トラブルニュース Archives 96年7-9月(MacintoshNews)

[ 96/9/29]

● MacInTouch 28 日付け投稿記事として，Open Transport 1.1.1b8 のパフォーマンスの極端な低下の情報．

●昨日の「System 7.5.5 へのアップデートをするべきか」以下の項目とこれまで本ニュースで掲載されたSystem 7.5.5関連の項目をSystem 7.5.5の注意としてひとつのページにまとめた．

●AutoDoubler で System 7.5.5 Finder 上でメモリ不足が出る問題は，最終的には Finder メモリを増加させることで解決した． 23K 増加で解決しない場合は，より多くの値を与えること．

[ 96/9/28]

●System 7.5.5 へのアップデートをするべきか

System 7.5.3 を使用するユーザはアップデートするべきだろう．特に，以下のケース，ユーザには有効なようである．

・PCI ベースの Macintosh 及び互換機を使用している場合
・PowerBook 5300, PowerBook 2300, PowerPC アップグレードしたPowerBook 500 シリーズ
・DOS compatibility card を使用している場合
・仮想記憶を利用せざるをえないユーザ
・Apple TV Tuner か Macintosh TV Remote Control を使用している場合
・バックグラウンドで複数のアプリケーションを実行することの多い場合
・PowerPC 604 または 604e で180MHz 以上の動作速度を持つもの（アップグレードカードを含む）
・Quadra ， Centris を PowerPC upgrade card で使用しているユーザ

PCI ベースで 5400 シリーズ， 6400 シリーズ（国内未発売）は特にアップデートするべきである．ただし，国内の5400シリーズは漢字 Talk J2-7.5.3 が使用されているため，そのシステムにアップデートすることはすすめられない．

このアップデータの注意

System 7.5.5 は Apple がシステムのバージョン番号の表記の仕方を変えてから最初のアップデートであることに注意しなければならない．つまり，これはこれまでの呼び方でいうと， System 7.5.3 のマイナーバージョンアップであって， System 7.5.3.5 とかいうべき程度のものである． System 7.5.5 という番号は， 7.5.3 から大きく変わっているような期待を持たせるが，7.5.2 から 7.5.3 ，7.5.1 から 7.5.2 であったような変化があるものではない．7.5.4 のバージョンナンバーは公開されなかったが，本来はこの番号になるべきリリースであったことも記憶しておくべきであろう．何かしら新しい機能が追加されたような期待をもっていたら，それは裏切られるであろう．

これは英語 System であるので，リソースの異なる漢字Talk に施すことは，私はすすめられない．（私がこれまでリポートした内容は，別途購入した英語システム，または，米国から個人輸入した Macintosh に対して行っている．私が現在使用しているマシンは漢字Talk 7.5.3 のままである）

ただし，国内の Performa 5410,5420 ユーザで Ether 接続されているユーザはなんとかして 54xx/64xx Update，Apple Built-In Ethernet1.0.5 を入手してインストールするといいのではなかろうか．(コミュニケーションスロットを使用されている場合はさらに Apple Ethernet CS II も）

既知の問題としてこれまで触れてきたような問題を含めて次のように Apple は周知している．

・Apple Telecom 3.0 か Express Modem 3.0 を 7.5.5 アップデート後，インストールしてはいけない．
・5200, 5300, 6200, 6300, 630 シリーズでの本体前面のボリュームボタンを押すことでクラッシュする問題は解決されていない．
・Assistant Toolbox をデスクトップ機で使用した場合，RAM ディスクがバックアップされない旨の警告がなされない問題は解決されていない．
・Motorola Math Library と Connectix Speed Copy 1.3.1 はぶつかるので併用できない．
・プログラムは 7.5.5 下では 23K メモリを余計に消費してしまう
・その他（ Aladdin DesktopTools の Desktop Shortcut に使えない機能が出る， Sagem GeoPort ISDN Adapter 1.0 との非互換）

また，Energy Saver 1.x がインストールされている場合，そのファイルをいったんシステムフォルダ外に取り出してからアップデート後，元に戻す必要がある．（9/26 項目参照）

23K メモリサイズを余計に要求する問題については，「メモリが足りません」などのアラートが出るアプリケーション， Finder のメモリ割り当てを 23K 増加させる． Finder のメモリ割り当ての増加は ResEdit で Finder の複製を開き，SIZE のリソースの一番下から2つの Size と Min size （または Size だけでもよい）をいじればよい． ResEdit の使用に不安のある方は FinderHeapFix を使用する．

[ 96/9/27]

●Decor v 3.0.3 ． Marlowe's Headache 木村さんに作者から直接リリースのお知らせが来ました．木村さんはご自分で発表できるページがないため，私におはちが回ってきました．でも，ここはトラブル関係と戒めておりますので，無理矢理．

