 :ランチャー-192 エラー

Apple 関係者によると, Mac OS 8.5 で起きているランチャーの-192エラー ( 98/11/6項目 参照 ) について Apple は原因を特定できたとし,回避法を述べている.

原因は何らかの理由により,ランチャーコントロールパネルに変更が書き加えられることがあることによる.従って,回避法はクリーンインストール後のランチャーコントロールパネルを開く前にロックする.(開いた後でロックしても効果はない)ロックする方法はランチャーコントロールパネルの情報ウインドウを表示させてロックのチェックを入れる.また,初期設定を同時に捨てることもよい.



● Mac OS 8.5 : PC カード認識の改善


Mac OS 8.5 では PowerBook 等の PC カード認識について改善があった.

これまで, PowerBook をスリープにして PC カードをイジェクトホールによって強制的に取り出して,別のカードに交換した場合,新しいカードが認識されず,古いカードアイコンが表示されたが, PC Card Manager の修正により,このようにしても認識できるようになった.

また,CIS (Card Information Structure) を含まないカードを挿入してもイジェクトされていた点について,そのようなカードにも対応した.



ドライブ設定 1.6.1


Drive Setup 1.6.1 の日本語版.昨日項目参照のこと.英語版からドライバ更新をしている場合,日本語版で書き換える必要はない.




[ 98/11/11]



Drive Setup 1.6.1


Read Me には PowerBook 5300 や PowerBook Duo 2300 を SCSI ディスクモードで使用したときのデータ転送の潜在的な問題を修正したとだけ書かれている.また,対応する OS のバージョンは 7.6 以降としている.

ドライバを更新してみた結果,ドライブ設定 1.6 の ATA 3.13 は ATA 3.14 に, SCSI v8.0.9 から v8.1.1 に変更されることが分かった. Drive Setup のバージョン更新はドライバには何も変更がない場合もあるが,今回は ATA, SCSI 共に変更されている.

一般にこれまでのバージョンアップからするに Read Me には記されていない変更が行われている場合がある.しかし, Mac OS 8.5 アップデート時にドライバ更新について起きたと思われる一部ハードディスクで損傷が起きたという問題にこの Drive Setup 1.6.1 が対応したかどうかは現時点で私には分からない.

Drive Setup は Apple が提供している Macintosh 用ハードディスクフォーマッタで,日本ではドライブ設定という名称のもの.ドライバを更新するには Drive Setup を起動し,更新したいドライブを選択してから "Functions" メニューの "Update Driver" を選択することで更新される. Mac OS 8.5 で起きたハードディスク損傷とドライバ更新の際の注意については過去項目を参照いただきたい.



●ドライブ設定 1.6: PowerBook の HD 回転停止の改善


Drive Setup 1.5 (およびドライブ設定 J1-1.5 )で発生していた PowerBook でハードディスクの回転を停止できない場合がある問題( 98/6/25 項目「 Drive Setup 1.5 : PowerBook でディスクが回転停止しない」システムスリープ時には回転停止するが,省エネルギー設定やコントロールバーからの回転停止では停止しない場合がある)について, Mac OS 8.5 に付属のドライブ設定 1.6 ( ATA v.3.13 ) および Drive Setup 1.6.1 (上記項目参照) によって改善されている.

もともと問題は PowerBook G3 Series の問題と考えられていたが,私の 2400 でも起きていた.私は自分の 2400 でコントロールバーからの回転停止が必ず行われるようになったことから改善があったと思っていたが,今回,関係者が PowerBook G3 Series での本問題に改善があったことを認めた.また,この修正点は上記 Drive Setup 1.6.1 Read Me に Drive Setup 1.6 で ATA ドライブ全般の問題として記述されているので ATA ドライブにおいて, Drive Setup 1.5 で一般に起こっていた問題であることが判明した.

これまでのところ Mac OS 8.5 を購入する以外にドライブ設定または Drive Setup 1.6 を入手することができないために項目にするのをためらってきたのだが,上記項目のように Drive Setup 1.6.1 が公開されたので本項目も公開した.



●ドライブ設定 1.6 : Color It! での障害改善


荒木氏から Color It! 3.6J と Mac OS 8.1 で起きていた問題が Mac OS 8.5 にして改善されたとお知らせいただいた.

Mac OS 8.1 のときには, Color It! 3.6J の仮想イメージ展開先として複数ボリュームを指定した時, HFS+ でフォーマットされたボリュームが一つでも指定されていれば,(HFS+ と HFS+ , HFS+ と HFS など) 次回の起動時に Color It! が必ずフリーズしていた.( G3 DT 233 Rev.II.7100/80 の環境では発生しない)

Mac OS 8.5 にシステムを更新したら,上記の障害は Mac OS 8.5 でも Mac OS 8.1 でも起こらなくなった.これはアップデート時に行われるドライブ設定 1.6 によるドライバ更新によるものと考えられる.




[ 98/11/9]



● Mac OS 8.5 :仮想記憶オフ後の Type 7 エラーの原因(続報)


Mac OS 8.5 で仮想記憶を切った後に起動した際, Finder ロード時に " Finder エラー Type 7" と表示され起動できない問題( 98/10/30 項目初出)について Apple は TIL 24710 を公開した.

Type 7 エラーは 68k エミュレーション時にユーザーモードで特権命令を実行しようとするときのエラーである.特権命令は管理モードでなければならない.仮想記憶をオフにした場合, Mac OS 8.1 までの 68k エミュレーションは仮想記憶オフ時に管理モードで動作したのに対して, Mac OS 8.5 からはユーザーモードで動作する.

アプリケーションのうちには仮想記憶がオンかオフかを調べることによって,ユーザーモードか管理モードか判断するものがあり,そのようなアプリケーションを Mac OS 8.5 で使用するとクラッシュすることがある.

そのような場合に仮想記憶をオンにすることは有効な回避法である.基本的にこれらは機能拡張を含むサードパーティ製ソフトウェアが Mac OS 8.5 に対応していないことに原因がある. shift 起動で立ち上がるような場合は未対応の機能拡張類を外すか,仮想記憶をオンにする.



● Mac OS 8.5 : Multilingual Internet Access とクラリスワークス


みやおか氏からお寄せいただいた. Mac OS 8.5 で Multilingual Internet Access をインストールしていると,クラリスワークス V 4.0 の既存の書類を開いたときに, Type 1 または 2 のエラーが発生してアプリケーションが終了する場合がある.

Multilingual Internet Access については以下の 2 バイト言語圏の 3 種が全て揃ったときに障害が発生する.

Korean Language
Simplified Chinese Language
Traditional Chinese Language
上記のうち,ひとつでも欠けると障害は発生しない.また,新規書類や新たに保存した書類では問題が発生しない.



● Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro ファイル損傷?


MacInTouch 11/6 は読者からの情報として Mac OS 8.5 でファイルメーカーPro を使用するとデータベースが壊れることがあると紹介している.読者の報告では Mac OS 8.5 のキャッシュにバグがあり,すぐにアップデータが公開されるだろうということである.

実は私も経験している.( 4.0 v.1) Mac OS 8.5 でデータベースを開くとスクリプトのソートやサーチの情報が壊れている部分があった.それ以降は問題ないようだが.... Mac OS 8.5 で使用する際にはデータベースのバックアップを確実にとってから使用したい.( 4.1 アップグレードは届いているのだが,梱包を開く時間さえない)



● FAQ :システムアップデート後,クラリスワークスで書類が開けない


システムをアップデートしたら,それまで開くことのできていた形式の書類をクラリスワークスにドロップしても開かない.メニューの開くから見たら,そのファイルが認識されていない.どうしたんだろう.

システムフォルダ内に "Claris" フォルダがあることを確認する.ない場合は古いシステムまたはバックアップなどからコピーする.また,初期設定フォルダ内の "XTND Translator List" を捨てる.



●よもやま: Sherlock の内容検索ほか


私の Sherlock 索引作成はようやく終わった.ちょうど一週間かかっている.その間 Macintosh のフリーズが 4 回あり,その度に更新という形でやり直さざるを得なかった.もし,フリーズがなければ,三四日ほどで終わっていたのではなかろうか.

索引作成後の内容検索は一週間かかっただけの価値以上のものがあった.多分私は Sherlock の内容検索なしにはこれからの Macintosh 活用法を頭に思い描けないだろう.

私はインターネットを利用し始めてからやたら Macintosh にデータを保存するようになった.メールは最たるものだ.インターネットで見かけた情報でちょっとでも役立ちそうなものは片っ端からセーブし続けている.

しかし,インターネットを利用し始めて何年も経ってくると情報をどこに仕舞ったか分からなくなるどころか,どのような情報があったかということさえ分からなくなってしまう.ハードディスクに作成されたテキストデータが 500 MB ともなってくるとそれも当然だ.(これでも相当量を捨てているのだ)

これまでの Apple の検索ツールでは内容検索について時間がかかりすぎ,実用とはほど遠かった.また, Apple 以外の検索ユーティリティについても時間の問題はつきまとった.そのため結局は自分自身の記憶に頼るしかなく,私が生まれついてもっていた貧弱な記憶装置は単なる忘却装置にすぎないことを発見するばかりだった.忘却装置であると思えるのはまだ上出来の部類だ.保存したデータがあることを憶えているだけまだましで,通常は実は過去に知っていたことを全く新しく目にするように経験しているという毎日なのではなかろうか.

Sherlock の内容検索がその状況を改善してくれるというと誉めすぎだろうか. Sherlock の索引作成後の内容検索は私に Macintosh の利用について全く新しい世界を示してくれるように思えた.それなりのデータが蓄えられていさえすれば, " Macintosh は Knowledge Navigator になる" という,いつしか聞いたなつかしい言葉を思い起こさせてくれた.

私はなぜ Apple が Sherlock をこれほどまで喧伝するのか最初は不思議だった.単なる検索ソフトウェアにすぎないではないかと思っていた.しかし,私は内容検索についてその真価を目の当たりにした.そして, V-Twin 検索エンジンが発表されたときの過大なほどの賞賛を思い出した.また,なぜ Sherlock というネーミングをしたのか,ようやく分かったような気がする.やはり Apple は Apple だったという思いを近年になく強めたものだ.私にとっての "Hello Again" は iMac ではなく Sherlock だった.

Sherlock はその索引作成に時間がかかるボリュームでこそ威力を発揮する.あきらめないで取り組んでいただきたい.蓄積したデータのあるユーザにとって, Mac OS 8.5 は Sherlock があるだけでアップデートする価値がある.

Sherlock の索引作成は 7 日目になって突然と思われるような具合で終わった.相変わらず "あと約 101 時間" と表示され,バーが 4 分の 1 程度まで進行していたものが, 10 数分後気が付いたときにはバーが目に見えるほど動き始め,あと 47 時間と表示され,見ている間にバーが最後まで達し,あと 8 分となりその後,表示時間通りに終了した.

索引作成を中断して Macintosh を再起動することは可能だが,索引作成プログラムは最初からやり直す.一度作成された領域についての更新はやや速いものの,索引作成中にはキャンセルしないで Macintosh を駆動し続けた方がよいだろう.つまり,私はこの一週間,通勤中や車での移動なども含め, PowerBook をスリープなしに駆動し続けていたのである.

Sherlock の初期設定に索引作成に関しての CPU 専有割合のスライダーバーがある.これを索引作成に最大に割り当てたが, Macintosh の応答は著しく低下した.Sherlock の索引作成が終了したときにはこれで一週間ぶりにやっとスローダウンから解放されるという喜びが先立った.しかし, Sherlock での内容検索を経験した今はそんなことはどうでもよくなった.

内容検索の結果からファイルの要約を表示させる方法が良く分からなかった.一応,ファイルを control+クリックしてコンテクストメニューを表示させ "要約をクリップボードに表示" でできることは分かったが,もっといい方法があるのだろうか.できれば検索結果の複数のファイルの要約を同時に比較できるように表示したいものだ. HTML ソースファイルの要約でタグが出るのは何とかして欲しい.

Sherlock の索引作成については改善点があると思う.私の 4 GB ボリュームのうち,索引作成が役立つのは実質 500 MB ほどだ.そこだけを指定して作成できればこれほど時間はかからなかったかも知れない.(ラベル指定で索引対象から「外す」方法はあるが,「指定」する方法がない)また,フォルダ毎などユーザが分類した分野別に複数の索引を同一ボリューム内に作成できるようになるといいと思う.(現状では Sherlock の内容検索に使いたいファイルのみを入れる専用パーティションを複数作成するという方法が考えられる)

作成された索引は更新しなければならないのだが,私の場合, CPU 専有割合のスライダーバーを左から 2 番目のメモリにしたときの索引の更新には 10 数時間かかった)更新についても更新ファイルなどを指定してそれだけ更新されるようにはならないものだろうか.

