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重要:AppleWorks 6 日本語版:32K を超える日本語編集での深刻な障害
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●重要:AppleWorks 6 日本語版:32K を超える日本語編集での深刻な障害
高橋氏からお教えいただいた. AppleWorks 6 日本語版に深刻な障害がある.私も確認した.
AppleWorks 6 日本語版ワープロ環境で日本語文書を作成編集中に,そのファイルが 32K を超えると,超えた部分に日本語入力したとたんインサーションポイントが 1 ページ目先頭などの別の場所に飛び,入力不能になる.また,その後アプリケーションが Type 2 エラー等を表示して異常終了したり,場合によっては Macintosh がフリーズすることもある.ファイルが大きければそれだけマシンフリーズなどの可能性が高くなるように思われる.
他の日本語テキストファイル読み込み後やクラリスワークス書類読み込み後などどの場合でも確実に再現性がある.欧文テキストで欧文入力時や日本語テキストファイルに欧文で入力する場合には発生しないが,日本語を入力しようとタイプした瞬間に障害が発生する .
高橋氏がサポートセンターに問い合わせたところサポートセンターでも症状を確認したが,「これが仕様である」と回答されたそうだ.次期バージョンで対応予定だそうだが,時期は未定とも回答されたという.
32K を超える程度というのは和文では 16384 字を超える程度で, AppleWorks 6 日本語版では初期状態で 12 ページ辺りとなる.これが本当に仕様であるとするなら,ユーザはこれを超えるファイルを作成したり,それ以降に2 バイト入力したりしないようにするほかない.
(私は項目名に「障害」と記したが,本当に仕様であるならば「障害」という表現は不適切なものとなる)
(C) Akiyama Satoru