Macintosh トラブルデータベース Archives |
● AppleWorks 6.2 (6.1.2) 日本語版アップデータ ●原因不明の DHCP 認識障害 ● Mac OS X:9.1 用フォント関連のクラッシュ事例 (その1) ● Mac OS X:9.1 用フォント関連の Classic 起動時のクラッシュ事例 (その2) ● QuickTime 5.0.2 J と MacsBug ? |
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[ 01/7/18]
● AppleWorks 6.2 (6.1.2) 日本語版アップデータ
AppleWorks 6.2 Update: Document and Software
Mac OS X 対応. Mac OS 8.1 以上が必要. Mac OS 8.1 から Mac OS 9.x 用の AppleWorks は AppleWorks 6.1.2 となるが, Mac OS 9.1 以降の場合, Mac OS X 用 AppleWorks 6.2 もインストールされるとある.(パッケージとして同一アプリケーションのように扱われる)
北米版で盛り込まれた Word 2001, Excel 2001 との互換機能は,日本語版ではやはり難しいようで,試した範囲では開くことができなかった.(6.0.4 から RTF 互換である.ただし, AppleWorks のせいかどうかは判らないが,フォントによって完全とは言えない場合があると思われる)
01/7/4 項目 "AppleWorks 6.2 Update 北米版ほか"
●原因不明の DHCP 認識障害
岩井氏よりお知らせいただいた.氏が勤務なさっている CATV 会社にて得られた知見である.
社のインターネットサービスを「固定 IP 」から「 DHCP 」に変更したところ,氏も含んだ Macintosh ユーザが時々接続できない場合が発生した.調査したところ,サーバは Macintosh からの IP 要求に応えて IP を発給しているにも関わらず,ケーブルモデムに接続された Macintosh が IP を認識していないことが判明した.
この障害は再現性が一様ではなく,発生した場合でもいつの間にか直る.このため,ユーザ側でも原因が特定できず, CATV 側に問い合わせる場合が多いのではないかと思われる.
原因が判らないため,根本的な対処法は不明であるが,ケーブルモデムと Macintosh の間にルータを設置すると Macintosh が IP を認識し,問題なくインターネット接続できるそうである.ただし, CATV 側としては IP の空きが少ないこともあり,あまり推奨したくないそうだ.
関連:
00/2/6 項目 "Open Transport 2.6 の配布"
● Mac OS X:9.1 用フォント関連のクラッシュ事例 (その1)
石野氏よりお教えいただいた. Mac OS 9.1 に DynaFont (CID) が入っている場合, Mac OS X が起動中にハングアップするそうだ.
氏の環境において, Mac OS X 起動時の Dock がせり上がるところで起動が停止し,虹色のカラーホイールとポインタが交互に表示される症状となる問題が発生したそうである.調べたところ, Mac OS 9.1 のフォントフォルダに DynaFont(CID) が入っていると, Mac OS X の起動に失敗することが判ったそうである.
( Power Mac G4/450 dual 512MB. Mac OS X と Classic 用 Mac OS 9.1 は別パーティション)
ダイナラブ・ジャパン社のページにはこのようなことは書かれていないようだ.秋山は同フォントを所有していないため,確認できないが,次項目との関連もあり,起動時の問題対処法として, Mac OS 9.1 のフォントフォルダからフォントを外してみるという方法を考慮しなければならない場合もあるかもしれない.
なお, Mac OS X Public Beta の時点では Mac OS X 起動時に Classic 用フォントフォルダの検索は行っていなかったが, Mac OS X から Mac OS X 起動時に Classic 用フォントフォルダを検索するようになったようだ.
参考:
00/11/10 項目 "Mac OS X Public Beta:フォントの格納場所と優先順位"
TN2024:The Mac OS X Font Manager
● Mac OS X:9.1 用フォント関連の Classic 起動時のクラッシュ事例 (その2)
木村氏よりお知らせいただいた. Mac OS X の Classic 環境を起動しようとするとアドレスエラーが発生することに関し, Classic 用 Mac OS 9.1 のフォントフォルダにフォントが 119 個以上入っていると起きる場合があるそうだ.
氏の環境で, Mac OS X Classic 環境起動時にアドレスエラーが発生することから,調べたところ, Mac OS 9.1 のフォントフォルダに 119 個以上のフォントをインストールしている場合に障害が発生し,118 個までのフォントだと起動できること,個々のフォントの問題ではないことを確認なさったそうである.
(iBook Rev. A 400MHz改 RAM 288MB. HD 12GB Mac OS 9.1 と Mac OS X 10.0.4 は別パーティション)
秋山の環境で確認してみたところ,秋山の場合は 300 個近くのフォントが入っていても Classic 環境は起動し, SimpleText で問題なく表示できた.
(PowerBook G3 Series 300Mhz, Mac OS X と Classic 用のみに新規インストールした Mac OS 9.1 は同一パーティション.仮想メモリ用パーティション 2G を別に指定)
秋山の環境では確認できなかったため,機種依存あるいは個々のケースで異なるものと考えられるが参考にされたい.
● QuickTime 5.0.2 J と MacsBug ?
丹羽氏よりお知らせいただいた.氏が QuickTime 5.0.2 J をインストールしたら,起動時に MacsBug 6.6.3 が読み込まれる時点で起動画面が消えてそのままハングするよぅになったそうである.現在は MacsBug を外しているとのこと.
● Authoring Support 1.1 Update 日本語版
Authoring Support 1.1 Update 日本語版
iBook (Dual USB) にはすでに含まれている.
(C) Akiyama Satoru