あと,索引作成中のバーはユーザの希望をうち砕くようにがんとして動かないというものではなく,ユーザに希望を持たせてくれるようなものにして欲しいものだ.

Sherlock 索引作成中に経験したフリーズは,ヘルプセンターを表示しようとして 2 回, 8.1 時代に作成したエイリアスをダブルクリックして 1 回, Netscape 使用中に Type 1 エラーが 1 回であった.ヘルプセンターのエラーは再現性はなかったが同じような場面で起きた. Type 1 エラーは単に搭載メモリが足りなかっただけだろう.エイリアスについては私はなにかバグが Alias Manager にあるのではないかと思った.

新しい OS のバージョンを使い始めて最初はフリーズをはじめいろいろ経験するものだ.そのような経験を繰り返し積み上げることによって,私の使用環境も徐々に安定してくるはずだ.私自身は Mac OS 8.5 の安定度は Mac OS 8.1 よりさらに増していると感じている.


アップルの Sherlock ページ




[ 98/11/6]



●重要: MacOS 8.5 で AutoStart 9805 は被害を及ぼさない


MacInTouch 11/5 は読者が Process Manager の変更を指摘していると報じている.

私も Apple の Mac OS 8.5 に関する技術文書に以下の記述があることを確認した.

The Process Manager will no longer launch invisible 'appe' files.

Mac OS 8.5 では Process Manager の変更により AutoStart のような不可視の 'appe' が起動できないようになっているというものである.

このため機能拡張内の AutoStart が作った 'appe' である "Desktop Print Spooler" や "Desktop Printr Spooler" および "DELDesktop Print Spooler" は読み込まれなくなり,被害を及ぼしたり,それ以上感染しない.仮に Mac OS 8.5 アップデート時に上書きによって残ったウイルスもそのままでは無害となる.つまり,マシン単独では Mac OS 8.5 では発症しないし,そのためファイルの被害も出ず,さらに,そのマシンから感染もしないことになる.

ただし,ネットワーク上に Mac OS 8.5 でない感染マシンがあれば被害を被る可能性があるので AutoStart が無害化するわけではない.削除されるわけではないので知らないでコピーしたものは Mac OS 8.1 では動作するので注意が必要である. (私のところに来たメールの中には "DELDesktop Print Spooler" が不可視でない場合があるという報告もあった)

とにかく, AutoStart に関してはネットワークに接続された全ての Macintosh あるいは単独の Macintosh 全てを Mac OS 8.5 にすることで被害を防ぐことが可能になる.( UNIX サーバで感染したものがないこと)

上記のことを確かめるために "DELDesktop Print Spooler" で感染した Mac OS 8.1 と Mac OS 8.5 を実際に比較してみた.

AutoStart に感染した Mac OS 8.1 では起動すると "DELDesktop Print Spooler" が起動し,フロッピーに感染したのに対し,感染した Mac OS 8.5 では "DELDesktop Print Spooler" はメモリに読み込まれず,何も起こさないことを確認した. Mac OS 8.5 は AutoStart 対策に有効である.



● Mac OS 8.5:アプリケーションスイッチャーでの問題: Apple TIL


TIL: 30824 : Mac OS 8.5: Application Switcher & Wrong Application Highlighted

AppleScript を用いて,起動した逆順に起動中のアプリケーションを表示するようにアプリケーションスイッチャーを変更している場合,アプリケーションを終了すると,アクティブなアプリケーションが正しく表示されないことがある. Apple はこの問題を確認しており, "アプリケーション切替" 機能拡張に関わる問題として調査中である.



● Mac OS 8.5:アプリケーションスイッチャーの表示順序の変更法


上記 TIL には AppleScript によって,アプリケーションスイッチャーでのアプリケーションの表示順を変更する方法が記載されている.

例えばアルファベット順に表示させる Script は以下.

tell application "Application Switcher"
set the button ordering of the palette to alphabetical
end tell

アプリケーションスイッチャーで可能な表示順は以下.

アルファベット順
起動順
アルファベット逆順
起動逆順



● Mac OS 8.5:Adobe PSPrinter 8.3.1との問題: Apple TIL


TIL: 58167 : Mac OS 8.5: Conflict with Adobe PSPrinter 8.3.1 Driver

AdobePS 8.3.1 は Mac OS 8.5 でフリーズ,出力関連エラーを発生させる.



● Mac OS 8.5 : Apple Telecom のサポートと既知の問題 : Apple TIL


TIL: 30819 : Mac OS 8.5: Is Apple Telecom Supported?

Mac OS 8.5 で Apple Telecom 3.1.3 の使用は可能だが,以下の問題が分かっている.

1. GeoPort モデムで接続中に MIDI ファイルを演奏するとコンピュータがフリーズすることがある. QuickTime 3.0 のインストールし,仮想記憶を切ると改善されることがある.

2.パルスでのダイアルは正しくできないかも知れない.タッチトーンか手動でダイアルする.

3. Apple Phone は機能するかも知れないがサポート外である.データ転送と Fax だけがサポートされている. Apple Phone ソフトウェアを除いたカスタムインストールを推奨する.

Apple Telecom のサポートについては本サイトではすでに 98/10/17 の「 Mac OS 8.5 について」中に触れている.今回の TIL は 3.1.3 での既知の問題を公表することが主旨であろう.

留意したいのだが, Apple はカスタムインストールするようにと言っている点である.インストールされたソフトウェアから Apple Phone を削除するのとは異なったものがあるようだ.



●ランチャー: -192 エラー


既知の障害である. Macintosh を起動するとランチャーでスクロールバーが出なかったり,サイズを変更できなくなっていたりする.また,コントロールパネルのランチャーを開こうとすると -192 エラーが発生する.

このような障害が現れる場合はランチャーの初期設定が壊れている.システムフォルダの初期設定フォルダ内の "ランチャー初期設定" をゴミ箱に入れて Macintosh を再起動することで改善されるだろう.

これは Mac OS 8.5 の問題ではなく, OS のバージョンに関わりなく起きる可能性のある障害であるが, Mac OS 8.5 アップデート後に起きている方がいるようなので記載した.

ただし, MacFixIt では Mac OS 8.5 でランチャーをいったん終了した後,起動しようとするとこのエラーが出,クリーンインストールで改善されることがあるとしている.



"Mac" of The Unicorn : Mac OS 8.5


島津氏のページ. Mac OS 8.5 で "内蔵 GC アクセラレーション" により,画面上にゴミが出る (8500) 問題など,MIDI/Audio 関係ソフトウェア動作などの状況を掲載されている.



● Mac OS 8.5 :ファイルメーカー Pro PPC 3.0v3 の不具合


栗原氏からいただいた. Mac OS 8.5 で 4 万件強の CVS 形式のレコードを取込み,ファイルをクローズしようとするとフリーズする.アプリケーション異常終了,プロセス終了のキーコマンドでも救えず強制再起動しかできないのだが,再起動後ファイルは壊れていた.サポートへ連絡したが未サポートということで有効な回答は得られなかった.

栗原氏がさらに探究した結果つぎのことが分かった.

取り込み後のファイル完成後の容量が3MB程度までなら問題ない.
(レコード長132byteのファイル10000件程度)

アイドリング時に自然に変更をディスクに書き込む間を与えるように十分な時間をあければよい.



● Mac OS 8.5 : File Exchange と OpenTpt Remote Access


須田氏からいただいた. OpenTpt Remote Access が除外される Mac OS 基本の機能拡張マネージャのセットで Macintosh を立ち上げ, File Exchange を 2 回開閉すると, Type 3 エラーが発生する.




[ 98/11/5]



● Mac OS 8.5 : OS インストール後のアプリケーションインストールによるトラブル


Mac OS 8.5 をクリーンインストールした後,アプリケーションをインストールし直したり,新たにインストールするような場合,インストーラによっては新しいものの上に古いシステムファイルを上書きしてしまい,障害が発生することがある. Mac OS 8.5 新規インストール後のアプリケーションインストールは十分に注意を払う必要がある.

例えば, ATOK11 やそのアップデータは "Text Encoding Converter" の古いバージョンでもって Mac OS 8.5 の新しい 1.4 バージョンを置き換えてしまい,各所でトラブルを発生させる.また, Netscape 他インターネット関連アプリケーションのインストールでは "インターネット設定機能拡張" または "Internet Config Extension" の古いバージョンを上書きまたは書き込んでしまうので,これもトラブルを多発させる.(この場合,-32766 あるいは -3170エラーが表示されることがある)

このような事態を防ぐためにはいくつか方法がある.ひとつはそれまで使っていたシステムフォルダからそのアプリケーションの動作に必要なシステムファイルを手動で Mac OS 8.5 に移動する方法であり,もうひとつは,私が古くからこのページで唱えている方法である.

「手動での移動」

以前から使っていたアプリケーションを新しいシステムでも継続して使用する場合,改めてアプリケーションをインストールし直す必要はない.以前のシステムにアプリケーションがインストールしたり,作成したファイルを手動で新しいシステムに移動すればよい.初期設定ファイルを移動することにより,アプリケーションの設定もそのままで使用でき,環境の移行に伴う設定の労力を最小限に抑えることができる.私はシステムアップデートの際にはいつもこうしている.

この場合の欠点はアプリケーションの動作に必要なシステムファイルを把握していなければならないという点である.ビギナーは初期設定にあるそれらしきファイルを何でも移動してそれほど問題が出るとは思われないが,機能拡張やコントロールパネル,フォントなど,判断のつかないものもあるかも知れない.

また,新たに入手したアプリケーションをインストールする場合にも通用しない.従って,次の方法をどうしても併用することになる.


「インストール用システムへのインストール」

インストール用最小限のシステムを作成するか,検証用のテストマシンを用意し,そこに最小限のシステムか Mac OS 8.5 新規簡易インストールシステムを作っておく.そのシステムで起動してアプリケーションやシステムソフトウェアをインストールし,その後,新たにインストールされたファイルをメインマシンのシステムに手動で移動する.

この方法によって,ソフトウェアが何を書き込んだか容易に把握できる.また,最小限のシステムや Mac OS 基本の構成でインストールするわけだから,そのまま再起動して問題が生じるかどうか簡単にテストできる.

この方法で注意すべき点は別マシンがメインマシンと機種が異なる場合,そのマシンに必要なファイルがインストールされるためメインマシンとはインストールされるファイルが異なる場合があることである.私はインストールするソフトウェアによって,検証用マシンで行ったり,メインマシンの最小限のシステムに切り替えてそこで行ったり,ケースバイケースで判断している.

インストーラによっては System スーツケースまで書き換えてしまうものがあり,その場合は手動でファイルを移動してもメインマシンでそのソフトウェアは動作しない.テストして問題ないようであれば,バックアップを取って,メインマシンのシステムでインストーラを起動して差し支えない.

Tips を紹介する.

「ラベル」

検証用,インストール用のシステムフォルダ内の全ての項目にラベルで色を付けておくと,新たにインストールされたファイルを見分けるのが便利になる.全てのラベル付けは次のようにすればよい.

システムフォルダをリスト表示し,項目の右向きの三角形をクリックするときに Option キー+ クリックするとそのフォルダ内の全てのフォルダが開いて表示される.そこで全てを選択してラベル色を選択すればよい.

「最小限のシステムフォルダ」

システム CD からカスタムインストールにより, "この Macintosh 用最小限のシステム" を新規インストールして作成する.

「バックアップ 1」

インストール用システムフォルダは書き換えられるので,上記最小限のシステムは別パーティションにバックアップしておき,必要があれば,それから作成し直す.同一パーティションの場合は,圧縮しておけば問題ない.

「バックアップ 2 」

インストールされたソフトウェアはインストールされた状態で全てのファイルをバックアップする.このときどこにどのファイルがインストールされていたかきちんと分けてバックアップしておくと後々のトラブル時に,アプリケーションを再インストールしなくてすむ.



● Mac OS 8.5 にしたら Netscape などインターネット関連でエラーが出る場合


この問題についてはすでに記述しているのであるが,独立した項目とはなっていなかったので再び取り上げる.

Mac OS 8.5 インストール後, Netscape 他インターネット関連アプリケーションで Type 2 エラーその他のエラーが多発する場合は "インターネット設定機能拡張" がダウングレードされているか, "Internet Config Extension" が同居している. Mac OS 8.5 インストール後にそれらアプリケーションをインストーラからインストールしたような場合は確認する.特に Netscape US 版などは "Internet Config Extension" をインストールし,問題を起こす.

