Macintosh トラブルデータベース Archives |
Mac OS 8.5/8.6: CD-ROM 挿入でのハング(継続) iMac: NEC Aterm IT60 機能拡張と日本語入力障害 PowerBook G3 Series (Bronze keyboard) :異音の発生(継続) Mac OS 8.6: Disk First Aid の 規定外キー 4,309 報告 Alchemy: ImageDrive と仮想記憶 Blue & White G3:ビデオカードのスロット TIP: Sherlock による不可視ファイルの削除法 |
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[ 99/6/28]
Tips & FAQsに次のファイルを加えた.
● Mac OS 8.5/8.6: CD-ROM 挿入でのハング(継続)
Nakao 氏からお知らせいただいた.標記 6/20 項目について,イメージファイルのマウント時でも起きるそうだ.マシン起動直後は起きにくく,いくつかアプリケーションを立ち上げていると起きやすいという. CD-ROM の場合も,起動直後には起きにくく,いくつかアプリケーションを立ち上げていると起きやすいので同様だ.
● iMac: NEC Aterm IT60 機能拡張と日本語入力障害
岡本氏からいただいた.氏の iMac で, PostPet の日本語入力変換時に Type 2 エラーが出たり, Internet Explorer の日本語変換時にフリーズしたり,欧文しか入力できなくなるという障害が頻発した.ハードディスクを初期化しても直らなかったが,接続していた NEC Aterm IT60 の USB 機能拡張書類を外し,内蔵モデムを使用すると障害が解消した.あきらかに問題があると思われるが, NEC では他に障害報告はないという回答であったそうだ.
● PowerBook G3 Series (Bronze keyboard) :異音の発生(継続)
6/22 項目 " PowerBook G3 Series (Bronze keyboard) :異音の発生" について,何人かの方から確認のメールをいただいた.
柴田氏は 400MHz モデルで同様のトラブルがあった.氏の場合はコントロールバーのマイクの選択が「内蔵モデム」から,自動的に切り替わらない,という理由によるものであった.ハードディスクフォーマットをし,システムを再インストールすることにより,切り替えられるようになり,ある程度改善できるようになったそうである.しかし,ときどき元に戻って,高音が出ることがあり,手動で,マイクを「なし」にするようになさっている.
6/23 項目の追記で記したが,藤川氏によれば,赤外線ポートの問題ではないかということである.
本現象については,私の得た情報以外にも MacInTouch , O'Grady's PowerPage といったページでも類似と思われる現象について言及されている. MacInTouch は PowerBook G3/400: Reader Reports において, "Lombard Whine" として読者の投稿を掲載している. power converter のコンデンサが発しているという投稿がいくつかあるほか投稿者によって異なった原因をあげている.モニタの輝度を調整することやプロセッササイクリングをオンにするといった回避法が報告されている.O'Grady's PowerPage ではファンの音として書いている.
● Mac OS 8.6: Disk First Aid の 規定外キー 4,309 報告
Mac OS 8.6 アップデート後にクラッシュした後のリスタート時または Disk First Aid 使用時に"規定外キー 4,309" というような報告がなされ, Disk First Aid では修復できないと表示されることがある. Drive Setup 最新バージョンを使用してハードディスクのドライバを最新のバージョンに更新することで回避される場合があるようだ.
● Alchemy: ImageDrive と仮想記憶
伊藤氏から Alchemy ( Performa 54xx, 64xx ほか)において B's Recorder Pro および B's Recorder Gold の ImageDrive により作成したイメージディスクへのコピー時に発生するフリーズについてお知らせいただいた.
Alchemy で BHA 社の ImageDrive により,仮想記憶を切った状態で,内蔵ハードディスク上に作成したイメージディスクにコピーするとフリーズすることがある.特にディスクキャッシュが小さい場合やファイル数が多かったりファイルサイズ大きい場合(コピー時間が長い場合?)に起きやすい. BHA 社も確認したそうである.
外付けハードディスクにイメージディスクを作った場合と仮想記憶をオンにした場合にはこの現象が見られないそうである. DiskCopy 6.1.3 で作成したイメージディスクでも問題ないそうだ.
● FontPatchin' と Internet Explorer 4.5 のポップアップメニュー
澤田氏からお知らせいただいた. FontPatchin' と Microsoft Internet Explorer を同時使用すると, Internet Explorer のポップアップメニューが文字化けするそうだ.例えばインフォシーク・ジャパンのページにあるポップアップメニューがそうなるという. FontPatchin' をオフにするか,とりあえず何かを選択してマウスボタンを放すと文字化けしないそうである.Reliever 2.6.2ではこの現象は起きないが, Mac OS 8.5 以降に未対応である.また, Netscape Communicator 4.5J でも起きないそうだ.
● Blue & White G3:ビデオカードのスロット
MacInTouch 99.6.26 は Blue & White G3 の内蔵 66MHz ビデオカードは専用スロットだけでなく PCI スロットでも動作するという投稿を紹介し,このことにより, Build to Order で追加カードを入手すれば複数モニタが可能だとしている.
●TIP: Sherlock による不可視ファイルの削除法
Sherlock を使って不可視ファイルを削除する方法を見つけたので,報告したい. Tips & FAQs に図入りでより分かりやすくしたものを追加している.
ビギナーに不可視ファイルの削除法を説明するのにこれまで簡易な方法がないものかと思っていた. ResEdit ではビギナーに使いづらいし,他のユーティリティの場合,ユーティリティの入手先についてまた説明が必要であった. Sherlock による方法だと分かりやすいだけでなく,間違いも少ない.
- 不可視ファイルを検索する
( Sherlock のファイル検索で option キーを押しながら "可視属性が" を選択し,さらに "不可視の" 項目として検索)
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検索結果ウインドウ上で該当不可視ファイルを選択
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command+delete または, "ファイル" メニューから "ゴミ箱に入れる" を選択する
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"不可視状態の項目を“ ゴミ箱”に置くことはできません。いますぐに削除しますか?" というダイアログが出るので,OK する
ただし,不可視フォルダを削除することはできないようだ.
(C) Akiyama Satoru