Decorv.3.0.2 では System 7.5.5 下でメモリ不足と出た問題があり，SadMacで指摘されていた．この点を解消したリリース．ただし， LibMotoSh を使用している場合，QuickTime 2.5 との併用で問題が生じるので注意のこと．

（今日は，朝から大阪に出ていまして，やっと今このニュースを伝えられました．木村さんありがとう）

[ 96/9/26]

●Bin.hqx.........NewsにKaleidoscopeとEudora2.1（Eudora Pro 2.1か？）のコンフリクトの情報．
この問題については，お・NEW のページにも情報がある．それによるとぶつかるというのとぶつからないというのと二通りあるとのこと．

● MediaDebager News をご覧になられてこちらにこれられた方のために

Apple による System 7.5.5 Update Installer と Energy Saver 1.x コントロールパネルとの問題

Energy Saver 1.x の入っているシステムに System 7.5.5 Updater をあてようとすると Energy Saver を移動せよとアラートが出て，インストールできない． Energy Saver はシステムフォルダ外に出して（ Extensions Manager で不使用にしてもだめである）インストールすること．もし， Extensions Manager で不使用にした場合，壊れた Energy Saver 2.0.2がインストールされ，開くことができない．
Energy Saver 1.x を使用している場合はアップデート後，手動でコントロールパネルに戻す．

また，ここには Energy Saver のバージョン間の機能の違いにも触れられている．

Energy Saver 1.x は，省エネ設定のできるモニタを持ち，全システムはスリープできないモデルでのみ有効．これらは, NuBus ベースの Power Macintosh ，いくつかの PowerPC ベースの Performa ， Quadra である． Energy Saver 2.0.x は PCI Power Macintosh のみで有効である．

[その他]
Macintosh News の方に新たに日本語ニュースサイトを3つ追加した．

MediaDebager
MacintoshGarden
Bin.hqx.........News

このうち， Bin.hqx.........News への私の作成したリンクが不正リンクでした．本日午前中までに Bin.hqx.........News を私のリンクから訪れて Bookmark 等に登録された方は，申し訳ありませんが，登録し直されますようにお願いいたします．座間さん申し訳ありませんでした．

[ 96/9/25]

本日は昨夜長文のメールを書いたので自宅で項目を作っていません． AutoDoubler 自体のメモリサイズも増やしてみましたが，まだ，だめでした．

ところで，今日は項目がないといいながらこれを書いているのは，JEFF さんの Macintosh Latest Information 25日付け記事で「ブラウザ戦争の暗黒面」のことを知ったからです．まだ，ご存じない方はぜひどうぞ．最初は月並みの内容に思えましたが，読み進んでいくうちにライターの真意が明らかに．（そこに書かれていることのほとんどは，私の旧 Macintosh News で報じたことですので，古くからの私のページをご愛顧下さっている方々はご存じでしょうが）このコラムの作者のページ中村正三郎のホットコーナーも．JEFF さん，いい記事をありがとう．

これは Macintosh のトラブルではないけれど，コンピュータ業界のトラブルということでお許しを．

●Apple Info Alleyによると，LaserWriter 8.4 で Stickies がプリントできないことが起きている．解決法は Stickies のメモリサイズを 20K から 140K に引き上げる．

● System 7.5.5 Update: Frequently Asked Questions が公開されている．これまでのシステムの問題点など．方々でいわれているのでここでは触れない．

●System 7.5.5 の About には今日まで触れた 23Kメモリ増加の件以外に Speed Copy 1.3.1 が Motorola Math Library とぶつかると書かれているが， Sad Mac によると他にも Speed Copy 1.3.1 に障害が出ている．
（はっきりしないがどうも System 7.5.5 の場合とは限られていないようだ）

・FreePPP が読み込まれない．（ Now Startup Manager 7.0.1 が原因との説も）
・ThreadsLib とぶつかり，フロッピーにファイルをコピーしようとするとフリーズ．
・Iomega Driver 4.3.2 とぶつかり，Zip でのコピーがうまくいかないことがある．
・一部，Photoshop，InfiniD 3.5 などの終了時に Type11エラーが出る． Speed Access と Speed Emulator が怪しい．
・At Ease 4.0 までのバージョンで Speed Copy が働かない．

これらについて Connectix は最後の問題以外を認めない．SadMac は，このような報告はあるが概ね Speed Copy は問題なく動くとしている．

[ 96/9/24]

21日から続いたネットワーク保守のための停電等，多くの方にご迷惑をおかけしました．この間にいただいた，皆様からの情報，激励へのご返事が遅れますがお待ち下さり，ご容赦下さい．

