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I love you AppleWorks 6:処理の遅い場合の原因 |
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[ 00/5/5]
米国ほかで今朝から急速に広まっている「I love you」は Windows Microsoft 製品および Microsoft Outlook でのみ動作するものであって, Macintosh には全く関係ない.マスコミに煽動されて軽挙妄動する必要はない.
Virtual PC や SoftWindows ユーザは,それらの上で "LOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.vbs" 添付ファイルを開かないこと.
● AppleWorks 6:処理の遅い場合の原因
AppleWorks 6 日本語版について,処理が遅い,重いという話をよく聞く.私にはそんな症状がなく首を傾げていたのであるが,平本氏がその原因を発見なさり,情報をお寄せいただいた.
「障害」:
「原因」:
- AppleWorks 6 日本語版起動時,ファイルを開くなどの作業時に大変時間を要す.処理中 (ビーチボールが回転) となり,ハングアップしたかのようになり,いつまでたっても編集作業に入れない.
「問題が発生する場合の対処法」:
- アプリケーション内の「最近使った項目」のチェックを外した場合に, "AppleWorks 6" フォルダ内 "スタートポイント" フォルダの "最近使った項目" フォルダに使用したファイルのエイリアスが大量に削除されないまま蓄積されることによる.
「最近使った項目」は(アプリケーションの「編集」メニューの「初期設定」サブメニュー「一般設定....」で表示される「初期設定」ウインドウの「項目:」で「ファイル」を選択すると表示される. "アップルメニューオプション" のものと混同しないこと
「回避法」:
- "最近使った項目" フォルダ内の大量のエイリアスを削除する.
平本氏は記憶するファイル数を 3 個程度となさったそうである.平本氏はアプリケーションを使用し始めた当初にはこのような問題がなかったのに,クラリスワークスのファイルを大量に変換した後に症状が現れたことから調べていくうちに "最近使った項目" フォルダに大量のエイリアスを発見し,削除することで障害が改善されたことから発見なさった.
- アプリケーション内の「最近使った項目」のチェックを入れる.また,記憶するファイル数を少なく設定する.
私は,いただいた情報を確認している過程で,AppleWorks 6 には "キャッシュ" フォルダというものもあり,これも要注意かも知れないと思われた.
私はこのページを始めて以来,多くの Macintosh ユーザとお知り合いになる機会を得た.平本氏はその中では数少ない面識のある方である.本ページに情報をご提供下さる多くの方々ご同様,当然であるが私など及びもつかないレベルの方である.
追記:
当初, "最近使った項目" フォルダを "テンプレート" フォルダと誤って記載した.訂正した.
(C) Akiyama Satoru