Macintosh トラブルデータベース Archives |
G3 カードのプリント問題 Real Player G2 と仮想記憶 DVD プレーヤ:クローズドキャプションは機能する PowerBook SCSI ディスクモードの Blue & White G3 での使用 PowerBook G3 Series :製造番号が消えやすい PowerBook G3 Series :内蔵モデムの部品番号 PowerBook G3 Series のホームポジション突起 LPR 出力の -3208 エラー ClarisWorks 4.0 で開くことのできるファイル一覧 Keyspan USB Serial Adapter 1.71b5 Disk Copy 6.3.3 FinderPop1.8.0J Blue & White G3 :突然キー配列が変わる Blue & White G3 :モリサワ OCF フォントの利用法 VST Zip ドライブ:ドライバのバージョンアップ Jedit3 の漢字コード判別についてほか 100BaseT ネットワーク接続試験 |
項目での事項検索は Netscape の検索機能をお使い下さい.検索は各ページで command+F キー により検索語を入力できます.再検索は command+G でできます.
|
[ 99/5/9]
NTT が 7 月以降のなるべく早い時期にインターネットダイアルアップ接続の定額制を実現できるように検討することになったそうだ.
● G3 カードのプリント問題
松尾氏からいただいた. G3 アップグレードカードを増設したマシンからのプリントで障害が発生する場合があるらしい.
松尾氏は Ethernet 上の Epson PM-5000c を複数台の Macintosh で共有している.そのうち, 8500/180 +インターウェア Booster 750/300 から同じデータを複数枚出力出力した場合に必ず 3 枚目以降が出力されない障害が発生する. Booster 750/300 を外して 8500/180 から出力すると問題ないことから, Booster 750/300 が原因に関連していると考えられる.
Epson のサポートに連絡したところ,過去にそのような事例が報告されたことがあったが, Epson 側として改善方法はないとのことであった.
● Real Player G2 と仮想記憶
MacInTouch 99.5.7 は Real Player G2 について仮想記憶を切ると問題なく使えるという報告と仮想記憶オンでも問題ないという報告の両方が入っていると伝えている.初期設定(以前のものも含めて)を捨てるといいとも.
● DVD プレーヤ:クローズドキャプションは機能する
DVD でクローズドキャプション機能は使えるそうである. PowerBook G3 Series で試しているそうだ.ただし,英語だけらしい.また,全てのディスクで使えるかどうか分からない.クローズドキャプションは言語教育や障害児教育に関連して有用な機能だ.
● PowerBook SCSI ディスクモードの Blue & White G3 での使用
TIL: 24903 : Power Macintosh G3 (Blue and White): PowerBook SCSI Disk Mode
Apple Tech Info Library に Blue & White G3 で PowerBook を SCSI ディスクモード接続する方法が公開された. BTO ( Build to Order. Apple オンラインストアで部品構成をユーザが指定する注文法) の SCSI カードとそれについてくるアダブタを使うというもの.(私が聞いたところでは BTO のカードは実際には Adaptec PowerDomain 2930 だそうだ)
接続方法自体に特記すべきことはない.しかし,末尾に注意として Apple Single Channel Ultra2 SCSI PCI card は PowerBook の SCSI ディスクモードが正しく機能できない場合があるとしていることに注目される.その場合,複数のハードディスクアイコンがデスクトップにマウントされる症状がでるそうだ.
● PowerBook G3 Series :製造番号が消えやすい
PowerBook G3 Series 底面の製造番号(シリアルナンバー)が消えやすい.本体の製造番号が消えても保証書があれば保証に支障はない.米国では Apple repair center にマシンを送付すれば製造番号を打ち直してくれるそうだ.また,サービスプロバイダに持ち込んだ場合, Duo 用ラベル (部品番号 922-0411) に手書きで記入するという. Apple ではこの問題を調査中だそうだ.
● PowerBook G3 Series :内蔵モデムの部品番号
● PowerBook G3 Series のホームポジション突起
- ヨーロッパバージョン:661-2099
US アメリカバージョン: 661-1504
北米/アジアバージョン:661-2098
PowerBook G3 Series で変更されたホームポジションを示すキーボードの突起だが,次の Apple Tech Info Library で理由が述べられている.他の一部のコンピュータがそうだからというここで述べられている理由はどうもあまり説得力があるようには思えない.突起の位置についての標準的な規格はないそうだ.
- TIL: 19233 : Apple Keyboard Home Keys: Position of "Bumps"
気に入らなければ,突起のついているキーの位置をユーザが変更すればいいというわけで,次の Tech Info Library に写真入りで方法が説明されている.● LPR 出力の -3208 エラー
- TIL: 30553 : PowerBook G3 Series: Keycap Replacement
TIL: 24906 : Mac OS 8.5.x: Error Printing LPR Job
Mac OS 8.5.x で LaserWriter 8.6 から LPR プリンタに出力しようとして, ""printer IP address" because of an error. -3208" などというエラーが出る場合は,使用者の Macintosh で TCP/IP が設定されていないか初期設定がない状態でなおかつ TCP/IP がロードされていないことが原因という内容.
● ClarisWorks 4.0 で開くことのできるファイル一覧
TIL: 30982 : ClarisWorks 4.0: Macintosh Translator List
TIL: 30981 : ClarisWorks 4.0: Windows Translator List
Apple Tech Info Library で ClarisWorks 4.0 で開くことのできるファイルの一覧が公開されている.クラリスワークス 4.0 (日本語版)とは異なるので注意. Macintosh 版と Windows 版の二種.
● Keyspan USB Serial Adapter 1.71b5
Blue & White G3 内蔵 Global Village モデムとの非互換を改善する. Global Village からはすでにアップデータが提供されていた.
参考:
99/4/19 項目 " Update for TelePort V.90 and Keyspan USB Serial Adapter
●Disk Copy 6.3.3
Mac OS X の Macintosh 互換アプリケーション ( Macintosh Compatibility Application ) でディスクイメージにアクセスできるようにしたと説明されている.日本語版である.
● FinderPop1.8.0J
実はこれまで FinderPop で困っていたことがあった. "コンテンツ" からフォルダを選択してもフォルダが開かず,移動やコピーされてしまうようになっていたのである.それが今回修正されている.また, Kensington マウスドライバとの問題も修正された.
●PB Hard Drives & Acc
MCE (Mac Components Engineered) の MobileStor PowerBook Hard Drives のページ. PowerBook に内蔵可能なハードディスクが機種別に一覧となっている. ATA/IDE ドライブは製造元が分かるので,どのドライブがどの PowerBook に内蔵でき動作するかどうか分かるので参考になる.一覧にある PowerBook は PB G3 Series, G3 (orig.), 3400, 2400, 1400, 5300, 190, 150, Duo 2300.
● McINTOSH
田畑氏が公開されている. Macintosh のネーミングはこのリンゴに由来すると言われている.小振りな大きさで,私もカナダ産の McINTOSH を写真で撮っているので公開したいと思っていたのだができないでいた. McINTOSH と PIPPIN が写っているページもある.こちらの写真で分かるようにリンゴにはラベルが貼られていて,そこに "McINTOSH" と書かれているはずだ.旭 McIntosh には詳しい説明がある.
(C) Akiyama Satoru