ここを個人的な伝達の手段にするつもりはないのですが， Marlowe's Headache 木村さんにそそのかされて，古くからの Macintosh News をご期待されて，このページに来られた方はお気の毒です．私は前のような Macintosh News をここでいたしておりません．ここはあくまでトラブルに関するページに限定いたしております．でも，結構毎日更新してますね．それは本当です．だからといって，私に前のような網羅的な News を復活しろとプレッシャーを与えたり，おだてないで下さい．今はこれで作っていて楽しいですし，見ていただいている方には，内容も前よりご好評をいただいていますよ．

● Marlowe's Headache 木村さんから，香大のネットワーク不調につき，System 7.5.5 の Sad Mac の情報をいただいた．

・Decorなどのバックグラウンド・アプリも23kメモリ使用量を増やさねばならない．が，普通に Get Info では変えられないのでまず FileBuddy，ResEdit などで Type を appe から APPL に変える必要があるというもの
・ウインドー等を開く動作でもメモリ不足と表示される場合は FinderHeapFix などを用いてFinderのメモリ使用量を増やすというもの

これらは私のいいかげんな訳ではなく木村さん直々の訳です．
（私も Finder のメモリ割り当てを ResEdit で増やすというのは20日の時点，つまり， Sad Mac より1日早く気がついて試していたのですけど，AutoDoubler の問題はそれでは解決しないので発表をためらったのでした．でも前者の情報には脱帽）

●MeNOUの法月章宏氏から Epson プリンタ（9/20付項目）に関して，重大な情報．同社 MJ-800C は PowerBook 5000 シリーズ， 500 シリーズからのプロセッサアップグレードの 603e チップ搭載機で漢字 Talk 7.5.2 上では動作しない場合があるとドライバの説明書に書いてある．
他にも Epson のマシンについてもかなり信頼性に問題が生じている様子などお知らせいただいた．
なお，氏は他にもページを運営されており，大変有益である．

●System 7.5.5 について問題があると2件の情報をいただいている．

（1）PowerBook 5300ce で Focus の MV-16EN を使用していると，スリープができない． Apple Talk をオフにするとできるようになることから， MV-16EN ドライバとの問題か?（システムは KT へのアップデート．中野厚史氏の情報）

（2）まいまい1.4.5ppc で Text が表示されない．直す方法はイニシャライズと再インストール．
（bin.hqx座間嘉美氏．氏も有益なニュースページをお持ちである）

このお二方とも，他の問題（インストール時のフリーズ， Finder ， Netscape での漢字Talk7.5.3 では起きないフリーズを報告されている）

●9/20日付 System 7.5.5 インストールでの更新ファイルに関して次のファイルが System 7.5.3 からは削除されていたことを見落としていた．20日付項目を訂正した．

System 7.5.2 Update
System 7.5 Update
また， Sad Mac によると Startup Tuner が姿を消しているということである．私のケースでは Revision 2ではなかったので元々入っていなかった．

●Click, there it is! が， v1.0.7 になっている．
Click, there it is! は，オープン/セーブダイアログが出ているときに，デスクトップ上に開いているウインドウをクリックすることでディレクトリをそこに飛ばす機能拡張書類． Boomerang にも似た機能があるが，Click, there it is! はタイトルバークリックでも可能で，ウインドウシェード使用時でも有効である．また，Boomerang の使用はシステムの動作を遅くさせたり，システムを不安定にするが， Click, there it is! ではそのようなことを感じさせない．（ただし，漢字Talkでの不具合が既知の問題として報告されている．また，作者は動作速度に不満があるようだが）
Click, there it is! にはオープン/セーブダイアログに隠れたウインドウをクリックするため，オープン/セーブダイアログボックスをドラッグすることで移動させる機能もある．
Click, there it is! v1.0.6 ではシステム起動時にコンフリクトを起こしたが，アップルメニューオプションとぶつかっていた．多分，多くの方が誤解しているのではないかと思うのだが，この原因はアップルメニューオプション1.0.2 に問題があったためで， Click, there it is! のせいではない．
現行アップルメニューオプション 1.1.2 はこの点は改善されている．（ Excel で問題が起きるため，アップルメニューオプションの使用はすすめられない．もし，使用する場合はサブメニューの使用のみに止め，「最近使った項目」は使用しないように）

[ 96/9/22]

香川大学情報処理センター，岡山大学でのネットワーク停止など，多くの方がこのサイトにアクセスできないことの他，私が香川大学内でも IPアドレスでなければインターネットを利用できない状況です．他サイトへのアクセスは昨日からあきらめています．今日はどこにもつながりません．この状況は24日昼まで続く予定です．でも，他からは少しは私どものページにアクセスできるようです．せっかくのアクセスですので何か項目を載せます．
なお，ここに書いたとおりで， e-mail も使えない状況ですので（設定を変えたり，Telnet から入ればできると思いますが，後でメールの整理など面倒なのでやっておりません．従って，皆様からの，情報，ご質問などのメールが届かない状況でございます．ご返事が遅れますがご容赦下さい．
明日23日の項目更新はありません．

