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[ 98/11/19]



実はこのページをはじめとして,本サイトの Macintosh 関連 HTML ファイルの大部分で一週間ほど前から表記法を変更している.(スタイルシートを用いた.)そのため,一部非対応ブラウザで表示に不都合が発生しているそうである.

不具合は Macintosh 版 Internet Explorer 3.01 で発生しているそうである.(青山氏から. Win では問題ないそうである)事前に Netscape は 3.01 と 4.08 で,また Internet Explorer では 4.01 ( Macintosh 版および Win 版. Windows での動作は Virtual PC 2.1+ Windows 95 環境) で確かめたのであるが,それ以外のブラウザやバージョンでは確認していなかった.

もしも,不便をお掛けした方が多いようであれば,このページだけでも元に戻すことも考えたいのでお知らせいただきたい.段落間スペースに関しては Netscape 3 バージョンなどの表示を考えてそのままにしている.



● Tip:ディスクイメージによる Sherlock の索引作成


匿名の方からご提案をいただいている.先日の Sherlock に関するよもやま話の中で書いた索引をフォルダ毎など作成できない点に関して,ディスクイメージを作成してそこに索引を作成すれば可能であるというものである.

方法は Disk Copy 6.2 以降(現時点では英語版のみ)を用い, "image" メニューから "Create New Image" を選択し,ダイアログで作成先のハードディスクを選択し,適当な名称を入れる.名称には ".img" または ".image" の拡張子をつけておけば, Sherlock の索引作成から除外されるため,作成したい内容と既存のハードディスクの内容との重複を避けることができる.ダイアログでは "Size" を "Custom" として必要量を指定するほかはデフォルトでよい.必要量はこれからデータを追加する場合はそのことも考慮に入れて大きめに作成した方がよいだろう.こうして作成されたディスクイメージをダブルクリックすることにより,仮想のボリュームが作成される.

ディスクイメージによって作成されたボリュームはマウントされれば通常のボリュームと同様に使用できるので Sherlock で索引作成時に指定すればよい.索引を複数作成したい場合は複数のディスクイメージを作成することで対応できる.ディスクイメージを常にマウントさせておきたい場合は起動項目フォルダにハードディスク内に作成されたイメージファイルのエイリアスを入れておけばよい.

私のトラブルニュースのデータベースや Tips & FAQs をダウンロードして Jedit2 のマルチファイル検索を使用してデータベースとして利用されている方はこのようにして Sherlock で行うことも可能である.(それでもトラブルニュースデータベースは Jedit2 のマルチファイル検索の方が向いているが, Tips & FAQs は Sherlock も便利だ)



● Mac OS 8.5 : QuickDraw の最適化は PPC ネイティブということではない


Mac OS 8.5 では QuickDraw が全面的に書き換えられて Power PC に最適化されたと TIL などには記載されている.最初これは QuickDraw がネイティブ化したものと思ったのだが,注意深く読み返すと決してそのようには書かれていなかった.ネイティブ化された場合はそのように表現されるものなのに QuickDraw に関しては最適化という別の表現だったのだ.

ディベロッパー向けの Technote が公開された時に最初に参照してみた.それには QuickDraw に関してはほとんど Power PC ネイティブになったが,Palette Manager と Picture Utilities はまだだと書かれていた.

Web 上や Macintosh 関連雑誌の記事では QuickDraw が全てネイティブ化されたと書かれている場合があるが,正確ではないようだ.



● PowerBook G3 Series でのモデムリセット法


TIL: 24716 : PowerBook G3 Series: How to Reset the Modem

この Tech Info Library にはモデムリセット法として従来から知られている方法が述べられているが,別に簡単な方法を付け加えている.簡単な方法は以下.

"モデム" コントロールパネルの経由先を "内蔵モデム" から "モデム/プリンタポート" に一旦切り替えた後,再び "内蔵モデム" に戻す.

