[ 01/3/24]
● Mac OS 9： USBオーディオ機器使用時に起動音が最大になる
萩原氏よりいただいた．氏の iBook (FireWire) SE に YAMAHA マルチメディアアンプ (RP-U100) を USB 端子に接続したまま Macintosh を終了して，再び起動すると起動音が最大になるそうである．スピーカーを接続した場合に「サウンド」コントロールパネルでの出力レベルが最小に固定されることに関連しているらしい．
追記：
ヤマハ近藤氏より，本問題について，サウンド出力が最小で固定されることと起動音が最大になることは直接の関係がないことと，回避法をお知らせいただいた．
サウンド出力が最小で固定されるように見えることについては RP-U100が， USB Audio Class の Volume Control をサポートしておらず． RP-U100 のボリュームコントロールを USB HID Class で行うためであり，これは スピーカの破損を防ぐためでもある．実際には最小に固定されているのではなく，コントロールできない状態を示している．
回避法としては一度 RP-U100 又は USBオーディオ機器の USB 接続を外せばサウンド出力が設定可能となるので，起動音が適度に聞こえる状態でサウンド出力を設定し，その後 USBオーディオ機器を接続するそうである．(Mac OS 9)
● Office 2001：VBA はバックグラウンドでは動作しない
[OFF2001] OLE オートメーションを行う際の制限事項について
Mac OS で，Microsoft VisualBasic Programming System Applications (VBA) を使用した自動処理を行う場合にバックグラウンドのアプリケーションの処 理が正しく実行されないことがあり，フォアグラウンドで行うこと．
● Mac OS 9.1：一部 USB モデムで接続できない場合がある
TIL: 31322 : Mac OS 9.1: Connection Issue With Some USB Modems
Mac OS 9.1 アップデート後， Mac OS 9.0.4 では機能していた一部の型のモデムが接続時に適切に反応しなくなる場合がある． Mac OS 9.1 に含まれている標準 USB モデムドライバは USB Communications Device Class (CDC) 規格に基づいているため，CDC 非互換の初期の USB モデムが適切に機能しない． Mac OS 9.1 側に回避法はないようで，モデム製造元のアップデートを頼るか， Mac OS 9.0.4 のまま使うかしかないようだ．
● Mac OS 9.1：「ネットワーク設定機能拡張」がないと内蔵モデムから音がしない
TIL: 31321 : Mac OS 9.1: No Sound From Internal Modem When Network Setup Extension Is Disabled
Mac OS 9.1 で "ネットワーク設定機能拡張" が使用停止になっているような場合，モデム内蔵機種のモデム音がしない．
● GeForce 2 MX Driver Update (北米版)
GeForce 2 MX Driver Update (北米版)
GeForce2 カード装備の Power Mac G4 (Digital Audio) を対象とするGeForce2 カードファームウェアアップデートと機能拡張からなる．処理速度の改善とアプリケーションの互換性の改善とされている．ファームウェアアップデートは古いファームウェアと NVIDIA の新しい機能拡張間の問題を解決する．
もし，バージョン 1017F1 のファームウェアと新しい NVIDIA 機能拡張を使用するか新しいバージョンのファームウェアと古い機能拡張を使うかする場合，モニタに画像が一方に偏って表示される．一時的に改善するにはモニタコントロールパネルかコントロールバーで解像度を変更する．その上でこのアップデートをインストールする．
追記：
米国でアップデートできないという事例が報告されている． Apple で確認中
●プリントトラブル及び解決事例
匿名氏よりいただいた．ハブを交換したところ一部機種からネットワークプリンタに印刷できない障害が発生した．
( 100Base-T ネットワーク上に Mac OS 8.6 の 7100,7500, Blue & White G3, EPSON 製 LP-8400PS3．このうち 7100,7500 に問題が発生した)
常識的にはハブを疑うところであるが，実際には印刷できなくなった機種のデスクトッププリンタ機能が問題であり， "デスクトップ・プリントモニタ" 及び
"デスクトップ・プリンタ・スプーラ" 機能拡張ファイルを外すことで改善された．
氏は以下のいずれかの原因が考えられるとしている．
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・ Mac OS 8.6 のデスクトッププリンタ関連機能が， 100Base-T を搭載して
いない旧い Mac 上では何らかの不具合を起こす仕様を含んでいる
・旧い Mac または EPSON 純正 I/F カードと，スイッチングハブとの相性が悪い
● Disc Burner 焼き付け失敗時の回復法
Disc Burner で CD 作成に失敗した場合にできる "DiscBurnerImage" という名称の Disk Copy イメージファイルの説明．
Disc Burner は CD 焼き付け時に以下のようなアラートが表示された場合でもデータを保持するファイルが初期設定フォルダに "DiscBurnerImage" という名称で作成されている．
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「起動ディスクが一杯なので焼き付けを継続することができません」
「ディスクが一杯なので焼き付けを継続することができません」
「ディスクに変換できないファイル名称があるため焼き付けを継続することができません」
「ディスクに 8 階層以上ネストされたフォルダがあるため，焼き付けを継続することができません」
このような場合，問題解決後に以下のステップを実行すればよい．
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1．初期設定フォルダに作成されている "DiscBurnerImage" ファイルをデスクトップにドラッグする．
2． "DiscBurnerImage" アイコンをダブルクリックし，ディスクイメージをマウントさせる．
3-5．ブランク CD-R または CD-RW を挿入し，ディスクイメージを開いてウィンドウ内にあるファイルを編集メニューの「全てを選択」コマンドで選択して， CD-R または CD-RW ディスクアイコンにドラッグする．コピー終了後，ディスクイメージを選択してファイルメニューの「片づける」を実行する．
要は，作成に失敗しても途中まで作成された問題が出て中断した場合でも保存されたファイルをコピーして問題が出た時点に戻れるということのようだ．
TIL: 60827 : Disc Burner: How to Use Saved Disk Images
●エルゴソフトの Mac OS X Classic 環境動作確認のページ
Mac OS X（テン）Classic環境での動作確認について
まだ，実際に確認結果は出ていないが，順次このページで公開されるそうである．
(C) Akiyama Satoru
