Eudoraで書類を付けて送る方法
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Eudoraを使いたいという方の多くから論文を送りたいがどうすればいいかと聞かれます.それぞれの分野で論文受理の方法は決まっているとおもいますが,ここで聞かれているのはそうではなくて,草稿などのチェックをお互いで行う場合だと思います.本文中でも少しだけ触れたのですがもう少し詳しく説明します


書類の添付

EudoraにはEudoraの通信文以外に別の書類を一緒に送ってくれる機能があります. メニューのメッセージから「書類の添付...」を選択するとダイアログが現れますから,添付したいファイルをそこで指定します.
そうするとEudoraのヘッダのAtachemntsに指定したファイル名が表れます.

これで送信ボタンを押せば一緒に送ってくれます.
添付に関してはよく書類が正しく届かないことが起きると聞きますので間違いがないように,Eudoraの通信文に添付した旨必ず書くようにしましょう.

受信したメールに添付書類がある場合,Eudoraはどこに添付書類を書き込むか聞いてきますので書き込む場所を指定します.これが何のことか分からずに闇雲にOKして後から「添付された書類などなかったよ」とか言ってしまわないようにしましょう.




添付の注意

●大きいファイルは送れない

画像など大きいファイルは送ることができません.Eudoraは送信時に送れないと言う場合があります.また,たとえ送信できたとしても相手には壊れたファイルしか届きません.
インターネットでは世界中を行き交うデータは中継するコンピュータをいくつも通っていきます.大きいデータを送った場合,中継するコンピュータそれぞれが大きいデータを処理しなければなりませんので多くの人に迷惑がかかってしまいます.インターネットのマナーとして大きいファイルは送らないようにしましょう.

●相手が読めるのか考えてから送りましょう

相手がMacintoshユーザーでかつEudoraを使用していれば適当なサイズの添付書類は届きます.多分Macintoshでメールが使えるということであればそれはEudoraが使われていると考えていいでしょう.しかし,添付書類がワープロやグラフィックなどのアプリケーションで作成されている場合,相手も同じアプリケーションを持っていないと届いてもファイルを開けないことがあります.
相手が同じアプリケーションを持っているかあるいは持っていなくても対応できるユーザーか,あらかじめ聞いておきましょう.

米国在住などの相手によってはそもそも日本語システムでない場合があります.このような場合は添付したアプリケーションだけでなく,Eudoraの通信文も日本語が文字化けして判読できません.

●「'TEXT'もBinHex変換」にチェック

Eudoraにワープロのファイルを添付した場合,Eudoraの通信文に続けて組み込まれ通信文として送られている場合があります.これはEudoraの初期設定では添付書類がTextファイルだとそうするようになっているためです.Textファイルを別の書類として独立したファイルのまま送付するにはメニューの操作/スイッチの設定の中の「'TEXT'もBinHex変換」にチェックを入れましょう.(チェックがない状態ですぐ送る場合は,チェックしていったんEudoraを終了し再び起ち上げないといけません)

相手が同じワープロを持ってなかったり,次に書くようにMacintoshユーザーでない場合はここにチェックを入れないほうがいいでしょう.この場合着いたメールの中の必要部分をコピー & ペーストすることでワープロ文書の中に取り込めます.

●相手がMacintoshユーザーでない場合

世の中は私たちのように幸運にもMacintoshに巡り会った人ばかりではありません.むしろ,他の方式のコンピュータのユーザーが多いのです.その場合,相手のコンピュータのメーラー(Eudoraに相当するアプリケーション)によるかもしれませんが,書類の添付はできないか困難な場合があります.
メーラーによっては可能な場合もあるようですので,まず,試してみてください.WindowsユーザーならMicrosoft Wordが普及しています.そのファイルを送るか,テキストデータを添付してみてください.添付書類が届くようだと問題はありません.
添付が困難な場合は以下の方法を試してください.(私は他機種のことは解りません.こういうことにお詳しい方はお教えください.以下は私が思いつく簡単な方法です)

この場合はTextデータをEudora通信文として送ることになるとおもいます.方法は2つあります.

第1はEudora通信文内に直接書くか,ワープロなどからコピー & ペーストして送る方法です.あまり大きいデータでは無理があります.
第1の方法の変形ですが,ワープロなどのファイルを添付してEudora内に取り込ませて送る方法です.ワープロではプレーンテキストにしておかなければなりません.Eudoraではメニューの操作/スイッチの設定の中の「'TEXT'もBinHex変換」にチェックが入っていないことを確認してください.後は最初の方で書いたように添付書類として選択し送ります.「'TEXT'もBinHex変換」にチェックがなければこの添付書類は別には送られないでEudoraの通信文として読める形で送られます.
第2の方法
「'TEXT'もBinHex変換」にチェックして添付し,相手にそのまま届く場合があるかもしれません.ところが,先に書いたように,私がWindowsユーザーと試した結果は文字化けして本文に取り込まれていました.第2の方法というのはこの事を承知の上で相手に送り,その上で相手側でデコードするというものです.当然相手がデコードできることが条件です.
これが逆の場合,つまり相手の文字化けしたメールやTextを読むにはどうすればいいか(デコードの仕方)は(メールが見たこともない字で読むことができない)を見て下さい.

Macintoshユーザーでない相手に画像や図表を送りたいというのであればEudoraでは無理でしょう.他の方法を取らなければならないようにおもえます.




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