「ディスクが満杯」と表示されて保存できない
Q ：クラリスワークス，クラリスドロー，クラリスインパクトなど，クラリス製アプリケーションでファイルを保存しようとすると「ディスクが満杯です」と表示されて保存できない．ハードディスクには十分空きがある．
A ： Macintosh の OS は保存できるボリューム容量に制限がある．その制限は OS のバージョンにより変化してきた．そのため，新しい OS でサポートされている容量のボリュームであっても，古い OS の環境をサポートして製作されたアプリケーションでは対応できないことがある．
クラリス製品ではその多くが 2GB までのボリュームへの保存が可能であるが，一部製品では 4GB ボリュームに対応していないため， 4GB 以上のボリュームに保存しようとすると，「ディスクが満杯です」と表示されて保存できないことがある．
クラリスワークスでは日本語版は 4.0v4 以降対応しているので，それ以前のバージョンの場合はアップデートする．他の製品で出る場合はクラリスワークス書類に変換してクラリスワークス 4.0v4 以降で使用するか，ディスクをパーティションし， 2GB 以下のボリュームを作成しそこに保存するかする．
（英語版 ClarisWorks では 4.0 v6 から改善されている．
参考："ClarisWorks 4.0v5: Saving On 4GB Or Greater Volumes Issue"）
システムアップデートすると書類が開けなくなった
Q ：システムをアップデートしたら，それまで開くことのできていた形式の書類をクラリスワークスにドロップしても開かない．メニューの開くから見たら，そのファイルが認識されていない．どうしたんだろう．
A ：
1．システムフォルダ内に "Claris" フォルダがあることを確認する．ない場合はアプリケーションを再インストールするか，古いシステムまたはバックアップなどからコピーする．
2．アプリケーションを終了し，初期設定フォルダ内の "XTND Translator List" を捨ててアプリケーションを起動し直す．
古いアプリケーションなので新しい OS に未対応だ
Q ：マックドロー，マックライトなど古いアプリケーションで作成した書類があるのだが，アプリケーションに新しい OS に対応したバージョンがない．そのため，新しい OS ではアプリケーションが開けなかったり，書類を開けなかったり，エラーが出る．どうしたらその書類を使うことができるだろう．
A ：クラリス（アップル）ワークスで開くことができる場合がある．クラリス（アップル）ワークスで開き別ファイルとして保存し直す．画像の場合，クラリスインパクトや Canvas で開ける場合もある．
書類を閉じたり，保存（プリント）しようとするとエラーが出る
Q ：クラリスワークスで書類のウインドウを閉じるときや，作成した書類を保存したり，プリントしようとするとアプリケーションが突然終了したり， Type 2 エラーが表示される．
A ：クラリスワークス 4.0 v2 までのバージョンを 48MB 以上の RAM を実装または仮想メモリで設定した Macintosh で使用すると，書類ウインドウを閉じる際に問題が発生する場合がある．この場合はクラリスワークス 4.0 を v3 以上にアップデートするか，メモリ搭載量を 48 MB 未満にする．
保存時やプリント時に Type2 エラーが発生する障害はクラリスワークス 4.0 v3 までのバージョンを Mac OS 8.x で使用すると発生する．こちらの場合はクラリスワークス 4.0 v4 で改善されているので，それ以上にアップデートする．
iMac でシリアル登録できない
Q ： iMac にバンドルされたクラリス（アップル）ワークスを開いたら登録画面が出る．ところが，登録しようとしてもクラリス（アップル）ワークスの登録番号（シリアル番号）がどこにもない． iMac の製造番号などを入れてもだめだ．どうしたものか？
A ：
シリアル登録の必要はない．無視して次からダイアログが出ないように「 Never 」を選択する．
98/11/8
(C) Akiyama Satoru
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