回避法としては,機能拡張フォルダの "インターネット設定機能拡張" のバージョンが 2.0.2 でなく,それより以前のバージョンであった場合は Mac OS 8.5 システム CD から "インターネット" コントロールパネルをカスタムインストールする.また, "Internet Config Extension" が見つかった場合はシステムフォルダ外に外すか捨てる.

( Mac OS 8.5 で "Internet Config Extension" と "インターネット設定機能拡張" が同居することがある問題については, 98/10/23 項目冒頭で述べている.これらのために障害が発生することは Mac OS 8.5 以前からの FAQ の類である)



●インターネットコントロールパネルとインターネット設定機能拡張の関係


「 Mac OS 8.5 について」で既に取り上げているが, "インターネット" コントロールパネルは機能拡張フォルダ内の "インターネット設定機能拡張" を共有している.他の "インターネット設定機能拡張" を利用するアプリケーションや "インターネット設定" , "Internet Config" のアプリケーションで内容を書き換えた場合,新しく変更された設定が優先され,それぞれに反映される.



● FAQ : Mac OS 8.5 での Microsoft Word 6 の障害


本項目は 98/10/26 項目にした内容であるが,誤解があるようなので,再掲する.

Mac OS 8.5 で Word 6 を使用する場合次のような障害が発生する場合がある.

1.起動できない

・クラリスワークスなどでインストールされる "TTYFont" がフォントフォルダに入っている.

・必要な機能拡張類が揃っていない.
( Microsoft Word 6 での機能拡張類の扱いについてはトラブルニュースデータベースを検索願いたい.必ずしも機能拡張フォルダにインストールしなくてもよい)

2.Word 6 起動後,書類を開くとマウスポインタのクリックを受け付けない.

ATOK11が日本語入力システムとして選択されている.ことえりに変更する.



インタウェア Mac OS 8.x 日本語版対応一覧


なお,このページでは VIMAGE PC CARD 2 は Mac OS 8.5 対応について確認中となっているが,私の VIMAGE PC CARD 2 は Mac OS 8.5 で動作しなくなっている.



ラトックシステム Mac OS 8.5 対応一覧



DynaFontをMac OS 8.5上で利用する際のご注意




[ 98/11/4]



● Sherlock と HTTP Proxy Servers : Apple TIL


TIL: 24701 : Mac OS 8.5: Sherlock and HTTP Proxy Servers

Sherlock がプロキシサーバ内でインターネット検索が行えないと言われている問題について, TIL では "インターネット" コントロールパネルで Web プロキシサーバの設定が行われていればプロキシサーバ内からも検索できるとしながらも,いくつかの新しいプロキシサーバではできない場合があるとしている.現在のところ回避する方法はない.将来の Sherlock のリリースで改善予定.

"インターネットコントロールパネル" でのプロキシサーバの設定は詳細設定で "ファイアウォール" から行える.詳細設定の表示法は「 Mac OS 8.5 について」インターネットコントロールパネルに記載している.

Sherlock がこのように適切な HTML ヘッダを生成できないことに関して, WebDoubler を使うことで Sherlock が使えるようになる. WebDoubler が問題点を肩代わりして正しいヘッダに修正するためである.



● Mac OS 8.5 の DVD Player のヘルプが起動しない( US 版のみ): Apple TIL


TIL: 24700 : Mac OS 8.5: DVD Player Help Will Not Launch

Apple DVD Player のヘルプが起動せず,手動で起動する回避法が記載されている.

Apple DVD Player は日本語版にはバンドルされていない.また, US 版 CD-ROM の標準インストーラからはインストールされず, "CD Extras" フォルダからインストーラを起動する必要がある.また, PowerBook G3 Series または G3 マシンでなければインストールできない.さらに,動作する Apple DVD キットは北米のみで,なおかつ限定数発売であった.




[ 98/11/3]



● Mac OS 8.5 : Sherlock の索引作成


Sherlock の索引作成は機能拡張フォルダ内の "検索" フォルダにある "コンテンツ検索索引作成" というアプリケーションが行う.気が付いたのだが,このアプリケーション使用中にはシステムヒープが 8 MB 程度増加する. "コンテンツ検索索引作成" 自体に 3MB 割り当てられているので最低でも 11 MB 以上必要になる.検索作成でエラーが発生するというケースもよく聞くが,メモリ不足が原因の場合があるかも知れない.

ちなみに,作成された索引はハードディスクルートに "TheFindByContentFolder" という不可視フォルダが作成され, "TheFindByContentIndex" という不可視ファイルに蓄えられる.

私の Sherlock の索引作成はまだ終わらず,昨日などは「あと約 101 時間」などと表示されていた.



● Mac OS 8.5 :フォントキャッシュはどこに


Mac OS 8.5 では Mac OS 8/8.1 までにあったシステムフォルダ内のフォントキャッシュがなくなっている.フォントキャッシュの機構はどうなったのだろう.

Mac OS 8.5 では Font Manager について Power PC ネイティブになっただけでなく,いくつかの変更があった.フォントキャッシュについても変更があり,これまでのようなフォントキャッシュは廃止されたがフォントキャッシュがなくなっているわけではない. Mac OS 8.5 ではフォントの使用ごとにキャッシュされるこれまでの方式から Macintosh 起動時にシステムワイドフォントキャッシュがシステムヒープに割り当てられるようになったそうだ.



● Mac OS 8.5 : File Exchange の "起動時にマウント" での障害


ひろせ氏からお知らせいただいている.

ひろせ氏はそれまで Mac OS 8.1 で外付け MO を SCSIProbe4.3 や Mt-Everything-150a2 で強制マウントさせていた.しかし, Mac OS 8.5 にしてからそれらのユーティリティでマウントさせようとしてもドライブのアクセスランプさえ点灯しなくなった.ドライブにメディアを入れて Macintosh を起動させた後に Silverlining 5.8.3 からマウントさせることはできた.

原因は "File Exchange" コントロールパネル の "起動時にマウント"にチェックが入っていることだった. "File Exchange" を外すか,チェックを外すことで,以前のように SCSIProbe4.3 でマウントできるようになった.
(PowerMac 7300/180)



● Mac OS 8.5 :AfterDark 4.0.3 パスワードでの問題


武田氏からお知らせいただいた.

Mac OS 8.5 に AfterDark4.0.3をいれてパスワードを設定して再起動したところ Visual Client がありませんといわれ再起動するしかなくなる.Visual Client は AfterDark が作成するのだが,パスワード設定をしなければ問題ない.パスワードを設定すると Visual Client が壊れるそうである.

回避法はもしもそのようになった場合は Shift 起動して, Visual Client を捨て,次回起動時にパスワード設定をしないこと.

この問題は米国のネットニュースでも話題になっていた.



● Mac OS 8.5 :クラリスワークスほかメニューのマイナーバグ


長谷川氏からお知らせいただいた.

クラリスワークス 4.0 V4 とクラリスドロー 1.0 V2 を Mac OS 8.5 で使用すると,文字色や線選択のプルダウンメニューでポインタの軌跡が残ってしまう.



● Mac OS 8.5 :SONY CD-ROM PRD650 起動 CD-ROM にならない


murakami 氏は PowerBook5300 / Mac OS 8.1 でSONY 外付け CD-ROM PRD650 を使用していたが, Mac OS 8.5 にしたら CD-ROM 起動ができなかったそうである.



● Mac OS 8.5 で PC Compatibility Card ネットワーク機能を改善するパッチ


Mac OS 8.5 では PC Compatibility Card が使えないと Apple の公式発表があるが,実際にはネットワーク機能以外は使用可能である.このことについては 98/9/2 項目「 Mac OS 8.5 と DOS Compatibility Card 」において Compatibility Card が Open Transport 2.0 と非互換のため Windows 環境でネットワーク機能が使えなくなるだろうと書いたとおりである.

このことについて, Compatibility Card で Mac OS 8.5 がネットワーク機能でも支障なく使えるようにするPC-CardOS8.5NetPatchが公表されている.

追記:
このパッチで改善されない場合, "Apple Enet" 機能拡張を外し,代わりに Mac OS 8.5 システム CD にある "Ethernet (Built-In)" と "EtherTalk Phase 2" を入れる.



● Apple TIL:インターネット/File Exchange コントロールパネルでエラーが出る場合


TIL: 58168 : Mac OS 8.5: Mac OS 8.5: Error Opening Internet Control Panel or File Exchange

"インターネット" や "File Exchange" コントロールパネルを開こうとすると, "インターネット設定機能拡張 2.0 またはそれ以降のバージョンが必要です"とか "インターネット設定機能拡張が正しくインストールされていません" といったメッセージが表示される.これは Mac OS 8.5 インストール後にブラウザやメーラなどのアプリケーションをインストールした場合,それらアプリケーションインストーラがインターネット設定機能拡張の古いバージョンをインストールすることで起きる.

Mac OS 8.5 システム CD からインターネットコントロールパネルをカスタムインストールすることで正しいインターネット設定機能拡張がインストールされる.( "Internet Config Extension" がインストールされるアプリケーションの場合は手動で機能拡張フォルダから削除する必要がある)

以上が Apple TIL の情報の私の要約である.しかし,黒原氏によれば TIL の記述には注意が必要である. "インターネット設定機能拡張" は Mac OS 8.5 US 版では "Internet Config Extension" であるが,日本語版では "インターネット設定機能拡張" であり,両方ともバージョンは 2.0.2 である. TIL には "Internet Config Extension" と書いてあるが,日本語版 OS の場合 "インターネット設定機能拡張" となっているため, TIL の記述(私の要約ではない)の読みとりには注意が必要である.

これは例えば, Netscape の US 版等,日本語化されていないアプリケーションの中に, "Internet Config Extension" をインストールするものがあり, "インターネット設定機能拡張" と二つ入ってしまい,問題が生じる.そのためインストール後にトラブルが生じても, Mac OS 8.5 日本語版からカスタムインストールしても "Internet Config Extension" は削除されず, 問題は残ったままとなる.上記のように "Internet Config Extension" は手動で削除する必要がある. TIL を直訳すると"Internet Config Extension" が上書きされることになって問題は解決することになるが,そうではない.(私の要約で問題ない)

( "Internet Config Extension" と "インターネット設定機能拡張" が同居する問題については, 98/10/23 項目冒頭で指摘済みである)




[ 98/11/1]



● Mac OS 8.5 :アップルメニューオプションの起動時スローダウン


昨日項目「 Mac OS 8.5 :スローダウンの原因:アップルメニュー内のエイリアス」に引き続き,一二日使ってみて, Mac OS 8.5 のスローダウンの原因について,私が発見し,知っていることがあるので発表したい.

昨日項目でも若干触れたのだが,アップルメニューオプションは最初のバージョンから問題が指摘されている.多分多くの方がアップルメニューオプションに問題があると認識されたのには私がこのページで障害を指摘し続けていることがあるだろう.

昨日項目でも若干触れたのだが,アップルメニューオプションは最初のバージョンから問題が指摘されている.多分多くの方がアップルメニューオプションに問題があると認識されたのには私がこのページで障害を指摘し続けているからではないだろうか.

Mac OS 8.5 ではアップルメニューオプションについて新しい障害が発生している. Mac OS 8.5 でアップルメニューオプションが読み込まれる場合,起動時に Finder がロードされ,起動ボリュームがマウントされたまま,ポインタは動くのにも関わらず,ハングしたかのように操作を受け付けない状態が場合によっては 2-3 分続き,その後ゴミ箱などの他のデスクトップにある項目が現れる.

この障害の説明は昨日のアップルメニュー内のエイリアスについて行ったものと同一である.つまり,起動時にアップルメニューオプションがマウントされたハードディスクの内容に関してフォントを構築しているものと思われる.

これまでのアップルメニューオプションの障害は "最近使った項目" のチェックをとることで回避できたが,この問題に関してはそれでは改善がない.アップルメニューオプション自体を機能拡張マネージャで読み込まないようにするなどして外す他はない.アップルメニューからのサブメニュー表示については, 9/10/20 項目「 Mac OS 8.5 :各種ユーティリティの互換」で触れたように,MenuChoice か BeHierarchic ということになるのだろうか. FinderPop をアップルメニュー代わりに使うという手もある.ただ,このスローダウンは障害というより仕様と言うべきものかも知れず,一概に外せば済むと言い難い可能性がある.