●昨日の AppleVision 1710AVディスプレイに関する横浜の山本直樹氏からの情報の追加で，シリアル番号は必ずしも Apple 発表のものには限られないかもしれない．

●System7.5.5 では， AutoDoubler に関して，また問題が起きているのではないだろうか．（これまで 7.5.2，7.5.3 のアップグレードではその度に AutoDoubler, CopyDoubler に問題が発生していた）私のところでは AutoDoubler を入れると Finder メモリ不足が出てしまう． System7.5.5 の About にはプログラムによっては 23K メモリサイズを増加させないとメモリ不足のアラートが出ると記載されているが，関係があるのだろうか．（ Finder のメモリサイズを増加させても効果はなかった）
他にも漢字 Talk7.5.3 では起きない状況でフリーズしたりとか，RicFord が書いているような安定したシステムとは思えない．とにかく，現在，私のところからは WWW 使用に困難があり，米国他の情報がまるで入ってこないので，よくは分からない．

●9/13日に予告した， Norton などのディスク修復プログラムに関しての項目はご期待いただいていると思うが，はかどってない．（これまでどこにも書かれたことのない知識，情報を満載したいと思っているのだが，時間がない）申し訳ないので，その注の一部で皆様に役立つような情報のある項目を以下に掲載し，今少し猶予をいただきたい．（内容等ご指摘をいただきたいと存じます）

「SCSI 機器，接続の異常に気づいたら」

[ 96/9/21]

●9月22日に DOS マシンに出現するウイルスは Macintosh には全く関係ない．無用なデマに惑わされないように．

●8/15付け項目（下に再掲）の AppleVision 1710AVディスプレイに関して，横浜の山本直樹氏からの情報．
アップルジャパンでも回収修理をしている．多数のため，修理には相当の時間が必要．山本氏は1ヶ月以上かかっているがまだ帰ってこない．

●AppleVision 1710AVディスプレイで SG522xxxxxxから SG536xxxxxx のシリアル番号の製品は省エネルギーモードでPowerMac7200,7500,8500,9500およびサードパーティ製Videoカードで障害を起こすと Apple が発表．スリープモードでLEDが点滅したり，Videoが壊れるとある．回避方法はコントロールパネルからのシステムスリープを使用せずメニューから使用する．該当製品はAppleに連絡すること．（アップルジャパンで対応するかどうかは確認していない)

[ 96/9/20]

●System7.5.5 は System7.5.3universal System にインストールしてみた． System スーツケースと若干のコントロールパネル，機能拡張書類が追加または書き換えられている．

追加：54xx/64xx Update，Apple Ethernet CS II
更新：Energy Saver2.0.2，Mouse7.5.4，Monitors & Sound1.1.1，Apple Built-In Ethernet1.0.5，Macintosh Guide1.3.1，Monitor & Sound Guide Additions1.0.2，Serial (Built-in)1.2
（ Express Modem 3.0 が入っている場合は Express Modem 3.0.1 に更新されると Apple は書いている）
削除：System 7.5.2 Update,System 7.5 Update, Startup Tuner（削除ファイルについて9/24項目追加）

などの他，修正日付が変わっているがバージョンは同じものがいくつかと，バージョンナンバーの消えているもの（ PowerTalk Extension ）があった．

VM の動作速度の改善については VM オフで Macintosh の起動に53秒のところを， VM オンで63秒であった．（かなり遅いハードディスクを使用した）System 7.5.3 では，49 秒（オフ） 145 秒（オン）と極端に違っていたことからは大幅な改善になっている．Photoshop の起動で System7.5.3 時には 12 秒（オフ） 65 秒（オン）であったのに対して17秒で起動できるようになった．

デザイン室ではインストール後にアップルメニューのリンゴアイコンがモノクロになってしまうことが起きたが，これはよくある通常のトラブルシューティングで直す事ができる．

●本当かどうかわかりません．かのThe Moan and Groan Pageによると，HP 660C は実は 300dpi で，簡単なテストでそれが証明できるそうだ．集団訴訟も考えられているとか．
そこには，Epson のプリンタの修理代金の法外さと製品の品質についてのクレームもある．
（ The Moan and Groan Page のホームページには私のリンク集の Computer の最後から行けます．ここの情報はやや古いものもあるので注意． Epson の一部のプリンタドライバについては私も不信を持っている．）

●Floppier と PC Exchange がコンフリクト？
SadMac に掲載された投稿？情報によると Norton Utilities の Floppier と PC Exchange がコンフリクトを起こす． Floppier でフォーマットするとディスクが排出され，ディスクに欠陥がありフォーマットできないという．投稿者が Symantec に連絡したところ， Symantec ではこの問題を確認しているが，解決法は現在のところないとのこと．

