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● Mac OS X 10.1.3: Sherlock インターネットチャンネルでの異常終了
● InDesign 2.0J:1.0 作成オプティカルカーニングが崩れる
● InDesign 1.0J と「縦かなフォント」での不具合
● EGBRIDGE Ver.13 for Mac OS X アップデータ
● Mac OS X:一部アプリケーションで Classic 機能が使えない
● Mac OS X:256 色,640 x 480 解像度は Classic 環境で使う
● Mac OS X:256 色設定だとウインドウ背景色が黒くなる
● Mac OS X:Classic 起動時の空白
● Outlook Express のスペルチェックには Office が必要
● Mac OS X:一部フォントはボールドやイタリックが用意されていない


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[ 02/3/20]



● Mac OS X 10.1.3: Sherlock インターネットチャンネルでの異常終了


吉岡氏よりいただいた. Mac OS 10.1.3 で Sherlock をインターネットチャンネルにすると,検索するしないに関わらず,2分後に異常終了する.アップルでも症状を確認してるが回避法については未回答だそうだ.
( iBook 600MHz Combo)



● InDesign 2.0J:1.0 作成オプティカルカーニングが崩れる


Adobe 社はサポート文書番号 221591 「InDesign2.0J(Mac/Win):1.0J→2.0Jコンバート時のテキストの問題(オプティカルカーニング)」 として, Adobe InDesign 2.0J において,1.0Jで作成したドキュメントを開く(コンバートする)と,オプティカルカーニングを指定していたテキストの文字位置が崩れると発表した.

「対処法」

これは 2.0J で行われた仕様変更のためであり,手動でもう一度調整することになる.(「1.0Jとまったく同じ組版の状態を保持することはできません」と書かれている)

「確認方法」

「全ストーリーの再計算」(command+option+/) を行い,文字位置を確認する.

InDesign1.0J でカーニングが [メトリクス] で指定されたテキストは 2.0Jでは [和文等幅] で変換される.1.0J では [メトリクス] がデフォルト値であるのに対し,2.0J では [和文等幅] がデフォルト値になる.

2.0J では,文字パレットメニューの [OpenType機能] から [プロポーショナルメトリクス]を選択することで,フォントが持つ詰め情報を使用することができるようになっている.

「オプティカルを使用した場合に文字詰めの間隔が不均等になるために、和文(英数字は除く)に対しての使用について弊社ではお薦めいたしません。」とも書かれている.



● InDesign 1.0J と「縦かなフォント」での不具合


東内氏よりいただいた. フォントワークス社の「縦かなフォント」と Adobe InDesign 1.0J の組合せで,以下の不具合が発生する.

InDesign 1.0J の[合成フォント]機能を使用して,かな文字の指定を[マティス縦 かな]シリーズ等のフォントワークス社かな製品にした場合,「々」という文字が表 示/印刷されなくなる.

フォントワークス社の説明によれば, InDesign 1.0J において「々」がかな文字に分 類されてしまうのが原因のようで(本当は漢字),根本的な解決法がないそうだ.手動で漢字フォントに変更するしか対処できない.

InDesign 2.0J や他のアプリケーションでは生じないので, InDesign 1.0J 特有の現象だろうとも回答されたそうである.



● EGBRIDGE Ver.13 for Mac OS X アップデータ


EGBRIDGE Ver.13 for Mac OS X アップデータ

EGBRIDGE 13.0.1 の変更点

・Microsoft Excel の画面の下の方のセルで変換を行うと,同音語パレットが正しく表示されない問題に対応.

・郵便番号辞書の政令指定都市の一部データの不具合を修正.



● Mac OS X:一部アプリケーションで Classic 機能が使えない


KBase 61513: Mac OS X: Application Opens But Doesn't Use Classic

Mac OS X, Classic の両方で動作するアプリケーションのうち一部に Mac OS X で起動すると Classic を使用できず Classic でしか機能しないプラグイン等が動作しないことがある.

回避するには Classic でそのアプリケーションを起動することができる.アプリケーションを選択して「情報を見る」から Classic で起動するようにチェックする.



● Mac OS X:256 色,640 x 480 解像度は Classic 環境で使う


KBase 106175: Mac OS X: Only Use 256 Color Mode and/or 640 x 480 Resolution When Required by Classic

256 色,640 x 480 解像度の必要なアプリケーションは Mac OS X で使用することはできない. Classic 環境で使用すること. Classic 環境での使用を終了して Mac OS X 環境に戻ったときにはモニタの色数と解像度を確認すること.



● Mac OS X:256 色設定だとウインドウ背景色が黒くなる


KBase 106791: Mac OS X: Background Is Black in Some Windows

Mac OS X で 256 色の Classic アプリケーションを起動した場合や Classic のモニタコントロールパネルで 256 色に設定すると, Mac OS X の Finder, Sherlock,ヘルプのウインドウ背景色が黒くなり,黒い文字が読めなくなる.( Mac OS X は 256 色に対応していない)

「システム環境設定」のディスプレイから 32000 色または 1677 万色を選択する.



● Mac OS X:Classic 起動時の空白


KBase 106794: Mac OS X: Empty White Space, or "Box," Appears on Desktop After Classic Starts

Mac OS X で Classic を起動した場合に,白い矩形が現れたままとなる場合がある.これは, Classic の Mac OS 9 で共有ボリュームを起動時にマウントするように設定されているからである. Mac OS X の起動ディスクで Classic の Mac OS 9 から起動するようにして, Mac OS 9 起動状態で解決する.(システムフォルダ内「サーバ」フォルダにあるエイリアスを削除する)



● Outlook Express のスペルチェックには Office が必要


KBase 106795: Mac OS 9: Outlook Express Spell Checking Requires Microsoft Office

Microsoft 社 Outlook Express のスペルチェック機能を使用するには Microsoft 社 Office が必要で, Outlook Express のヘルプにも記されているというような内容.



● Mac OS X:一部フォントはボールドやイタリックが用意されていない


KBase 106793: Mac OS X: Some Fonts Do Not Have Alternate Typefaces (Such as Bold and Italic)

以下のフォントを含む特定の Mac OS X フォントはボールドやイタリックなどのファミリーが用意されていない.(用意されているフォントを使用する)

中国語
Capitals
Chicago
Gadget
Geneva
Monaco
New York
Sand
Skia
Symbol
Techno
Webdings



(C) Akiyama Satoru



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