メールでは Mac OS 8.5 クリーンインストール状態でウインドウ再描画についても遅いとご指摘いただいている.その障害が昨日項目のアップルメニュー内のエイリアスでのスローダウンほど顕著なものでないとすれば, "アピアランス" コントロールパネルの "なめらかな文字で表示する" のチェックを取ると効果があるかも知れない.また,そこでもアップルメニューオプションが関係しているかも知れないので,アップルメニューオプションを外すことで改善がある可能性もある.

アプリケーション切り替え時に問題が発生する場合については "アプリケーション切替" 機能拡張を外すと改善されることがあるが,この場合,アプリケーションスイッチャーが使えなくなる.(アプリケーション切り替えのキーボードショートカットは使える)



● Mac OS 8.5 : Apple Remote Access 3.0 の障害改善


Mac OS 8.5 では ARA (Apple Remote Access) Client 3.0 に起きていた Ethernet で接続が突然途切れるなどの問題は解決されたと関係者が言っている.ただし, ARA Server の問題はまだアップデータに向けて作業中だそうだ.

私もこの数日 Mac OS 8.5 をテスト使用しているが, Ethernet 環境内,自宅からの PPP 接続において ARA 3.0 で見られた問題は再現されなくなったようだ.




[ 98/10/31]



● Mac OS 8.5 :スローダウンの原因:アップルメニュー内のエイリアス


Mac OS 8.5 が遅いといわれている原因を発見できたのではないかと思われる.

Apple Tech Exchange に Mac OS 8.5 US と JLK の問題が記載されている.そこでは Mac OS 8.5 US に Japanese Language Kit ( JLK ) をインストールすると,アプリケーションの起動時や終了時にフリーズしたかのように間があくという指摘について,ハードディスクのエイリアスがアップルメニューにあるためだという Apple 技術サポートの見解が述べられている.

ハードディスクのエイリアスがアップルメニューにあると,ハードディスクの巨大な階層が作成され,(アピアランスなどからの)フォント変更の際には表示される前の全てのフォントを再構築するとしている.(高木氏からもこの記載についてお知らせいただいている)

アピアランスコントロールパネルの遅れに関しては TIL にも記載があり,フォント再構築について同様のことが述べられていたと記憶しているのだが,アップルメニューのエイリアスについての記載はなかったように思える.また,それがアピアランス切り替え以外でも起きることも記載されていなかったように思う.

私は Mac OS 8.5 にしていくつかの場面で速くなったような印象を持っている.ところが,皆様からいただく Mac OS 8.5 についてのメールの多くで,遅い,重いというご意見が随所に見られる. Net 上でも速いという感想と遅いという感想の両方を見ることができるが,遅いという方がかなり多いという印象だ.しかし,私にはそのような障害が確認できず不思議に思っていたし,確認できないため項目にもしていなかった.

遅い,重いというご意見は例えば,何かの操作中に間があくとか,ウインドウの切り替えに間があくなどの指摘をいただいているが,上記の JLK に関する記載にそれら症状と類似のものを感じ,これらスローダウンと関連するのではないかと思えた.

そこで,それまで入れていなかったハードディスクのエイリアスをインストールしたばかりの Mac OS 8.5 J に入れてみたところ,皆様からいただいたような症状が現れることを確認した. 索引作成に 100 時間かかるというハードディスクのエイリアスをアップルメニューオプションに入れ,ウインドウを閉じようとしたが 2分近くハングアップしたかのようになってしまった.てきめんであった.ポインタは動くが何も操作を受け付けない状態が続いた.その後, Finder であろうがアプリケーションであろうが,全てで操作がスローダウンし,耐え難いまでに Macintosh は遅くなった.エイリアスをアップルメニューから外すとそれらの障害はうそのように消えてしまう.

思うにこれはアップルメニューオプションの問題と類似している.アップルメニューオプションにハードディスクなどが登録された場合,いろいろな場面で Macintosh がスローダウンする. Mac OS 8.1 まではこれはアップルメニューオプションの問題であり,アップルメニューの問題ではなかった. Mac OS 8.5 になって,アップルメニューにも類似の問題が拡大されたと考えればよい.

アップルメニューオプションの障害はアップルメニューオプション自体を外すことで回避できるが,アップルメニューについては,内容が多かったり,階層が深かったりするようなディスクやフォルダ等のエイリアスを入れないことで回避する他ないだろう.



● Mac OS 8.5 :ディスク損傷を避ける考え得る方法


この問題が起きるケースはユーザの 1 パーセント以下であるが, 0.1 パーセントより多いと MacInTouch が調査から推定している.何度も述べているように,まず,起きることではない.事故が起きても,事前のバックアップがあればそれほど問題にはならない.


MacInTouch, MacFixIt は 10/30 に相次いで Mac OS 8.5 で報告されているインストール時のハードディスク損傷を避ける取りあえずの方法を掲載している.それらに共通しているのは事前にドライバ更新だけを単独で行い, PRAM クリア後に Mac OS 8.5 CD からインストールするというものだ.どうも問題の焦点は CD-ROM からのドライバ更新に関わる何らかのメカニズムに起因するという方向に向かいつつあるのではなかろうか.( 10/28 項目「 Mac OS 8.5 :ディスク損傷(継続)」参照.つまり上記ページより私の方が先にこの点を指摘している.)

実は私も自分のマシンにインストールする際には同じプロセスを実行している. CD-ROM からのドライバ更新はこれまでの経験から自動で行ったことはない. CD-ROM のインストーラによるドライバ更新で何らかの問題が発生するとすれば,問題を避けるインストール法は次の通りである.


「もっとも確実な方法」

全てのバックアップを取って,ハードディスクを単一パーティションだけとしてイニシャライズし直してから,以下の方法を取る.しかし,それほど神経質でない人の場合はバックアップだけで以下の方法に進む.


「 Apple ドライバ以外のハードディスクドライバを使用している場合 A」

8.5 対応がはっきりしているバージョンにドライバを更新する


再起動して PRAM クリア


Disk First Aid 8.5.1 で検証して,異常がないか確認する


Mac OS 8.5 システム CD のオプションボタンからドライバ更新のチェックを外してインストールする


「 Apple ドライバ以外のハードディスクドライバを使用している場合 B」

バックアップ後ハードディスクをドライブ設定 1.6.1 に変更して物理フォーマットする


再起動して PRAM クリア


Disk First Aid 8.5.1 で検証して,異常がないか確認する


Mac OS 8.5 システム CD のオプションボタンからドライバ更新のチェックを外してインストールする


「 Apple ドライバ以外のハードディスクドライバを使用している場合 C」

本問題の原因や回避法がはっきりするまでは Mac OS 8.5 インストールを見合わせる.


「これまで Apple ドライバを使用していた場合」

ドライブ設定 1.6 を起動して,ドライバ更新を行う


再起動して PRAM クリア


Disk First Aid 8.5.1 で検証して,異常がないか確認する


Mac OS 8.5 システム CD のオプションボタンからドライバ更新のチェックを外してインストールする



PageMaker 6.5.3J アップデータ


これまでの PageMaker を 6.5.3 J にアップデートするアップデータが Mac OS 8.5 でインストールできない不具合があっため, Mac OS 8.5 下で アップデートできるようにしたアップデータ.アップデート内容は前回公表されたものと同じ.




[ 98/10/30]



● Mac OS 8.5 : PowerBook でのアイコン消失問題


PowerBookに Mac OS 8.5 インストール後起動直後,または使用中に Finder でのウインドウ内などのアイコンが消失するケースがいくつか報告されている.

この問題は PowerBook G3 Seriesを使いこなそうMacInTouch で主に取り上げられ,障害報告が寄せられている.

障害は例えばあるボリュームを開いてみると何もないのだが,ファイルダイアログなどからはファイルを開くことができたり,一部ファイル/フォルダのアイコンが表示されずそれらの名称は Finder 上で表示される場合など一様ではない.再起動等で改善される場合が多いようで,障害は持続的ではないと思われる.

MacInTouch はこれをディスク損傷問題の一環として考えているようだ.また, PowerBook G3 Seriesを使いこなそうでは Apple ドライバ以外のドライバを使用し,ハードディスクの回転停止時に起きると述べている.どちらにしてもハードディスクとの関連が疑われている.

納村氏によれば, PowerBook では電源アダプタを抜いた状態で(バッテリで)操作を行うと,起動直後にアイコン消失が発生するそうだ.

追記:
吉原氏,oya 氏からこの問題について BHA の B'sCrew アップデータの「お読みください」および BHA ホームページに記載されているとお知らせいただいた.この問題は Mac OS 8.1 から起きていた問題で, Mac OS の問題であり,ドライブ設定など Apple ドライバでも発生すると書かれている.

B'sCrew 2.1.3 までのドライバを Mac OS 8.5 がインストールされた Power Book の起動ドライブに用いると,ファインダー上でファイルが見えなくなるという現象が発生することがあります.これは,表示上の問題であり,ファイルが失われた訳ではありません.

弊社で調査を行ったところ,頻度の違いこそあれ,ドライブ設定(Apple純正ドライバ)でも,同様の現象が発生することが確認されました.このことから,根本的な原因は,ドライバではなく,Mac OS 8.5にあるのではないかと思われます. 発生頻度の違いをもたらしているものは,パワーマネジメント系の仕様変更によるものです.

B'sCrew 2.1.4は,この問題に対策を施し,ドライブ設定(Apple純正ドライバ)と同程度まで発生率を抑え込んでいます.


追記:2
丹羽氏から BHAによるテスト内容からの問題再現の詳細をページに掲載していると御連絡いただいている.



● Mac OS 8.5 :仮想記憶オフ後の Type 7 エラー


Mac OS 8.5 で仮想記憶を切った後に起動した際, Finder ロード時に " Finder エラー Type 7" と表示され起動できない問題が複数 Apple に報告されている. Apple が調査したどのケースも RAM を追加しているため, RAM を中心に米国 Apple で原因を調査中である.とりあえずの回避法は仮想記憶をオンにする.



Mac OS 8.5 上でのジャストシステム製品の動作について


ATOK11 を Mac OS 8.5 をカスタムインストールする場合は "インターナショナル" "テキストエンコーディング" にもチェックしてインストールするように書かれている. ATOK11 インストール前でも後でもそれら操作を行ってもよいともある.カスタムインストール時に "テキストエンコーディング" をチェックしていない場合,追加インストールでもよいという意味だろう.

これがどのような意味があるのかよく分からない.カスタムインストールで "基本システムソフトウェア" (最小限のシステム)を選択した場合のみ "テキストエンコーディング" 関係ファイルが限定されるが,それでも必要なものは適切にインストールされると思うし,別に特に異なったバージョンの "テキストエンコーディング" 関連ファイルがインストールされるわけではないと思うのだが....

ATOK11 については馬場氏から Mac OS 8.5 アップデータを当てた後に ATOK11 をインストールし, ATOK11updata によってカスタムアップデートをおこなうと日本語環境関連機能拡張類がダウンしてしまい起動時にメッセージが表示されるようになるとお知らせいただいている. Mac OS 8.5 アップデータまたは Mac OS 8.5 日本語関連ファイルを再インストールするか, ATOK11updata インストール時にカスタム設定しないと問題は起きないのではないかとおっしゃっている.

追記:
主に馬場氏の問題に関して,山田氏から ATOK11 の最新のアップデータ等も含め, ATOK11 では "テキストエンコーディング" について 1.2 または 1.3 が一部インストールされ,これは Mac OS 8. 5 の 1.4 からはバージョンダウンであるとお教えいただいた.

ATOK11 を Mac OS 8.5 インストール後にインストーラからインストールした場合は ATOK11のカスタム削除で "テキストエンコーディング" 関係を削除した後, Mac OS 8.5 カスタムインストールから "テキストエンコーディング" 関連ファイルをインストールし直す必要がある.



Adaptec Macintosh製品のMacOS8.5対応について


PowerDomain 2940U2W についてドライバアップデートが必要(日本語版ドライバは 11 月初旬), REMUS/REMUS LITE 1.2J は HFS + 未対応と述べられている.



● Mac OS 8.5 : Illustrator 5.x J のパレットの文字化け


Mac OS 8.5 インストール後 Illustrator 5.x のパレット等で文字化けが発生する.(関根氏,中村氏)

この問題はフォントフォルダに不要な以前の丸漢ファイル( Osaka 丸漢等)を入れたために発生すると思われる.



