ネットニュースについてもう少し知りたい
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ネットニュースを利用するためのワークステーションをニュースサーバと呼びます.サーバはWWWのファイルを置いてあるようなワークステーションがそのために主に利用され,WWWと同様特別なニュースサーバ用アプリケーションが走っています.世界中の大学,研究所,企業などにこれらニュースサーバが設置されていてお互いに接続されています.
利用者は自分の利用できるコンピュータに接続されているサーバを自分のアプリケーションに登録してそのサーバを窓口にします.利用者は電子メールのように自分のコンピュータからサーバとなるワークステーションに情報をTextデータで送ります.(記事をポストするといいます).サーバはそのデータを世界中のニュースサーバに発信すると同時に他のニュースサーバに書かれた記事を定期的に読み込みます.つまり世界中のニュースサーバはお互いの記事の全コピーを保有し合っているのです.利用者は窓口になるサーバに貯め込まれた世界中の記事を自分のコンピュータのニュース用のアプリケーションによって読むこと(購読といいます)ができるのです.
この仕組みを利用して特定の関心のある人たちの間でニュースグループを作成すればそこで議論をすることもできるのです.

ニュースグループは英語が主のものと日本語が使えるものとがあり,また,世界中に配布されるものとローカルに購読されるもの,商用の利用の認められているものと認められていないものなどに分類できます.
世界的なニュースグループにはcompやaltなどがあってその下にさらに細分化されたグループがあります.例えば,comp.sys.mac.quicktimeはコンピュータでシステムについてさらにその中でMacintoshに関してさらにQuickTimeに関する記事が掲載されたり議論されているグループだというわけです.一説には世界中にこのようなニュースグループが4000とも10000ともあるといわれ,増加し続けています.
日本語が使えるグループではfj,tnnなどがありますが,質,量ともにfjがずば抜けています.fjはもともとアカデミックな用途から発達したものですのでそれなりに慣習法のようなものがあります.次のページに資料がありますので参照してください.特にfjの歩き方はセーブして目を通すようにしましょう.

fj Home Page
fj.*の歩き方



パソコン通信というものにもニュースグループに似たものがありますが,規模が比較になりませんし,その性格がかなり異質ですので混同しないようにしましょう.
Usenetはインターネットの前身ともいうべきものですが,そこでの利用の特徴がNetNewsだったため,NetNewsのことをUsenetということがあります.
ここに例として書かれたような世界規模のニュースグループを受信することなど香川大学のサーバを介してはできないことがあります.



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