ところが，私の環境（8500/120 漢字Talk7.5.3 Floppier3.2.3J PC Exchange J1-2.0.5）で試したところ2DD,2HDは問題なくフォーマットできた．

[ 96/9/19]

●HP（ Hewlett-Packard ）の最新ドライバに問題
Sad Mac に寄せられた情報によると HP ドライバの最新バージョンの 9.1に問題がある．

（1）WriteNow でのジャスティファイされたテキストが無茶苦茶になる． WordPerfect 3.0 でも似た問題があると comp.sys.mac.printing に報告されているのを見たことがある．
（2） HP 870Cse は PowerPC と9.1ドライバでは非互換である． HP のテクニカルサポートはこの問題を認め， 850C 用の v7.0.5 で回避できると言っている．

（ WriteNow は日本ではほとんど使われていないワープロソフト）

●Performa 6400 のメモリについて
MacInTouch に寄せられた情報によると Performa 6400 の DIMM にはこの「この Macintosh について」で半分にしか表示されないものがある．（例えば32MB入れたのに16MBと表示される）
これはリフレッシュレート2Kの DIMM が必要で，一般の 4K の DIMM ではこのようになるため，とか．

[ 96/9/18]

●Free PPP 2.5 の問題（ Sad Mac に寄せられた情報）

（1）Performa 6xxxx でのクラッシュ

多分インストーラの問題で，新しいインストーラによって解決されるだろう．

（2）Global Village との問題

FreePPP2.5v2 でほとんど解決された．

（3）FreePPP Menu が設定を保たない

FreePPP Menu を移動した場合，デスクトップの再構築を行う． FreePPP Setup が複数あってはいけない．古いものは削除すること．

（4）RAM Doubler とおかしくなる

RAM Doubler 2.0 と FreePPP 2.5v2 は古いバージョンよりはきっといいだろう．

[ 96/9/17]

●MRP News で現行のプロセッサアップグレードの可能な 7500 など PCI-Mac は250MHz までのアップグレード可能という Info-Alley の記事を載せている．どうもこれは10日付の Info-Alley のようなのだが，私が見たものとは記述が異なっている．こういう意味だったのですね．

●15日のトラックパッドに関する手の脂の問題を Apple が確認している． Tech Info
この問題は汗，ローション，指輪，ブレスレットでも起こるとしている．ラミネートフィルム配布に関しては触れられていない．

[ 96/9/15]

●今日は日曜なので Tips & FAQsに次の2項目を追加した．

システムエラーの後にゴミ箱にあるファイルは？

MacsBug と使用法

●PowerBook と Duo のトラックパッドに関するトラブル
・PPC PowerBook では Macintosh Easy Open とトラックパッドがぶるかる．
・Duo2300C でトラックパッドの指先の脂に反応し，ポインタが最初に指先を置いた場所に戻ってしまう． Apple ではこの問題のためトラックパッド用のラミネートカバーを無料で送っている．
（MacInTouchへの投稿情報）

デザイン室では Macintosh Easy Open の使用をこれが最初に出たときから禁止している．

●昨日の ClarisWorks のバグについて追加情報があったので昨日の項目に書き足している．

[その他]
毎日は更新しないと言ったのですが，どうも習慣とは怖いものです．決して無理をしているわけではございません．むしろ，楽しんでやっております．しかし，どうも毎回 MacInTouch と Sad Mac の翻訳になりそうな気配ですね．皆様からの情報をお待ちしております．

[ 96/9/14]

●Apple によるCyberdogバグレポート
Cyberdog QuickTime ViewerでQuickTimeムービーをコンテナに埋め込むと，データを失う可能性，また，クリーンインストールはシステムから起動できなくするなど．

●ClarisWorks 4での重大なバグ．（MacInTouch9/13）
48MBより多い空きメモリの状態で，特定のファイル（特定のファイルタイプまたはヘッダ，フッタを含むような文書）を閉じようとするとクラッシュする．メモリは仮想記憶で大きくしていても同じ事になる．Claris はこの問題を認識している．
その書類の読み込まれる ClarisWorks のヒープ領域が 03000000 から 03FFFFFF のアドレスだと起き，2.0，3.0でも起こり得る．これを避けるには RAM ディスクなど利用して空きメモリを減らすか，このアドレスを避けて読み込まれるようにする．また，64MB以上のメモリを搭載していればこれを避けられるとしている．
Sad Mac もこの問題を（14日付け記事）扱っていて，それによると32MB以上でも起き，7.5.1以下の OS では起きないとしている．

ClarisWorks Crashes When Closing a File

[ 96/9/13]

●StuffIt Deluxe 4.0がランチャーと非互換性があるのではないかと11日の Sad Mac に投稿があった．StuffIt がインストールされている PowerBook 520でランチャーにドラッグ&ドロップするとフリーズ．投稿者によれば， Aladdin はこの問題を確認して解決中．