● Mac OS 8.5 : Timbuktu 日本語版対応状況


川口氏,吉満氏からいただいた. Mac OS 8.5 での Timbuktu 日本語版(4.0.2 および 4.0.6 )の動作についてはファラロンでは確認中だそうだが,お二人によれば,新規インストール 8.5 で問題なく動作するが, HFS + (拡張フォーマット)の場合は 2 つの問題があるそうだ.

・コントロールしているデスクトップ内からのドラッグコピーが出来ない.ウインドの端で止まってしまう.

・コントロールバーを最小化や最大化,またモジュールの操作を行うとクリックロックされたままで,見た目フリーズ状態になる.操作される側はクリックがロックしているだけなのでなんらかの入力を行うと直る.



これは HFS + にて起きる障害であるが,実は Mac OS 8.1 でも起きていた問題で, HFS (標準フォーマット)であれば発生しないとお知らせいただいた.

追記:
Mac OS 8.5 がインストールされた Macintosh を他の Macintosh からコントロールする際,

コントロールバー
アプリケーションスイッチャー

をクリックするとコントロールしていた Macintosh からコントロールが失われる.この後,Timbukutu を終了すると,再び,Timbukutu を起動しても動作しない.

この場合の回避法は,コントロールされている側の Macintosh 側で別の操作を行う.



● Mac OS 8.5 : Netscape プラグイン RealPlayer 5.0 での問題


Sukeno によれば, Netscape Navigator のプラグインソフト RealPlayer 5.0 を Netscape 上から起 動しようとするとエラー43が発生する.あらかじめ RealPlayer を起動させておくとこのエラーは発生せず, RealPlayer で画像を見ることができる.



● Mac OS 8.5 :システム CD のフリーズと SCSI


Mac OS 8.5 は SCSI に敏感ではないかと 10/28 項目に書いたが,寿氏から CD-ROM から起動できないことに関連した問題として連絡いただいている.

氏は Mac OS 8.5 「激闘の1週間・Halo and good-bye」というページを作成されているが,そこにこの問題が記されている. MOドライブ SMB-640WL(内蔵ドライブはFUJITSU M2513EL)のマニュアルでは Macintosh で使用する場合, SCSI-2 モードを「ON」に設定すると書かれているが,この設定だと OS 8.5 インストーラが動作しなくなるそうだ. Mac の標準外部 SCSI 端子に接続する場合, SCSI-2 モードを OFF にすることで回避できる. Mac OS 8.1 では問題なかったそうである.

寿氏からは他にもアップルメニューオプションで最近使った項目... をオフにしているにも関わらず,アップルメニューに「最近使った書類」などのフォルダがランダムに出現すること( "Apple Menu Options Prefs" を捨てることで回避できる)などをご報告いただいている.



● Mac OS 8.5 : GoMac とコントロールバー他


松下氏によれば, GoMac をインストールすると "インストールされていますが起動できません" というメッセージが出て,コントロールバーが使用できなかったり,クラリスメールや Netscape などほとんどのアプリケーションで Type 2 エラーが頻発する.

これらの問題は GoMac 1.5.3 が Mac OS 8.5 非互換のためで,修正された GoMac 1.6 が公開されている.



Patchin' Patch for 8.5


FontPatchin' 用 Mac OS 8.5 対応パッチ




[ 98/10/28]



● Mac OS 8.5 :システム CD から起動しない


Mac OS 8.5 システム CD から起動できない問題が複数例 Apple に報告されている.同一環境で機種が異なることで起動したり起動できなかったりする.起動できない場合は起動途中でフリーズする場合がある.それらの場合,例えば Mac OS 8.1 など他のシステム CD からは問題なく起動できる. Apple では現在調査中である.

追記:
上記項目は米国 Apple からの情報であるが,田中(潤)氏から同じ障害をお知らせいただいた.上記項目で詳しくは書かなかった米国での障害報告と一致する.

マシンは 9500+MaxPowerG3 300/1M/300 で CD-ROM ドライブは Apple 純正 8 倍速です.(中略) 8.1 の CD-ROM からは起動できるのですが 8.5 では全く認識されないようです.起動 Disk コンパネで 8.5J の CD -ROM を選択することは可能なのですが,実際に再起動すると HDD からの起動してしまいます.起動時に C を押しっぱなしにした場合は白い画面のままで無反応の状態になります.(フロッピー+?のアイコンも表示されない)通常に起動 Disk から起動した状態では普通にマウントされるので 8.5J の CD-ROM に含まれる起動用のSystemフォルダーになんらかの問題が有るのでは思っていたところです.ちなみにこの現象は今のところ 9500 でしか確認できておらず,他のマシンでの確認を至急行ってみます.ちなみに会社で使っている Performa6420/120 では問題なく起動できました.

私のところには他にもいくつか 8.5 システム CD から起動できない,認識できないというご報告をいただいているのであるが,障害が詳しく書かれていないため,これらと同じものかどうかはっきりしない.

上記の問題とは別に SCSI に関して Mac OS 8.5 がより敏感であるかも知れないと思われる点もあり, SCSI CD-ROM ドライブに関してターミネーションその他を確認する必要もある.



● Mac OS 8.5 :ディスク損傷(継続)


Mac OS 8.5 をインストールしたディスクが認識されなくなる場合がある問題で, TERO 氏からドライバ更新の関係ではないかとご意見をいただいた.

TERO 氏は Apple のドライバを使用している場合のドライバ更新に失敗するのではないかと指摘されているのだが, MacInTouch の Disk Damage Issueに掲載された投稿にはサードパーティ製ドライバを使用している場合とか, Mac OS 以外の OS も同時にインストールされている場合が多い. UMAX の警告の場合も UMAX 製クローンは HDT でフォーマットされたディスクを使用している.(もともと Apple のドライバが使われている例も記載されているが)

これは当然の事なのだが,システムアップデート時に Mac OS インストーラはディスクを Disk First Aid で検証しドライバも自動で更新してしまう.インストーラはデフォルトではドライバ更新はオンになっている.この場合でも Apple 以外のドライバで初期化されたディスクにはなにもしないで更新しないというアラートを出すのだが,何らかの理由で関連しているかも知れない.

また, TERO 氏はインストーラのドライバ更新は OS インストール対象ディスクのみならずリムーバブルを含む接続された全てのドライブを更新すると警告されている.この点は私も確認した.インストールするマシンでは他のディスクを接続しないようにし,サードパーティ製ドライバを既に使用している場合はインストーラ画面の設定で(オプションボタン)ドライバ更新を切ったほうが確実だろう.

なお, ATA ドライバは Drive Setup 1.5 の 3.1.0 から 3.1.3, SCSI ドライバはドライブ設定 1.4/ Drive Setup 1.5 の 8.0.9 から 8.1.0 に更新されるので Apple のドライバを使用している場合は更新させてよい.

追記:
この問題は誰にも起きるわけではない.ほとんど起きないと言っていい.針小棒大にこれらの問題を取り上げたくはない.しかし,注意してしすぎるわけでもなかろう.

とにかくめったに起きることではないのだが, MacInTouch 10/27 はこの問題について 14 の注意点を列記している.詳しくは MacInTouch を参照願いたいが,いくつか目に付いたものを記してみる.

・パーティションサイズを変更したり, Mac OS 以外の OS で使用していたディスクにインストールしない.

・ HFS + を起動ボリュームや重要なファイルのあるボリュームに施すのは避ける.

・問題が発生した場合,サードパーティ製ディスク修復ユーティリティを用いてはいけない.

・ Apple ドライバを使用する(特に IDEには ).PowerBookでの HDT の使用は慎重に.

・ Speed Doubler を使用しない.

・ システム CD から起動しないで,インストールしたいボリュームとは別パーティションから起動してインストールする.

・仮想記憶をオフにするか,仮想記憶対象ディスクを別のパーティションに指定する.

・問題が発生しディスクを認識しなくなった場合,ドライバを書き換えると効果があるかも知れない.


これらは MacInTouch に寄せられた読者のケースの最大公約数的な経験則であって,何ら障害を説明したり,原因を示唆するものではない.私には Speed Doubler の指摘は全く理解できない.システム CD から起動しないという注意はドライバ更新させないということであれば理解できるが,それだと別パーティションから起動する方法はほとんど意味がない.かつて,システム CD からのアップデートで PRAM クリアを強制的に行わせたことがあるが,今回それは行っていないようで,意味不明である.








[ 98/10/27]



昨日の英語システムでの ATM 和文表示の問題は ATM コントロールパネルでの設定法により解決することができている.



● Mac OS 8.5 : EGBRIDGE 9 および EGWORD 8.0 の非互換


エルゴソフトでは MacOS 8.5(日本語版) 動作状況一覧を公開している.それによると EGBRIDGE 9.0 および EGWORD 8.0/EGWORD PURE 3.0 は, MacOS 8.5 上で正常に動作しないとしている.

EGBRIDGE 9.0 では以下の障害がある.

1.一部のコントロールパネル書類の操作中にエラーが発生する

2.SimpleText 等の一部のアプリケーションで、作成中のファイルを閉じる操作を実行した場合にエラーが発生する

3. EGBRIDGE でインライン入力ができないアプリケーション(TSM未対応アプリケーション)で,変換ができなかったりスペースが入らなかったりする

EGBRIDGE 9.0 では Mac OS 8.5 に対応する予定はないそうだ. MacOS 8.5 への対応は,次期バージョンの EGBRIDGE 10 (1998年11月27日発売予定)で実施するとしている.

アピアランスコントロールパネルで設定後閉じるときに Type 2 エラーが発生すると Kawamura 氏からご報告いただいている.


EGWORD 8.0/EGWORD PURE 3.0 の症状としては,

1.カーソル位置が文字列とずれる

2.ポストスクリプトプリンタで印刷をすると,文字間が開いたりレイアウトが崩れたりする

としている.

MacOS 8.5 への対応は,次期バージョンの EGWORD 9.0 /EGWORD PURE 4.0 ( 1998年12月11日, EGWORD PURE 4.0 は12月23日 発売予定)で行うそうだ.



● Mac OS 8.5 : Hewlett-Packard LaserJet ドライバ非互換


Mac OS 8.5 では HP LaserJet のドライバは非互換である.回避法は LaserWriter 8.6 を使用する.



● Mac OS 8.5 : Silverlining 5.8.3/Lite 2.2.1の互換について


LaCie は Silverlining 5.8.3/Lite 2.2.1の互換について Silverlining compatibility with Mac OS 8.5を公開した.

基本的には問題ないが,アピアランスコントロールパネルの変更により,ダイアログ等の文字表示にマイナーな問題が Silverlining Lite 2.2.1J にあるとしている.データ等に問題はないそうで,文字表示等の問題についてはアップデータが出るとしている.



● Mac OS 8.5 :ディスク損傷(継続)


これまで繰り返してお伝えしている問題であるが, Mac OS 8.5 インストール後にハードディスクに問題が発生し,起動できなくなる問題で,私のところにも国内からも報告が届いた.山崎氏は Performa6210 でこの問題が発生した.これが言われているところの問題に該当するかどうかははっきりとは分からないが掲載する.

( Mac OS 8.5 を) Performa6210 ( HD 800, メモリ 64MB, INTERWAR Eビデオシステム 2 )に新規インストール(その時点では8.1がインストールされていました)したのですが、なんと、ハードディスクが消えてしまったのです.その状況は、とりあえず「無事インストールが終了しました.再起動してください」というコメントに従い再起動させると,いつもの Mac OS(機能拡張を読み込む前だと思います) の画面までは出たのですがそれからはウンともスンともいわなくて,いくら待っても(約1時間)そのままなのでやむ終えず再起動したらそれっきりハードディスクが行方不明で CD からしか起動できません.B's Crew等 のフォーマットソフトで検索しても出てきません.ハードディスクの音を聞いているとパワーキーのスイッチを入れた直後は回転を始めるのですがすぐに止まってしまいます.以前 5xxx/6xxx tester でテストしたときには問題はありませんでした.

この問題について MacInTouch は Disk Damage Issueというページで読者からのこの問題についての投稿を紹介している.この問題がどの程度の頻度で起きるのかなど不明であるし, Mac OS 8.5 特有の問題かどうかも分からない.しかし,どのような場合であろうが,システムインストールというような場合はあらかじめバックアップをとっておくことが必要だ.




[ 98/10/26]



Mac OS 8.5 は店頭に並んでいるのに,私の事前に予約注文したものはまだ手元に来ない.そうこうしているうちに家内が米国に注文していた英語版が到着した.そこで早速だが英語版で日本語表示させてみた.方法は以下の項目を参照いただきたい.

