Macintosh トラブルデータベース Archives |
iBook:Mac OS 9 でのスリープ復帰障害と Multiprocessing iBook:スリープ復帰障害の対処法 AirPort:AOL への接続はできない AirPort: AirPort カードの互換性 AirPort: AirPort Base Station モデム切断 AirPort:AirPort Base Station 接続アシスタントの注意点 AirPort:その他公開された TIL TIP:Sherlock 2:フォルダ指定検索の方法 RestorePosition1.0b5 RealPlayer 7 Plus [その他] |
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[ 99/11/11]
● iBook:Mac OS 9 でのスリープ復帰障害と Multiprocessing
非常に奇異に思われるが, Mac OS 9 の iBook で,スリープからの復帰時にフリーズするという障害が発生する場合に, "Multiprocessing" フォルダが機能拡張にないことが原因であるケースがある. Mac OS 9 で iBook がスリープからの復帰時にフリーズする障害が発生する場合は, "Multiprocessing" フォルダが機能拡張フォルダにあることを確認する必要がある.
私は以前から不思議に思っていることがある. "Multiprocessing" フォルダを機能拡張フォルダに入れておくと, Macintosh 起動時に "Multiprocessing API Library" が読み込まれるのだ.私のマシンは PowerBook G3 Series であるので,もちろんマルチプロセッサではない.このことに気がついてから, "Multiprocessing" フォルダを外してみて様子を見ているのだが,スリープ復帰時に障害が起きたことはない.
追記:
と書いたら, Apple から外すなという御触れが出た.次回更新時に触れる.
● iBook:スリープ復帰障害の対処法
● AirPort:AOL への接続はできない
- ・ "Multiprocessing" フォルダが機能拡張にあることを確認する
・ USB 機器を全て取り外してみる
・ PowerManager のリセット
・拡張マネージャ初期設定の削除
・省エネルギー設定初期設定の削除
・機能拡張マネージャでの Mac OS すべてのセットから起動してみる
・ shift 起動してみる
・ Disk First Aid などでのハードディスクの検査
・ Drive Setup でのドライバ更新
・増設メモリの異常
・レストア CD でハードディスクを新しくする
TIL: 58501 : AirPort: Supported Internet Service Providers
AirPort Base Station は標準的な PPP に対応しているので,対応していない AOL のようなプロバイダには接続できないというような内容.北米でのことである.日本国内の AOL がどうなっているのか秋山は知らない.
● AirPort: AirPort カードの互換性
TIL: 58500 : AirPort Card Not For Use in Standard PC Card Slot
PowerBook 用の無線通信 PC カードはデスクトップ機種では使えない. AirPort カードは PowerBook に使えない.
● AirPort: AirPort Base Station モデム切断
TIL: 58506 : AirPort Base Station: How to Manually Hang Up Modem
AirPort Base Station のモデムは AirPort アプリケーションから手動で行う.
● AirPort:AirPort Base Station 接続アシスタントの注意点
TIL: 58504 : AirPort Base Station: Setup Assistant 1.0 tips
・ AirPort Base Station 接続アシスタントを終了する場合, "終了" をクリックしてから Web ブラウザやメーラを起動する.そうすると, AirPort Base Station モデムがプロバイダにダイアルする.もし,接続速度が遅い場合,エラーが出るかも知れない. Web ブラウザかメーラを終了して,もう一度それらを接続しているか知るために起動する.
AirPort Base Station がプロバイダにダイアルするときに若干の遅れがあるだろう.
・ AirPort Base Station 接続アシスタントの "次へ進む" (Go ahead) をクリックした後にフリーズしたかのような停止状態があることがあるが,これは AirPort Base Station 接続アシスタントが AirPort Base Station を設定している正常な状態である.この休止は 45 秒程度続く.
・設定後, AirPort Base Station はプロバイダに接続しないがこれは正常である.接続するためには Web ブラウザかメーラを起動する必要がある.
・ AirPort Base Station 接続アシスタント設定時に AirPort Base Station の名称を変更しても設定後元に戻って表示される.しかし,設定されているので問題ない.
・ダイアルアップ接続時にアイドル状態が 10 分続くと AirPort Base Station は接続を切る.
● AirPort:その他公開された TIL
TIL: 58503 : AirPort Base Station: Character Limit for User Name and Password
TIL: 58507 : AirPort: What is DHCP and Why Do I Need to Know?
- AirPort Base Station のユーザ名とパスワードに入力できる文字数制限は 255 文字 (バイトだろう) であるという内容.
TIL: 58508 : AirPort Base Station: LED Behavior
- DHCP の簡単な説明. IP 環境を移動しながら接続するユーザにメリットがあるというような内容.
●TIP:Sherlock 2:フォルダ指定検索の方法
- AirPort Base Station の LED の意味の一覧.
Mac OS 9 の Sherlock 2 にはそれまでの Sherlock のような " Finder で選択された項目" を指定できるポップアップメニューがなくなっている. Sherlock 2 でフォルダ等の検索を行うには検索したいフォルダ等を Sherlock 2 の対象ウインドウにドロップする.
必要なくなった項目を外すにはリストからそのアイコンをゴミ箱にドラッグする.
TIP として公開しようと思っていた矢先, TIL に先を越されてしまった.
TIL: 60661 : Mac OS 9: Using Sherlock 2 to Search a Folder's Contents
● RestorePosition1.0b5
RestorePosition1.0b4 が Mac OS 9 でデスクトップがグリッドに沿う設定になっている場合に機能できないことに関して,グリッドに沿う設定になっている時は一時的に OFFにするようにしたもの.暫定版?のようで,ReadMe が付属していない.
ReadMe は作者の飯森氏のページから Software Index に入って, RestorePosition を入手すると RestorePosition1.0b4 と共に 1.0b4 用のものが手に入る.
RestorePosition は Macintosh 終了時のデスクトップの項目の配置を憶えておき,起動時に再びその配置を復元するフリーウェア.システムフォルダの起動項目とシステム終了項目の各フォルダにそれぞれ RestorePosition またはエイリアスを入れておくだけでよい. Mac OS 8.5 からデスクトップでのボリュームのマウント順がそれまでの名称順の部分が使用容量順に変更になった.そのため,使用途中でマウント順が変化するなど,あまりユーザの評判は芳しくない.そのため, AppleScript を自分で書く方法もあるが, RestorePosition のようなユーティリティを比較的多くの方が使うようになっている.
参考:
98/12/15 項目 " Mac OS 8.5 :デスクトップへのボリュームマウント順と変更法"
● RealPlayer 7 Plus
RealPlayer に "GUID" を送信し,ユーザのプライベートな情報を集めていた問題が発覚した. RealPlayer 7 Plus はそれを修正したベータ版
参考:
Real Damage Contorl -- Again (同翻訳:リアルプレーヤーにもプライバシー問題発覚)
[その他]
昨日項目に "注意:Mac OS 9:インストール CD 起動時にハードディスク初期化" を追加している.
(C) Akiyama Satoru