従来から知られている方法は以下.( 98/10/23 項目 " iMac :内蔵モデムのリセット法" と同じである)

1.クラリス(アップル)ワークスで通信の新規書類を開く.

2. "設定" メニューの "接続設定..." を次のように設定する.

Set the Connections Settings as follows: "接続ツール" = Serial Tool
"Baud Rate" = 57600
"Parity" = None
"Data Bits" = 8
"Stop Bits" = 1
"Handshake" = DTR & CTS
ポート =内蔵モデム

3. "セッション" メニューから "接続" を選択する.

4. ATコマンドを "AT&F" と入力し,リターンキーを押し, OK が表示されるようにする.

5. "ATZ" と入力し,リターンキーを押し, OK が表示されるようにする.これでデフォルトに戻る.


これらは他のモデムソフトウェアからのターミナルウィンドウから実行してもよい.

なお,内蔵モデムのリセットは一般的にはマシンを終了し,電源ケーブルを抜いて 15 分放置することでも可能だという話を聞いたことがある.



● iMac : Network Assistant インストール後の FaxSTF エラーほか


TIL: 58118 : iMac: Troubleshooting FaxSTF Error After ANAT or Network Assistant Install

iMac に Apple Network Administrator Toolkit または Apple Network Assistant をインストールすると FaxSTF でエラーが発生する.回避法は Network Assistant Startup extension を機能拡張フォルダからシステムフォルダルート(システムフォルダ第1階層)に移動することで両者を使用できる.

TIL: 30781 : iMac: Some features of Network Assistant 3.5 not supported

iMac は Network Assistant 3.5 より後に発売されたためにいくつかの機能が制限される.

1. iMac 上で "Talk" 機能を使用できない. iMac へ "Announce" は可能だが, iMac からは "Announce" できない. Network Assistant の "Talk" 機能は 22 kHz の入力も可能であるのに対して, iMacでは44.100 kHzしかサポートしていない.

2. iMac クライアントをコントロールするとき,ユーザのマウス/キーボード操作を禁止できない. Network Assistant は USB 入力装置をロックアウトできないから.

3. "Change System Settings" によって, iMac クライアントの音量を変更できない.

4. Network Assistant からのデスクトップ再構築を iMac クライアントに行うと,いくつかアイコンが適切に表示されない.



● iMac/PowerBook G3 Series :内蔵モデムの firmware のバージョンの確かめ方


TIL: 58175 : iMac:Confirming Installation of the Apple Modem Updater

iMac/PowerBook G3 Series で内蔵モデムの firmware に Apple Modem Updater を使用すべきかどうか知るには二つの方法がある.一つは実際にアップデータを起動してみることで,必要ない場合はそのように表示される.アップデータがない場合は次の方法で知ることができる.

1.クラリス(アップル)ワークスで通信の新規書類を開く.

2. "設定" メニューの "接続設定..." を次のように設定する.

Set the Connections Settings as follows: "接続ツール" = Serial Tool
"Baud Rate" = 57600
"Parity" = None
"Data Bits" = 8
"Stop Bits" = 1
"Handshake" = DTR & CTS
ポート =内蔵モデム

3. "セッション" メニューから "接続" を選択する.

4.ターミナルウィンドウから "ATI3" を入力してリターンキーを押し,返ってくる文字列を調べる.

"V2.200-V90_2M_DLS " アップデート済み

"V2.100-V90_2M_DLS" 未アップデート

これらは他のモデムツールのターミナルウィンドウから実行してもよい.



● VST MO : Mac OS 8 以降のドライバの問題と回避法


POWERBOOK ARMY 日本語会議室書き込みに VST MO が Mac OS 8 以降で問題があり,ドライバを 1.2 や 2.0 にしても動かないことがあることを「ゲート」が認めているという情報が書かれている.ただし,「SilverLining liteJ」や「Hard Disk Tool Kit」などのユーティリティを用いることで使用できるそうである.

同ページでは問題なく使えているという書き込みもあり,一概に問題が発生するものではないようだ.



(C) Akiyama Satoru



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