●近く，本 Macintosh News で Norton などのディスク修復プログラムに関して項目を作成するつもりである．Norton に関して，一方で過信があるが，その反動か，無用に遠ざけている傾向の両極端があるように思える．有益なプログラムであるのでその性質と限界を知って使うようにしたい．

[ 96/9/12]

●13日金曜に動作するウイルスの噂はデマである． Macintosh，Windows 共に私は新種のウイルスの話は聞いていない．もしも，そのようなことが真実であり，気になるのであれば，全てのファイルのバックアップを取り Macintosh のコントロールパネルで日付を9月13日にして起動すればいい．何も起こらないはずだ．
既知の Macintosh のウイルスで13日金曜に動作するものは， INIT 系のウイルスで，それはファイルやフォルダの名称を勝手に書き換えたり，時にはファイル他を破壊する．これは13日の金曜に自動的に動作するので，もちろん，感染していれば明日ただではすまない．しかし，ウイルス感知除去プログラムはこのウイルスについて対策済みである．心配している人や初心者はハードディスクに Disinfectant をかければよい．Disinfectant は3.6が最新バージョンである．（ Disinfectantのアップルメニュー，aboutが傑作ですからご存知ない方はご覧ください）
参考ページ： Virus Database

[ 96/9/10]

●System 7.5 Update 2.0でのモニタトラブル（ソース MacInTouch 9/9）
Larry Pina氏によれば， Power Mac 8100/80AV と SonyCPD-15sf1 モニタの間で 640 x 480 から解像度が上がらない問題．（それ以降の System でも解決されたとは聞いていない）
解決法：ResEdit で vdpm リソースを削除する．

モニタトラブルは大変多い．デザイン室でも新型 Macintosh 7600（漢字Talk7.5.3）と Sony CPD17sf8r モニタの間でのスリープ時のトラブルが発生している．この問題に言及した項目などを未発見かつデザイン室で本格的に原因を追究していないので，解法をお伝えできない．

[その他]
MacintoshNews本編の更新停止では多数の方からメールをいただいております．返信が滞っておりますが，昨日午後からずっと書き続けております．お待ち下さい．みなさん，たいへんありがとうございます．

[ 96/9/8]

●HDT2.0.1アップデータ

[ 96/9/7]

●HDT2.0 の問題は FWB が件の投稿者とコンタクトを取った．投稿者のいうようなデータ消失は FWB は再現性がないとするが，HDT 2.0 フォーマット後の HD に System を CD からインストールする際に問題が起きることは確認．1週間以内に ftp.fwb.com で公表される 2.0.1 アップデータで解決される．記事

●Macworld が10月号61ページ（英語版）評価記事で 6100, 7100, 8100 の機種（ System 7.5.3 ) で StuffIt Deluxe 4.0によって大きいファイルを伸張するときに問題が起きるとした問題で，Aladdin はハードディスクドライバが古い場合に起きる，最新の各社ドライバを使用することという回答．Aladdin の回答

[ 96/9/6]

●RAM Doubler 2 は日本でも発売が近づいているが，米国では早速トラブルの情報．
6400で Global Village Teleport extensions と Type 1 エラー， FWB's SCSI Shield とのコンフリクト． Power Mac 第一世代で Retrospect 3.0Aiと問題など．

●HDT2.0に関する記事が MacSense など，波紋が広がっている．MacSenseでは匿名の投書が複数のニュースサイトに投稿されたとしている．それを最初に掲載したのは Sad Mac のサイトである．MacInTouch は HDT2.0 インストールは shift で起動してから行い，インストール後直ちに再起動することと，IBM のディスクにサポートされていないものがあることを注意点としてあげている．2.0.1ではそれら IBM のディスクもサポートされるようだ．とにかく，フォーマッタを変更したり，アップデートするときにはバックアップを取ってから行う必要性を再認識しましょう．
（デザイン室では注文していた HDT 2.0 は届いたのが1.8で返品交換中のため，これらを追試できません．でも，1.8 に戻したとかいう記事を読むと，使う気にはなれない）

[ 96/9/5]

●HDT2.0に全てのファイルが失われてしまうようなバグがあるのではと昨日からいくつかのサイトで報告されているが，FWBはこれを再現性がないと否定．また，HDT2.0.1 が来週末出荷．パスワード設定で特定の文字に問題，バックアッププログラムで2枚目のディスクを要求される時にディスクが排出されない，の2点の改善．

[ 96/9/4]

●Open Transport 1.1.1b7は問題が多く，b6に戻したFTPがある．

[ 96/9/3]

●System 7.5.3のバグ
・5400，6400では Ethernet でスローダウンする
・デスクトップ Power Macintosh でのAVカードなどで起きる SCSI トラブル
・仮想記憶がオンである場合の Ether を介した大きいファイルの転送での問題
最後の事項はよく知られたものである．漢字Talk7.5.2(とPCI-Mac)の問題点と注意点でも触れているが，仮想記憶はオフにすること．
仮想記憶は使用メモリを少なくできるメリットはあるが，ファイルの読み込みやアプリケーションの実行など極端に処理速度が遅くなる．また，様々なトラブルを引き起こす．

