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ATOK12 : Text Encoding Converter が置き換えられる場合
1400 用 インタウェア BOOSTER G3 カードの問題(継続)
StuffIt Deluxe 5.0.2 :圧縮ファイルのあるドライブを取り出せない
新型 Apple Studio Display と非互換の Macintosh
PowerBook:トラックパッドでのポインタのジャンプへの電源の影響
-228 エラー
サウンドマネージャのメモリエラー
Macintosh のクロスケーブルでの 直結
2940UW SCSI カード用 ファームウェアベータ版
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[ 99/2/9]



● ATOK12 : Text Encoding Converter が置き換えられる場合


吉田氏からお知らせいただいた. ATOK12 がインストールする Text Encoding Converter に注意が必要かも知れない.

吉田氏は ATOK12 インストール後,鉛筆メニューが表示されず,入力できなくなる障害を経験された.
( PowerMacG3(rev.2) + MacOS 8.5.1J + ATOK12優待版)

原因を調べたところ,ATOK12でインストールされる "Text Encoding Converter" 機能拡張が英語版のバージョン 1.4 であり,これが Mac OS 8.5.1 J の J1-1.4 を上書きしてしまうことと,テキストエンコーディング書類も英語版で "テキストエンコーディング" フォルダ日本語版を上書きしてしまうことに気が付かれた.その結果,テキストエンコーディング書類が入っているフォルダが "Text Encoding Converter" ではなく "テキストエンコーディング" のままのため, "Text Encoding Converter" 機能拡張がテキストエンコーディング書類を認識できないことになってしまう.

OS 8.5.1 J の "Text Encoding Converter(J1-1.4)" を入れ直すことで解決したそうだ.

追記:
大勢の方から上記のような置き換えは起きないとお知らせいただいている.お知らせを感謝したい.通常は問題ないものと私にも思われたのであるが,上記のような障害等が起きる場合には可能性として確認されたいという意図で掲載したものである.表現が不適切であったとすればお許し願いたい.上記項目の内容は変更されていないが,タイトルに "られる場合"を加えた.



● 1400 用 インタウェア BOOSTER G3 カードの問題(継続)


99/2/1 項目の PowerBook 1400 用 インタウェア製 Booster G3 アップグレードカード初期製品で,起動途中にフリーズしたり,スリープ後復帰できない問題に関して,三島氏から BOOSTER PB G3ソフトウェア 2.0.1を 2 次キャッシュを無効にした設定で使用すれば障害が回避できる場合があるとお知らせ下さった.

三島氏のカードでも起動途中にフリーズが生じていたのだが,新しいドライバでは 2 次キャッシュを無効にする設定ができるようになり, 2 次キャッシュを無効にして起動するとフリーズしなくなったそうである.その場合でも起動後に2次キャッシュを有効にすることが可能だそうだ.

2 次キャッシュの有効/無効の設定は初期フォルダ内の "BOOSTER PB G3.prefs" というファイルに保存されているようなので,2次キャッシュ無効時の同ファイルをバックアップしておき,システム終了項目内のAppleScriptアプレットで終了時に同ファイルを置換するようになさっているそうである.

追記:
同カードの問題については,カード上の部品の問題らしいと PowerBook News 99/2/9 に投稿に基づく記事が出ている.

本問題が報告され,情報交換,検証,論議がなされた POWERBOOK ARMY 日本語会議室は新会議室にBOOSTER 1400 G3 233 フリーズ問題としてスレッドが作成された.



● StuffIt Deluxe 5.0.2 :圧縮ファイルのあるドライブを取り出せない


加藤氏からお知らせいただいた.

先日 StuffIt Deluxe 5.0.1英語版を購入,インストールし5.0.2にアップデートしたのですが,問題が生じました.

その問題は,外付けドライブにある圧縮ファイルをダブルクリックし,StuffItのブラウザを表示後,解凍圧縮をせずにそのウインドウ閉じた後,発生しました.そのディスクが取り出せないのです.そのディスクは使用中なので,Finderを終了してから取り出すように,とのメッセージが表示されました.再起動,もしくはFinderを異常終了する事によって,ディスクは取り出せるのですが,毎回これらの作業をするのは,あまり良いとは思えません.因みに,ダブルクリックした圧縮ファイルは, StuffIt4.5で作成した物です.

( PowerComputing 社製 PowerCenter132 PowerPC 604/132使用OS:MacOS8.5.1US+JLK1.2 使用ドライブ:External Iomega Zip External Jazz(APS製)ドライバ:Iomega Driver6.0.2)



●新型 Apple Studio Display と非互換の Macintosh


Blue & White G3 と同時に発売された新型 Apple Studio Display は Apple によると以下の機種では機能しない.

680X0 Macintosh
( 680X0 で Power PCアップグレードされた機種を含む)
PowerBook 1400
PowerBook Duo 2300
PowerBook 3400
PowerBook 5300



● PowerBook:トラックパッドでのポインタのジャンプへの電源の影響


190, 500, 2300 等以降の PowerBook に採用されたトラックパッドではポインタ移動時にポインタがあらぬ方向に飛んでしまうことが起きる場合がある.多くの場合,指先等の湿気が原因する.( 96 年からの項目に何度か記載されている)

これらの症状に関して,電源アダブタやバッテリによってこれらの症状が起きる場合がある.サードパーティ製 AC 電源アダブタやバッテリを使用して障害が発生する場合はそれらを Apple 製のものに交換してみて確認することも必要かも知れない.

PowerBook G3 Series に関しては 98/10/13 項目 " PowerBook G3 Series :トラックバッドでのポインタ異常" の障害が知られており,原因についてはまだ不明である.



● -228 エラー


エラーコード表では無効な装置名となっているが,最近のこのエラーはサウンドマネージャのエラーである.関連したシステムファイルの破損かコンフリクトを疑う.



●サウンドマネージャのメモリエラー


TIL: 30898 : Mac OS 8.5: Sound Manager Out Of Memory Crash

上記 Tech Info Library によると, Macintosh 起動時にメモリ不足のためサウンドマネージャを使用できませんというようなアラートが出ることがあるらしい.サウンド初期設定が壊れたためであるとし, shift 起動からサウンド初期設定を捨てる回避法が記されている.



● Macintosh のクロスケーブルでの 直結


2 台の Macintosh を Ethernet クロスオーバーケーブル,あるいはストレートケーブルにクロス変換アダブタをつけて直結する際に AppleTalk コントロールパネルを Ethernet にして保存しようとすると,エラーが発生することがある.このような場合にはそれぞれのマシンの AppleTalk コントロールパネルを同時に開いて同時に Ethernet を選択するようにすればよい.



2940UW SCSI カード用 ファームウェアベータ版


Blue & White G3 に対応.ただし,現在のところベータ版である.

追記:
Blue & White G3 以外で使用しないこと.起動できなくなるというトラブルが生じるそうだ.(大庭氏)



(C) Akiyama Satoru



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