米国版なので日本語版と同じではないだろうが, Mac OS 8.5 は大変便利になった一方で私の個人的なこれまでの使用形態からは残念なことがあった.例えば PowerBook で可能な RAMディスクの保存機能は, iMac で可能になったのであるから,全ての機種で使えるようになっていることを期待していたのに残念だ.

その他ではインターネットダイアラがなくなっているのも残念だ.インターネットダイアラは私の使い方では必要十分な機能があり重宝していた Location Manager(作業環境マネージャ)を使うことになるのだろうか.(インターネットダイアラは Mac OS 8/8.1 の機能拡張を使用すれば使用可能だが,他に影響が及ぶだろう)

作業環境マネージャは多くの方々が使用されているものだが,私にとって帯に短し,たすきに長しといったところで使用していなかった.インターネットダイアラではそこからダイアルアップインターネット接続ができるのに作業環境マネージャではできないし,ガンマのようなモニタキャリブレーションを設定できない点は残念である.グラフィックに関連した使い方ではモニタ設定の切り替え機能が必須だと思う.インターネット以外の機能も切り替える点は確かに便利だとは思うが, PowerBook をスリープにしたまま起動し直さない私にはあまり関係ないものだ.

ガンマのようなモニタ設定を作業環境マネージャで切り替えられる機能は,下記の項目の中にも関連したことを書いたように Apple が Macintosh を DTP プロユースに位置づけるのであればぜひ考えてもらいたい点だ.



● Mac OS 8.5 :英語版システムの日本語化


Mac OS 8.5 は WorldScript その他がシステムに内包されたと聞いていたので,英語版に日本語フォントをインストールするだけで日本語が表示できると思っていた.従って,簡易インストールしたシステムにそれまで使っていた Osaka フォントをインストールしたのだが,ウインドウ内のファイル名等の文字が日本語表示されたものの,メニューなどは欧文フォント表示から変更できず,そのままでは日本語アプリケーションを使うことができなかった.これまでのような手だてが必要のようだ.


「 8.5 英語システムの日本語化」

Mac OS 8.5 英語システム CD からカスタムインストールとし, "Mac OS 8.5" と "Mulutilingual Internet Access" にチェックを入れる. "Mac OS 8.5" では "Customized Instrallation..." を選択して出てくるウインドウで, "International" から "WorldScript II" にチェックを入れる.
( "Mulutilingual Internet Access" でも "International" でも "WorldScript II" は入るのだが "Inline Support" が "International" からでないと入らない. "Mulutilingual Internet Access" を入れた時点でメニューに星条旗が現れる.すなわち,日本語スクリプトがインストールされる.また, Osaka と Osaka 等幅フォントも CD-ROM からインストールされる)


ScriptSwitcher 8 を起動してスクリプトを Japanese に変更する.


再起動し,日本語入力変換プログラムをインストールする.


これまでの方法と異なり、日本語スクリプトやフォントを新たにインストールする必要はないのだが,必要なフォントが別にある場合などはインストールする必要がある.インストーラで WorldScript がオプションになっているところなどからするに英語版では WorldScript その他は内包されていないのだろうか.

ATM 和文フォントが表示できない場合は, ATM 4.0.2 ではコントロールパネルの "スクリーンフォントポイントサイズのなめらかな文字の設定解除" のチェックを外す.また, ATM 4.0.3 では "環境設定" / "一般" で "画面上のフォントをスムーズにする" をオンにすればよいと TERO 氏からご教示いただいた.

追記:
当初, ATM 和文表示に問題があると書いたが, TERO 氏より Osaka フォントは "Mulutilingual Internet Access" によりインストールされることと共に 4.0.3 での回避法をお教えいただき, 4.0.2 の場合も含め,上記のように訂正した.



●Mac OS 8.5 :デスクトップパターンの追加


Mac OS 8.5 を見て驚いたことがある.デスクトップパターンから無彩色のパターンが消えているのである.色彩を扱う職業の場合,モニタのデスクトップパターンは無彩色にするべきであるがそれがデフォルトではできない.モニタキャリブレーションを論じたものにこの点を指摘していないものがほとんどであるのも考えてみれば驚くべきであるが,それにしても何も知らないでデスクトップパターンに有彩色を使っているようなデザイナーはもう一度専門教育を受け直す必要がある.

専門的になるので詳細は省くが, Apple が Macintosh を DTP などの職業的ユーザに向けた製品であると位置づけるのであれば,デフォルトのデスクトップパターンから無彩色を外すなどという事態は私には考えられないことである.

文句はこの辺にしておいて,この状況で Mac OS 8.5 をプロユースで使用するには支障が出るから,デスクトップパターンに無彩色を加える必要がある.以下のいくつかの方法のうちで自分にあった方法を採ればよい. 4 つの方法のうち後の 2 つの方法では自分の好みのパターン,色を作ることも可能だ.


「 Additional Desktop Patterns を使う」


Mac OS 8.5 システム CD にある "CD Extras" フォルダに "Additional Desktop Patterns" があるのでこれをダブルクリックしてから必要な無彩色のパターンをアピアランスコントロールパネルのペーンにドロップすればよい.

この方法は簡単なのだが問題がある.それは小さいパターンがあって無彩色なのかどうか色がよく分からないということだ.片っ端から使えそうなものは何でもドロップしてもよいが,次の方法を用いることもできる.


「 OS 8 のデスクトップパターンを使う」


Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルを開き,同時に Mac OS 8/8.1 のデスクトップピクチャコントロールパネルを開く


Mac OS 8/8.1 のデスクトップピクチャコントロールパネルで「グレイ」などの無彩色のパターンを表示したパターンウインドウからそのまま Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルパターンウインドウにドラッグ&ドロップする.


設定ボタンで設定する.


「グラフィックアプリケーションを使う」


Mac OS 8/8.1 がない場合, Photoshop などのグラフィックアプリケーションを開き,256 グレーモードで 8 × 8 pixel などの大きさで無彩色パターンを作成する.


全てを選択し,コピーする.


Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルを開き,デスクトップタブを表示させた状態でペーストして設定する.


「 ResEdit を使う」


ResEdit に Mac OS 8.5 のアピアランスコントロールパネルをドロップする.


"ppat" パターンを開き,色の付いている適当なパターンのうちのひとつを選択し, Command+D でそのパターンを複製する.


複製したパターンをダブルクリックして開き,ツールを使用して無彩色パターンに変更する.


Save して ResEdit を閉じ,アピアランスコントロールパネルを開き指定する.



● Mac OS 8.5 : GeoPort サポート


現在, Mac OS 8.5 で GeoPort はサポートされていない. Apple は近日中に Mac OS 8.5 での GeoPort アップデータを公表する意向である.



● Mac OS 8.5 : At Ease の使用は奨められない


TIL: 58129 : Mac OS 8.5: About Mac OS 8.5 Read Me
TIL: 32034 : At Ease: Not Recommended with Mac OS 8.5
TIL: 30788 : Mac OS 8.5: Using At Ease

Mac OS 8.5 での At Ease は互換であるもののセキュリティ上の理由から At Ease がアップデートされるまで使用を奨められない. Mac OS 8.5 でのナビゲーションサービスは At Ease のセキュリティをバイパスする.

Mac OS 8.5 ではいくつかのコントロールパネルの設定を事前に行わないと At Ease からは設定できない.なお,ファイル共有は At Ease では使用できない.



● Mac OS 8.5 : Word 6 と ATOK11


Mac OS 8.5 で Microsoft Word 6 が起動できないなどの問題が米国でも日本でもで言われているようだ.早速私も試してみた.言われているような起動できない問題はなかったが,起動後,書類を開いた状態ではプルダウンメニューが反応しなくなり降りてこない.また,ツールボタンを選択することもできないという症状が出た.

shift 起動では問題がなかったので調べてみると, ATOK11 で問題が発生することが分かった.ことえりでは問題ないようだ. EGBRIDGE 9 は Mac OS 8.5 では他に問題が出る(次回更新時に項目予定)ために試していない.

起動しないというような問題の場合, Microsoft の各種機能拡張や Type Libraries フォルダが正しくインストールされているか確認するとよいだろう.

追記:
寿楽氏からクラリスワークスなどでインストールされる "TTYFont" がフォントフォルダに入っていると起動できないとお知らせいただいた.起動できない場合は確認が必要だろう.



● Mac OS 8.5 : AppleShare IP 6.0 との非互換


TIL: 24684 : Mac OS 8.5: AppleShare IP Compatibility

AppleShare IP 5.0.x/6.0 は Mac OS 8.5 と非互換である.完全互換の AppleShare IP 6.1 アップデータが公開予定である. AppleShare IP 5.0.x ユーザは 6.0 にアップグレードするか, Mac OS 8.1 以下で使用すること.



● Mac OS 8.5 : Sherlock インターネット検索後のブラウザエラー


TIL: 58161 : Mac OS 8.5: Sherlock Error Accessing Browser

Mac OS 8.5 の Sherlock インターネット検索後リンクをクリックしてブラウザにアクセスする時に予期せぬエラーが発生する場合次の順に回避を試みる.

1.システム CD から起動し,ファイル検索初期設定を捨てる.

2.システム CD から Sherlock をカスタム再インストールする.

3.システム CD から起動し, Internet preferences を捨てる.



● PowerPC アップグレード 68k Macintosh での Mac OS 8.5 使用


下記ページに同一の投稿が掲載されている.

Mac OS 8.5 PowerPC/68k Install
Installing Mac OS 8.5 on a PB 500/PPC



[その他]
LightWave 3D の Mac OS 8.5 での問題





[ 98/10/24]



● Mac OS 8.5 :抗ウィルスソフトとのネットワークでの問題(継続)


98/10/19項目「 Mac OS 8.5 と Norton Antivirus:ネットワークサーバへのコピーの問題」で触れた問題に関して,この問題は Mac OS 8.5 と現在発売されている商用アンチウイルスプログラム全般の問題であることが指摘された.

Disinfectant の作者 John Norstad 氏の報告によれば,現在米国で入手できる抗ウィルスソフトである Virex 5.9 と Norton Antivirus 双方ともに Mac OS 8.5 との間で AppleShare ネットワークにおいてファイルをコピーするとフリーズする問題が発生する.

回避法は Norton Antivirus の場合は私の項目で村上氏が述べた内容通りであるが, Norstad 氏によれば Virex の場合は Virex Control Panel を外すか, 5.8.1に戻すかすると書いてある.また, Virex の修正バージョン 5.9.1 は来年までには出したいと Network Associates が言っているそうだ.

Norstad 氏は Frederic Miserey の "Rival" という抗ウイルスソフトウェアを紹介している.



● Mac OS 8.5 :ことえりの削除は要注意


Mac OS 8.5 では自然文による検索などが可能になっている.これは Language Analysis Architecture によるもので Mac OS 8 での "日本語解析ライブラリ" や "Apple 日本語辞書" による機能を発展させたものである.

Mac OS 8/8.1 ではことえりを使用しない場合,それらを削除しても Speech 関連に問題が出ること以外ではそれほど障害は起きなかったのだが, Mac OS 8.5 では様々な場面で問題が発生する.このことについては「 Mac OS 8.5 について」の中の何カ所かで触れている通りである.

このことについて開発者である木田氏から fj.sys.mac に書き込みがあった.木田氏は,「Apple 日本語辞書」内の辞書を削除すると,Sherlock,ヘルプ、また将来出てくる言語解析アーキテクチャを使用したアプリケーションなどが動かなくなると指摘している.ことえりを削除する場合については,手動で機能拡張フォルダの「ことえり」を捨てるか,「機能拡張(使用停止)」に移動すること,また,ハードディスク容量を節約したい場合は,「ことえり」,「ことえり辞書ツール」,「ことえり単語登録」,「Global Guide Files」フォルダの「ことえり」,「ヘルプ」フォルダ内の「Kotoeri Help」フォルダを削除すると良いと書かれている.

要は,ことえりを削除するためにシステム CD からのカスタム削除でことえりを削除すると "日本語解析ライブラリ" や "Apple 日本語辞書" も削除されるので問題が出るということ.



● Mac OS 8.5 :ハードディスク異常


案の定というか, 98/10/20 項目 UMAX の Important Information on Mac OS 8.5 and the SuperMac Computers で触れられていたような事態が Apple のマシンでも起きるという例がいくつかの米国サイトに報告されている.私のところにはそのような報告はないので稀なケースであるとは思う. Mac OS 8.5 インストール時には全てのハードディスクの内容のバックアップをとって行うように.


● Mac OS 8.5 :起動時メモりチェック省略でクローンに問題?