[ 96/9/2]

●MacInTouch は SCSI ID 5番の問題がSystem 7.5.3 でもまだあるという投書を載せている． SCSI ID 5番の問題は本 MacintoshNews 4/12に取り上げている．再掲する．

●System7.5.3のTECHNOTEによればSCSI ID 5番の問題を直したとある．これはディスクアレイやテープバックアップでどちらか一方のSCSI IDが5であるときにハングするというもののようだ．System7.5.3で直ったということは現在の7.5.2まではその問題があるということになる．（4/12）

●同じく MacInTouch によれば，AppleShare 4.2.1 での SCSI マネージャのバグとして，AppleShareされていないボリュームのファイルを検索した場合，クライアントがクラッシュする．

[ 96/9/1]

●Apple による: LaserWriter8.4の Print Hints

参考記事 ●Apple Display Software 2.02 (960K)．NOW Utilities 6.0とのコンフリクトの解消．

●Virex Virus Definition Updater．最近の Word，Excel のマクロウイルスに対応．

●カシオはQV-100色調不良について交換をアナウンスした．対象となる製造番号は1000001Aから1004350A．露光過度，あるいは露光不足時に色調不良がおきる．

[ 96/8/31]

●Apple は AppleVision 1710AVを使用して起動音がしない問題に関して，故障，バグではないとした．起動音を鳴らすには，本体サウンド出力端子からのモニターへのケーブル接続を外すとある．

● Performa 5410,5420では，起動ディスクが見つからないというフロッピーに？マークの点滅するアイコンが，起動時に一瞬出る．これを直すには，コントロールパネルの起動ディスクで内蔵HDを指定する．

●IDE ハードディスクで ATA Driver 1.11を使用している場合システムをインストールするとフリーズする場合がある．ドライバーを Drive Setup 1.0.4以上のもので入れ替える．ATA Driver 使用かどうかはディスクを選択して「情報を見る」を選択．

●新型 Macintosh の8倍速 CD-ROM ではCDをセットするときに偏心していると振動が発生する．

[ 96/8/30]

●5xxx/6xxx tester-J．対象機種は以下
Performa 5210，5220，5320，6210， 6210，6310，6200/75，PHX 100， MLS 200

●Apple_Spec_8-96v2

[ 96/8/29]

●アップルはアップグレードカード（180MHz，13,8万円）によるアップグレード計画を発表

[ 96/8/21]

●Apple は7500での2次キャッシュの不具合を認めた．この問題は調査中とし，ロジックボードの交換では問題は解決しないとしている．解決としては，装着し問題が出る2次キャッシュを外すということしか書いていない．

[ 96/8/20]

●倒産したICMの保証期間内の無償修理は無効．記事

[ 96/8/18]

●Apple による西暦2000年問題のページ．

[ 96/8/17]

●Apple_SpecがApple_Spec_8-96版に更新されている．なお，今回からApple_Specを開くのには専用APPが必要．これまでの File Maker1.0書類から3.0ランタイムとなっているようだ．（3.0はランタイムはできないと聞いていたのだが...?）

[ 96/8/15]

●AppleVision 1710AVディスプレイで SG522xxxxxxから SG536xxxxxx のシリアル番号の製品は省エネルギーモードでPowerMac7200,7500,8500,9500およびサードパーティ製Videoカードで障害を起こすと Apple が発表．スリープモードでLEDが点滅したり，Videoが壊れるとある．回避方法はコントロールパネルからのシステムスリープを使用せずメニューから使用する．該当製品はAppleに連絡すること．（アップルジャパンで対応するかどうかは確認していない)

[ 96/8/14]

●Open Transport 1.1.1b6 について，Type11エラーが出る場合， Advanced モードで Load only when needed optionをオフにすること．また， Ram Doubler, HDT CD-ROM ToolKit , Now Utilitiesを使用しないこと．（MacInTouchの情報．また，8/7項目でインストールできないことがあるとしたが，他の Macintosh でインストールし，FreePPP2.5rf等動作することは確認した．）

●OT PPP 1.0f1c6 も動作は確認．速い．ネイティブである．しかし，ARAに似たインターフェイスは要改善．FreePPP2.5rf から乗り換える程の利点は相当のバグが含まれている模様のこのバージョンでは感じない．（NTTに儲けさせないようにはできる）OT PPP 1.0f1c6 については HIROKI'S (お・NEW) にいくつか項目が出ている．

[ 96/8/10]

●どうなるのか心配されていた Macintosh版 WordPerfect について Corelはアップデートすることを発表した．

[ 96/8/8]

