[ 02/9/10]
● Mac OS X 10.2：Hewlett-Packard プリンタでの問題
KBase 107052: Mac OS X 10.2: Difficulty Using Hewlett Packard Printers
Mac OS X 10.2 (build 6C115) に含まれている Hewlett-Packard 社プリンタドライバ (バージョン 1.4.1) は以下のような様々な問題を起こす．
「回避法」
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http://www.hp.com/で新しいドライバ (2.0) を入手する．
「2.0 ドライバが解決する問題」
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・全てのモード，特に Mac OS X 10.2 の機能での速いプリント
・プリンタ接続の安定
・一つ以上のプリセットの保存
・デジタルフォトオプション (可能機種のみ)
・2400×1200，4800×1200 プリント (可能機種のみ)
「対象機種」
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・Deskjet 350
・Deskjet 640
・800-series
・900-series
・1125c
・1220c-series
・cp1160-series
・cp1170 series
・cp1700-series
・3320-series
・3420-series
・3820-series
・6120-series
・5550-series
● Mac OS X 10.2： Hewlett-Packard LaserJet 4V， 4MV でプリントできない
KBase 107029: Mac OS X 10.2: Cannot Print to HP LaserJet 4V or 4MV
Hewlett-Packard LaserJet 4V および 4MV に Mac OS X 10.2 からプリントできない．原因，回避法等， Apple は調査中としている． Apple は Apple 社以外からの回避法を一時的にとるように記している．
「症状」
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Mac OS X 10.2 から Hewlett-Packard LaserJet 4V および 4MV にプリントしようとすると，アプリケーションが異常終了する．クラッシュログが残り，最初の二行が次のようになっている．
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Exception: EXC_BAD_ACCESS (0x0001)
Codes: KERN_PROTECTION_FAILURE (0x0002) at 0x00000000
「一時的回避法」
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All OS X から PPD ファイルを入手し，書類フォルダに入れ， Print Center で LaserJet 4V， 4MV 用に指定する．
● Mac OS X 10.2：Hewlett-Packard ScanJet USB スキャナでの問題
KBase 107046: Mac OS X: "File Create Error" With HP ScanJet USB Scanner
Hewlett-Packard 社 ScanJet USB スキャナが Mac OS X 10.2 (Classic での使用) で「ファイル作成エラー」が発生して使用できない．
「問題の発生する製品」
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・HP ScanJet 4470 USB スキャナ
・HP Scanning Software Installer v7.0.1
「対処法」
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Classic のデスクトップ再構築を行う．
( Mac OS X 10.2 の「システム環境設定」の Classic の詳細設定から「デスクトップの再構築」をクリックする)
● Mac OS X 10.2：Windows 共有ボリュームへのコピーでの -43 エラー
KBase 107032: Mac OS X 10.2: "Error -43" When Copying Files to Windows Shared Volume
「症状」
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Mac OS X 10.2 で，Windows file service (SMB) のサーバまたは共有ボリュームにコピー使用とすると -43 エラーを含む警告 (「1またはそれ以上の必要な項目が見つからないため，操作を完了できません (Error code = -43)」) が表示されてコピーできない．
「原因」
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ファイル名称に Windows に使用できない次の記号が使用されている．
< > / ¥ | * ? "
(左アングル，右アングル，スラッシュ，円記号，パイプ，アスタリスク，耳垂れ，クォーテーションマーク)
● Mac OS X：WebDAV サーバ使用時の問題
KBase 107047: Mac OS X: Difficulty Using WebDAV Server
Mac OS X 10.0 またはそれ以降で，WebDAV サーバが Apache 2 を使用しているとファイルやフォルダを作成する書き込み権限が得られない． Mac OS X 10.2 にアップグレードし，サーバの設定を変更する必要がある．サーバ管理者またはインターネットプロバイダにその旨を伝える．
「サーバでの変更」
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Apache 2 の httpd.conf ファイルに次を指示する．
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BrowserMatch "^WebDAVFS" redirect-carefully
Mac OS X Server 10.2 の Apache 2 にはこの指示が含まれているが， Apache 2 のデフォルトインストールでは含まれない．
● Mac OS X 10.2：Bluetooth PCMCIA ドライバは含まれていない
KBase 107055: Mac OS X 10.2: Bluetooth PCMCIA Drivers Are Not Included
Mac OS X 10.2 には Bluetooth PCMCIA (PC カード) 用ドライバは組み込まれていない．それら製品用専用ドライバをインストールする必要がある．
● Mac OS X 10.2：Repairing Permission
Apple 社の discussion board に Rosemary Sobala 氏から， Mac OS X 10.2 インストール後にインストール CD から repairing permission を行うことで，起動時間ほかの改善があると
投稿された．
「Repairing Permission の具体的方法」
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1． Mac OS X 10.2 インストール CD から C キー起動
2．インストーラメニューの Disk Utility を選択
3．First Aid のスクリーンで Repair Permissions を選択
4．再起動 ( Disk Utility を終了してインストーラを終了)
Repair Permissions が問題を発見した場合， OS 起動時間，アプリケーション起動時間，ヘルプでの障害の改善があるそうだ．
追記：
田中俊光氏からご指摘をいただいて， Rosemary Sobala 氏の氏名について訂正した．
追記 2：
Dentom 氏より，本機能を使用することによって，ことえりが使っているファイルの Permission を不正にしてしまうため，変換ウィンドウを出すとレインボウカーソルのままハングアップするという症状が起きるとお教えいただいた．このようになった場合，Terminal で以下ののコマンドを用いれば修復できる．
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cd /System/Library/Components/Kotoeri.component/Contents/Support
sudo chmod 755 candidateAssist.dict
(C) Akiyama Satoru