MacInTouch 10/22 記事には Mac OS 8.5 からメモリコントロールパネルで設定可能になった起動時のメモリチェック省略をすると Mac クローン機で起動時に問題が出る投稿を紹介している.



● Mac OS 8.5 :MacOS 8.5 上での 4D の動作について


4th Dimesion v6.0 等について,表示枠を越えてしまう文字列がある場合,表示しようとしたときに表示されず,その後OSと共にフリーズするか,終了時に OS と共にフリーズする問題が掲載されている.



●ファイルシンクロナイズ: Mac OS 8.5 では使えない


Mac OS 8.5 にファイルシンクロナイズをインストールして使用しようとすると,メモリ不足と Type 2 エラーが発生して使えない.これは Mac OS 8 でも起きていた問題であったが( 98/9/14 項目「ファイルシンクロナイズの問題:メモリエラーの表示」), Mac OS 8.5 でも確認された.




[ 98/10/23]



Mac OS 8.5 インストール後の不調に関しては以前のシステムに上書きした場合に多くみられるようだ.「システムアップデートの一般的注意 2nd ed」をお読みいただき,新規インストール(クリーンインストール)の必要性をご理解いただきたい.相当の経験者でも使用しているシステムの状態を把握できていない場合がある.(相当の経験のない私などはなおさらそうだ)

Mac OS のインストーラは上書きインストールするシステムファイルについて,同じものがある場合バージョンを比較して古いものを削除するか別の場所に移動して新しいバージョンをインストールする.このときに例えば英語システムのシステムファイルは同一のファイルとは見なされないのでそのまま残ってしまう.また,ユーザーがそれまでインストールした有象無象のシステムファイルもそのまま残す. Mac OS 8.5 に対応できないコントロールパネル,機能拡張,初期設定,コントロールバー項目,などなどなどなど....などなど.

それらが障害の要因となっている場合が多いようだ.新規インストールで解決するようならまずまちがいなく上書きインストールで残った古いシステムファイルが原因だ.初心者であるほど新規インストールを推奨したい.上書きインストールで問題が出ない場合は,システムに何の変更も加えていないユーザか,完璧にシステムを理解して管理できるユーザか,そうでなければ単に幸運なだけである.いろいろシステムを書き換えている私は新規インストールする予定だ.

しかし,初心者でなくても新規インストール後の設定は面倒である.それがいやで上書きインストールするものだ.特にインターネット関連の設定は面倒である.そのような場合の古いシステムの設定の移動法を「 Mac OS 8.5 について」インターネット設定の取り込みに記しているので参考にされたい.



● Mac OS 8.5 :インストールに失敗する


Mac OS 8.5 を上書きインストールすると失敗する例が報告されている.メモリやハードディスクの空きが十分であるのに失敗する場合は上書きではなく,クリーンインストールすることでインストールできるようだ.



● Mac OS 8.5 :インストール後のシステム占有メモリが多すぎる


Mac OS 8.5 ではシステム使用メモリが数 MB 程度増えるが,10 MB 程度以上大幅に増えるというようなことはあまり考えられない. Mac OS 8.5 新規インストール後に Mac OS の要するメモリがそれまでより大幅に増えているような場合, 次のような方法を試みる.

・ PRAM クリア

・メモリコントロールパネルからディスクキャッシュをカスタムとして割り当て容量を確認する.もし, Mac OS ・8.5 にする前から大幅に増えているようであれば,これが原因である.適当な数値に設定し,カスタムのまま使用する.変化がない場合は省略時設定に戻す.

・仮想記憶をオフにしている場合,オンにしてみる.

・ RAM ディスクが設定されていないか確認する.




[ 98/10/22]



●プルダウンメニューが白くなる問題が発生した経緯


Mac OS 8.5 では多くのアプリケーションでプルダウンメニューがプラチナアピアランスにならず,白く表示される問題が起き,ユーザーを困惑させている.これは単に表示だけの問題でアプリケーションの機能には何ら影響がない.私の得意の「気にしない」という方法を採りたいところだが,理由が分からないと,なかなか気になるものではある.このような問題が発生した経緯に触れてみたい.

多くのユーザが不審に思っている最大の理由は Mac OS 8/8.1 ではプラチナ調になっていたものが, Mac OS 8.5 にしたら問題が出たという点である.しかし,この問題がプラチナアピアランス採用の Mac OS 8.0/8.1 で起きなかったのに Mac OS 8.5 で起きる理由は単純である. Mac OS 8.0/8.1 では OS 側でアプリケーションのメニューを強制的にプラチナアピアランスに見えるようにしていたのである.それを Mac OS 8.5 では止めてしまっただけなのである.何のことはない,アプリケーションは前からプラチナアピアランスに対応できていなかったのである.

今回 Mac OS 8.5 で強制グレー表示しなかったのには理由がある. Mac OS 8.5 ではテーマを採用した.メニューがプラチナアピアランスでないテーマが出るはずである.そのようなテーマを活かすためには, OS での強制グレー表示は放棄せざるを得ないのである.

ユーザーにはこれまで対応できていたアプリケーションが OS に起因する不具合のために問題が発生したかのように思えるかも知れないが,そうではない. Mac OS 8.5 でも Mac OS 8/8.1 でもアプリケーション自体なにも変化していないために,かえって変わったように見えるのである.

このようなアプリケーションの見かけ上の問題が発生するだろうという見込みは私の「 Mac OS 8.5 について」でも述べたことであるし,そこには同時にアプリケーションの動作には何の影響もないことも書いた.

今回問題が発生したアプリケーションが実は Mac OS 8/8.1 でも対応できていなかったことは注意深く観察すると分かる. Mac OS 8/8.1 での Finder のプルダウンメニューと今回問題の出るようなアプリケーションのメニューとはセパレータが異なるはずである.今回問題の出たアプリケーションはセパレータが単に黒い線だけとなっていて, Finder のプルダウンメニューのように立体的になっていなかったはずだ.これらのアプリケーションを Mac OS 側が強制的に「プラチナアピアランスではなく,グレー表示していた」のである.

それらアプリケーションは Mac OS の標準のメニューの機構を使用せずに,他にあるいくつかのメニューの機構のうちのひとつを利用している.それらのうち "Mercutio MDEF" と呼ばれるメニュー機構を使用したアプリケーションには Mercutio Patcher 2.1.1 が効く.(ただし,このパッチを使用した後,アプリケーションの正式アップデータがうまく効かなくなる可能性がある.)しかし,他の方法を採っているアプリケーションには効かないことになる.

実は私からアップルの方に Apple としてパッチを用意してはどうだろうと思いつきを述べたのだが,上記のような理由(テーマを活かす必要があること.メニュー機構がアプリケーションによって異なること)で難しいとのことであった.



● Mac OS 8.5 :フォントワークス ATM フォントでの不具合


寺崎氏から詳細なご報告をいただいた.

Mac OS 8.5 でフォントワークスの ATM フォントを使用すると問題が発生する場合がある.寺崎氏はフォントワークスに連絡してフォントワークスでも確認された.

障害は次のようなものである.

・ Adobe Illustrator 7.01(J)、Adobe Illustrator 5.5(J) などのアプリケーションで文字を多く使っている書類を開くと途中でアプリケーションが終了する, Finder が終了し,画面上の文字が表示されなくなる.

・フォントスーツケース内の書類を開くと Finder が終了し,画面上の文字が表示されなくなる.

・ MacOS 8.5 に CLK と KLK を組み込んだ後,Command+Spaceで入力方法が変更できず,手動で変えようとすると, Finder が終了し,画面上の文字が表示されなくなる.

フォントワークスのフォントは一書体だけでも障害が発生する場合と,多くの書体を入れて初めて障害が顕現する場合とがあり,一様ではないようだ.

フォントワークスによれば, ATM インストールした際にできる「Common」フォルダの中に 4 つのフォルダがあれば障害が起きないということなので,障害が起きる場合は確認されたい.ただし,それでも問題が発生する場合があるようだ.

追記:
フォントワークスから回避法についてご連絡をいただいた.

回避法は仮想記憶をオンにして使用する.フォントワークスでは 50 書体まで問題が出ないことを確認している.また,原因は丸漢ファイルにあり, ATM データには問題がないことが確認されているそうだ.修正についてはアップルと協議中のようである.



● Mac OS 8.5 : Biblos 外字での問題


ada 氏から Biblos 等の外字の変換が文字化けするとお教えいただいた.また,「 Osaka 」から認識できないなどの問題があるようだ.

Biblos のサポートでは「 従来 Osaka フォントに割り当てていた表示フォントの代用機能が Mac OS 8.5 からサポートされなくなったためであり,回避法としては 変換バー/変換候補パレットのフォントを「 Osaka 」から「 Biblos 外字」に変更する」と回答しているそうである.



● Mac OS 8.5 : WXIII での変換候補一覧表表示の障害


川辺氏, uchiyama 氏からお知らせいただいた.

WXIII に関してはアップデータがアップル,ai-soft 双方から発表されているが(10/17 項目参照),それらでアップデートしていても,変換候補一覧表表示時に Type 1, 2 エラーが発生する障害が発生する.

uchiyama 氏は WXIII の環境設定で「候補一覧表示」を切るか,「次候補」を最大の10回に設定するという暫定的な回避法をお書きになっている.ただし,後者の回避法はスペースを押しつづけて候補一覧表示が表示されたらあと2回でハングアップすることになる.

長森氏はこの問題についてエー・アイ・ソフトの方に問い合わせた.エー・アイ・ソフトでもこの問題を認知しており,現在調査および修正版の準備をしているとのことであった.



● Mac OS 8.5 : B's Recorder Pro 4.03 での表示


加藤氏によれば, Mac OS 8.5 で, B's Recorder Pro 4.03,および付属の B's Dup のウインドウの大部分の文字が表示されなくなった.

原因を調査したところ、「アピアランス」コントロールパネルの「なめらかな文字で表示する」をオフにするか,オンにしてもその対象を「14ポイント以上」にすると回避できることが分かった.つまり, B's Recorderの12ポイントの文字にアンチエイリアスをかけると表示されないということになる.




[ 98/10/21]



● Mac OS 8.5 :アドビ システムズ「Mac OS 8.5」日本語版対応状況


アドビシステムズの製品の Mac OS 8.5 対応状況が一覧となっている.問題はフォントに関するものとメニューのプラチナアピアランスに関するものが多いようだ.

フォントに関しては, Photoshop, Illustrator, PageMaker, Acrobat, After Effects, ImageReadyにおいて,変換後の「ビットマップフォント」のために,

・ビットマップフォントの縦書き時,縦書き用文字が未定義文字となる

・ビットマップフォントが正しく表示されず,変形すると消える

といった問題が発生する.

回避法としては

・ATMの機能をオンにし,「画面上でフォントをスムーズにする」をオンにする.(縦書き文字の問題時)

・アウトラインフォントを使用するか, ATM をオフにする(正しく表示されず,変形すると消える場合)

となっている.問題はビットマップフォントに関して起きているので,ビットマップフォントを使用せず,可能な限り「アウトラインフォント」を使用するよう推奨している.

プルダウンメニューがプラチナアピアランスにならない問題については Photoshop だけしか書かれていず,実際に指摘されていることとは異なるようだ. Photoshop についてはアップデータを配布予定(時期未定)とされている.

その他,目についた点を以下に並べてみる.

「 Photoshop 」

・Adobeガンマ用のプロファイル読み込みができない(アップデータ配布予定)

・ビットマップフォントを 51pt 以上で描画できない(アウトラインを使用するか, ATM をオフにする)

「 PageMaker 」

・オブジェクト挿入画面でことえりの入力パレットに文字が入る

・PageMaker 6.5.3 updater がかけられない(対応アップデータ配布予定)

「 Streamline 」

・メニューからヘルプが開けない他

「 ATM Deluxe 4.0J (4.0.3) 」

・ビットマップフォ ントはシステムフォルダ外で管理ができない

・ビットマップフォント名が ATM の管理画面で文字化けする(アウトラインを使用する)

・Laser Writer 8 (v.J-1 8.6)で「フォアグラウンド印 刷」を行うと ATM のビットマップ印字が 300dpi になる(「バックグラウンド印刷」を使う,または Adobe PS (v.8.3.2J)を使う)

「 OCF Adobe Type Library 」

・Fontdownloader 1.0.5 (OCF) が正常動作しない(画面描画に問題はない)

「 CID Adobe Type Library 」

・ビットマップフォントが正しく使用できない場合がある(アウトラインを使用するか, ATM をオフにする)

Adobe Type Library の「ビットマップフォント」というのは ATM ではなく, Type Library の CD についてくる「スクリーンフォント」のこと. ATM を使用せず,ビットマップフォントのみを表示に使用している場合であり,通常は ATM を使用しているユーザがほとんどだと思うので特殊なケース(過去 ATM がないごく初期の DTP の時代で見られた形態)である. ATM の場合問題はない.