●Windows95で640MB MOを640MBとそれ以下のメディアを混在させることで障害が出る場合がある．マイクロスタッフの発表．Macintoshでどうなるかは不明．（6/21項目参照，ヤノ電気の方からはヤノ電気の製品は大丈夫であるというメールをいただいている）

● StyleWriter 1500と2500ドライバ2.2

[ 96/8/7]

●Open Transport 1.1.1b6でのメモリリークは解決されていない，またFreePPP 2.5v2b9 ではクラッシュする，という情報．
Open Transport 1.1.1b6を利用するには添付されたReadMeほかをよく読みましょう．
52xx, 53xx, 62xx , 63xx など603系チップの機種でリワークを必要とされる初期生産品でリワークされていない場合インストールされない．（7/23，6/14項目および「漢字Talk7.5.2(とPCI-Mac)の問題点と注意点」追加情報参照）
ReadMeほかには，初期リリースノートにあったSpeed Disk の件は書かれていない．
デザイン室では8500/120漢字Talk7.5.3 に簡易インストールしたところ，Eudora 他 Network 関係ソフトでパケットを送るとフリーズするため，元に戻した．その原因究明などは行っていないので Open Transport 1.1.1の不良かどうかまでは断言できない．
Performa5320をお使いの方から問題なくインストールでき使用しているとの情報をいただいている．

●Netscape3.0b6ではリロードでクラッシュするが，optionキーを押しながらリロードすること（スーパーリロード）で回避できる．

[ 96/8/6]

● LaserWriter 8.4 （8/3項目参照）に問題続出．SpeedCopyでdesktop printerからPrinter Infoが選べない．HP 5MPとWord6.01aで，マニュアルフィードの封筒印刷ができない．8500，Excel5.0で印刷できないなど．（デザイン室ではインストーラの内容に不安があったためまだ使用していない）

[ 96/7/27]

●7月10日以降出荷の「Printed in Ireland」となっている漢字Talk7.5.1 でCD-ROMから起動することができない． MacWEEK-J

[ 96/7/24]

●昨日ふれた Open Transport 1.1.1（プレ?）リリースノートとされるものには30項目近くのバグフィックスが記述されているが，その中で Norton Speed Disk でクラッシュすることがあると述べられている．
現在の Open Transport 1.1バージョン下での Norton Speed Disk の使用は慎重にしたほうがよいかも知れない．

[ 96/7/20]

● MacInTouch は MacOS の次期フィックスセット"Son of Buster"の内容を書いている．

　仮想記憶のパフォーマンス改善とバグ修正
　 Power PC ベースマシンでのコードフラグメントマネージャの改善
　複数のアプリケーションがバックグラウンドで実行される際のフリーズの修正
　6100/7100/8100 でフロッピー挿入時のフリーズの改善
　2300，5300，PCI-Mac のファイルマネージャに関する 68 Kエミュレータ暴走の修正
　IR Talkの赤外線遠隔操作とインストーラ修正
　5400/120での ARA/LocalTalk サーバでのデータ崩壊のバグ修正
　Open Transportドライバーアップデート（System 7.5.3 Revision 2をインストールしたプレSystem 7.5 Update 2.0）
　Power Mac，AV MacでのSCSI Manager 4.3の問題の修正
（7/26日 MacWEEK-J 関連記事）

[ 96/7/8]

●Apple Remote Access 2.1 は， System 7.5.3 以外のシステムだと Remote Access Setupコントロールパネルが開けないなど， PowerTalk と問題を起こす．Apple は ARA 2.1 と PowerTalk を併用するためには System 7.5.3 での使用を推奨している．

●西暦2000年問題
昨日予告したようにMacintoshのこの問題に関する情報を Macintosh と西暦 2000 年問題に掲載した．

●PowerMacintosh9500シリーズで PCI スロットを使用する場合，D2-F2を優先する．ただし，広帯域のカードを3基以上使用する場合，D2,A1,E2,B1,F2,C1の順序で使用することでパフォーマンスを最適化できる．

[ 96/7/6]

●DW600Series8.1の HP Backgroundと漢字Talk 7.5.3の Power Talk がぶつかるという報告がある．HP Background のエラータイプ11と出て起動しないが，最新の4.0.6のバージョンをHPのFTPから入手することで解決できる．

[ 96/7/5]

●6/14日付け本項目の再掲であるが，漢字Talk7.5.3でのMicrolineなどのネットワーク経由のレーザーライタ出力での問題（Illustratorの出力などで爆弾，フリーズ）に対しては LaserWriter 8 v8.3.4が有効である．Microline など純正のドライバを選択しないで LaserWriter 8 v8.3.4 をセレクタで選択し，必ず，同時にSetupボタンからPPDファイルを Microline などのものにセットしておく．

(C) Akiyama Satoru