Illustrator の Command+Tab などのショートカットキー割り当てがアプリケーションスイッチャーと当たる問題などには触れられていない.



OS 8.5日本語版にAdobe Acrobat 3.0J をインストールする際の注意点


アドビシステムズが標記ページを公開した.Adobe Acrobat 3.0J (3.0aJ)を Mac OS 8.5 にインストールする際に "Acrobat Install 3.0" を用いて Exchange, Distiller を同時にインストールしようとすると"エラー:「(ファイル番号)」の解凍中に予期せずエラーが生じました" と出てインストールできないという.回避法はそれぞれのフォルダ内のインストーラを使用して別々にインストールすること.

また,これを読む限り,米国で報告されているような Exchange がフリーズする問題は日本語版では起きていないようだ.

別項目のアドビ システムズ「Mac OS 8.5」日本語版対応状況 には Acrobat について「検索等テキストフィールドに文字列が入力できない場合がある」とされているがこちらのページには書かれていないようだ. Acrobat Reader に関しては β 版の Acrobat Reader をインストールしていた場合に正式版をインスールする際には「平成角ゴシック W5 Acrobat丸漢」と「平成明朝 W3 Acrobat丸漢」の2つのファイルを削除しておくように書かれている.その状態では Macintosh 起動時にアラートが出るそうだ.



● Mac OS 8.5 : AppleScript でのメモリリーク


AppleScript 使用後にメモリが解放されず,メモリフラグメンテーションが再起動等するまで残る問題(メモリリーク)が指摘されている.

昨日紹介した UMAX の Important Information on Mac OS 8.5 and the SuperMac Computers に書かれていた.このページには各種サードパーティ製カードの Mac OS 8.5 互換の一覧もあり,ご一読をおすすめする.



● Mac OS 8.5 : QuickTime Pro 3 登録の問題

米国で起きているので日本でどうだかは分からない.

米国で登録しようとしても登録できない.(登録しても登録番号が来ない)どうも,登録者が多すぎてサーバがこなし切れていないようで, Apple では一週間後などにもう一度登録してくれなどと言っているようだ.

加藤氏は帰ってきた e-mail がブランクで何も書かれていなかったそうである.24667数日後にキーの書かれたメールが届いたそうだ.

TIL: 24667 : Mac OS 8.5: Registering For QuickTime 3 Pro では e-mail でのキーの通知は 1 週間以内に行われるので,直ぐに e-mail が届かないからといって電話しないでくれと書いている.



● Mac OS 8.5 : iMac での Speech Recognition 未対応


iMac では Speech Recognition 未対応のため, Mac OS 8.5 インストーラでこれらの項目を選択することはできない.


TIL: 30633 : PlainTalk Speech Recognition v1.5 Not Supported




[ 98/10/20]



皆様から多くの Mac OS 8.5 に関するご報告をいただいている.そのうちのいくつかはユーザの環境によっては避けうる場合があるもののように思える.そのこともあって,

「システムアップデートの一般的注意 2nd ed」

を作成した.これからインストールする方や,インストールのプロセスに問題が発生している方はご参照いただきたい.



● Mac OS 8.5 : UMAX, SuperMac で非互換のケース


UMAX は Important Information on Mac OS 8.5 and the SuperMac Computers で SuperMac, UMAX Mac OS 互換機に関して Mac OS 8.5 および HFS + はサポート外であると断った上で基本的に互換があると述べているが,重大な問題がまれに起きると発表した.

発表では, Mac OS 8.5 GM(ゴールデンマスター.最終ベータテスト版)において複数の Drive Setup でフォーマットした Apple ハードディスクで,起動時の?マーク点滅と,FWB Mounter が 0 ブロックを読めないという問題が見られたという.従って,バックアップなしでインストールした場合,ハードディスクのデータは失われる.また,最初は順調でも使用するにつれてパフォーマンスが落ちてきて使えなくなるケース,ドライブがデスクトップから消えて Finder がデータが失われましたと報告する場合もあるという.

問題に再現性はなく, HDT の問題とも考えられず,原因は特定できていないそうだ.問題の出た 6 台のハードディスクのうち Apple のハードディスク 2 台とサードパーティ製 1 台は再フォーマットできたそうだ.



● Mac OS 8.5 :各種ユーティリティの互換


FontPatchin', NoMeMo Busters, Reliever などのフォント関連ユーティリティは問題が発生して起動できないなどの問題が発生することがあるようだ.

MenuChoice で問題があり,アップルメニューオプションを使ってみると,アップルメニューオプションの問題も持ち越されている.ハードディスクのエイリアスなど入れない方がよい.(吉原氏)

アップルメニューオプションでは "最近使った項目数" のチェックは取った方がよい.また,アップルメニューオプションで問題が起きる際には初期設定をすてる方法が以前から有効な場合が多い.

Speed Doubler については使えるという情報と使えないという情報がある. Connectix 8.1.1 Updater が使えるという情報もあるが,日本語版に使用できるかどうか未確認.US 版で使用する際には Mac OS 8.5 に改めて Speed Doubler 8.1をインストールしてからアップデータを当てる.(前田氏) Speed Doubler 8.1 が使えない場合, Speed Doubler 8.0 の一部機能が使えるという情報もある.(北野氏)

追記:
MacFixIt などでアップルメニューオプションを使用すると "致命的なエラーが発生しました" というダイアログが表示されるという問題が報告されている.これは国内でも同様のようだ.この場合もオーソドックスな初期設定の削除が有効である.

追記:
MenuChoice は表示に若干の問題はあるものの使用可能である.



● Mac OS 8.5 :プルダウンメニューが白くなる問題のパッチ


アプリケーションによってプルダウンメニューが白くなる問題については Mercutio Patcher 2.1.1 が有効である場合がある.

ただし,このパッチを使用した後,アプリケーションの正式アップデータがうまく効かなくなる可能性がある.



● Mac OS 8.5 : Mac OS ヘルプの Type 3 エラー


TIL: 24676 : Mac OS 8.5: Mac OS Help Crashes With Type 3 Error


Mac OS 8.5 の Mac OS ヘルプはインターネット設定機能拡張 2.0.2 が必要である. Mac OS 8.5 ではインターネット設定機能拡張 2.0.2 がインストールされるが, Netscape Navigator などアプリケーションによっては古いインターネット設定機能拡張がインストールされるのでこの問題が起きる.


回避法は Mac OS 8.5 CD からカスタムインストールし直す.



● Mac OS 8.5 : IXMicro ix3D UltimateRez ビデオカードの非互換


TIL: 24677 : Mac OS 8.5: Crashing With IXMicro Card


IXMicro ix3D UltimateRez ビデオカードのドライバと Mac OS 8.5 は非互換である.特定のアプリケーションでのコマンドでクラッシュする.


IXMicro で新しいドライバを入手してインストールすることで回避できる.



● Mac OS 8.5: Microsoft Office 98 の対応状況


マイクロソフトでは Microsoft Office 98 for Macintosh の Mac OS 8.5 対応状況を発表している. Mac OS 8.5 下での動作検証が行われているために致命的な問題は発生しないこと,若干の見かけ上の問題等が起きること, 11月中旬に対応プログラムが発表される予定であることが述べられている.


具体的な問題点については以下のものが掲載されている.


「メニュー表示に関する問題」

・ドロップダウン・メニューが一回のクリックで表示されなくなったり,表示が遅くなる場合ある.

・ プラチナ調のアピアランスが適用されず,メニューが白背景で表示される.

・「ヘルプ」メニューに含まれる一部の項目を選択した場合,ことえりのヘルプが表示される.


「Word 98 Macintosh Edition での行間およびレイアウトに関する問題 」

・特定のフォント(Times, Helvetica,Courier, or Symbol)を使用した文書の行間が変わり,結果としてレイアウトや全体のページ数が変わってしまう.

「ヨーロッパ系の文字に関する問題」

・ Mac OS 8.5 で対応された「ユーロ」通貨記号が Office 98 では正しくこれらの文字が扱えない場合がある.


迅速な発表は歓迎すべきものだ.



● Mac OS 8.5 :ことえりのカスタム削除とヘルプビューアの検索


MacInNet TODAY で「 Mac OS 8.5 は買いか?」という記事が公開されている.ここでは「ヘルプとことえり」として,「言語解析ライブラリ」と「日本語解析プラグイン」がヘルプビューアの検索に関連していることが指摘されている. Mac OS 8.5 インストーラのことえりのカスタム削除を行うと問題が出る.また,ここではことえり削除について「Apple 日本語辞書」フォルダから「トークナイザ辞書」を削除しないようにという注意や, Sherlock での索引作成時のトラブルも述べられている.



● Mac OS 8.5 : Sherlock での索引作成時のトラブル


上記項目でも触れられているが, Sherlock での索引作成時にクラッシュするなど問題が報告されている. ATOK11 との関連などが指摘されている.



FinderPop 1.7.3


Mac OS 8.5 対応



Click, there it is! 1.1b0

Mac OS 8.5 対応.ただしベータ版.



[ 98/10/19]



● Mac OS 8.5 と Norton Antivirus:ネットワークサーバへのコピーの問題


村上氏からお教えいただいた.

WindowsNT Server4.0 上で Mac 用のファイルサーバをしているのですが, 8.5 からアクセスすると問題が生じました.現象はファイルを Mac 上から NT のファイルサーバにファイルをコピーしようとしたときに固まります(フリーズしたわけではありません).数分後にサーバとの接続が解除されましたというメッセージがでて,マウントしていた NT のボリュームがデスクットプ上から消えます. Mac 上で NT ボリュームから Mac へのコピーはうまく行きます.

機能拡張等を外して検証してみると, Norton Antivirus があたっているようです.さらに検証してみると, Norton Antivirus のプレファレンスの設定の中の予防の項目で,ウィルスらしい活動を監視をチェックをしていると上記現象が起こり,なしにしていると起こりませんでした. Norton Antivirus はバージョン 5.0.1 です.

セキ氏からは WindowsNT でなくてもプリンタサーバ(SM-ICS,G3 マシンを使用)で上記村上氏と同じ症状が出ることをお寄せいただいている.回避法も同様である.



● Mac OS 8.5 :メニューバークロックのフォント


田畑氏によれば, Mac OS 日本語版のこれまでのバージョンで起きていた,メニューバークロックに欧文を指定すると 24 時間表示できない問題は Mac OS 8.5 でも解決されていない.また, Shizuoka などのフォントを指定すると細く表示されてしまう.


追記:
飯森氏から 24 時間表示でのフォント指定に関してはシステムの障害ではなく,プライマリスクリプトによって決定されるものであるので日本語システムで欧文フォントを指定することは不適切であるとお知らせいただいた.



● Mac OS 8.5 : Illustrator とアプリケーションスイッチャーのキーコマンド


田畑氏からいただいた. Mac OS 8.5 の新しいアプリケーションスイッチャーのキーボードショートカットが Adobe Illustrator の選択ツールの切り替えと重なってしまう.( Command+Tab と Command+Shift+Tab )

田畑氏の回避法は以下のどちらかである.

・ Illustrator の側で Command+Option+Tab または Command+Control+Tab を使用する

・ Mac OS ヘルプを参照してアプリケーション切替えショートカット自体を使わない設定にする

田畑氏は後者の方法を採っている.


参考:「 Mac OS 8.5 について」アプリケーションスイッチャーのキーコマンド他



● Mac OS 8.5 : プルダウンメニューが白い


omiya 氏,田畑氏,加藤氏,ada 氏からお知らせいただいている.

Photoshop, Illustrator, Netscape Communicator, クラリス(アップル)ワークス,Outlook Express, Microsoft Office 98 などほとんどのアプリケーションでプルダウンされたメニューが白くなり,プラチナアピアランスにならない.( 8.0/8.1 では問題なかった)サブメニューはプラチナ調になるようだ.

また, Photoshop ではポインタが通過した後が白く残る症状が出る.(逆にグレーが残るなど症状にはバリエーションがあるようだ)


追記:
プルダウンメニューが白くなる問題についての Mercutio パッチ

ただし,このパッチを使用した後,アプリケーションの正式アップデータがうまく効かなくなる可能性がある.










98/10/17
(C) Akiyama Satoru




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